日本伸銅株式会社 (5753) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 非鉄金属
金属資源
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 22/36位
B
安定性
業種 7/36位
B
成長性
業種 20/36位
B
効率性
業種 8/36位
D
CF健全性
業種 29/36位
売上高
301億円
粗利率
11.7%
営業利益率
8.9%
純利益率
2.5%
ROE
5.8%
ROIC
12.3%
自己資本比率
68.7%
D/Eレシオ
0.21
有利子負債
26億円
ネットキャッシュ
-24億円
NC/時価総額
-44.3%
運転資本余剰*
-50億円
運転資本余剰/時価総額*
-93.5%
フリーCF
-10億円
FCFマージン
-3.4%
キャッシュ化率
-1.31倍
PBR
0.42倍
EV/EBITDA
2.7倍
PER
7.2倍
想定株価
2500.1円
想定時価総額
53億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 301億円 35億円 1億円 27億円 28億円 10億円 7億円
2025年3月期 261億円 27億円 1億円 18億円 20億円 14億円 10億円
2024年3月期 233億円 21億円 1億円 12億円 13億円 8億円 6億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 185億円 153億円 52億円 5億円 127億円
2025年3月期 165億円 134億円 41億円 5億円 119億円
2024年3月期 150億円 119億円 36億円 4億円 109億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 2億円 61億円 41億円 26億円 7億円 - -50億円
2025年3月期 2億円 51億円 31億円 15億円 5億円 - -39億円
2024年3月期 2億円 41億円 26億円 17億円 5億円 - -34億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 -10億円 -4300万円 11億円 -10億円
2025年3月期 3億円 -8100万円 -2億円 2億円
2024年3月期 8億円 -3900万円 -8億円 8億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 347.2円 5948.1円 15.0円 4.3% -1106.2円 7.2倍 2500.1円 53億円 2,370,000株 232,900株
2025年3月期 451.4円 5572.9円 15.0円 3.3% -614.4円 4.9倍 2211.7円 47億円 2,370,000株 232,900株
2024年3月期 259.9円 5113.3円 10.0円 3.9% -706.6円 7.6倍 1974.9円 42億円 2,370,000株 232,900株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 5.8% 4.0% 12.3% 11.7% 8.9% 9.3% 2.5% -3.4% 68.7% 0.21
2025年3月期 8.1% 5.9% 9.6% 10.3% 7.0% 7.5% 3.7% 0.8% 72.3% 0.13
2024年3月期 5.1% 3.7% 6.7% 8.8% 5.1% 5.7% 2.4% 3.4% 73.0% 0.16

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 15.4% 46.8% -23.0% 3.4% 14.1% 19.2% -
2025年3月期 11.9% 52.9% 73.7% -0.0% 8.7% -8.1% 代表取締役社長 原田孝之
2024年3月期 -14.3% -24.6% -46.2% 14.3% 2.5% -10.1% 代表取締役社長 原田孝之

業種比較(非鉄金属、35社中央値)

指標日本伸銅株式会社業種中央値
ROE5.8%6.7%
ROA4.0%3.6%
営業利益率8.9%5.7%
純利益率2.5%4.2%
自己資本比率68.7%53.3%
売上成長率15.4%9.0%
PER7.2倍13.6倍
PBR0.42倍1.18倍
EV/EBITDA2.7倍9.5倍
NC/時価総額-44.3%-17.8%
運転資本余剰/時価総額-93.5%-18.8%
同業他社: 住友電気工業株式会社(5802)三菱マテリアル株式会社(5711)住友金属鉱山株式会社(5713)古河電気工業株式会社(5801)株式会社フジクラ(5803)全36社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

非鉄金属で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社エルアイイーエイチ (5856) 49億円 103億円
日本精鉱株式会社 (5729) 58億円 409億円
株式会社アサカ理研 (5724) 64億円 87億円
エヌアイシ・オートテック株式会社 (5742) 42億円 63億円
株式会社STG (5858) 35億円 68億円
株式会社三ッ星 (5820) 31億円 117億円
JMACS株式会社 (5817) 99億円 60億円
カナレ電気株式会社 (5819) 128億円 131億円
非鉄金属の企業一覧(全36社)→

AI分析(2026年3月期)

金属資源
伸銅品製造販売原料価格変動リスクヘッジ業界再編M&A・事業提携OEM供給・原料共同購買

見通し: 伸銅品事業は業界再編の動きがある中、OEM供給や原料共同購買でシナジーを追求。銅・亜鉛価格高騰による影響はデリバティブ取引でヘッジするも、経常利益は圧迫。M&Aや新製品開発で成長を目指す。

