東宝株式会社 (9602) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
コンテンツ
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 178/649位
A
安定性
業種 115/657位
B
成長性
業種 248/637位
C
効率性
業種 430/657位
A
CF健全性
業種 157/656位
売上高
3607億円
粗利率
-
営業利益率
18.8%
純利益率
14.3%
ROE
10.0%
ROIC
9.2%
自己資本比率
73.3%
D/Eレシオ
0.00
有利子負債
16億円
ネットキャッシュ
851億円
NC/時価総額
6.5%
運転資本余剰*
-86億円
運転資本余剰/時価総額*
-0.7%
フリーCF
404億円
FCFマージン
11.2%
キャッシュ化率
1.26倍
PBR
2.55倍
EV/EBITDA
15.0倍
PER
25.6倍
想定株価
1566.7円
想定時価総額
1.3兆円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年2月期 3607億円 1596億円 139億円 679億円 818億円 701億円 518億円
2025年2月期 3132億円 1446億円 144億円 647億円 790億円 645億円 434億円
2024年2月期 2833億円 1306億円 103億円 593億円 695億円 630億円 453億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年2月期 7029億円 2340億円 953億円 747億円 5154億円
2025年2月期 6531億円 2021億円 909億円 673億円 4784億円
2024年2月期 6158億円 2085億円 691億円 619億円 4589億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年2月期 867億円 212億円 591億円 16億円 1642億円 168億円 -86億円
2025年2月期 766億円 211億円 560億円 19億円 1538億円 180億円 -143億円
2024年2月期 824億円 131億円 421億円 34億円 1542億円 19億円 133億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年2月期 653億円 -249億円 -313億円 404億円
2025年2月期 516億円 -185億円 -393億円 332億円
2024年2月期 434億円 -627億円 -116億円 -194億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年2月期 61.2円 614.0円 76.0円 124.2% 101.3円 25.6倍 1566.7円 1.3兆円 880,000,000株 40,647,500株
2025年2月期 51.0円 564.3円 17.0円 33.4% 88.1円 27.8倍 1416.4円 1.2兆円 932,453,165株 84,669,000株
2024年2月期 51.9円 527.5円 17.0円 32.8% 91.1円 18.7倍 970.6円 8420億円 932,453,165株 64,888,500株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年2月期 10.0% 7.4% 9.2% - 18.8% 22.7% 14.3% 11.2% 73.3% 0.00
2025年2月期 9.1% 6.6% 9.4% - 20.6% 25.2% 13.8% 10.6% 73.3% 0.00
2024年2月期 9.9% 7.3% 9.0% - 20.9% 24.5% 16.0% -6.8% 74.5% 0.01

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年2月期 15.2% 5.0% 19.4% 13.9% 13.4% 14.8% -
2025年2月期 10.5% 9.2% -4.3% 11.1% 3.6% 17.4% 代表取締役社長 松岡宏泰
2024年2月期 16.0% 32.0% 35.5% 13.9% 2.8% 38.2% 代表取締役社長 松岡宏泰

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標東宝株式会社業種中央値
ROE10.0%11.2%
ROA7.4%6.6%
営業利益率18.8%8.6%
純利益率14.3%6.5%
自己資本比率73.3%62.0%
売上成長率15.2%9.1%
PER25.6倍17.2倍
PBR2.55倍2.29倍
EV/EBITDA15.0倍7.8倍
NC/時価総額6.5%20.5%
運転資本余剰/時価総額-0.7%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社 大塚商会 (4768) 1.2兆円 1.3兆円
株式会社カプコン (9697) 1.4兆円 1954億円
株式会社オービック (4684) 1.7兆円 1352億円
株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス (9684) 9036億円 2977億円
株式会社TBSホールディングス (9401) 8993億円 4249億円
株式会社光通信 (9435) 1.7兆円 7348億円
トレンドマイクロ株式会社 (4704) 8498億円 2760億円
スカパーJSAT株式会社 (9412) 8206億円 1276億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

AI分析(2026年2月期)

アニメ事業の成長加速海外IP展開の推進デジタル戦略TOHOシネマズ帝国劇場跡地再開発

見通し: 今期は過去最高益を更新し、今後もアニメ事業を第4の柱に据え、デジタル・海外展開を加速させ成長を目指す。2028年2月期までの営業利益700億円、ROE9%以上、2032年までには営業利益750億~1,000億円、ROE10%以上を目標とする。

強み: 強力なIP(知的財産)とアニメ事業の成長性。国内外で高い人気を誇るアニメ作品を多数擁し、IP最大化とグローバル展開を推進。

懸念: コンテンツ制作現場におけるコンプライアンス違反、ハラスメント、知的財産権侵害リスク。また、不動産・道路事業におけるコスト高騰や規制リスク。

リスク: コンテンツ制作現場でのコンプライアンス違反やハラスメント、知的財産権侵害は信用失墜と収益減に繋がる。不動産・道路事業でのコスト高騰や自然災害、事故、火災は事業継続に影響。海外展開における政情不安や文化・規制の違いもリスク要因。

AI詳細分析(2026年2月期)

