株式会社オービーシステム (5576) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
AIクラウド
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 329/649位
A
安定性
業種 183/657位
B
成長性
業種 184/637位
B
効率性
業種 192/657位
B
CF健全性
業種 294/656位
売上高
87億円
粗利率
19.4%
営業利益率
7.8%
純利益率
6.9%
ROE
10.5%
ROIC
7.9%
自己資本比率
74.8%
D/Eレシオ
0.05
有利子負債
3億円
ネットキャッシュ
20億円
NC/時価総額
33.8%
運転資本余剰*
10億円
運転資本余剰/時価総額*
17.2%
フリーCF
5億円
FCFマージン
5.5%
キャッシュ化率
0.55倍
PBR
1.02倍
EV/EBITDA
5.4倍
PER
9.7倍
想定株価
2510.5円
想定時価総額
58億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 87億円 17億円 4560万円 7億円 7億円 7億円 6億円
2025年3月期 77億円 14億円 3417万円 6億円 6億円 6億円 5億円
2024年3月期 69億円 12億円 1437万円 6億円 6億円 6億円 4億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 76億円 38億円 12億円 7億円 57億円
2025年3月期 65億円 39億円 11億円 3億円 51億円
2024年3月期 59億円 41億円 9億円 2億円 47億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 22億円 2432万円 14億円 3億円 25億円 6億円 10億円
2025年3月期 20億円 1666万円 12億円 - 20億円 2億円 10億円
2024年3月期 22億円 2120万円 11億円 - 16億円 - 13億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 3億円 1億円 -3億円 5億円
2025年3月期 5億円 -4億円 -2億円 1710万円
2024年3月期 3097万円 -725万円 9268万円 2373万円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 258.8円 2450.1円 105.0円 40.6% 847.2円 9.7倍 2510.5円 58億円 2,367,000株 41,100株
2025年3月期 210.6円 2218.1円 80.0円 38.0% 884.2円 11.7倍 2463.7円 57億円 2,367,000株 61,500株
2024年3月期 193.0円 2046.8円 70.0円 36.3% 958.1円 13.1倍 2528.2円 58億円 2,367,000株 65,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 10.5% 7.9% 7.9% 19.4% 7.8% 8.3% 6.9% 5.5% 74.8% 0.05
2025年3月期 9.5% 7.5% 7.7% 18.9% 7.3% 7.8% 6.3% 0.2% 79.0% -
2024年3月期 9.4% 7.5% 8.8% 17.6% 8.6% 8.8% 6.4% 0.3% 80.1% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 12.6% 19.5% 23.6% 12.0% - 10.2% -
2025年3月期 11.4% -4.8% 9.9% - - - 代表取締役社長 豊田利雄
2024年3月期 11.9% 17.7% -11.2% - - - 代表取締役社長 豊田利雄

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社オービーシステム業種中央値
ROE10.5%11.2%
ROA7.9%6.6%
営業利益率7.8%8.6%
純利益率6.9%6.5%
自己資本比率74.8%62.0%
売上成長率12.6%9.1%
PER9.7倍17.2倍
PBR1.02倍2.29倍
EV/EBITDA5.4倍7.8倍
NC/時価総額33.8%20.4%
運転資本余剰/時価総額17.2%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

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情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
rakumo株式会社 (4060) 58億円 18億円
株式会社アエリア (3758) 58億円 165億円
株式会社ブロードバンドセキュリティ (4398) 59億円 61億円
コンピューターマネージメント株式会社 (4491) 59億円 82億円
株式会社SYSホールディングス (3988) 59億円 141億円
株式会社i-plug (4177) 59億円 58億円
株式会社ケイブ (3760) 60億円 140億円
株式会社ノムラシステムコーポレーション (3940) 60億円 33億円
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AI分析(2026年3月期)

AIクラウド
AI・DX関連事業AX推進室資本業務提携(M&A)人材育成・確保クラウドソリューション

見通し: 今期は売上高+12.6%、営業利益+19.5%と好調。中期経営計画では2027年3月期に売上高100億円を目指しており、AI・DX関連事業の拡大、資本業務提携による成長加速が鍵となる。

強み: 長年のシステム開発実績と大口顧客との強固な関係による安定収益基盤。AI・IoT・ビッグデータ・クラウド等の先端技術への対応力強化。

懸念: 特定顧客(日立製作所グループ)への依存度が高く(売上比33.1%)、その方針変更や事業環境悪化は業績に大きな影響を与える可能性がある。

リスク: 技術革新への対応遅れ、プロジェクト管理の不備による損失、特定顧客への依存、優秀な人材の確保・育成難が事業継続に影響しうる。サイバー攻撃による情報漏洩リスクも存在する。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

