日東紡績株式会社 (3110) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: ガラス・土石製品
半導体電子材料医療機器AI再生可能エネルギーDX自動車部品ESG環境技術
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 1/57位
C
安定性
業種 35/57位
B
成長性
業種 7/57位
C
効率性
業種 17/57位
A
CF健全性
業種 2/57位
売上高
1182億円
粗利率
40.2%
営業利益率
17.6%
純利益率
35.3%
ROE
24.1%
ROIC
6.5%
自己資本比率
61.3%
D/Eレシオ
0.29
有利子負債
507億円
ネットキャッシュ
112億円
NC/時価総額
1.6%
運転資本余剰*
138億円
運転資本余剰/時価総額*
2.0%
フリーCF
401億円
FCFマージン
33.9%
キャッシュ化率
0.41倍
PBR
3.94倍
EV/EBITDA
22.3倍
PER
16.3倍
想定株価
18701.6円
想定時価総額
6841億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1182億円 476億円 93億円 208億円 301億円 215億円 418億円
2025年3月期 1090億円 404億円 79億円 164億円 244億円 176億円 128億円
2024年3月期 933億円 306億円 72億円 84億円 156億円 98億円 73億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 2830億円 1597億円 480億円 547億円 1736億円
2025年3月期 2231億円 1153億円 401億円 471億円 1297億円
2024年3月期 2121億円 1090億円 517億円 367億円 1182億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 618億円 591億円 302億円 507億円 260億円 12億円 138億円
2025年3月期 284億円 510億円 265億円 527億円 210億円 14億円 -118億円
2024年3月期 235億円 488億円 251億円 531億円 230億円 15億円 -282億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 173億円 228億円 -72億円 401億円
2025年3月期 191億円 -114億円 -33億円 77億円
2024年3月期 51億円 -79億円 43億円 -28億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 1147.3円 4768.4円 127.0円 11.1% 304.9円 16.3倍 18701.6円 6841億円 37,723,000株 1,145,700株
2025年3月期 352.6円 3563.5円 106.0円 30.1% -665.9円 11.8倍 4160.8円 1522億円 37,723,000株 1,144,100株
2024年3月期 200.4円 3246.3円 55.0円 27.5% -809.7円 29.8倍 5971.6円 2184億円 37,723,000株 1,142,400株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 24.1% 14.8% 6.5% 40.2% 17.6% 25.5% 35.3% 33.9% 61.3% 0.29
2025年3月期 9.9% 5.8% 6.3% 37.0% 15.1% 22.4% 11.8% 7.1% 58.1% 0.41
2024年3月期 6.2% 3.4% 3.4% 32.8% 9.0% 16.7% 7.8% -3.0% 55.7% 0.45

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 8.4% 26.6% 225.4% 10.5% 8.5% 62.2% -
2025年3月期 16.9% 96.1% 75.9% 9.1% 4.9% 31.3% 取締役代表執行役社長 多田弘行
2024年3月期 6.5% 71.9% 163.2% 5.8% 2.5% 12.0% 取締役代表執行役社長 多田弘行

業種比較(ガラス・土石製品、56社中央値)

指標日東紡績株式会社業種中央値
ROE24.1%6.9%
ROA14.8%4.6%
営業利益率17.6%7.7%
純利益率35.3%6.2%
自己資本比率61.3%65.9%
売上成長率8.4%3.9%
PER16.3倍10.9倍
PBR3.94倍0.80倍
EV/EBITDA22.3倍5.5倍
NC/時価総額1.6%7.0%
運転資本余剰/時価総額2.0%-6.1%
同業他社: AGC株式会社(5201)太平洋セメント株式会社(5233)日本板硝子株式会社(5202)TOTO株式会社(5332)日本特殊陶業株式会社(5334)全57社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

ガラス・土石製品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社MARUWA (5344) 6521億円 745億円
TOTO株式会社 (5332) 8351億円 7374億円
日本電気硝子株式会社 (5214) 4631億円 3114億円
太平洋セメント株式会社 (5233) 3902億円 8984億円
AGC株式会社 (5201) 1.1兆円 2.1兆円
NGK株式会社 (5333) 1.1兆円 6701億円
東海カーボン株式会社 (5301) 2068億円 3230億円
株式会社フジミインコーポレーテッド (5384) 2024億円 694億円
ガラス・土石製品の企業一覧(全57社)→

AI分析(2026年3月期)

半導体電子材料医療機器AI再生可能エネルギー
AIサーバー向けスペシャルガラス低誘電・低熱膨張特性ガラス体外診断用医薬品中期経営計画上方修正再生可能エネルギー導入

見通し: 中期経営計画(2024-2027年度)の目標達成を前倒しで達成し、2027年度の売上高・営業利益目標を上方修正。AIサーバー向けスペシャルガラスが牽引し、今後も高付加価値製品と成長分野への投資で更なる成長を目指す。

強み: 電子材料分野における低誘電・低熱膨張特性を持つスペシャルガラスの開発力と、メディカル分野での免疫系診断薬における強み。

懸念: グローバルな事業展開に伴う為替変動リスク、エネルギー価格の変動、および原材料調達リスク。

リスク: 1.エネルギー価格の変動:LNGガスや電気を多用する製造プロセスにおいて、紛争・災害等による急激な価格変動は業績に大きな影響を与える可能性がある。2.為替レートの変動:円高は海外製品の競争力低下、円安は原材料価格上昇につながり、業績・財務状況への影響が懸念される。3.訴訟リスク:アスベスト関連訴訟が係属中であり、不利な判決は業績に悪影響を及ぼす可能性がある。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