事業概要

東宝株式会社は、映画、アニメ、演劇、不動産、道路事業などを手掛ける総合エンターテインメント企業です。創業以来、「健全な娯楽を広く大衆に提供すること」を企業理念とし、人々に夢や感動、喜びをもたらすコンテンツを提供しています。主力事業である映画事業では、自社製作・配給に加え、洋画の国内配給も行い、全国に展開するTOHOシネマズは業界トップクラスのシェアを誇ります。IP・アニメ事業は「第4の柱」として成長を加速させており、国内外で人気のアニメ作品を多数展開し、グローバルIP展開を強化しています。演劇事業では、帝国劇場の休館中も外部劇場を活用し、国内外で公演を展開。不動産事業では、東京中心部を中心に保有物件の賃貸事業を展開し、安定的な収益基盤を築いています。道路事業はスバル興業株式会社が担っています。2026年2月期は、連結売上高3,607億円(前期比+15.2%)、営業利益679億円(前期比+5.0%)、当期純利益518億円(前期比+19.4%)と、増収増益を達成し、3期連続で最高益を更新しました。

直近決算ハイライト

2026年2月期決算では、売上高は3,607億円と前期比+15.2%の増加を記録しました。特に映画事業における「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」や「国宝」といった歴史的ヒット作品が業績を牽引しました。IP・アニメ事業においても、国内外での配信収入が好調で、成長ドライバーとしての役割を果たしました。営業利益は679億円(前期比+5.0%)、経常利益は701億円(前期比+8.8%)となり、増収効果に加え、事業ポートフォリオの最適化などが寄与しました。一方、当期純利益は518億円(前期比+19.4%)と大きく増加しましたが、これはEPS(1株当たり利益)が61.20円(前期比-76.0%)、BPS(1株当たり純資産)が614.01円(前期比-78.2%)と大幅に減少している点に注意が必要です。これは、過去の決算期において、連結財務諸表に直接的な影響が発生した独占禁止法関連損失などの特別損失計上や、株式分割などの影響を考慮する必要があることを示唆しています。配当金は1株110.00円(前期比+29.4%)と増配されており、株主還元の姿勢を強めています。

強みと競争優位性

東宝の強みは、長年にわたり培ってきた強力なIP(知的財産)と、それを多角的に展開できる総合エンターテインメント企業としての地位にあります。特に「ゴジラ」をはじめとする自社IPの価値最大化とグローバル展開は、アニメ事業を「第4の柱」として成長させる原動力となっています。映画事業においては、全国に展開するTOHOシネマズのスクリーンシェアおよび興行収入シェアで業界トップクラスを誇り、好立地の劇場基盤と強力な配給ラインナップが競争優位性となっています。また、国内市場の活況に加え、海外拠点(米国、アジア、欧州)の設立やM&Aを通じてグローバル展開を加速させており、IP・アニメ事業における海外収益力の向上を目指しています。さらに、長年の企業活動で築き上げてきたブランド力と顧客基盤は、コンテンツの企画・制作から配給、上映、物販に至るまでのバリューチェーン全体でのシナジーを生み出しています。

リスク要因

東宝が抱えるリスク要因は多岐にわたります。まず、映画、アニメ、演劇といったコンテンツ事業は、作品のヒット不確実性や製作遅延、出演者・スタッフ等のトラブルによるリスクを常に内包しています。また、制作現場におけるコンプライアンス違反、ハラスメント、取引トラブルなども、信用毀損や収益減に繋がる可能性があります。知的財産権の侵害や不正転売も、逸失利益の発生や被害拡大のリスクとなります。不動産事業では、資材高騰や人手不足によるコスト増、物件価格の上昇による投資回収期間の長期化が懸念されます。道路事業においては、公共工事への依存、人員不足、労務費・資材価格の高騰に加え、過去には入札談合に関する独占禁止法違反による排除措置命令や課徴金納付命令を受けた事例があり、コンプライアンス体制の徹底が重要となります。情報セキュリティリスクも、個人情報漏洩やシステム停止による事業継続への重大な影響が懸念されます。さらに、近年の人権問題への関心の高まりを受け、業界全体として人権リスクへの対応が喫緊の課題となっています。

投資テーマとの関連

東宝は、IP・アニメ事業を「第4の柱」として成長戦略の核に据えており、AI、メタバース、Web3といったデジタル技術の活用や、グローバル展開を加速させることで、これらの投資テーマとの関連性を深めています。特に、アニメーション作品の企画・IP創出、デジタル化による時間・空間・言語を超えた展開、そして海外市場での飛躍的成長は、「TOHO VISION 2032」の中核戦略として位置づけられています。近年、海外での日本アニメ人気は世界的なトレンドとなっており、東宝はこの流れを捉え、海外拠点設立やM&Aを通じてグローバルIP展開を強化しています。これは、コンテンツ産業における「クールジャパン」戦略や、グローバルなエンターテインメント市場の拡大といった投資テーマに合致するものです。また、同社が保有するIPは、将来的にAIによるコンテンツ生成や、メタバース空間での活用など、新たな技術との融合による価値創造の可能性を秘めています。

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