株式会社ネクソン (3659) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
ゲームコンテンツDX
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 175/649位
A
安定性
業種 182/657位
C
成長性
業種 420/637位
D
効率性
業種 485/657位
A
CF健全性
業種 7/656位
売上高
4751億円
粗利率
59.4%
営業利益率
26.1%
純利益率
19.4%
ROE
8.7%
ROIC
7.8%
自己資本比率
75.0%
D/Eレシオ
0.05
有利子負債
521億円
ネットキャッシュ
4467億円
NC/時価総額
14.7%
運転資本余剰*
2756億円
運転資本余剰/時価総額*
9.1%
フリーCF
2741億円
FCFマージン
57.7%
キャッシュ化率
1.87倍
PBR
2.87倍
EV/EBITDA
20.1倍
PER
33.4倍
想定株価
3823.6円
想定時価総額
3.0兆円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 4751億円 2820億円 45億円 1240億円 1285億円 1405億円 921億円
2024年12月期 4462億円 2814億円 45億円 1242億円 1287億円 1960億円 1348億円
2023年12月期 4234億円 2854億円 43億円 1347億円 1391億円 1259億円 706億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 1.4兆円 9918億円 2233億円 1210億円 1.1兆円
2024年12月期 1.3兆円 7523億円 1077億円 1186億円 1.0兆円
2023年12月期 1.1兆円 6895億円 894億円 1022億円 8963億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 4989億円 - 863億円 521億円 非該当 499億円 2756億円
2024年12月期 3319億円 - 887億円 400億円 非該当 446億円 2243億円
2023年12月期 2805億円 - 379億円 297億円 非該当 439億円 1911億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2025年12月期 450億円 1459億円
2024年12月期 495億円 2683億円
2023年12月期 416億円 1792億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 1719億円 1022億円 -1187億円 2741億円
2024年12月期 1010億円 74億円 -648億円 1084億円
2023年12月期 1287億円 -1884億円 -786億円 -597億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 114.5円 1336.3円 45.0円 39.3% 563.4円 33.4倍 3823.6円 3.0兆円 827,160,000株 34,253,200株
2024年12月期 161.8円 1238.2円 22.5円 13.9% 353.6円 14.7倍 2378.3円 2.0兆円 842,443,000株 16,958,500株
2023年12月期 82.9円 1064.9円 10.0円 12.1% 297.6円 31.0倍 2569.6円 2.2兆円 857,453,000株 14,721,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 8.7% 6.5% 7.8% 59.4% 26.1% 27.1% 19.4% 57.7% 75.0% 0.05
2024年12月期 13.2% 10.7% 8.2% 63.1% 27.8% 28.8% 30.2% 24.3% 81.1% 0.04
2023年12月期 7.9% 6.4% 10.2% 67.4% 31.8% 32.9% 16.7% -14.1% 81.6% 0.03

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 6.5% -0.1% -31.7% 10.3% 10.2% 6.2% 代表取締役社長 李政憲
2024年12月期 5.4% -7.8% 91.0% 17.6% 12.4% 10.7% 代表取締役社長 李政憲
2023年12月期 19.7% 29.9% -29.6% 13.1% 10.8% 6.5% 代表取締役社長 李政憲

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社ネクソン業種中央値
ROE8.7%11.2%
ROA6.5%6.6%
営業利益率26.1%8.6%
純利益率19.4%6.5%
自己資本比率75.0%62.0%
売上成長率6.5%9.2%
PER33.4倍17.2倍
PBR2.87倍2.29倍
EV/EBITDA20.1倍7.8倍
NC/時価総額14.7%20.5%
運転資本余剰/時価総額9.1%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
LINEヤフー株式会社 (4689) 2.6兆円 2.0兆円
コナミグループ株式会社 (9766) 2.6兆円 4937億円
株式会社野村総合研究所 (4307) 2.5兆円 8147億円
日本オラクル株式会社 (4716) 2.2兆円 2635億円
株式会社光通信 (9435) 1.7兆円 7348億円
株式会社オービック (4684) 1.7兆円 1352億円
株式会社カプコン (9697) 1.4兆円 1954億円
東宝株式会社 (9602) 1.3兆円 3607億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

異常検知フラグ

2025年12月期: 極端なFCFマージン

AI分析(2025年12月期)

ゲームコンテンツ
IP成長戦略(垂直・水平)主要IP(アラド戦記、メイプルストーリー、EA SPORTS FC™)の再活性化新規IP育成(マビノギ、ブルーアーカイブ、ARC Raiders)ハイパー・ローカライゼーション戦略MapleStory: Idle RPG不具合とその対応

見通し: 2025年度は売上収益6.5%増、営業利益0.1%減となった。主要IPの垂直・水平成長戦略を推進し、新規IP育成と既存IPのプラットフォーム・市場拡大により、中長期的には売上・利益の持続的成長を目指す。

強み: 「アラド戦記」「メイプルストーリー」等の強力なIPと、業界トップクラスのライブ運用力。モバイル市場拡大も追い風。

懸念: 一部主要フランチャイズへの売上集中度が高く、ユーザー嗜好の変化やシステム障害が業績に影響するリスクがある。

リスク: 「MapleStory: Idle RPG」での確率・数値不具合と説明不足は、プレイヤーからの信頼失墜、課金トラブル増加、新たな法令規制導入リスクに繋がる可能性がある。また、海外(特に中国)の法規制強化や、ゲーム依存症対策としての未成年者利用制限強化も事業展開の制約となる。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

