イノテック株式会社 (9880) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 電気機器
半導体AIデータセンター自動車部品
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 66/248位
C
安定性
業種 151/249位
A
成長性
業種 18/247位
B
効率性
業種 21/249位
A
CF健全性
業種 15/249位
売上高
467億円
粗利率
30.5%
営業利益率
6.7%
純利益率
8.8%
ROE
15.6%
ROIC
7.0%
自己資本比率
54.8%
D/Eレシオ
0.18
有利子負債
49億円
ネットキャッシュ
34億円
NC/時価総額
11.6%
運転資本余剰*
-108億円
運転資本余剰/時価総額*
-36.6%
フリーCF
99億円
FCFマージン
21.1%
キャッシュ化率
0.99倍
PBR
1.12倍
EV/EBITDA
5.9倍
PER
7.5倍
想定株価
2401.4円
想定時価総額
294億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 467億円 142億円 13億円 31億円 44億円 29億円 41億円
2025年3月期 420億円 126億円 13億円 19億円 32億円 18億円 12億円
2024年3月期 414億円 132億円 13億円 25億円 38億円 29億円 15億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 480億円 348億円 191億円 19億円 263億円
2025年3月期 470億円 297億円 192億円 17億円 254億円
2024年3月期 478億円 303億円 203億円 23億円 247億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 83億円 98億円 132億円 49億円 20億円 7億円 -108億円
2025年3月期 63億円 94億円 108億円 96億円 26億円 6億円 -128億円
2024年3月期 82億円 92億円 97億円 114億円 15億円 8億円 -120億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 41億円 58億円 -80億円 99億円
2025年3月期 17億円 -4億円 -34億円 13億円
2024年3月期 26億円 -14億円 8億円 12億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 320.2円 2164.2円 125.0円 39.0% 278.2円 7.5倍 2401.4円 294億円 13,700,000株 1,445,600株
2025年3月期 89.5円 1930.8円 70.0円 78.2% -248.0円 14.5倍 1300.1円 172億円 13,700,000株 490,900株
2024年3月期 110.5円 1835.6円 70.0円 63.3% -235.3円 18.3倍 2024.2円 273億円 13,700,000株 199,600株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 15.6% 8.6% 7.0% 30.5% 6.7% 9.4% 8.8% 21.1% 54.8% 0.18
2025年3月期 4.7% 2.5% 3.8% 30.1% 4.5% 7.6% 2.9% 3.1% 54.1% 0.38
2024年3月期 6.0% 3.1% 4.8% 31.8% 6.0% 9.1% 3.6% 2.9% 51.6% 0.46

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 11.3% 64.7% 242.6% 6.6% 7.5% 10.3% -
2025年3月期 1.5% -23.7% -18.8% 4.1% 6.1% -10.0% 代表取締役 社長執行役員大塚信行
2024年3月期 7.1% 6.7% -11.3% 8.3% 6.8% 8.2% 代表取締役 社長執行役員大塚信行

業種比較(電気機器、248社中央値)

指標イノテック株式会社業種中央値
ROE15.6%6.9%
ROA8.6%4.2%
営業利益率6.7%6.9%
純利益率8.8%5.8%
自己資本比率54.8%61.2%
売上成長率11.3%3.9%
PER7.5倍15.0倍
PBR1.12倍1.04倍
EV/EBITDA5.9倍6.6倍
NC/時価総額11.6%8.5%
運転資本余剰/時価総額-36.6%-3.2%
同業他社: ソニーグループ株式会社(6758)株式会社日立製作所(6501)パナソニックホールディングス株式会社(6752)三菱電機株式会社(6503)キヤノン株式会社(7751)全249社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

電気機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
千代田インテグレ株式会社 (6915) 296億円 380億円
新電元工業株式会社 (6844) 302億円 1138億円
株式会社エスケーエレクトロニクス (6677) 302億円 292億円
株式会社バッファロー (6676) 281億円 1173億円
株式会社かわでん (6648) 311億円 265億円
日本電波工業株式会社 (6779) 272億円 546億円
株式会社正興電機製作所 (6653) 318億円 314億円
双葉電子工業株式会社 (6986) 265億円 430億円
電気機器の企業一覧(全249社)→

AI分析(2026年3月期)

半導体AIデータセンター
テストソリューション事業半導体設計関連事業システム・サービス事業AIデータセンター

見通し: テストソリューション事業の海外向け製品販売、国内メモリー向けテスター需要回復、AI関連需要でプローブカード事業好調。半導体設計関連事業は大型契約更新やシステム製品向けツール拡販で増収。システム・サービス事業は防衛・データセンター向け組込み製品、決済サービス収入、セキュリティ事業が寄与し増収。

