TOTO株式会社 (5332) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: ガラス・土石製品
ヘルスケアIT省エネ健康食品半導体
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 31/57位
B
安定性
業種 28/57位
B
成長性
業種 17/57位
C
効率性
業種 13/57位
B
CF健全性
業種 16/57位
売上高
7374億円
粗利率
35.6%
営業利益率
7.3%
純利益率
5.5%
ROE
7.6%
ROIC
6.3%
自己資本比率
63.8%
D/Eレシオ
0.13
有利子負債
678億円
ネットキャッシュ
634億円
NC/時価総額
7.6%
運転資本余剰*
-1072億円
運転資本余剰/時価総額*
-12.8%
フリーCF
494億円
FCFマージン
6.7%
キャッシュ化率
1.77倍
PBR
1.58倍
EV/EBITDA
8.8倍
PER
20.9倍
想定株価
5078.9円
想定時価総額
8351億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 7374億円 2626億円 344億円 538億円 881億円 607億円 403億円
2025年3月期 7245億円 2541億円 350億円 485億円 835億円 504億円 122億円
2024年3月期 7023億円 2390億円 341億円 428億円 769億円 515億円 372億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 8275億円 3721億円 2384億円 552億円 5281億円
2025年3月期 8139億円 3746億円 2308億円 527億円 5221億円
2024年3月期 7903億円 3540億円 2242億円 555億円 5025億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 1312億円 1216億円 1032億円 678億円 634億円 - -1072億円
2025年3月期 1207億円 1346億円 1015億円 679億円 675億円 - -1101億円
2024年3月期 1026億円 1335億円 997億円 679億円 812億円 - -1216億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 712億円 -218億円 -386億円 494億円
2025年3月期 714億円 -384億円 -190億円 330億円
2024年3月期 763億円 -538億円 -190億円 225億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 243.0円 3211.9円 110.0円 45.3% 385.6円 20.9倍 5078.9円 8351億円 166,358,000株 1,942,000株
2025年3月期 71.7円 3077.0円 100.0円 139.4% 311.4円 54.3倍 3894.9円 6608億円 176,981,000株 7,316,700株
2024年3月期 219.3円 2962.2円 100.0円 45.6% 204.9円 19.5倍 4276.4円 7254億円 176,981,000株 7,353,800株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 7.6% 4.9% 6.3% 35.6% 7.3% 11.9% 5.5% 6.7% 63.8% 0.13
2025年3月期 2.3% 1.5% 5.8% 35.1% 6.7% 11.5% 1.7% 4.5% 64.1% 0.13
2024年3月期 7.4% 4.7% 5.3% 34.0% 6.1% 10.9% 5.3% 3.2% 63.6% 0.14

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 1.8% 10.9% 230.8% 1.7% 4.9% 3.0% -
2025年3月期 3.2% 13.4% -67.3% 3.9% 4.0% -2.4% 代表取締役 社長執行役員田村信也
2024年3月期 0.2% -12.9% -4.5% 6.5% 3.7% 1.1% 代表取締役 社長執行役員清田徳明

業種比較(ガラス・土石製品、56社中央値)

指標TOTO株式会社業種中央値
ROE7.6%6.9%
ROA4.9%4.6%
営業利益率7.3%7.8%
純利益率5.5%6.4%
自己資本比率63.8%65.9%
売上成長率1.8%4.2%
PER20.9倍10.9倍
PBR1.58倍0.80倍
EV/EBITDA8.8倍5.5倍
NC/時価総額7.6%6.2%
運転資本余剰/時価総額-12.8%-3.8%
同業他社: AGC株式会社(5201)太平洋セメント株式会社(5233)日本板硝子株式会社(5202)日本特殊陶業株式会社(5334)NGK株式会社(5333)全57社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

ガラス・土石製品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
日東紡績株式会社 (3110) 6841億円 1182億円
株式会社MARUWA (5344) 6521億円 745億円
AGC株式会社 (5201) 1.1兆円 2.1兆円
NGK株式会社 (5333) 1.1兆円 6701億円
日本電気硝子株式会社 (5214) 4631億円 3114億円
太平洋セメント株式会社 (5233) 3902億円 8984億円
日本特殊陶業株式会社 (5334) 1.4兆円 7312億円
東海カーボン株式会社 (5301) 2068億円 3230億円
ガラス・土石製品の企業一覧(全57社)→

AI分析(2026年3月期)

ヘルスケアIT省エネ
ウォシュレットリモデルセラミック事業AI活用サステナブルプロダクツ

見通し: 今期は、AI需要拡大や個人消費の回復が見込まれる一方、地政学リスクや物価高による不確実性も残る。中期経営計画「TOTO WILL2030」に基づき、グローバル住設事業と新領域事業を推進し、サステナブルプロダクツ普及やセラミック事業強化により、売上7,374億円、営業利益538億円を目指す。特に海外住設事業、アジア・オセアニア、欧州での成長に期待。

強み: 「ウォシュレット」に代表される高いブランド力と、グローバルに展開する住設事業・セラミック事業の多角的な事業基盤。デジタル・AI活用による顧客接点強化も強み。

懸念: 国内住設事業における営業利益の漸減傾向。構造的課題と捉え、効率化と付加価値提供による再構築が急務。また、地政学リスクや感染症蔓延によるサプライチェーンへの影響も懸念。

リスク: 大規模災害による事業継続への影響。製品欠陥による賠償責任やブランドイメージ低下。地政学リスク等による原材料・部品調達障害。これらのリスクに対し、BCP策定、品質管理強化、調達体制構築等で対応しているが、影響は無視できない。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

