SWCC株式会社 (5805) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 非鉄金属
AIデータセンター半導体電力
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 6/36位
D
安定性
業種 22/36位
A
成長性
業種 9/36位
A
効率性
業種 4/36位
B
CF健全性
業種 10/36位
売上高
2777億円
粗利率
18.2%
営業利益率
9.8%
純利益率
6.8%
ROE
19.1%
ROIC
13.9%
自己資本比率
47.6%
D/Eレシオ
0.40
有利子負債
395億円
ネットキャッシュ
-289億円
NC/時価総額
-8.1%
運転資本余剰*
-605億円
運転資本余剰/時価総額*
-16.9%
フリーCF
137億円
FCFマージン
5.0%
キャッシュ化率
0.86倍
PBR
3.63倍
EV/EBITDA
11.4倍
PER
18.9倍
想定株価
12029.5円
想定時価総額
3575億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 2777億円 506億円 66億円 273億円 339億円 261億円 188億円
2025年3月期 2379億円 386億円 39億円 209億円 248億円 113億円 114億円
2024年3月期 2139億円 290億円 36億円 128億円 165億円 122億円 88億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 2069億円 1064億円 711億円 298億円 984億円
2025年3月期 1977億円 1105億円 981億円 140億円 837億円
2024年3月期 1616億円 944億円 646億円 198億円 759億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 106億円 343億円 473億円 395億円 53億円 72億円 -605億円
2025年3月期 192億円 330億円 413億円 542億円 62億円 169億円 -789億円
2024年3月期 72億円 290億円 392億円 298億円 145億円 - -574億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 162億円 -25億円 -223億円 137億円
2025年3月期 131億円 7100万円 -15億円 132億円
2024年3月期 177億円 10億円 -156億円 188億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 636.5円 3322.3円 223.0円 35.0% -971.7円 18.9倍 12029.5円 3575億円 30,826,000株 1,107,100株
2025年3月期 385.7円 2829.0円 136.0円 35.3% -1179.0円 16.0倍 6171.0円 1833億円 30,826,000株 1,129,300株
2024年3月期 297.1円 2570.8円 90.0円 30.3% -759.9円 13.1倍 3892.3円 1155億円 30,826,000株 1,147,500株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 19.1% 9.1% 13.9% 18.2% 9.8% 12.2% 6.8% 5.0% 47.6% 0.40
2025年3月期 13.6% 5.8% 10.6% 16.3% 8.8% 10.4% 4.8% 5.5% 42.3% 0.65
2024年3月期 11.6% 5.5% 8.5% 13.5% 6.0% 7.7% 4.1% 8.8% 47.0% 0.39

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 16.8% 30.5% 65.3% 9.9% 11.4% 37.6% -
2025年3月期 11.2% 63.2% 29.0% 6.1% 6.8% 27.8% 代表取締役 小又哲夫
2024年3月期 2.3% 22.4% -6.1% 9.8% 3.8% 19.1% 代表取締役 長谷川隆代

業種比較(非鉄金属、35社中央値)

指標SWCC株式会社業種中央値
ROE19.1%6.5%
ROA9.1%3.6%
営業利益率9.8%5.7%
純利益率6.8%4.0%
自己資本比率47.6%54.1%
売上成長率16.8%9.0%
PER18.9倍13.2倍
PBR3.63倍1.14倍
EV/EBITDA11.4倍9.4倍
NC/時価総額-8.1%-22.9%
運転資本余剰/時価総額-16.9%-22.8%
同業他社: 住友電気工業株式会社(5802)三菱マテリアル株式会社(5711)住友金属鉱山株式会社(5713)古河電気工業株式会社(5801)株式会社フジクラ(5803)全36社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

非鉄金属で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社UACJ (5741) 4161億円 1.2兆円
AREホールディングス株式会社 (5857) 2900億円 5700億円
DOWAホールディングス株式会社 (5714) 5166億円 7454億円
日本軽金属ホールディングス株式会社 (5703) 1719億円 5855億円
古河機械金属株式会社 (5715) 1380億円 2111億円
株式会社大阪チタニウムテクノロジーズ (5726) 915億円 470億円
リョービ株式会社 (5851) 870億円 3091億円
三菱マテリアル株式会社 (5711) 6298億円 1.8兆円
非鉄金属の企業一覧(全36社)→

AI分析(2026年3月期)

AIデータセンター半導体電力
ROIC経営2.0AIデータセンターSICONEX®増産e-Ribbon®増産SWCC Smart Stream事業

見通し: 2030年度目標として営業利益400億円以上、営業利益率12%以上、ROIC15%以上を目指す。AIデータセンター市場の拡大や電力インフラ需要増を追い風に、2026年度は売上高3,250億円、営業利益285億円を計画。成長投資と株主還元を両立し、企業価値向上を図る。

強み: AI・データセンター向け製品、高電圧電力ケーブル用コネクタ「SICONEX®」、間欠接着リボン「e-Ribbon®」など、成長分野での戦略製品を持つ。ROIC経営を高度化し、稼ぐ力と財務体質を強化。

