株式会社UACJ (5741) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 非鉄金属
再生可能エネルギーEV半導体製造装置サーキュラーエコノミー
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 17/36位
E
安定性
業種 35/36位
B
成長性
業種 10/36位
C
効率性
業種 17/36位
D
CF健全性
業種 23/36位
売上高
1.2兆円
粗利率
13.4%
営業利益率
6.5%
純利益率
3.3%
ROE
11.2%
ROIC
7.2%
自己資本比率
30.9%
D/Eレシオ
1.15
有利子負債
4000億円
ネットキャッシュ
-3416億円
NC/時価総額
-82.1%
運転資本余剰*
-4273億円
運転資本余剰/時価総額*
-102.7%
フリーCF
45億円
FCFマージン
0.4%
キャッシュ化率
1.65倍
PBR
1.20倍
EV/EBITDA
9.6倍
PER
10.7倍
想定株価
2297.8円
想定時価総額
4161億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1.2兆円 1583億円 19億円 769億円 787億円 637億円 389億円
2025年3月期 9988億円 1325億円 17億円 574億円 590億円 430億円 280億円
2024年3月期 8928億円 1021億円 15億円 314億円 329億円 199億円 139億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1.1兆円 5971億円 4857億円 2507億円 3470億円
2025年3月期 9700億円 4795億円 3843億円 2661億円 2906億円
2024年3月期 9144億円 4312億円 3593億円 2531億円 2770億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 584億円 2950億円 2030億円 4000億円 非該当 304億円 -4273億円
2025年3月期 263億円 2441億円 1873億円 3496億円 非該当 353億円 -3580億円
2024年3月期 402億円 1879億円 1797億円 3209億円 非該当 354億円 -3191億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2026年3月期 189億円 149億円
2025年3月期 79億円 107億円
2024年3月期 96億円 118億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 640億円 -595億円 254億円 45億円
2025年3月期 91億円 -369億円 125億円 -278億円
2024年3月期 953億円 -362億円 -432億円 591億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 214.8円 1916.2円 55.0円 25.6% -1886.3円 10.7倍 2297.8円 4161億円 185,312,000株 4,243,400株
2025年3月期 146.5円 1605.3円 37.5円 25.6% -1785.4円 8.1倍 1186.6円 2148億円 185,312,000株 4,278,000株
2024年3月期 71.8円 1436.4円 22.5円 31.3% -1455.3円 15.3倍 1099.2円 2120億円 193,312,000株 435,200株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 11.2% 3.5% 7.2% 13.4% 6.5% 6.7% 3.3% 0.4% 30.9% 1.15
2025年3月期 9.6% 2.9% 6.3% 13.3% 5.7% 5.9% 2.8% -2.8% 30.0% 1.20
2024年3月期 5.0% 1.5% 3.7% 11.4% 3.5% 3.7% 1.6% 6.6% 30.3% 1.16

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 18.3% 34.0% 39.0% 7.1% 15.7% 64.7% -
2025年3月期 11.9% 82.8% 101.9% 8.5% 10.2% -1.2% 代表取締役 田中信二
2024年3月期 -7.3% 82.4% 194.7% 16.2% 6.2% 41.2% 代表取締役 田中信二

業種比較(非鉄金属、35社中央値)

指標株式会社UACJ業種中央値
ROE11.2%6.5%
ROA3.5%3.7%
営業利益率6.5%5.7%
純利益率3.3%4.2%
自己資本比率30.9%54.1%
売上成長率18.3%9.0%
PER10.7倍13.6倍
PBR1.20倍1.14倍
EV/EBITDA9.6倍9.4倍
NC/時価総額-82.1%-17.8%
運転資本余剰/時価総額-102.7%-18.8%
同業他社: 住友電気工業株式会社(5802)三菱マテリアル株式会社(5711)住友金属鉱山株式会社(5713)古河電気工業株式会社(5801)株式会社フジクラ(5803)全36社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

非鉄金属で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
SWCC株式会社 (5805) 3575億円 2777億円
DOWAホールディングス株式会社 (5714) 5166億円 7454億円
AREホールディングス株式会社 (5857) 2900億円 5700億円
三菱マテリアル株式会社 (5711) 6298億円 1.8兆円
日本軽金属ホールディングス株式会社 (5703) 1719億円 5855億円
古河機械金属株式会社 (5715) 1380億円 2111億円
株式会社大阪チタニウムテクノロジーズ (5726) 915億円 470億円
リョービ株式会社 (5851) 870億円 3091億円
非鉄金属の企業一覧(全36社)→

AI分析(2026年3月期)

再生可能エネルギーEV半導体製造装置サーキュラーエコノミー
第4次中期経営計画(2024-2027)UACJ VISION 2030素材+αリサイクル推進先端分野(航空宇宙・防衛、電池、半導体製造装置)

見通し: 2025年度は売上高11,817億円(前期比+18.3%)、営業利益769億円(前期比+34.0%)と大幅な増収増益を見込む。第4次中期経営計画に基づき、価値創出拡大と体質強化を進め、成長分野での需要捕捉と「素材+α」の付加価値提供により、持続的な成長を目指す。

