株式会社かわでん (6648) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 電気機器
インフラ老朽化スマートシティ
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 24/248位
A
安定性
業種 69/249位
B
成長性
業種 31/247位
B
効率性
業種 14/249位
A
CF健全性
業種 24/249位
売上高
265億円
粗利率
-
営業利益率
15.5%
純利益率
11.1%
ROE
14.4%
ROIC
13.5%
自己資本比率
73.3%
D/Eレシオ
0.05
有利子負債
10億円
ネットキャッシュ
98億円
NC/時価総額
31.6%
運転資本余剰*
46億円
運転資本余剰/時価総額*
15.0%
フリーCF
38億円
FCFマージン
14.3%
キャッシュ化率
1.73倍
PBR
1.53倍
EV/EBITDA
4.5倍
PER
10.6倍
想定株価
1940.9円
想定時価総額
311億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 265億円 101億円 6億円 41億円 47億円 42億円 29億円
2025年3月期 242億円 80億円 6億円 26億円 32億円 27億円 20億円
2024年3月期 213億円 56億円 6億円 11億円 17億円 12億円 7億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 277億円 203億円 62億円 12億円 203億円
2025年3月期 254億円 192億円 63億円 14億円 177億円
2024年3月期 224億円 164億円 51億円 12億円 160億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 108億円 37億円 35億円 10億円 16億円 - 46億円
2025年3月期 81億円 37億円 35億円 11億円 7億円 - 19億円
2024年3月期 74億円 36億円 28億円 11億円 7億円 - 22億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 51億円 -13億円 -11億円 38億円
2025年3月期 15億円 -6億円 -2億円 10億円
2024年3月期 2億円 -3億円 -1億円 -1億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 183.1円 1268.7円 65.0円 35.5% 612.7円 10.6倍 1940.9円 311億円 20,960,000株 4,944,400株
2025年3月期 122.6円 1107.9円 38.0円 31.0% 436.3円 6.5倍 796.7円 128億円 20,960,000株 4,944,000株
2024年3月期 46.5円 1001.5円 18.0円 38.7% 393.9円 12.4倍 576.3円 92億円 20,960,000株 4,944,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 14.4% 10.6% 13.5% - 15.5% 17.7% 11.1% 14.3% 73.3% 0.05
2025年3月期 11.1% 7.7% 9.6% - 10.7% 13.1% 8.1% 4.0% 69.8% 0.06
2024年3月期 4.6% 3.3% 4.6% - 5.3% 7.9% 3.5% -0.6% 71.6% 0.07

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 9.4% 59.0% 49.4% 10.4% 7.3% 100.7% -
2025年3月期 13.5% 128.2% 163.7% 9.8% 2.9% 41.8% 代表取締役社長 社長執行役員相澤利雄
2024年3月期 8.5% 122.9% 132.3% 4.6% 1.9% -8.8% 代表取締役社長 社長執行役員相澤利雄

業種比較(電気機器、248社中央値)

指標株式会社かわでん業種中央値
ROE14.4%6.9%
ROA10.6%4.2%
営業利益率15.5%6.8%
純利益率11.1%5.8%
自己資本比率73.3%61.0%
売上成長率9.4%3.9%
PER10.6倍15.0倍
PBR1.53倍1.04倍
EV/EBITDA4.5倍6.6倍
NC/時価総額31.6%8.5%
運転資本余剰/時価総額15.0%-3.4%
同業他社: ソニーグループ株式会社(6758)株式会社日立製作所(6501)パナソニックホールディングス株式会社(6752)三菱電機株式会社(6503)キヤノン株式会社(7751)全249社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

電気機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社正興電機製作所 (6653) 318億円 314億円
株式会社エスケーエレクトロニクス (6677) 302億円 292億円
新電元工業株式会社 (6844) 302億円 1138億円
千代田インテグレ株式会社 (6915) 296億円 380億円
イノテック株式会社 (9880) 294億円 467億円
リオン株式会社 (6823) 335億円 285億円
株式会社バッファロー (6676) 281億円 1173億円
株式会社日本トリム (6788) 342億円 242億円
電気機器の企業一覧(全249社)→

AI分析(2026年3月期)

インフラ老朽化
カスタムメイド配電制御設備民間非住宅建築投資データセンター建設需要新工場建設リニューアル事業強化

見通し: 2025年度は民間非住宅建築投資の回復やデータセンター建設需要を背景に増収増益が続く見通し。2030年度までのMTPでは売上高350億円、営業利益40億円、ROE10.0%を目指し、新工場建設やリニューアル事業強化、標準化・モジュール化推進により持続的成長を目指す。

強み: カスタムメイド配電制御設備専業メーカーとして、顧客ニーズへのきめ細やかな対応力と、設計からアフターサービスまで一貫して社内で行う体制が強み。大手専業メーカーとしての歴史と実績。

懸念: 民間非住宅建築投資の動向に業績が強く影響される点。また、仕様変更に伴う原価増加が販売価格に転嫁されにくいリスクや、長期にわたる受注から検収までの期間が業績変動要因となる。