懸念: 原材料・エネルギー価格高騰による採算悪化リスク。中東情勢緊迫化による地政学リスクは、販売価格転嫁が困難な既契約分への影響が懸念される。熟練技能者不足と施工工期遅延も課題。

リスク: ①サプライチェーンリスク:地域紛争長期化等による原材料・エネルギー供給途絶、国際物流混乱で事業継続が困難になる可能性。②人材・労働リスク:技能承継困難による事業継続への影響、成長機会逸失による業績目標未達の可能性。③市場変動リスク:主要原料価格変動や円高進行による採算悪化、収益低下の可能性。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当期決算期である2026年3月期において、同社は「エネルギーとデジタルの未来を創るグローバル・ソリューションカンパニー」をビジョンに掲げ、新たな中期経営計画「Transformation for Growth SWCC 2030」を始動させました。事業は主に「エネルギー・インフラ事業」「通信・コンポーネンツ事業」、そしてそれらに属さない「その他」の3つのセグメントで構成されています。エネルギー・インフラ事業では、電力インフラ向けのソリューション製品の製造・販売・据付や、建設関連向けの電線・ケーブルの製造販売を手掛けています。通信・コンポーネンツ事業では、通信ケーブル、半導体検査市場向け製品、モビリティ・産業用製品などを扱っています。その他事業では、物流、リサイクル、事務管理、研究開発といった多角的な事業を展開しています。2025年4月1日には、電装・コンポーネンツ事業と通信・産業用デバイス事業を統合し、通信・コンポーネンツ事業へと再編するなど、事業構造の最適化を進めています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結業績は、売上高が前年比16.8%増の2,777億円、営業利益が同30.5%増の273億円と、増収増益を達成しました。特に経常利益は同131.8%増の261億円と大幅な伸びを示し、当期純利益も同65.3%増の188億円となりました。この好調な業績は、電力インフラ事業における変電所の老朽化対策や送配電網強化に伴う投資の継続、主力製品である高電圧電力ケーブル用コネクタ「SICONEX®」の増産効果、そして㈱TOTOKUのグループインによる貢献が大きいです。通信・コンポーネンツ事業においても、米国データセンター市場の活発な投資を背景とした通信ケーブル、特に「e-Ribbon®」の需要拡大や、生成AI普及に伴う半導体検査市場向け製品の売上増加が業績を牽引しました。一方で、銅価格の高騰が一部売上を押し上げる要因ともなりました。

強みと競争優位性

同社の強みは、エネルギー・インフラおよび通信分野における長年の実績と、それによって培われた高度な技術力、そして顧客基盤にあります。特に、電力インフラ分野では、高電圧電力ケーブル用コネクタ「SICONEX®」のような戦略的製品の増産投資や、スキルレスな独自製品「e-Cable®」の拡販を通じて、省力化・省人化・作業効率化を推進し、社会課題解決に貢献しています。通信・コンポーネンツ事業においても、米国データセンター市場の急拡大に対応するための「e-Ribbon®」の生産体制強化や、AI関連需要の拡大を見据えた半導体検査向け製品のラインナップ拡充・販路拡大は、将来的な成長を支える競争優位性となります。また、ROIC経営を高度化させ、事業ポートフォリオの最適化や構造改革を継続的に実行してきたことで、財務体質と収益力が強化されており、これが持続的な成長を支える基盤となっています。

リスク要因

同社を取り巻くリスクとしては、まず地政学リスクが挙げられます。中東情勢の緊迫化は、原材料価格やエネルギー資源の価格高騰、国際物流の混乱を引き起こし、サプライチェーンの寸断や供給途絶のリスクを高めます。販売価格への転嫁は進めるものの、既契約分への適用が困難な場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。また、国内では、人口減少・少子高齢化に伴う労働力不足と熟練技能者の減少が、エネルギー・インフラ事業における施工面や、製造業全般における技能承継の困難さを招き、事業継続や品質低下のリスクとなります。さらに、市場変動リスクとして、主要原料である銅や石油化学製品の価格変動、為替変動が収益性に影響を与える可能性があります。自然災害による製造拠点への影響や、サイバー攻撃による情報漏洩、システム障害のリスクも、事業継続性の観点から注視が必要です。

投資テーマとの関連

同社は、AI(人工知能)の普及とデータセンター市場の伸長という、現代の主要な投資テーマと密接に関連しています。AIの進化はデータ量の急増を招き、堅調な電力需要の背景となっています。同社は、この電力需要増加に対応するため、電力インフラ事業において、データセンター市場の拡大や送配電網増強に関連する主力製品「SICONEX®」の増産投資を強化しています。また、通信・コンポーネンツ事業では、生成AIの普及を背景とした半導体市場の拡大を見込み、半導体検査向けのコンタクトプローブ等の製品ラインナップ拡充や増産投資を進めており、AI関連需要の取り込みに注力しています。さらに、通信ケーブル事業においても、米国データセンター投資を背景とした「e-Ribbon®」の需要増を捉えており、AI・データセンター関連の需要拡大を事業成長の重要なドライバーと位置づけています。

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