ソフトバンク株式会社 (9434) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
AIクラウドSaaSフィンテック
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 172/649位
E
安定性
業種 633/657位
C
成長性
業種 355/637位
D
効率性
業種 580/657位
C
CF健全性
業種 394/656位
売上高
7.0兆円
粗利率
48.1%
営業利益率
14.8%
純利益率
7.8%
ROE
18.6%
ROIC
7.7%
自己資本比率
16.0%
D/Eレシオ
2.19
有利子負債
6.5兆円
ネットキャッシュ
-5.0兆円
NC/時価総額
-50.0%
運転資本余剰*
-7.1兆円
運転資本余剰/時価総額*
-70.2%
フリーCF
1230億円
FCFマージン
1.8%
キャッシュ化率
2.53倍
PBR
3.41倍
EV/EBITDA
8.3倍
PER
18.6倍
想定株価
211.1円
想定時価総額
10.1兆円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 7.0兆円 3.4兆円 7853億円 1.0兆円 1.8兆円 9300億円 5508億円
2025年3月期 6.5兆円 3.2兆円 7480億円 9890億円 1.7兆円 8801億円 5261億円
2024年3月期 6.1兆円 2.9兆円 7438億円 8761億円 1.6兆円 8059億円 4891億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 18.5兆円 5.4兆円 8.5兆円 5.3兆円 3.0兆円
2025年3月期 16.1兆円 4.9兆円 6.8兆円 5.0兆円 2.7兆円
2024年3月期 15.5兆円 5.3兆円 7.1兆円 4.5兆円 2.4兆円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 1.4兆円 2320億円 3.0兆円 6.5兆円 3458億円 2.2兆円 -7.1兆円
2025年3月期 1.4兆円 1915億円 2.8兆円 6.0兆円 2551億円 2.1兆円 -5.4兆円
2024年3月期 2.0兆円 1551億円 2.7兆円 6.3兆円 2728億円 2.0兆円 -5.1兆円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2026年3月期 4903億円 3.0兆円
2025年3月期 2602億円 2.1兆円
2024年3月期 2297億円 1.8兆円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 1.4兆円 -1.3兆円 -1369億円 1230億円
2025年3月期 1.4兆円 -9952億円 -9564億円 3727億円
2024年3月期 1.2兆円 -9276億円 -3571億円 3121億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 11.3円 55.1円 8.6円 75.8% -105.6円 18.6倍 211.1円 10.1兆円 47,971,989,700株 170,724,800株
2025年3月期 11.0円 51.0円 8.6円 78.3% -95.2円 18.9倍 207.7円 9.9兆円 47,751,490,700株 184,234,100株
2024年3月期 10.3円 48.0円 8.6円 83.4% -91.9円 18.9倍 195.0円 9.2兆円 47,562,007,700株 478,051,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 18.6% 3.0% 7.7% 48.1% 14.8% 26.0% 7.8% 1.8% 16.0% 2.19
2025年3月期 19.2% 3.3% 8.0% 48.3% 15.1% 26.5% 8.0% 5.7% 17.0% 2.17
2024年3月期 20.6% 3.1% 7.0% 48.2% 14.4% 26.6% 8.0% 5.1% 15.3% 2.66

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 7.5% 5.4% 4.7% 6.0% 6.2% -0.6% -
2025年3月期 7.6% 12.9% 7.6% 4.8% 6.1% 0.1% 代表取締役 社長執行役員兼CEO宮川潤一
2024年3月期 2.9% -17.4% -8.0% 5.3% 10.2% -3.4% 代表取締役 社長執行役員兼CEO宮川潤一

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標ソフトバンク株式会社業種中央値
ROE18.6%11.1%
ROA3.0%6.6%
営業利益率14.8%8.6%
純利益率7.8%6.5%
自己資本比率16.0%62.0%
売上成長率7.5%9.2%
PER18.6倍17.2倍
PBR3.41倍2.29倍
EV/EBITDA8.3倍7.8倍
NC/時価総額-50.0%20.5%
運転資本余剰/時価総額-70.2%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)LINEヤフー株式会社(4689)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
KDDI株式会社 (9433) 10.4兆円 6.1兆円
NTT株式会社 (9432) 12.8兆円 14.4兆円
株式会社ネクソン (3659) 3.0兆円 4751億円
LINEヤフー株式会社 (4689) 2.6兆円 2.0兆円
コナミグループ株式会社 (9766) 2.6兆円 4937億円
株式会社野村総合研究所 (4307) 2.5兆円 8147億円
日本オラクル株式会社 (4716) 2.2兆円 2635億円
株式会社光通信 (9435) 1.7兆円 7348億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

異常検知フラグ

2020年3月期: 高レバレッジ (D/E>5)
2019年3月期: dividend_corrected:3.8->0.01

AI分析(2026年3月期)

AIクラウドSaaSフィンテック
AI戦略「Activate AI for Society」次世代社会インフラ構築エンタープライズ事業(DX・AI)グループ経済圏拡大LINEヤフー社 セキュリティガバナンス強化

見通し: 今期は通信事業の収益基盤強化と非通信事業の成長を通じ、事業基盤再構築を進める。次期以降はAI活用を軸とした「Activate AI for Society」戦略で、2031年3月期に連結営業利益1兆7,000億円、純利益7,000億円達成を目指す。

強み: 国内最大級のユーザー基盤(LINE、Yahoo! JAPAN、PayPay)と、通信・EC・金融・メディアなどを連携させた強固なグループ経済圏が競争優位性の源泉。