リスク: 1. 建築投資の変動リスク: 民間非住宅建築投資の減少は、当社製品の需要減少に直結する。2. 仕様変更と原価転嫁リスク: 顧客からの仕様変更に伴う原価増が販売価格に反映されず、採算が悪化する可能性がある。3. 生産拠点集中リスク: 山形工場に生産の約7割が集中しており、自然災害等で壊滅的損害を受けた場合、生産・業績に深刻な影響が出る。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社の事業は、ビル、工場、産業施設、大型マンション向けに高低圧配電盤、制御盤、分電盤といった配電制御設備をカスタムメイドで製造する大手専業メーカーとしての事業展開です。1940年の設立以来、長きにわたり培ってきた歴史と実績を有しており、配電制御設備製造事業という単一セグメントで事業を営んでいます。製品は、国内の大型・中型オフィスビル、病院、学校、工場、大型マンションといった多様な施設に設置され、多くの場合、一式で配電制御設備として受注されます。当社の製品は重量物であり、容積も大きいことに加え、カスタムメイドであるため納期が建築工程と密接に連携している点が特徴です。また、受注から製造過程での仕様変更要求も頻繁に発生するため、海外生産や輸出には不向きであり、国内の建築物向けに特化したビジネスモデルを展開しています。顧客である施設の建築投資動向、特に国内民間非住宅建築投資の動向に業績が強く影響を受けるビジネス構造です。競合他社が多く存在する中で、当社は研究開発から設計、製造、販売、アフターサービスまで一貫して自社で手掛ける体制を構築しており、これにより顧客ニーズへの柔軟かつ迅速な対応を可能にしています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算では、売上高は前期比9.4%増の265億円となりました。これは、都市部の再開発案件や工場関連の設備投資・更新需要が堅調に推移したことが主な要因です。利益面では、増収効果に加え、大型案件への対応力や仕様変更への柔軟な対応といった当社の強みを活かし、案件ごとの採算管理の徹底と原価低減に努めた結果、営業利益は前期比59.0%増の41億円、経常利益は前期比56.5%増の42億円、当期純利益は前期比49.4%増の29億円と、大幅な増益を達成しました。売上原価は原材料・エネルギー価格や人件費の上昇の影響を受けましたが、販売費及び一般管理費の増加を吸収し、増益に寄りました。キャッシュ・フローの状況では、営業活動によるキャッシュ・フローが51億円と大幅に増加し、前事業年度末比33.5%増の108億円の現金及び預金残高を確保するなど、健全な財務基盤を維持しています。ROEは15.4%と高い水準を記録しており、経営目標達成に向けた順調な進捗が見られます。

強みと競争優位性

当社の最大の強みは、配電制御設備市場においてカスタム型市場で長年にわたり培ってきた専門性と、研究開発から設計、製造、販売、アフターサービスまで一貫して自社で手掛ける垂直統合型のビジネスモデルにあります。これにより、顧客の細かな仕様変更要求や建築工程との密接な連携が求められるカスタムメイド製品に対し、柔軟かつ迅速に対応できる体制を構築しています。この一貫体制は、社外への依存度を低減させ、品質管理の徹底とリードタイムの短縮、コスト削減にも貢献しています。また、重量物であり納期が建築工程に深く組み込まれる製品特性上、国内市場に特化し、顧客との強固な信頼関係を築いていることも優位性となります。さらに、標準的な製品ではなく、個別の顧客ニーズに合わせたオーダーメイド製品の提供に特化することで、価格競争に陥りがちな標準型市場とは一線を画し、高い付加価値を提供できる体制を確立しています。これにより、新規参入障壁を高く維持し、安定した競争優位性を確保しています。

リスク要因

当社の事業は、国内民間非住宅建築投資の動向に強く影響を受けるため、景気後退や企業収益の悪化による建築投資の減少は、売上減少の大きなリスクとなります。また、製品の性能面での差別化が難しく、価格競争に陥りがちな市場環境もリスク要因です。カスタムメイド製品であるため、受注から製造までの間に発生する顧客からの仕様変更に伴う製造原価の増加が、必ずしも販売価格に反映されない場合、収益性を圧迫する可能性があります。さらに、受注から製品納入、検収、売掛金回収までの期間が長期間にわたるため、顧客の倒産等による売掛金の回収不能リスクや、建築工程の遅延・納期変更による売上計上の遅延リスクも存在します。加えて、生産の大部分を山形工場に依存しているため、自然災害や事故による生産拠点への壊滅的な損害は、事業継続に深刻な影響を及ぼす可能性があります。原材料価格の変動や、主要仕入先・メーカーへの依存度も、業績に影響を与える潜在的リスクです。

投資テーマとの関連

当社の事業は、直接的にAI、半導体、EVといった最先端技術分野とは関連が薄いものの、これらの技術革新を支えるインフラ構築という側面で間接的な関連性が見られます。例えば、データセンターや工場の建設・更新需要は、DX(デジタルトランスフォーメーション)や半導体産業の拡大、EV関連産業の発展といったマクロトレンドに支えられています。特に、データセンター建設の増加は、当社の高付加価値製品への需要を高める可能性があります。また、インフラ老朽化に伴う更新需要や、政府が進める防災・減災対策、官公庁施設の新築・改修といった分野も、当社の製品が貢献できる領域です。しかしながら、現時点ではこれらの先端技術分野との直接的なシナジー効果は限定的であり、主な事業ドライバーは国内の建設投資動向や産業設備投資の動向に依存していると考えられます。中長期的には、産業構造の変化や社会インフラの高度化といったメガトレンドの中で、当社の製品が果たす役割が変化していく可能性も示唆されます。

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