AGC株式会社 (5201) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: ガラス・土石製品
自動車部品半導体DXESG環境技術
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 44/57位
C
安定性
業種 42/57位
D
成長性
業種 48/57位
D
効率性
業種 43/57位
B
CF健全性
業種 22/57位
売上高
2.1兆円
粗利率
24.3%
営業利益率
6.2%
純利益率
3.4%
ROE
4.7%
ROIC
4.2%
自己資本比率
50.3%
D/Eレシオ
0.44
有利子負債
6465億円
ネットキャッシュ
-5518億円
NC/時価総額
-50.0%
運転資本余剰*
-6015億円
運転資本余剰/時価総額*
-54.5%
フリーCF
961億円
FCFマージン
4.7%
キャッシュ化率
3.97倍
PBR
0.74倍
EV/EBITDA
5.4倍
PER
15.9倍
想定株価
5193.1円
想定時価総額
1.1兆円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 2.1兆円 5004億円 1798億円 1275億円 3073億円 1248億円 692億円
2024年12月期 2.1兆円 4991億円 1813億円 1258億円 3071億円 -501億円 -940億円
2023年12月期 2.0兆円 4814億円 1753億円 1288億円 3041億円 1228億円 658億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 3.0兆円 9678億円 6962億円 5222億円 1.5兆円
2024年12月期 2.9兆円 1.0兆円 7088億円 5092億円 1.4兆円
2023年12月期 2.9兆円 1.0兆円 7173億円 5614億円 1.4兆円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 947億円 4654億円 3244億円 6465億円 非該当 521億円 -6015億円
2024年12月期 1080億円 4541億円 3324億円 6497億円 非該当 498億円 -6008億円
2023年12月期 1461億円 4541億円 3389億円 6950億円 非該当 1011億円 -5712億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2025年12月期 - 702億円
2024年12月期 - 688億円
2023年12月期 - 833億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 2745億円 -1784億円 -1141億円 961億円
2024年12月期 2848億円 -1956億円 -1319億円 892億円
2023年12月期 2125億円 -1798億円 -1080億円 328億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 326.2円 7003.6円 210.0円 64.4% -2598.3円 15.9倍 5193.1円 1.1兆円 217,434,000株 5,070,500株
2024年12月期 -443.7円 6773.9円 210.0円 - -2552.7円 - - - 217,434,000株 5,205,600株
2023年12月期 304.7円 6831.9円 210.0円 68.9% -2587.8円 17.2倍 5235.3円 1.1兆円 217,434,000株 5,305,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 4.7% 2.3% 4.2% 24.3% 6.2% 14.9% 3.4% 4.7% 50.3% 0.44
2024年12月期 -6.6% -3.3% 4.2% 24.1% 6.1% 14.8% -4.5% 4.3% 49.7% 0.45
2023年12月期 4.5% 2.2% 4.2% 23.8% 6.4% 15.1% 3.3% 1.6% 49.3% 0.48

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 -0.4% 1.3% -26.5% 0.4% 7.8% -11.5% 代表取締役 平井良典
2024年12月期 2.4% -2.3% -242.9% 6.8% 6.4% -15.2% 代表取締役 平井良典
2023年12月期 -0.8% -30.0% 1987.5% 12.7% 5.8% 19.3% 代表取締役 平井良典

業種比較(ガラス・土石製品、56社中央値)

指標AGC株式会社業種中央値
ROE4.7%6.9%
ROA2.3%4.7%
営業利益率6.2%7.8%
純利益率3.4%6.4%
自己資本比率50.3%65.9%
売上成長率-0.4%4.2%
PER15.9倍10.9倍
PBR0.74倍0.87倍
EV/EBITDA5.4倍5.7倍
NC/時価総額-50.0%7.0%
運転資本余剰/時価総額-54.5%-3.8%
同業他社: 太平洋セメント株式会社(5233)日本板硝子株式会社(5202)TOTO株式会社(5332)日本特殊陶業株式会社(5334)NGK株式会社(5333)全57社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

ガラス・土石製品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
NGK株式会社 (5333) 1.1兆円 6701億円
TOTO株式会社 (5332) 8351億円 7374億円
日本特殊陶業株式会社 (5334) 1.4兆円 7312億円
日東紡績株式会社 (3110) 6841億円 1182億円
株式会社MARUWA (5344) 6521億円 745億円
日本電気硝子株式会社 (5214) 4631億円 3114億円
太平洋セメント株式会社 (5233) 3902億円 8984億円
東海カーボン株式会社 (5301) 2068億円 3230億円
ガラス・土石製品の企業一覧(全57社)→

AI分析(2025年12月期)

自動車部品半導体
事業ポートフォリオ改革ROCE改善半導体関連事業PFAS規制対応株主還元

見通し: 2025年度は一部事業の減収減益が見込まれるものの、オートモーティブや建築ガラスの増収増益、ロシア事業譲渡に伴う損失剥落等により、税引前利益は大幅な黒字転換を見込む。2026年度の財務KPIは下方修正されたが、ROCE改善や資産適正化を通じて、持続的成長を目指す。

強み: 「建築ガラス」「オートモーティブ」「電子」「化学品」「ライフサイエンス」など多岐にわたる事業ポートフォリオ。グローバルな事業展開と、各分野での技術力・顧客基盤。

懸念: 中国・欧州の景気低迷、ライフサイエンス事業の販売不振、電子部材・エッセンシャルケミカルズ東南アジア事業の価格低迷によるKPI下方修正。PFAS規制リスク。

