株式会社野村総合研究所 (4307) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
AIサイバーセキュリティクラウドSaaS
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 491/649位
D
安定性
業種 506/657位
D
成長性
業種 506/637位
D
効率性
業種 513/657位
B
CF健全性
業種 265/656位
売上高
8147億円
粗利率
36.8%
営業利益率
7.1%
純利益率
1.9%
ROE
3.4%
ROIC
6.0%
自己資本比率
46.4%
D/Eレシオ
0.53
有利子負債
2361億円
ネットキャッシュ
-1035億円
NC/時価総額
-4.2%
運転資本余剰*
-1404億円
運転資本余剰/時価総額*
-5.6%
フリーCF
506億円
FCFマージン
6.2%
キャッシュ化率
9.68倍
PBR
5.59倍
EV/EBITDA
23.7倍
PER
162.7倍
想定株価
4331.1円
想定時価総額
2.5兆円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 8147億円 3002億円 513億円 583億円 1095億円 589億円 153億円
2025年3月期 7648億円 2753億円 489億円 1349億円 1838億円 1342億円 938億円
2024年3月期 7366億円 2610億円 482億円 1204億円 1686億円 1172億円 796億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 9598億円 5011億円 2730億円 2488億円 4452億円
2025年3月期 9285億円 4194億円 2395億円 2511億円 4340億円
2024年3月期 9228億円 4052億円 2146億円 3051億円 3995億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 1326億円 - 2144億円 2361億円 非該当 410億円 -1404億円
2025年3月期 1686億円 - 1583億円 2710億円 非該当 1098億円 -709億円
2024年3月期 1739億円 - 1419億円 2985億円 非該当 1133億円 -407億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2026年3月期 620億円 789億円
2025年3月期 156億円 810億円
2024年3月期 140億円 808億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 1476億円 -970億円 -908億円 506億円
2025年3月期 1302億円 -476億円 -873億円 826億円
2024年3月期 1423億円 -534億円 -476億円 889億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 26.6円 755.4円 77.0円 289.3% -180.2円 162.7倍 4331.1円 2.5兆円 581,241,000株 6,837,000株
2025年3月期 163.6円 758.7円 63.0円 38.5% -178.4円 29.6倍 4841.7円 2.8兆円 581,241,000株 7,267,500株
2024年3月期 136.9円 693.3円 53.0円 38.7% -214.9円 31.0倍 4243.9円 2.5兆円 580,796,000株 917,500株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 3.4% 1.6% 6.0% 36.8% 7.1% 13.5% 1.9% 6.2% 46.4% 0.53
2025年3月期 21.6% 10.1% 13.4% 36.0% 17.6% 24.0% 12.3% 10.8% 46.8% 0.62
2024年3月期 19.9% 8.6% 12.1% 35.4% 16.4% 22.9% 10.8% 12.1% 43.3% 0.75

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 6.5% -56.8% -83.7% 5.6% 8.2% -19.5% -
2025年3月期 3.8% 12.0% 17.7% 7.7% 7.7% 8.3% 代表取締役 社長柳澤花芽
2024年3月期 6.4% 7.7% 4.4% 10.2% 8.0% 14.2% 代表取締役 社長柳澤花芽

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社野村総合研究所業種中央値
ROE3.4%11.2%
ROA1.6%6.6%
営業利益率7.1%8.6%
純利益率1.9%6.5%
自己資本比率46.4%62.0%
売上成長率6.5%9.2%
PER162.7倍17.2倍
PBR5.59倍2.29倍
EV/EBITDA23.7倍7.8倍
NC/時価総額-4.2%20.5%
運転資本余剰/時価総額-5.6%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
コナミグループ株式会社 (9766) 2.6兆円 4937億円
LINEヤフー株式会社 (4689) 2.6兆円 2.0兆円
日本オラクル株式会社 (4716) 2.2兆円 2635億円
株式会社ネクソン (3659) 3.0兆円 4751億円
株式会社光通信 (9435) 1.7兆円 7348億円
株式会社オービック (4684) 1.7兆円 1352億円
株式会社カプコン (9697) 1.4兆円 1954億円
東宝株式会社 (9602) 1.3兆円 3607億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

AI分析(2026年3月期)

AIサイバーセキュリティ
AIによるビジネス変革デジタルセキュリティサービス拡充社会共創サービス拡大海外事業再構築DX3.0への挑戦

見通し: 今期は大幅な減益となったものの、中期経営計画では2027年3月期に売上収益8,500億円、営業利益1,750億円、営業利益率20.6%を見込む。AIによるビジネス変革、デジタルセキュリティ、社会共創サービスを成長領域とし、持続的成長を目指す。

強み: コンサルティングからシステム開発・運用まで一貫して提供する総合力。AI実装力、セキュリティ知見、大規模システム構築力は強み。

懸念: 海外事業(豪州、北米)における減損損失計上。事業計画との乖離が生じ、構造改革を進めているが、その成否が注視される。

リスク: 情報セキュリティリスク:サイバー攻撃や情報漏洩は、損害賠償請求や信用失墜につながる。プロジェクトリスク:納期遅延や追加費用発生は採算悪化や損害賠償請求リスクを伴う。地政学リスク:国際情勢の悪化は従業員安全や事業活動に支障をきたす可能性がある。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