同社はシステムインテグレーションサービスを主力事業として展開する企業であり、金融、産業流通、社会公共、ITイノベーションの4つのサービスラインを通じて、多岐にわたる顧客のITニーズに応えている。創業以来、「情報を通じて、お客様や社会に貢献する」という使命のもと、公共性・社会性の高いシステム開発に注力してきた。強みとしては、長年のシステム開発実績を持つ大手顧客からの継続案件や運用保守案件が売上の半数以上を占めることで、安定的な経営基盤を確立している点が挙げられる。中期経営計画では、業務システム開発力と人材の強化を基本戦略とし、積極的な採用活動や教育投資を通じて専門性の高い人材の確保・育成に努めている。また、業務提携や資本業務提携(M&A)による事業拡大も推進しており、2027年3月期には連結売上高100億円達成を目指している。AIやIoT、クラウド関連といった新技術への対応も重要な経営課題として位置づけ、DX推進に向けた取り組みを加速させている。2026年3月期の売上高は87億円、営業利益は7億円を達成し、堅調な成長を示している。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算は、売上高87億円(前期比+12.6%)、営業利益7億円(前期比+19.5%)、経常利益7億円(前期比+18.9%)、当期純利益6億円(前期比+23.6%)といずれも増収増益を達成し、好調な業績となった。特に、当期純利益の伸び率が顕著である。これは、政策保有株式の縮減等による投資有価証券売却益118,598千円の計上が寄与した。総資産は76億円(前期比+17.8%)と大幅に増加しており、これは主に固定資産の増加によるものである。純資産も49億円(前期比+10.0%)と増加しており、自己資本比率は74.8%と健全な水準を維持している。営業活動によるキャッシュ・フローは3億円(前期比-28.7%)と減少したが、これは主に売上債権の増加による影響である。一株当たり配当金は105円(前期比+31.2%)と増配しており、株主還元にも積極的な姿勢が見られる。セグメント別では、金融事業が14.1%増、産業流通事業が8.7%増、社会公共事業が15.7%増、ITイノベーション事業が11.7%増と、全ての事業ラインで増収を達成しており、事業全体の底堅い成長を示している。

強みと競争優位性

同社の最大の強みは、長年のシステム開発実績と信頼関係に裏打ちされた、特定の大口顧客からの安定的な受注基盤である。特に、株式会社日立製作所グループとの取引は、売上高の33.1%(グループ全体では57.0%)を占め、BIPROGY株式会社、三菱電機ソフトウェア株式会社といった有力企業との長期にわたる取引関係は、事業の安定性を高める重要な要素となっている。これらの顧客とは、パートナー認定を継続的に得ており、強固なパートナーシップを築いている。また、同社は「金融事業」「産業流通事業」「社会公共事業」「ITイノベーション事業」という4つのサービスラインを展開しており、事業領域を分散させることで、特定の市場環境の変動に対するリスクを低減し、業績の安定化を図っている。さらに、中長期的な成長戦略として、業務システム開発力と人材の強化に重点を置き、積極的な採用活動と教育投資を通じて、高度な専門性を持つ人材を育成している点も、競争優位性を支える要因となる。AIやクラウドなどの新技術への対応も強化しており、変化の速いIT業界において、持続的な成長を目指している。

リスク要因

同社が直面するリスクとして、まず景気変動によるシステム投資の縮小が挙げられる。経済状況の悪化は、顧客企業のIT投資意欲を減退させ、同社の受注減少に直結する可能性がある。また、技術革新のスピードが速い情報サービス産業において、急速な技術変化への対応が遅れるリスクも存在する。生成AIの活用など、ソフトウェア開発の機械化が急速に進む中で、技術革新への適応が遅れれば、競争力の低下を招く恐れがある。さらに、プロジェクト管理の複雑化や大型化に伴う開発遅延や品質問題は、賠償金支払いにつながるリスクや顧客からの信頼失墜のリスクをはらむ。特定の大口顧客への依存度が高いこともリスク要因となり得る。日立製作所グループが売上高の過半を占める状況は、同社の事業方針変更や業界環境の変化が、同社の業績に大きな影響を与える可能性を示唆している。人材確保・育成や協力会社への依存、顧客情報漏洩のリスクも潜在的な懸念事項として挙げられる。

投資テーマとの関連

同社は、中期経営計画においてAI、IoT、ビッグデータ、クラウド関連技術を成長の柱と位置づけており、特にAI(人工知能)関連の取り組みを強化している。2026年1月に発足したAX推進室を中心に、AIエージェントを活用した実証実験(POC)の推進や、大学との産学共同プロジェクト、社内AIリテラシー向上への取り組みを進めている。また、生成AIを用いた要件定義書レビュー支援の実証研究を大阪大学と実施するなど、最先端技術の活用と実用化に意欲的である。これは、AI技術の進化が加速する中で、同社がDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の担い手として、新たな価値創造を目指していることを示している。クラウドソリューション分野でのAzureを活用したアプリケーション開発案件の拡大や、システム基盤のモダナイゼーションといったDX関連事業への注力は、現代のIT投資トレンドと合致しており、今後の成長ポテンシャルを秘めていると言える。

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