株式会社大紀アルミニウム工業所 (5702) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 非鉄金属
自動車部品リサイクルレアメタルEV
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 33/36位
D
安定性
業種 28/36位
A
成長性
業種 8/36位
C
効率性
業種 13/36位
D
CF健全性
業種 25/36位
売上高
3311億円
粗利率
4.9%
営業利益率
2.2%
純利益率
1.1%
ROE
4.8%
ROIC
3.4%
自己資本比率
42.9%
D/Eレシオ
0.97
有利子負債
744億円
ネットキャッシュ
-654億円
NC/時価総額
-117.5%
運転資本余剰*
-814億円
運転資本余剰/時価総額*
-146.2%
フリーCF
-33億円
FCFマージン
-1.0%
キャッシュ化率
0.51倍
PBR
0.73倍
EV/EBITDA
10.8倍
PER
15.1倍
想定株価
1407.2円
想定時価総額
557億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 3311億円 162億円 40億円 73億円 112億円 56億円 37億円
2025年3月期 2998億円 138億円 40億円 48億円 89億円 37億円 7億円
2024年3月期 2627億円 130億円 37億円 46億円 83億円 42億円 32億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1779億円 1404億円 904億円 104億円 763億円
2025年3月期 1633億円 1277億円 785億円 111億円 729億円
2024年3月期 1387億円 1055億円 569億円 97億円 712億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 89億円 508億円 744億円 744億円 75億円 - -814億円
2025年3月期 72億円 517億円 641億円 673億円 55億円 - -713億円
2024年3月期 63億円 400億円 529億円 483億円 51億円 - -506億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 19億円 -52億円 51億円 -33億円
2025年3月期 -100億円 -42億円 146億円 -142億円
2024年3月期 28億円 -36億円 22億円 -8億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 93.0円 1928.6円 55.0円 59.1% -1653.3円 15.1倍 1407.2円 557億円 43,629,235株 4,056,900株
2025年3月期 17.5円 1842.8円 55.0円 314.7% -1516.8円 56.9倍 993.9円 393億円 43,629,235株 4,056,700株
2024年3月期 80.1円 1758.7円 50.0円 62.4% -1035.8円 15.5倍 1244.0円 504億円 43,629,235株 3,117,600株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 4.8% 2.1% 3.4% 4.9% 2.2% 3.4% 1.1% -1.0% 42.9% 0.97
2025年3月期 1.0% 0.4% 2.4% 4.6% 1.6% 3.0% 0.2% -4.8% 44.7% 0.92
2024年3月期 4.5% 2.3% 2.7% 5.0% 1.8% 3.2% 1.2% -0.3% 51.4% 0.68

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 10.4% 50.3% 426.5% 6.6% 18.9% -19.1% -
2025年3月期 14.1% 4.7% -78.5% 8.3% 13.5% -38.1% 代表取締役社長執行役員 林 繁 典
2024年3月期 -3.8% -66.4% -66.6% 23.6% 5.9% -20.6% 代表取締役社長執行役員 林 繁 典

業種比較(非鉄金属、35社中央値)

指標株式会社大紀アルミニウム工業所業種中央値
ROE4.8%6.7%
ROA2.1%3.7%
営業利益率2.2%5.9%
純利益率1.1%4.2%
自己資本比率42.9%54.1%
売上成長率10.4%9.0%
PER15.1倍13.2倍
PBR0.73倍1.18倍
EV/EBITDA10.8倍9.4倍
NC/時価総額-117.5%-17.8%
運転資本余剰/時価総額-146.2%-18.8%
同業他社: 住友電気工業株式会社(5802)三菱マテリアル株式会社(5711)住友金属鉱山株式会社(5713)古河電気工業株式会社(5801)株式会社フジクラ(5803)全36社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

非鉄金属で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
平河ヒューテック株式会社 (5821) 552億円 384億円
株式会社CKサンエツ (5757) 368億円 1494億円
東邦チタニウム株式会社 (5727) 796億円 890億円
リョービ株式会社 (5851) 870億円 3091億円
株式会社大阪チタニウムテクノロジーズ (5726) 915億円 470億円
株式会社アーレスティ (5852) 196億円 1671億円
オーナンバ株式会社 (5816) 177億円 444億円
中外鉱業株式会社 (1491) 141億円 2817億円
非鉄金属の企業一覧(全36社)→

AI分析(2026年3月期)

自動車部品リサイクルレアメタル
アルミニウム二次合金グローバル展開原料調達・市況変動EV・FCV向けリサイクル合金溶解炉関連事業

見通し: 今期は売上高10.4%増、営業利益50.4%増と大幅な増収増益を達成。来期も世界経済の底堅い成長と自動車・輸送機器向け需要を背景に、堅調な推移を見込む。原料調達・価格変動への対応力が収益を左右する。