TOTOは、「愛業至誠:良品と均質 奉仕と信用 協力と発展」という社是のもと、社会や地球環境に有益な存在であり続けることを目指す企業です。主力事業は、グローバル住設事業と新領域事業の二つに大別されます。グローバル住設事業は、日本国内と海外の住宅設備市場を対象とし、特に日本市場では新築着工戸数の減少に対応するため、リモデル事業に注力しています。デジタル技術やAIを活用し、顧客一人ひとりに合わせた高付加価値な提案を通じて、豊富な住宅ストックからの需要喚起を図っています。海外市場では、米州、アジア・オセアニア、欧州、中国大陸など、地域ごとの特性に応じた戦略を展開しています。米州では「ウォシュレット」の普及を牽引役に、アジア・オセアニアでは所得水準向上を背景とした需要拡大に対応、欧州ではデザイン性と機能性を融合させた商品でブランド認知向上を目指しています。中国大陸では、新築依存からリモデルへの転換を進めています。新領域事業では、セラミック技術を核に、高度化する半導体製造装置分野へ注力し、DXによる社会変革を支える製品開発と生産体制の強化を進めています。これらの事業活動は、2030年のあるべき姿として「きれいで快適・健康な暮らしの実現」と「社会・地球環境への貢献」を掲げる「共通価値創造戦略 TOTO WILL2030」に基づいています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、TOTOは堅調な業績を達成しました。売上高は7,374億円と前期比1.8%の増加を記録しました。営業利益は538億円で、前期比10.9%の増益となり、収益性の改善が見られます。経常利益は607億円と、前期比20.5%の大幅な伸びを示しました。特に親会社株主に帰属する当期純利益は403億円となり、前期比230.8%という著しい増加を遂げました。これは、中国大陸事業における事業再編費用や投資有価証券売却益といった特別損益の影響が大きく寄与した結果です。セグメント別では、グローバル住設事業の売上高は6,697億円でしたが、営業利益は前期比9.7%減の279億円となりました。日本住設事業は売上高4,796億円、営業利益202億円と、いずれも微減となりました。一方、海外住設事業は、米州事業で売上高756億円、アジア・オセアニア事業で売上高549億円といずれも増収となりました。特にアジア・オセアニア事業は営業利益で24.3%増と好調でした。現金及び預金は1,312億円と前期比8.7%増加し、財務基盤の安定性を示唆しています。

強みと競争優位性

TOTOの最大の強みは、長年にわたり培ってきた「TOTO」ブランドの高い認知度と信頼性です。特に、温水洗浄便座「ウォシュレット」や高機能トイレ「ネオレスト」は、衛生意識や快適性へのニーズの高まりを背景に、国内外で確固たる地位を築いています。これらの製品に搭載される「きれい除菌水」「セフィオンテクト」、節水技術などは、同社独自の先進技術であり、他社との差別化要因となっています。また、日本国内においては、豊富な住宅ストックを背景としたリモデル事業における強固な顧客基盤と提案力も優位性です。デジタル技術やAIを活用した顧客一人ひとりに合わせた提案は、変化する市場ニーズへの対応力を高めています。グローバルな事業展開においては、各地域市場の特性を理解し、現地法人設立や販売網拡充、著名物件の獲得などを通じて、地域に根差した事業基盤を構築している点も競争優位性と言えます。さらに、セラミック事業における高度な技術力は、半導体製造装置といった成長分野での新たな事業機会創出に繋がっています。

リスク要因

TOTOが直面するリスク要因は多岐にわたります。まず、大規模災害による事業拠点への損害やサプライチェーンの寸断は、事業継続計画(BCP)を策定し、訓練を実施しているものの、想定を超える規模の事象発生時には事業活動に大きな支障をきたす可能性があります。製品の欠陥による賠償責任やブランドイメージの低下もリスクとなり得ます。地政学リスクや世界経済の減速、為替変動などは、原材料調達や海外事業の収益性に影響を与える可能性があります。特に、グローバルに事業を展開しているため、各国の政治・経済情勢の変動や法規制の変更は、事業運営に不確実性をもたらします。また、情報システム障害や機密情報・個人情報の漏洩リスクも、事業活動の基盤となるITインフラの複雑化に伴い、無視できません。さらに、急速な技術革新や競合他社との競争激化は、製品価格の下落や競争優位性の低下を招く可能性があります。気候変動に関連する規制強化や炭素価格の導入も、コスト増加要因となる可能性があります。

投資テーマとの関連

TOTOは、複数の重要な投資テーマと関連性を持っています。まず、「きれいと快適・健康」というテーマでは、衛生的で快適な住空間を提供する製品群、特に「ウォシュレット」や高機能トイレは、健康志向の高まりや衛生意識の向上といったメガトレンドに合致しています。これはSDGsの目標「3:すべての人に健康と福祉を」にも貢献します。次に、「環境」というテーマにおいては、節水型製品の普及やCO2排出量削減への取り組みは、サステナビリティやカーボンニュートラルといった関心事と強く結びついています。これはSDGsの目標「6:安全な水とトイレを世界中に」や「13:気候変動に具体的な対策を」に貢献します。「DX(デジタルトランスフォーメーション)」への取り組みも進んでおり、AIやデジタル技術を活用した顧客提案、セラミック事業におけるDX化、スマートファクトリーの進化などは、企業の効率化と競争力強化に寄与し、テクノロジー関連の投資テーマとの接点があります。また、半導体製造装置分野へのセラミック事業の展開は、成長著しい半導体市場への投資テーマとも関連が深いです。

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