強み: 伸銅品分野での生産品種の棲み分けによる兄弟会社との最適分業体制。原料調達・販売における効率化。

懸念: 主要原料である銅・亜鉛の国際相場変動リスク。デリバティブ取引による損失計上が経常利益を圧迫。

リスク: ①主要原料(銅・亜鉛)の国際相場変動による棚卸資産評価損、販売価格下落、デリバティブ損失発生。②電力供給不安による生産障害リスク。③取引先の経営破綻による債権回収リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社は伸銅品の製造販売を主軸とする企業であり、金属材料加工業に分類される。主力製品である伸銅品においては、兄弟会社であるサンエツ金属株式会社との間で生産品種の棲み分けを行い、最適化された分業体制を構築している。これにより、効率的な生産体制を確立し、競争力の維持・向上を図っている。具体的には、伸銅品事業で2026年3月期に265億6百万円の売上高を計上しており、これは同事業部門の売上高の約88%を占める。また、伸銅加工品事業からは16億40百万円、その他の金属材料販売からは19億97百万円の売上高があり、これらを合算した伸銅品関連事業全体で301億45百万円の売上高を達成している。この売上構成は、伸銅品が事業の中核を担っていることを明確に示しており、同社が金属加工分野において安定した事業基盤を有していることを示唆している。

直近決算ハイライト

2026年3月期の業績は、売上高が前期比15.4%増の301億45百万円と堅調に伸長した。これは、販売数量が前期比6.3%増加したことに加え、主要原材料である銅の相場が高値で推移したことが主な要因である。営業利益は同46.8%増の26億94百万円と大幅な増益を記録した。しかしながら、国際相場商品である銅や亜鉛の価格変動リスクをヘッジするために実施しているデリバティブ取引において、17億3百万円のデリバティブ損失が発生した影響で、経常利益は前期比27.2%減の10億28百万円となった。当期純利益も同23.1%減の7億42百万円と減益となった。これは、営業活動によるキャッシュ・フローが9億75百万円のマイナスとなったことも影響している。棚卸資産および売上債権の増加が主な要因であり、在庫管理と債権回収の効率化が今後の課題となる。

強みと競争優位性

当社の強みは、長年にわたり培ってきた伸銅品製造における専門性と、兄弟会社であるサンエツ金属株式会社との緊密な連携による最適分業体制にある。これにより、生産効率の向上とコスト競争力の強化を実現している。また、国際相場商品である銅や亜鉛を主原料としているため、これらの価格変動リスクを軽減するためのデリバティブ取引を導入している点は、リスク管理能力の高さを示している。さらに、国内の伸銅品市場が長期的に縮小均衡を模索する中で、サンエツ金属株式会社および三谷伸銅株式会社との間で製品の相互OEM供給、原料の共同購買、人材交流などを通じてシナジーを追求する姿勢は、業界再編を見据えた戦略的な対応力といえる。こうした取り組みは、変化の激しい市場環境下においても、安定した事業運営と成長を目指す同社の競争優位性を支えている。

リスク要因

当社の事業運営における主要なリスク要因として、まず国際相場商品である銅や亜鉛の価格変動が挙げられる。これらの価格が急騰した場合、保有する棚卸資産に含み損が発生する可能性や、製品販売価格の上昇に伴う需要減少のリスクがある。また、電力供給の不安定化は、電気炉を用いた生産プロセスに直接影響を及ぼし、生産障害を引き起こす可能性がある。さらに、主要取引先の経営破綻による売掛債権の回収不能リスクや、大規模自然災害、事故、パンデミック発生による事業継続への影響も無視できない。これらリスクに対して、デリバティブ取引、BCP(事業継続計画)の策定、グループ内工場での代替生産体制の構築、調達先の複数化などの対策を講じているが、リスクの完全な回避は困難である。M&Aや事業提携においては、期待した効果が得られない可能性も内包している。

投資テーマとの関連

当社は金属材料加工業として、インフラ投資や製造業の設備投資といった、景気動向に左右される側面を持つ。近年注目されているAIや半導体、EVといった先端技術分野との直接的な関連は現時点では限定的である。しかし、これらの先端技術分野を支える基盤産業として、金属材料の需要は間接的に影響を受ける可能性がある。例えば、EVの普及に伴う銅需要の増加や、再生可能エネルギー関連設備への金属材料の供給など、社会インフラの整備やグリーン化といった長期的な投資テーマとは一定の関連性が考えられる。また、国防分野における素材供給も、今後の政策動向によっては新たな事業機会となる可能性を秘めている。ただし、現時点ではこれらのテーマとの直接的な関与は薄く、主に国内の産業構造や景気動向に影響を受ける事業モデルであると言える。

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