株式会社オービック (4684) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
SaaSデータセンター
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 55/649位
A
安定性
業種 56/657位
B
成長性
業種 238/637位
C
効率性
業種 415/657位
A
CF健全性
業種 9/656位
売上高
1352億円
粗利率
78.1%
営業利益率
65.7%
純利益率
55.6%
ROE
14.6%
ROIC
12.0%
自己資本比率
83.4%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
2074億円
NC/時価総額
12.4%
運転資本余剰*
1725億円
運転資本余剰/時価総額*
10.4%
フリーCF
717億円
FCFマージン
53.0%
キャッシュ化率
0.98倍
PBR
3.23倍
EV/EBITDA
15.9倍
PER
22.4倍
想定株価
3844.1円
想定時価総額
1.7兆円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1352億円 1057億円 27億円 888億円 915億円 1048億円 752億円
2025年3月期 1212億円 944億円 27億円 784億円 811億円 898億円 646億円
2024年3月期 1116億円 864億円 25億円 709億円 734億円 812億円 580億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 6188億円 2279億円 349億円 679億円 5160億円
2025年3月期 5004億円 2196億円 308億円 357億円 4339億円
2024年3月期 4622億円 1871億円 285億円 349億円 3987億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 2074億円 3億円 162億円 - 3324億円 - 1725億円
2025年3月期 2001億円 4億円 154億円 - 2220億円 - 1693億円
2024年3月期 1702億円 3億円 147億円 - 2158億円 - 1417億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 737億円 -20億円 -644億円 717億円
2025年3月期 628億円 -39億円 -290億円 589億円
2024年3月期 558億円 -22億円 -397億円 536億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 171.6円 1190.8円 84.0円 48.9% 478.6円 22.4倍 3844.1円 1.7兆円 498,000,000株 64,666,600株
2025年3月期 146.9円 986.3円 44.4円 30.2% 454.8円 29.3倍 4304.2円 1.9兆円 498,000,000株 58,106,100株
2024年3月期 130.9円 906.4円 60.0円 45.8% 387.0円 34.8倍 4556.0円 2.0兆円 498,000,000株 58,126,500株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 14.6% 12.2% 12.0% 78.1% 65.7% 67.7% 55.6% 53.0% 83.4% -
2025年3月期 14.9% 12.9% 12.7% 77.8% 64.6% 66.9% 53.3% 48.5% 86.7% -
2024年3月期 14.5% 12.6% 12.4% 77.5% 63.5% 65.8% 52.0% 48.1% 86.3% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 11.5% 13.3% 16.4% 10.5% 10.0% 12.4% -
2025年3月期 8.6% 10.5% 11.4% 10.7% 8.5% 13.1% 代表取締役社長 橘昇一
2024年3月期 11.4% 13.5% 15.8% 10.0% 8.5% 13.8% 代表取締役社長 橘昇一

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社オービック業種中央値
ROE14.6%11.1%
ROA12.2%6.6%
営業利益率65.7%8.6%
純利益率55.6%6.5%
自己資本比率83.4%62.0%
売上成長率11.5%9.1%
PER22.4倍17.2倍
PBR3.23倍2.29倍
EV/EBITDA15.9倍7.8倍
NC/時価総額12.4%20.5%
運転資本余剰/時価総額10.4%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社光通信 (9435) 1.7兆円 7348億円
株式会社カプコン (9697) 1.4兆円 1954億円
東宝株式会社 (9602) 1.3兆円 3607億円
株式会社 大塚商会 (4768) 1.2兆円 1.3兆円
日本オラクル株式会社 (4716) 2.2兆円 2635億円
株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス (9684) 9036億円 2977億円
株式会社TBSホールディングス (9401) 8993億円 4249億円
トレンドマイクロ株式会社 (4704) 8498億円 2760億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

異常検知フラグ

2026年3月期: 極端なFCFマージン
2023年3月期: 極端なFCFマージン

AI分析(2026年3月期)

SaaSデータセンター
OBIC7シリーズクラウドサービス製販サービス一体体制デジタル変革(DX)支援システムサポート事業

見通し: 今期はDX需要を背景にシステムインテグレーション・システムサポート事業が堅調に推移し、売上高1,352億円(前期比11.5%増)、営業利益888億円(同13.3%増)と増収増益を達成。今後も顧客第一主義のもと、コストパフォーマンスの高いシステム提案に注力し、持続的成長を目指す。

強み: 主力製品「OBIC7シリーズ」はERPとして多業種で評価。製販サービス一体体制と自社クラウドセンターによる安定提供が強み。高水準の営業利益率65.7%を維持。

懸念: 情報サービス業界特有の人材流出・ノウハウ喪失リスク。AI等の新技術への対応遅延による機会損失、サイバー攻撃による情報漏洩リスクも。

リスク: 1.技術革新への対応遅延:急速な技術進展への対応が遅れた場合、開発遅延やコスト増により業績に影響する可能性。2.人材流出・ノウハウ喪失:労働集約的な業界特性から、人材のモチベーション低下や流出が事業継続に致命的な影響を与えるリスク。3.情報セキュリティリスク:サイバー攻撃や人的ミスによる情報漏洩は、賠償請求や信用低下に繋がる。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