E00542は、グラスファイバー、グラスウール、体外診断用医薬品、産業資材、ケミカル製品、衣料用副資材などを製造・販売する多角的な事業を展開しています。主要な事業セグメントは、電子材料事業、メディカル事業、複合材事業、資材・ケミカル事業、断熱材事業、その他事業の6つです。電子材料事業では、低誘電特性や低熱膨張特性を持つ特殊ガラスを用いたプリント配線板材料や半導体パッケージ基板材料などを提供しており、AIサーバーや情報通信インフラの高度化といった需要を取り込んでいます。メディカル事業では、体外診断用医薬品、特に免疫系診断薬に強みを持ち、高齢化社会や予防医療へのシフトといったニーズに対応しています。複合材事業では、自動車の軽量化や環境貢献製品として期待されるグラスファイバー強化プラスチックを提供しています。資材・ケミカル事業では、多様な産業分野に製品を供給し、断熱材事業では省エネルギーに貢献するグラスウール断熱材を製造しています。これらの事業を通じて、持続可能な社会の実現に貢献し、グローバル・ニッチNo.1の企業グループを目指しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結決算は、売上高1,182億円(前期比8.4%増)、営業利益208億円(前期比26.6%増)と、増収増益を達成しました。特に電子材料事業がAIサーバー向けスペシャルガラスの需要拡大により20.4%増収、39.7%の営業増益と大きく貢献しました。親会社株主に帰属する当期純利益は418億円(前期比225.4%増)と大幅に増加しましたが、これは固定資産売却益341億円などの特別利益計上が大きく影響しています。ROEは27.5%と高い水準を示しました。一方で、複合材事業や断熱材事業では売上高が微減しましたが、複合材事業では営業損失が大幅に改善しました。資材・ケミカル事業は値上げで増収を達成したものの、原材料コスト上昇の影響で減益となりました。総資産は2,830億円(前期比26.9%増)、純資産は1,525億円(前期比33.0%増)と、財務基盤も強化されています。現金及び預金は618億円(前期比117.8%増)と大幅に増加し、財務の健全性が高まっています。

強みと競争優位性

E00542の強みは、長年培ってきたグラスファイバー関連の独自技術力にあります。特に電子材料事業における低誘電特性や低熱膨張特性を持つスペシャルガラスは、競合他社が容易に追随できない高い技術的優位性を有しており、AIサーバーや半導体パッケージ基板といった成長分野での旺盛な需要を取り込む原動力となっています。また、メディカル事業においては、原料から最終製品までグループ内で一貫した品質管理体制を構築し、診断薬の高機能化や安定供給を実現している点が強みです。複合材事業で提供する断面が特殊な形状のグラスファイバー製品は、成形品の反りやねじれを抑えることができ、顧客の多様なニーズに応えることができます。さらに、断熱材事業における業界パイオニアとしての実績や、リサイクルガラスの活用、ノンホルムアルデヒド化といった環境配慮型の製品開発力も、持続可能性が重視される現代において競争優位性を高めています。これらの独自技術と品質へのこだわりが、グローバル・ニッチNo.1の地位を支えています。

リスク要因

同社は、エネルギー価格の変動リスクに直面しています。主力製品の製造にLNGガスや電気を多用するため、これらの価格が急激に変動した場合、業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。また、グローバルに事業展開しているため、為替レートの変動もリスク要因です。円高は海外輸出競争力の低下を招き、円安は輸入原材料価格の上昇につながります。原材料の調達においても、地政学的要因やサプライチェーンの混乱による価格変動や入手困難のリスクが存在します。さらに、他社製品との競争激化や、新製品開発の長期化・失敗は、競争優位性の低下や成長性・収益性の低下を招く可能性があります。特に電子材料事業や複合材事業は市況変動が大きく、需要の変動リスクも抱えています。訴訟リスクとしては、アスベスト関連の損害賠償請求が係属中であり、不利な判決が出た場合には業績に悪影響を与える可能性があります。これらのリスクに対し、同社はリスク軽減策を講じていますが、予期せぬ事態の発生には注意が必要です。

投資テーマとの関連

E00542は、複数の重要な投資テーマと関連があります。特に、AIサーバー向けの低誘電特性を持つスペシャルガラスや、半導体パッケージ基板向けの低熱膨張特性を持つスペシャルガラスの提供は、「AI・半導体」関連テーマとの親和性が非常に高いと言えます。情報通信インフラの高度化やデータセンター需要の拡大に伴い、これらの高機能材料への需要は今後も堅調に推移すると予想されます。また、自動車の軽量化に貢献する複合材事業は、「EV(電気自動車)」関連テーマにも関連します。燃費向上や航続距離延長のために車体軽量化が求められる中で、グラスファイバー強化プラスチックの需要は拡大する可能性があります。さらに、断熱材事業における省エネルギーに貢献する製品や、リサイクルガラスの活用、CO2排出量削減目標の設定などは、「GX(グリーントランスフォーメーション)」や「サステナビリティ」といったテーマとも関連が深いです。これらの成長分野への貢献を通じて、同社は長期的な企業価値向上を目指しています。

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