DOWAホールディングス株式会社 (5714) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 非鉄金属
金属資源電子材料自動車部品再生可能エネルギー脱炭素DXESG
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 10/36位
C
安定性
業種 10/36位
B
成長性
業種 19/36位
B
効率性
業種 9/36位
C
CF健全性
業種 16/36位
売上高
7454億円
粗利率
12.1%
営業利益率
4.6%
純利益率
8.4%
ROE
13.7%
ROIC
4.4%
自己資本比率
57.3%
D/Eレシオ
0.20
有利子負債
907億円
ネットキャッシュ
-414億円
NC/時価総額
-8.0%
運転資本余剰*
-2003億円
運転資本余剰/時価総額*
-38.8%
フリーCF
174億円
FCFマージン
2.3%
キャッシュ化率
0.08倍
PBR
1.13倍
EV/EBITDA
8.6倍
PER
8.3倍
想定株価
8734.6円
想定時価総額
5166億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 7454億円 903億円 310億円 342億円 652億円 543億円 625億円
2025年3月期 6787億円 866億円 288億円 322億円 610億円 436億円 271億円
2024年3月期 7172億円 814億円 253億円 300億円 553億円 447億円 279億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 7945億円 4768億円 2495億円 703億円 4556億円
2025年3月期 6735億円 3670億円 2017億円 558億円 3984億円
2024年3月期 6328億円 3419億円 1781億円 659億円 3730億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 493億円 2952億円 1051億円 907億円 880億円 12億円 -2003億円
2025年3月期 412億円 2129億円 923億円 813億円 767億円 17億円 -1604億円
2024年3月期 730億円 1595億円 856億円 759億円 761億円 22億円 -1050億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 52億円 121億円 -100億円 174億円
2025年3月期 128億円 -414億円 -41億円 -286億円
2024年3月期 1186億円 -263億円 -592億円 924億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 1049.8円 7702.1円 368.0円 35.0% -700.2円 8.3倍 8734.6円 5166億円 61,989,206株 2,840,800株
2025年3月期 455.6円 6690.3円 150.0円 32.9% -686.8円 10.2倍 4628.9円 2697億円 61,989,206株 3,720,200株
2024年3月期 467.9円 6265.0円 130.0円 27.8% -49.1円 11.4倍 5329.4円 3105億円 61,989,206株 3,733,600株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 13.7% 7.9% 4.4% 12.1% 4.6% 8.7% 8.4% 2.3% 57.3% 0.20
2025年3月期 6.8% 4.0% 4.7% 12.8% 4.8% 9.0% 4.0% -4.2% 59.2% 0.20
2024年3月期 7.5% 4.4% 4.7% 11.4% 4.2% 7.7% 3.9% 12.9% 59.0% 0.20

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 9.8% 6.1% 130.2% -1.5% 4.9% -8.5% -
2025年3月期 -5.4% 7.4% -2.6% -6.6% 6.9% -20.4% 代表取締役社長 関口明
2024年3月期 -8.1% -32.7% 11.2% 6.8% 9.6% -7.1% 代表取締役社長 関口明

業種比較(非鉄金属、35社中央値)

指標DOWAホールディングス株式会社業種中央値
ROE13.7%6.5%
ROA7.9%3.6%
営業利益率4.6%5.9%
純利益率8.4%4.0%
自己資本比率57.3%53.3%
売上成長率9.8%9.0%
PER8.3倍13.6倍
PBR1.13倍1.18倍
EV/EBITDA8.6倍9.5倍
NC/時価総額-8.0%-22.9%
運転資本余剰/時価総額-38.8%-18.8%
同業他社: 住友電気工業株式会社(5802)三菱マテリアル株式会社(5711)住友金属鉱山株式会社(5713)古河電気工業株式会社(5801)株式会社フジクラ(5803)全36社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

非鉄金属で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社UACJ (5741) 4161億円 1.2兆円
三菱マテリアル株式会社 (5711) 6298億円 1.8兆円
SWCC株式会社 (5805) 3575億円 2777億円
AREホールディングス株式会社 (5857) 2900億円 5700億円
日本軽金属ホールディングス株式会社 (5703) 1719億円 5855億円
古河機械金属株式会社 (5715) 1380億円 2111億円
株式会社大阪チタニウムテクノロジーズ (5726) 915億円 470億円
リョービ株式会社 (5851) 870億円 3091億円
非鉄金属の企業一覧(全36社)→

異常検知フラグ

2025年3月期: 売上3年連続減少

AI分析(2026年3月期)

金属資源電子材料自動車部品
中期経営計画2027循環のクオリティ追求複合的な循環(未活用廃棄物の再生・活用)長期的な循環(製品ライフサイクル延長)AIサーバー向け需要

見通し: 2025年度は売上高7,454億円、営業利益342億円(前期比+6.1%)、経常利益543億円(前期比+24.6%)、純利益625億円(前期比+130.2%)と増収増益を見込む。「中期計画2027」の基本戦略である「価値の創出」と「変動の抑制・期待の醸成」を推進し、循環型ビジネスモデルの強化と企業価値向上を目指す。

強み: 140年以上の歴史を持つ循環型ビジネスモデルが強み。資源回収・再生・供給技術を核に、環境・リサイクル、製錬、電子材料、金属加工、熱処理の5コア事業を多角的に展開。