強み: アルミニウム二次合金の製造・販売を主軸とし、グローバルに事業展開。溶解炉関連事業も展開し、事業ポートフォリオの多様化を進めている。

懸念: 主要販売先への依存度が高く、自動車業界の景気動向や社内事情に業績が左右されるリスクがある。また、原料調達の制約や市況変動も懸念材料。

リスク: 主要販売先である自動車業界の景気動向や取引関係の変化が業績に影響する。アルミニウムの国際市況変動や原料調達の制約が収益性を圧迫する可能性がある。海外事業展開における政治・経済・社会情勢の変化もリスク要因。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社グループは、アルミニウム二次合金地金(塊)の製造・販売を主軸とし、溶解炉の新築補修事業なども手掛ける企業です。連結子会社18社、関連会社2社で構成され、グローバルな事業展開を行っています。主要事業であるアルミニウム二次合金の製造・販売では、国内だけでなく、タイ、マレーシア、インドネシア、インドなど海外にも拠点を持ち、グローバルな供給体制を構築しています。また、アルミニウム二次合金地金やアルミニウム屑の仕入れ・販売も手掛けることで、サプライチェーン全体での事業展開を図っています。溶解炉事業においては、子会社である株式会社ダイキエンジニアリングなどが、製造・販売・補修サービスを提供しており、グループ全体の技術力を補完しています。ダイカスト製品事業も展開しており、多角的な事業ポートフォリオを有しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、当社グループは売上高3,311億円(前期比+10.4%)を達成し、顕著な成長を示しました。営業利益は73億円(前期比+50.4%)と大幅な増加を遂げ、経常利益も56億円(前期比+49.9%)と堅調に推移しました。特に、当期純利益は37億円(前期比+426.5%)と、前年同期比で4倍を超える驚異的な伸びを記録しました。この業績向上は、アルミニウム二次合金事業における製品販売価格の上昇や、堅調な需要に支えられたことが要因です。国内市場では原料コストの上昇がありましたが、海外市場での販売価格是正や材料転換が進んだことも収益回復に貢献しました。営業キャッシュフローも19億円(前期比+118.6%)と大幅に改善しており、財務体質の健全化が進んでいることがうかがえます。EPSは93.01円(前期比+432.1%)と大幅に向上し、株主価値の増加に貢献しています。

強みと競争優位性

当社の強みは、アルミニウム二次合金分野における長年の経験と、グローバルに展開された製造・販売ネットワークにあります。特に、タイ、マレーシア、インドネシア、インドといった成長著しいアジア市場での事業展開は、地域経済の成長を取り込む上で有利なポジションを築いています。また、アルミニウム二次合金の原料となるスクラップの調達から、二次合金地金の製造、そして最終製品への加工まで、サプライチェーン全体での事業活動を展開していることは、安定した生産体制とコスト競争力の源泉となっています。さらに、溶解炉の新築・補修事業というニッチながらも専門性の高い分野での事業展開は、グループ全体の技術力を強化し、顧客基盤の拡大に貢献しています。環境保全への意識の高まりを背景とした、リサイクル合金の開発・供給や、CO2排出削減、廃棄物ゼロを目指す「G&G(Global & Green)」という経営方針は、持続可能な社会の実現に貢献する企業としてのブランドイメージ向上にも繋がっています。

リスク要因

当社の事業運営には、いくつかのリスク要因が存在します。まず、主要販売先である自動車業界の景気動向や、販売先個々の業績・社内事情に起因する取引関係の変化が業績に影響を及ぼす可能性があります。また、販売先の信用リスクも懸念事項であり、販売先の財務・資金状況を完全に把握することの困難さから、予期せぬ貸倒れが発生するリスクがあります。海外での事業展開においては、政治的、経済的、社会的な事業環境の変化や予期せぬ事象が業績に影響を与える可能性があります。さらに、アルミニウム二次合金の原料価格や販売価格は、国際的な金属市況(LME)や為替レートの変動に大きく左右されるため、市況の急激な変動は収益を圧迫する可能性があります。原材料の調達においても、供給源の縮小化や調達制約のリスクが指摘されています。自然災害、火災、感染症の拡大といった偶発的な事象も、生産活動や企業活動全般に重大な影響を与える可能性があります。

投資テーマとの関連

当社グループは、持続可能な社会の実現に貢献する「G&G(Global & Green)」という経営方針を掲げ、中期経営計画において「成長分野への投資」を柱の一つとしています。具体的には、ハイブリッド車、電気自動車、燃料電池車分野向けの「リサイクル合金の開発・供給」や、「高度循環型社会づくりへの挑戦」を推進しています。これは、EV(電気自動車)シフトというメガトレンドや、環境問題への関心の高まりといった、現代の主要な投資テーマと強く結びついています。EVの普及は、軽量化に貢献するアルミニウムの需要を押し上げることが期待されており、特にリサイクルアルミニウムは、環境負荷低減の観点からも重要性が増しています。当社のリサイクル合金の開発・供給能力は、こうした市場のニーズに応えるものであり、将来的な成長ドライバーとなる可能性を秘めています。また、CO2排出削減や廃棄物ゼロを目指す取り組みは、ESG投資の観点からも注目される要素です。

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