E05062は、シンクタンク機能とITソリューション機能を併せ持つ総合的なITサービス企業です。1965年の設立以来、国内・民間初の総合シンクタンクとしてのルーツを持ち、社会課題の解決と経済価値の創出を両立させることを使命としています。「Dream up the future. 未来創発」をコーポレート・ステートメントに掲げ、デジタル技術を駆使して未来の社会を創造することを目指しています。

事業は大きく分けて、コンサルティングサービスとITソリューションサービスから構成されています。コンサルティングサービスでは、経営戦略の立案からDX戦略の策定、新規事業開発支援まで、顧客の抱える課題に対して多角的な視点から解決策を提案します。ITソリューションサービスでは、システム企画・設計・開発・運用・保守までを一貫して提供し、顧客のビジネス基盤の構築・強化を支援します。近年では、AI技術の活用やサイバーセキュリティ対策、社会インフラの高度化など、先進的な分野にも注力しています。2026年3月期においては、売上高8,147億円を計上し、前期比6.5%の増加となりました。

直近決算ハイライト

2026年3月期決算において、E05062は売上高8,147億円と、前期比6.5%の増収を達成しました。しかしながら、営業利益は583億円、前期比で56.8%の大幅な減益となりました。経常利益も589億円と、前期比56.1%の減少、親会社所有者帰属当期純利益は153億円、前期比83.7%の大幅な減少となりました。この大幅な利益減少の背景には、固定資産の減損損失計上が影響していることが示唆されます。

純資産は4,339億円で、前期比ほぼ横ばいの-0.0%でした。総資産は9,598億円となり、前期比3.4%増加しています。営業キャッシュ・フローは1,476億円と、前期比13.4%増加しており、本業でのキャッシュ創出力は堅調であることがうかがえます。一方、現金及び預金は1,326億円となり、前期比21.3%減少しました。1株当たりの配当金は77.00円と、前期比22.2%増配となりました。

強みと競争優位性

E05062の最大の強みは、シンクタンクとしての高度な戦略立案能力と、それを具現化するITソリューション開発・提供能力を併せ持つ点です。この「コンサルティング」と「ITソリューション」の統合力により、顧客の経営課題の起点からITシステムの実装、運用までを一貫して支援できる点が、他社との差別化要因となっています。特に、複雑化・高度化するDX(デジタルトランスフォーメーション)推進において、単なるシステム開発に留まらず、ビジネスモデル変革まで踏み込んだ提案が可能です。

また、長年にわたる事業運営で培われた顧客基盤と、官公庁や大手金融機関をはじめとする多様な業界での実績も強みです。これらの顧客との強固な信頼関係は、継続的な案件受注や、新たなビジネス機会の創出につながっています。さらに、AI、セキュリティ、データ活用といった先端技術領域への投資と研究開発を積極的に行うことで、技術革新への対応力も高めており、市場の変化に迅速に対応できる体制を構築しています。

リスク要因

2026年3月期決算において、大幅な営業利益の減少に見られたように、同社はプロジェクト遂行における採算悪化や、予期せぬ費用発生といったリスクを抱えています。情報システム開発は請負契約が中心であり、顧客要求の高度化・複雑化、仕様変更などにより、当初の見積もりを超える工数が発生し、納期遅延や採算悪化につながる可能性があります。特に、長期プロジェクトにおいては、環境変化への対応が難しく、リスクが増大する傾向があります。

また、サイバー攻撃や情報漏洩といった情報セキュリティに関するリスクも、事業の根幹に関わる重大な課題です。高度なセキュリティ管理体制を構築しているものの、攻撃手法の巧妙化や、グローバル展開に伴う海外子会社でのリスク管理など、常に高度な対応が求められます。さらに、競合他社との競争激化や、急速な技術革新への対応遅れも、事業環境の変化としてリスク要因となります。これらのリスクが顕在化した場合、業績への影響だけでなく、企業信用の失墜にもつながる可能性があります。

投資テーマとの関連

E05062は、現代の主要な投資テーマであるデジタルトランスフォーメーション(DX)の中心的なプレイヤーと言えます。AI技術の活用は、同社の中期経営計画「中計2028」において「AIによるビジネス変革」を成長領域の筆頭に掲げるなど、最重要戦略の一つと位置づけられています。AIインテグレーション力や大規模・複雑なシステム構築力を活かし、顧客のAI変革を包括的に支援するサービスや、AIを組み込んだ高付加価値ソリューションを提供しています。

また、サイバーセキュリティ分野においても、セキュリティ関連コンサルティングサービスの強化や、デジタルトラスト基盤の開発などを通じて、急速に高まるセキュリティニーズに対応しています。これは、地政学リスクの高まりやサイバー攻撃の増加といった背景からも、今後ますます重要性が増すテーマです。社会インフラの高度化や、公共領域へのDX推進といった「社会共創サービス」の拡大も、持続可能な社会の実現という観点から、ESG投資との関連性も指摘できます。これらのテーマへの貢献度や技術力は、同社の将来的な成長ポテンシャルを示す要素となります。

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