懸念: LINEヤフー社における過去の個人情報流出事案や、アスクル社におけるランサムウェア攻撃は、顧客からの信頼失墜や事業継続リスクに繋がる可能性がある。

リスク: 1.LINEヤフー社の情報流出・不適切利用リスク:顧客情報管理体制の不備による信頼失墜、賠償費用発生。2.他社との競合激化:資本力や技術力で優位な競合への対抗策。3.技術・ビジネスモデルへの対応遅延:AI、DX等の急速な変化への適応遅れ。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

ソフトバンクグループは、「情報革命で人々を幸せに」を経営理念に掲げ、情報・テクノロジー領域で多岐にわたる事業を展開する総合企業です。その事業セグメントは、通信事業、エンタープライズ事業(クラウド・AI領域)、メディア・EC事業、ファイナンス事業、そして新規事業創出・拡大と多角化しています。通信事業では、携帯電話サービス「ソフトバンク」「ワイモバイル」「LINEMO」を展開し、5Gネットワークの高度化や衛星通信、HAPSを活用した強靭なネットワーク構築を目指しています。エンタープライズ事業では、企業のDX需要や生成AI活用に対応するため、国内最大規模のAI計算基盤やAIデータセンター、ソブリンクラウドといったインフラ整備を進め、AIサービスの提供に注力しています。メディア・EC事業では、「Yahoo! JAPAN」や「LINE」といった国内最大級のユーザー基盤を活用し、インターネット広告、オンラインショッピング、各種コンテンツサービスを展開しています。ファイナンス事業では、PayPayを中心とした決済・銀行・証券サービスを統合し、デジタル金融プラットフォームの構築を進めています。これらの事業を通じて、AI、FinTech、モビリティ、ヘルスケア、エネルギーといった成長分野での新規事業創出・拡大も積極的に行っています。2026年3月期における売上高は70,387億円に達しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、ソフトバンクグループは売上高70,387億円を記録し、前期比7.6%の増収となりました。営業利益は10,426億円(前期比5.4%増)、経常利益は9,300億円(前期比5.7%増)、当期純利益は5,508億円(前期比4.7%増)といずれも増益を達成し、特に親会社の所有者に帰属する純利益は過去最高を更新しました。これは、中期経営計画における目標を上回る業績であり、通信事業の収益基盤強化と非通信事業の成長が奏功した結果と言えます。総資産は185,022億円(前期比14.9%増)と大きく増加した一方で、純資産も29,579億円(前期比7.8%増)と堅調に増加しており、財務基盤の安定性を示唆しています。営業キャッシュ・フローは13,938億円(前期比1.9%増)と、安定したキャッシュ創出力も維持しています。一方で、1株配当は8.60円と、前期比で81.8%の大幅な減少となっています。これは、将来の成長に向けた投資や事業基盤再構築のための内部留保の強化、あるいはPayPay社の上場など、積極的な事業再編や投資活動に伴う一時的な配当政策の変更である可能性が考えられます。

強みと競争優位性

ソフトバンクグループの最大の強みは、通信事業で培われた強固な顧客基盤と、それらを核とした多角的な事業展開能力にあります。「Yahoo! JAPAN」や「LINE」といった国内有数のプラットフォームを保有し、メディア・EC、ファイナンスといった非通信事業とのシナジーを最大限に引き出しています。特に、PayPayを中心としたデジタル金融プラットフォームは、決済、銀行、証券を連携させ、金融サービス分野における競争優位性を確立しています。また、AI領域への積極的な投資と、「Activate AI for Society」という成長戦略の下、AI計算基盤やAIデータセンターなどのインフラ整備を先行して進めている点は、将来の成長に向けた強力な推進力となります。通信インフラの高度化や5G SAエリアの拡大、さらには衛星通信やHAPSといった先進技術の活用は、ネットワーク競争における優位性を維持・強化する要因です。これらの広範な事業領域と先進技術への投資が、参入障壁の高いエコシステムを構築しています。

リスク要因

ソフトバンクグループが直面するリスク要因は多岐にわたります。まず、通信市場における競争激化や料金プランの改定要求、技術革新への対応遅延は、通信事業の収益性に影響を与える可能性があります。また、DX/ソリューション市場やインターネット関連市場においては、企業のニーズを的確に捉えられなかった場合や、市場環境・利用者の嗜好の変化に適切に対応できなかった場合に、事業成長が鈍化するリスクがあります。さらに、情報産業という性質上、サイバー攻撃による情報流出や不適切な取り扱い、サービスの不正利用は、企業信用やブランドイメージの低下、多額の費用負担につながる可能性があります。LINEヤフー株式会社における過去の不正アクセス事案とその対応は、情報セキュリティリスクの重大性を示唆しています。経済情勢や規制環境の変化、他社との競合、特に技術・ビジネスモデルの移り変わりが早い分野での対応遅延も、業績に影響を及ぼす可能性があります。

投資テーマとの関連

ソフトバンクグループは、現代の主要な投資テーマである「AI」と「DX」の中心的なプレイヤーと言えます。成長戦略「Activate AI for Society」を掲げ、AIインフラ(GPU、AI計算基盤、AIデータセンター)への大規模投資を先行させ、AIサービスを収益化する方針を明確に打ち出しています。これは、AI技術の進化・普及に伴うデータ処理・電力需要の増大というマクロトレンドに合致するものであり、将来的な大きな成長ポテンシャルを示唆しています。また、エンタープライズ事業におけるクラウド・AI領域の伸長、メディア・EC事業でのデータ連携強化、ファイナンス事業での決済データ活用による与信モデル高度化など、グループ全体の事業活動がDXの推進と深く結びついています。さらに、自動運転やモビリティ、ヘルスケア、エネルギーといった新規事業分野への進出も、これらの成長テーマとの関連性を広げるものです。PayPayの上場はFinTech分野での成功事例となり、今後の事業展開にも期待が持たれます。

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