懸念: 電子材料部門は競合激化による銀粉販売減、機能材料事業の原料調達コスト増が収益を圧迫。また、製錬部門では製錬原料の購入条件悪化が利益を押し下げている。

リスク: 市場変動リスク:景気悪化、産業構造変化、需要減少による影響。気候変動リスク:事業環境変化、災害、カーボンプライシング導入による影響。相場変動リスク:非鉄金属や為替の価格変動による影響。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

DOWAホールディングスは、140年以上の歴史を持つ資源循環型ビジネスモデルを基盤とする企業グループです。事業は、環境・リサイクル、製錬、電子材料、金属加工、熱処理の5つのコア事業で構成されています。環境・リサイクル部門では、廃棄物処理やリサイクルサービスを提供し、循環型社会の形成に貢献しています。製錬部門では、非鉄金属(金、銀、銅、亜鉛など)の製錬や貴金属の回収・精製を行います。電子材料部門では、半導体材料や機能性粉末などを手掛け、情報通信機器や新エネルギー分野の発展を支えています。金属加工部門は、伸銅品やめっき製品などを自動車や情報通信機器向けに提供しています。熱処理部門では、金属の熱処理加工や工業炉の製造・販売を行っています。これらの事業を通じて、資源の回収・再生・供給に関する技術を核に、持続可能な社会の実現を目指しています。2026年3月期においては、売上高7,454億円、営業利益342億円を計上しており、売上高は前期比9.8%増、営業利益は同6.1%増と堅調に推移しました。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算では、売上高が前期比9.8%増の7,454億円となり、堅調な成長を見せました。営業利益は同6.1%増の342億円、経常利益は同24.6%増の543億円と、利益面でも増収増益を達成しています。特に、親会社株主に帰属する当期純利益は、投資有価証券売却益の計上等もあり、前期比130.2%増の625億円と大幅な増加を記録しました。セグメント別では、環境・リサイクル部門が売上高26.1%増、製錬部門が売上高37.0%増と大きく伸長しました。一方、電子材料部門は売上高が36.6%減と減少しましたが、これは銀粉販売の減少などが影響しています。金属加工部門は売上高14.4%増、熱処理部門は売上高0.7%増とそれぞれ増加しました。営業利益においては、製錬部門が原料調達条件の悪化等により34.1%減となりましたが、金属加工部門が75.9%増と大幅に改善し、全体として利益の増加に貢献しました。キャッシュ・フローの状況としては、営業活動によるキャッシュ・フローは52億円の収入となったものの、前期比では減少しました。これは、棚卸資産の増加などが主な要因です。

強みと競争優位性

DOWAホールディングスの強みは、長年にわたり培ってきた「循環型ビジネスモデル」にあります。廃棄物の処理から資源の再生、高付加価値製品の提供までを一貫して手掛けることで、資源循環の質を高め、持続可能な経済システムへの貢献を深めています。複数の事業セグメントが連携し、それぞれの専門知識や技術を複合的に活用することで、他社にはない独自のバリューチェーンを構築しています。特に、環境・リサイクル部門と製錬部門のシナジーは、廃棄物から有価金属を回収し、それを製錬プロセスで活用するといった、資源効率を最大化するビジネスモデルを可能にしています。また、自動車や情報通信機器といった成長分野向けの製品・サービスも手掛けており、これらの産業構造の変化や技術革新に対応することで、安定した需要基盤を確保しています。AIサーバー向けの需要拡大や、環境規制強化に伴うリサイクルニーズの高まりも、同社の事業成長を後押しする要因となっています。

リスク要因

同社グループの事業は、市場変動リスクに晒されています。特に、製錬部門では非鉄金属や貴金属の国際相場変動、為替変動の影響を大きく受けます。2026年3月期においては、一時的な円安や貴金属価格の上昇が業績に寄与した一方、ヘッジ取引評価損の計上もありました。また、気候変動リスクも中~大の影響度として認識されており、カーボンプライシング導入や災害による操業停止リスクに対応するため、2050年カーボンニュートラルを目指し、GHG排出削減目標やロードマップを策定しています。さらに、情報通信機器や新エネルギー分野、自動車産業といった主要な用途市場における産業構造の変化や代替技術の開発は、電子材料部門や金属加工部門にとってリスクとなり得ます。労働安全衛生や環境保全に関するリスクも、法令遵守やISO認証取得などの対策を講じていますが、事故や汚染発生のリスクは常に存在します。人材確保に関しても、国内労働人口の減少や採用競争の激化が、一部製造拠点での事業継続に必要な人材確保を困難にする可能性があります。

投資テーマとの関連

DOWAホールディングスは、現代の主要な投資テーマである「循環型経済(サーキュラーエコノミー)」や「環境・サステナビリティ」と深く関連しています。同社が推進する「循環のクオリティを追求する」という中期経営計画は、まさにこれらのテーマに合致するものです。廃棄物の再生・活用、資源循環の質的向上、製品ライフサイクルの延長に貢献する高付加価値製品の提供は、ESG投資の観点からも注目されます。また、AIサーバー向け部品の製造に不可欠な金属材料の加工や、環境負荷低減に貢献するリサイクル技術などは、テクノロジーの進化や環境問題への対応といったメガトレンドとも連動しています。貴金属や非鉄金属の精錬・回収事業は、EVバッテリー材料や半導体材料のサプライチェーンにおいても重要な役割を担う可能性があり、これらの先端産業の成長を取り込むことで、さらなる企業価値向上が期待できます。

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