強み: アルミニウムの特性を活かした製品・サービス提供力。リサイクル技術や加工技術と組み合わせた「素材+α」の価値提案が強み。

懸念: アルミ地金価格や原材料・エネルギー価格の変動。地政学リスクによる調達・物流コスト上昇や供給途絶リスク。

リスク: 1. 気候変動への対応遅れによる競争劣後や事業機会喪失。 2. 地政学リスクによる調達・物流コスト上昇、操業継続困難。 3. 市況変動(アルミ地金、原材料、エネルギー等)による損益影響。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

UACJグループは、アルミニウムを基盤とした素材メーカーとして、板材、押出材、鋳物、加工品など多岐にわたるアルミニウム製品を製造・販売しています。その事業は、自動車、建築、家電、産業機械、飲料缶、航空宇宙といった幅広い産業分野に貢献しています。特に、軽量性、高強度、リサイクル性に優れるアルミニウムの特性を活かし、持続可能な社会の実現に貢献する製品・サービスの提供を企業理念に掲げています。グループ全体として、素材の提供に留まらず、加工やリサイクルといったバリューチェーン全体での付加価値創出を目指しており、単なる素材メーカーから「素材+α」の提供企業への変革を推進しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、UACJグループは大幅な増収増益を達成しました。売上高は前期比18.3%増の11,817億円となり、堅調な需要に支えられた販売数量の増加とアルミ地金価格の上昇が業績を牽引しました。営業利益は同34.0%増の769億円、経常利益は同48.0%増の637億円、当期純利益は同39.0%増の389億円といずれも大きく伸長しました。特に、営業利益率の改善は、コスト上昇を価格転嫁する値決め体系の定着や、効率化の進展を示唆しています。現金及び預金も同122.0%増の584億円と大幅に増加し、営業キャッシュフローも同602.1%増の640億円と大きく改善しており、財務的な健全性が向上しています。一方で、EPSは前期比-63.4%と大きく低下しましたが、これは前期に計上された特殊要因による利益の反動や、株主資本の増加が影響していると考えられます。

強みと競争優位性

UACJグループの強みは、アルミニウムに関する総合的な技術力と、幅広い産業分野にわたる顧客基盤にあります。素材の特性を最大限に引き出す加工技術や、リサイクル技術の開発に注力しており、環境負荷低減への貢献という社会的な要請に応える製品開発力は、競合他社との差別化要因となっています。例えば、軽量化に貢献する自動車用部材や、リサイクル性に優れた飲料缶材などは、その代表例です。また、「UACJ VISION 2030」で掲げる「モビリティ」「ライフスタイル・ヘルスケア」「環境・エネルギー」といった成長分野への戦略的な注力は、将来の需要を取り込むための布石となっています。さらに、グループ全体でのシナジーを追求し、素材から加工まで一貫して提供できる体制や、サプライチェーン・バリューチェーン全体での連携強化は、顧客に対してより包括的なソリューションを提供する能力を高めています。

リスク要因

UACJグループは、事業を取り巻く様々なリスクに直面しています。まず、気候変動への対応遅れは、素材間競争での劣後や事業機会の喪失につながる可能性があります。また、政治環境や経済動向の変化、地政学的リスクは、原材料調達の不安定化、調達・物流コストの上昇、さらには操業停止のリスクをもたらします。感染症の蔓延や自然災害は、サプライチェーンへの影響や生産活動の遅延・中断を引き起こす可能性があります。技術革新や需要構造の変化は、代替素材との競争激化や需要の変動を招く恐れがあります。市況の激変、特にアルミ地金価格や原材料価格、物流費、エネルギー価格の変動は、収益に直接的な影響を与える可能性があります。内部リスクとしては、安全衛生事故、環境事故、製品の品質問題は、信用失墜や事業継続への支障となり得ます。人材確保競争の激化や、法規制遵守(コンプライアンス)違反、情報管理体制の不備なども、企業活動に重大な影響を及ぼす要因となります。

投資テーマとの関連

UACJグループは、複数の重要な投資テーマとの関連が深いです。まず、「環境・サステナビリティ」のテーマにおいては、アルミニウムの持つリサイクル性の高さや軽量性を活かした製品開発、GHG排出量削減への貢献などが、まさにこのテーマと合致しています。特に、次世代飲料缶用蓋「EcoEnd™」の拡販や、アルミニウムの循環型社会構築への取り組みは、注目に値します。次に、「AI・DX」のテーマにおいては、製造現場におけるデジタル技術の活用、生成AI導入による生産性向上への取り組みが挙げられます。これにより、業務効率化や競争力強化が期待されます。さらに、「サプライチェーン強靭化」の観点からは、航空宇宙・防衛、電池、半導体製造装置といった先端分野への高付加価値製品の安定供給体制構築は、地政学的リスクの高まりを踏まえ、重要なテーマとなっています。国内サプライチェーンの強化を目指す姿勢も、このテーマとの関連を示唆しています。

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