当社は、PCオンラインゲーム、モバイルゲーム、コンソールゲームの開発・運営・販売をグローバルに展開するオンラインゲーム会社です。主力事業は、長年の運営実績を持つPCオンラインゲームであり、特に「アラド戦記(Dungeon&Fighter)」や「メイプルストーリー(MapleStory)」といった強力なIP(知的財産)を基盤とした事業展開が特徴です。これらの人気タイトルは、世界中に数億人規模のファンを有し、安定的な収益源となっています。ビジネスモデルは、基本プレイ無料(Free-to-Play)を基盤とし、ゲーム内アイテムの販売による課金収益が中心となっています。近年では、モバイル技術の進歩を背景に、PCだけでなくモバイル端末でのゲーム提供も拡大しており、潜在的な市場規模を数十億人規模へと拡大しています。また、グローバル市場での事業展開を推進しており、地域ごとのプレイヤーの嗜好に合わせた「ハイパー・ローカライゼーション」戦略も採用しています。

直近決算ハイライト

2025年12月期における連結売上収益は475,102百万円(前期比6.5%増)と堅調な成長を達成しました。一方、営業利益は124,012百万円(同0.1%減)と微減にとどまり、税引前当期利益は140,451百万円(同28.3%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益は92,052百万円(同31.7%減)と、利益面では減少が見られました。これは、一部の主要IPの成長戦略実行に伴う投資や、後述する「MapleStory: Idle RPG」におけるプログラミング不具合への対応などが影響した可能性があります。セグメント別では、韓国が連結売上収益の大部分を占めており、400,657百万円(前期比3.0%減)でした。一方、北米(28,125百万円、前期比59.7%増)やその他(39,037百万円、前期比477.1%増)セグメントで大幅な増加が見られ、グローバル展開の広がりを示唆しています。総資産は1,410,188百万円と増加しており、特に現金及び現金同等物の増加が目立ちます。

強みと競争優位性

当社の最大の強みは、長年にわたり培ってきた強力なIPと、それを基盤としたグローバルでのライブ運用能力にあります。「アラド戦記」や「メイプルストーリー」といった、世界的に認知され、熱狂的なファンコミュニティを持つIPは、新規参入障壁を形成する強力な競争優位性となっています。これらのIPは、継続的なコンテンツアップデートと質の高い運用によって、製品ライフサイクルを長期化させており、安定した収益基盤を構築しています。また、PCオンラインゲームで培った開発・運営ノウハウを、モバイルゲームやコンソールゲームにも展開できる技術力と柔軟な開発体制も強みです。さらに、グローバル市場での事業展開における、各地域の文化や嗜好に合わせた「ハイパー・ローカライゼーション」戦略は、地域ごとの市場浸透を促進し、競争優位性を高めています。IPの垂直方向(既存IPの深化)と水平方向(新規IPの創出)への成長戦略は、将来的な収益源の多角化と持続的な成長を目指す上で有効な戦略と言えます。

リスク要因

当社の事業運営におけるリスク要因としては、まず、ゲーム市場全体の成長性や競争環境の変化が挙げられます。新規参入や競合他社の存在、ユーザーの時間の奪い合いは常に存在し、技術革新への迅速な対応が遅れた場合、競争力の低下を招く可能性があります。また、主力事業であるPCオンラインゲーム、モバイルゲーム、コンソールゲーム市場は、法規制の変更、特に未成年者保護やゲーム依存症対策、ランダム型アイテム(ガチャ)に関する規制強化の影響を受けやすいという特徴があります。中国市場における規制強化や、ゲーム内容審査における問題指摘なども、事業展開の制約となり得ます。さらに、売上収益が一部の主要フランチャイズ、特に「アラド戦記」「メイプルストーリー」「EA SPORTS FC™」に集中している点は、これらのタイトルの不調が業績に与える影響を大きくするリスク要因です。過去には「MapleStory: Idle RPG」におけるプログラミング不具合が露呈し、プレイヤーからの信頼失墜や対応コスト増加といった事態も発生しており、サービス品質管理の徹底が不可欠です。

投資テーマとの関連

当社は、オンラインエンターテインメント分野におけるグローバルリーダーとして、現代の主要な投資テーマである「デジタル化」や「エンターテインメント消費の拡大」と深く関連しています。特に、PC、モバイル、コンソールと多岐にわたるプラットフォームでゲームを提供する事業モデルは、デジタルコンテンツへの需要の高まりを捉えています。また、AI技術の活用は、ゲーム開発の効率化や、よりパーソナライズされたゲーム体験の提供に繋がる可能性を秘めています。ゲーム内でのアイテム課金モデルは、サブスクリプションモデルやマイクロトランザクションといった、現代のデジタルサービスにおける収益化手法の典型例とも言えます。さらに、グローバル市場での事業展開、特にアジア市場におけるプレゼンスは、新興国経済の成長や、世界的なゲーム市場の拡大といったテーマとも連動しています。一方で、ゲーム依存症対策などの規制動向は、ESG投資の観点からも注目されるべき要素です。

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