株式会社オービックは、連結子会社1社および持分法適用関連会社2社とともに、企業向け情報システムの開発・販売・サポートを主軸とする情報サービス企業です。事業は主に、システムインテグレーション事業、システムサポート事業、オフィスオートメーション事業の3つで構成されています。システムインテグレーション事業では、製造・流通・サービス・金融など幅広い業種・規模の企業向けに、会計を中心に統合的に情報を管理するERPシステム「OBIC7シリーズ」を提供しています。システムサポート事業では、これらのシステムに対する運用支援や保守サービス、特にクラウドソリューションを中心に展開し、顧客の安定的なシステム稼働を支えています。オフィスオートメーション事業では、OA機器やコンピュータサプライ用品の販売を行っています。業務用パッケージソフト事業は関連会社にて展開されており、連結セグメントには含まれていません。ユーザーオリエンテッド(顧客第一主義)を経営の基本方針とし、クラウドサービスなどの技術革新を通じて顧客企業のデジタル変革と新たな企業利益の創造を支援することで社会に貢献することを目指しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結業績は、売上高が前期比11.5%増の1,352億円、営業利益が同13.3%増の888億円となり、増収増益を達成しました。経常利益は同16.7%増の1,048億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同16.4%増の752億円と、利益面でも堅調な伸びを示しました。特に、システムインテグレーション事業は、大手・中堅企業への新規顧客開拓が進み、付加価値の高い「OBIC7シリーズ」のシステム構築売上が好調で、売上高は552億50百万円(同9.8%増)、営業利益は329億82百万円(同10.3%増)となりました。システムサポート事業も、クラウドソリューションを中心にソフトウェアの運用支援・保守サービスが好調で、売上高は715億8百万円(同13.5%増)、営業利益は528億96百万円(同15.2%増)と、こちらも高い成長率を記録しました。オフィスオートメーション事業も増収増益でした。全体として、営業利益率は65.7%と引き続き業界トップクラスの高い収益性を維持しています。

強みと競争優位性

オービックの強みは、長年にわたり培ってきた「OBIC7シリーズ」を中心とした統合基幹業務システムの開発力と、それを直接販売する「製販サービス一体体制」にあります。これにより、顧客のニーズを的確に捉え、導入から運用、保守まで一貫した高品質なサービスを提供することが可能です。特に、大手・中堅企業を中心に高いシェアを獲得しており、安定した顧客基盤を築いています。また、自社運営のクラウドセンターを通じて、顧客のデジタル変革(DX)を支援するクラウドサービスの提供能力も強みです。これにより、変化の激しい市場環境においても、顧客の「効率的でコストパフォーマンスの高い情報システム」というニーズに応え、競争優位性を確立しています。さらに、東京証券取引所プライム市場に上場する株式会社オービックビジネスコンサルタントの株式において、期末時価で1,612億円を超える含み益を有するなど、グループ全体の企業価値も高く評価されています。

リスク要因

オービックが抱えるリスク要因としては、まず技術革新と製品開発に関するものが挙げられます。情報サービス業界は技術の進展が速く、対応が遅れると製品開発の遅延や開発コストの上昇につながり、経営成績に影響を与える可能性があります。また、同業界は人材への依存度が高く、優秀な人材の流失やノウハウの喪失は、企業の安定的な成長にとって致命的な損失となり得ます。敵対的買収などによる人心の混乱も、このリスクを高める要因となり得ます。さらに、クラウドサービス提供企業として、サイバー攻撃や人為的過失による情報漏洩のリスクは常に存在し、これらが顕在化した場合、損害賠償請求や信用低下につながる可能性があります。環境・気候変動に関するリスクも考慮されており、大規模自然災害による事業運営への影響や、環境規制への対応コスト増加、レピュテーション低下のリスクも存在します。

投資テーマとの関連

オービックは、企業のデジタル変革(DX)を支援するソリューションを提供している点で、現代の主要な投資テーマであるDXと深く関連しています。同社の主力製品である「OBIC7シリーズ」は、企業の生産性向上や業務効率化に貢献する統合基幹業務システムであり、企業のDX推進に不可欠なツールです。また、自社運営のクラウドセンターを活用したサービス提供は、クラウドコンピューティングの普及というメガトレンドにも合致しています。AIなどの最新デジタル技術を用いたデータ活用も促進していく方針であり、AI・データ活用といったテーマへの貢献も期待されます。これらの取り組みは、企業の持続的な成長を支援するだけでなく、社会全体のデジタルトランスフォーメーションを加速させる一翼を担うものと考えられます。そのため、DXやクラウド、AIといったテーマに関心を持つ投資家にとって、注目すべき企業と言えるでしょう。

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