リスク: 地政学リスク、市場環境の変化による需要変動、競争優位性維持の難しさ、新事業投資リスク、サプライチェーン問題、品質・環境関連リスク、サイバーセキュリティリスク。特にPFAS規制は化学品事業に影響の可能性。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

AGCは、ガラス、化学品、電子部品、セラミックス、医薬品中間体など、多岐にわたる素材・ソリューションを提供するグローバル企業です。建築ガラス、オートモーティブ、電子、化学品、ライフサイエンスといった主要セグメントを通じて、建築・建材、自動車、エレクトロニクス、化学、医薬・農薬といった幅広い産業分野に製品を供給しています。そのビジネスモデルは、各市場のニーズに応じた高付加価値製品の開発・提供にあり、グローバルな生産・販売拠点を活用して事業を展開しています。特に、建築ガラスやオートモーティブ分野では、世界各地に開発・生産拠点を持ち、地域ごとの需要変動に対応しています。電子部品分野では、スマートフォンやタブレット端末、半導体関連部材など、先端技術分野で独自の地位を築いています。化学品分野では、インテグレイテッドケミカルズとエッセンシャルケミカルズ(東南アジア)を柱に、多様な産業ニーズに応えています。ライフサイエンス分野では、医薬・農薬中間体の製造受託などを手掛けています。

直近決算ハイライト

2025年度の連結決算では、売上高は2兆588億円となり、前連結会計年度比0.4%減と微減しました。これは、オートモーティブおよび建築ガラス事業が増収増益となった一方で、電子、化学品、ライフサイエンス事業が減収減益となった影響です。営業利益は1,275億円で、前連結会計年度比1.3%増と小幅ながら増加しました。この増加は、オートモーティブ事業における品種構成改善や価格政策の効果、エッセンシャルケミカルズ事業における塩化ビニル樹脂販売価格の下落の影響を一部相殺したことなどが寄与しています。税引前利益は1,248億円と大幅に改善しました。これは、前年度に計上されたロシア事業譲渡に伴う関係会社株式売却損やライフサイエンス事業の減損損失が剥落したことが主因です。親会社の所有者に帰属する当期純利益は692億円となり、前年度の損失から黒字に転換しました。セグメント別では、建築ガラスとオートモーティブが堅調に推移した一方、電子事業はEUV露光用フォトマスクブランクスの出荷減などが響き、化学品事業は塩化ビニル樹脂の価格下落、ライフサイエンス事業は受注獲得の課題などが業績に影響しました。

強みと競争優位性

AGCの強みは、長年にわたり培ってきた無機・有機素材、機能設計・加工技術を融合させ、多岐にわたる産業分野にソリューションを提供できる総合力にあります。特に、建築ガラスやオートモーティブ分野におけるグローバルな開発・生産・販売ネットワークは、地域ごとの需要変動に柔軟に対応し、安定した供給体制を構築する上で有利に働いています。電子部品分野では、EUV露光用フォトマスクブランクスのような先端技術領域において高い市場シェアと技術力を有しており、これが競争優位性の源泉となっています。また、素材開発から生産、加工まで一貫して手掛けることができる垂直統合型のビジネスモデルは、製品の品質管理やコスト競争力の強化に寄与します。研究開発への継続的な投資により、AI/MI技術の活用、次世代製品開発、新事業創出といった分野で技術革新を推進し、市場の変化に対応できるポテンシャルを有しています。これらの強みを活かし、顧客ニーズに合わせたカスタマイズされたソリューションを提供することで、同業他社との差別化を図っています。

リスク要因

AGCの事業運営におけるリスク要因は多岐にわたります。まず、グローバルに事業展開しているため、地政学リスクやカントリーリスク、為替変動リスクなどが業績に影響を与える可能性があります。また、建築・建材、自動車、エレクトロニクスなど、多岐にわたる顧客産業の市場動向に業績が左右されるため、これらの市場環境の悪化や需要の変動は、販売数量の減少や価格下落を通じて業績に影響を及ぼす可能性があります。競争環境も厳しく、競合他社との価格競争や技術開発競争が激化するリスクがあります。特に、電子部材や化学品分野では、急速な技術革新や市場の変化に対応できない場合、競争優位性を失う可能性があります。さらに、サプライチェーンにおける調達リスクや生産トラブル、サイバーセキュリティリスク、環境規制の強化やPFAS(ペルフルオロアルキル化合物)に関する規制動向なども、事業運営上の潜在的なリスクとして挙げられます。訴訟リスクも無視できず、知的財産権関連訴訟やPFAS関連訴訟の結果によっては、業績に大きな影響を与える可能性があります。

投資テーマとの関連

AGCは、その事業ポートフォリオを通じて、複数の重要な投資テーマと関連があります。特に、半導体関連事業は、AIやIoTといった先端技術の基盤となる半導体製造プロセスに不可欠な部材(EUV露光用フォトマスクブランクス、CMPスラリーなど)を提供しており、半導体市場の成長と密接に関連しています。また、将来的な成長分野として、後工程や半導体パッケージング関連技術への注力も掲げており、半導体関連の投資テーマへの貢献が期待されます。EV(電気自動車)関連では、オートモーティブ事業を通じて、自動車用ガラスの供給を通じて間接的に貢献しています。また、将来的な電池材料などの開発・提供も視野に入れており、クリーンエネルギー関連のテーマとの連携も考えられます。サステナビリティへの取り組みとして、GHG(温室効果ガス)排出量削減や再生可能エネルギー普及に貢献する製品・技術開発にも注力しており、カーボンニュートラルやESG投資といったテーマとも関連が深いです。これらの多様な事業活動を通じて、AGCは現代社会の重要課題解決に貢献し、長期的な成長を目指しています。

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