強み: 半導体テストソリューションと設計関連事業の強み。AI・データセンター・防衛分野での顧客基盤。ストック型ビジネス強化による収益安定化。

懸念: テストソリューション事業における特定顧客・業界への依存度。半導体市況変動や顧客の設備投資抑制リスク。車載関連事業は自動車業界の投資抑制の影響を受ける。

リスク: 特定顧客・業界への依存による業績変動リスク。半導体市況悪化や顧客の投資抑制により売上・利益に影響。人材獲得競争激化による開発力低下リスク。サイバー攻撃による情報漏洩・システム障害リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

E02724は、エンジニアリングをコアとしたトータルソリューションプロバイダーとして、顧客企業の多様なニーズに応える事業を展開しています。主な事業セグメントは、テストソリューション事業、半導体設計関連事業、システム・サービス事業の3つです。テストソリューション事業では、半導体メモリ向けの自社製テストシステム販売が主力であり、近年AI関連需要を背景としたプローブカード事業も好調です。半導体設計関連事業では、EDAソフトウェア販売やLSI設計受託、シミュレーションモデル設計開発支援などを手掛けています。システム・サービス事業では、CPUボードやBOX型コンピューターなどの組込み製品、決済端末、セキュリティ関連事業を展開し、特に防衛向けやデータセンター向け需要が堅調です。2026年3月期においては、売上高は467億円、営業利益は31億円と、前期比でそれぞれ11.3%、64.7%の増収増益を達成しました。特に、テストソリューション事業の大幅な改善と半導体設計関連事業の堅調な推移が業績を牽引しました。

直近決算ハイライト

E02724の2026年3月期決算は、目覚ましい業績回復を示しました。売上高は467億円と前期比11.3%増、営業利益は31億円と前期比64.7%増を達成しました。経常利益も29億円と前期比66.0%増、当期純利益は41億円と前期比で242.6%という驚異的な伸びを見せました。この大幅な利益成長は、主にテストソリューション事業における海外向け新製品販売の伸長や国内メモリーテスター需要の回復、そして台湾子会社STAr Technologies, Inc.のプローブカードおよび信頼性評価装置事業の好調が牽引しました。また、半導体設計関連事業もEDAソフトウェア販売やLSI設計受託が堅調に推移し、増収増益に貢献しました。システム・サービス事業は、一部自動車関連の減速があったものの、防衛向けやデータセンター向け需要に支えられ、増収を確保しました。特別利益として固定資産売却益29億円を計上したことも、当期純利益を大きく押し上げる要因となりました。自己資本比率は54.8%と健全性を維持しており、現金及び預金も83億円と潤沢な資金を確保しています。

強みと競争優位性

E02724の強みは、半導体・エレクトロニクス業界における高度なエンジニアリング力と、多様な事業セグメントで培ってきた技術力にあります。テストソリューション事業では、特定顧客への依存度が高いものの、半導体メモリ向けテストシステムというニッチかつ高付加価値な製品で確固たる地位を築いています。また、連結子会社STAr Technologies, Inc.が手掛けるプローブカードや信頼性評価装置は、先端技術への対応力が高く、競争優位性につながっています。半導体設計関連事業では、EDAソフトウェアの販売からLSI設計受託、シミュレーションモデル開発まで一貫したサービスを提供できる体制が強みです。システム・サービス事業では、社会インフラや防衛・船舶向けといった安定した需要が見込める分野での実績に加え、決済端末におけるストック型ビジネスの拡大も進めており、収益の安定化に寄与しています。さらに、2024年3月に公表した中期経営計画では、「営業利益率の向上」「経営資源の再配分による事業ポートフォリオの最適化」「業績の安定性向上」を掲げ、これらの戦略を実行することで、より強固な競争優位性を構築していく方針です。

リスク要因

E02724が抱える主要なリスク要因として、まず特定の顧客や業界への依存が挙げられます。テストソリューション事業では、特定の半導体メモリ製造企業への依存度が高く、市場の需給バランスの変動や顧客の設備投資抑制が業績に影響を与える可能性があります。また、システム・サービス事業や半導体設計関連事業では、国内自動車メーカーが主要取引先であり、EV化の進展や業界再編による市場縮小リスクが存在します。さらに、半導体設計用ソフトウェアやテストシステム販売における特定の仕入先・製造委託先への依存も、供給途絶のリスクとなり得ます。技術革新が激しい分野で事業を展開しているため、高度な技術力を持つ人材の確保・育成が遅れると、事業計画の遂行や将来の成長に支障をきたすリスクもあります。加えて、グローバルに事業を展開する中で、地政学的リスクや自然災害、サイバー攻撃による事業活動の制約や情報漏洩のリスクにも晒されています。これらのリスクに対し、同社は事業多角化、新規顧客開拓、サプライチェーン強化、BCP策定などの対策を講じていますが、リスクの顕在化には引き続き注意が必要です。

投資テーマとの関連

E02724は、AIや半導体といった現在の主要な投資テーマと深い関連性を持っています。テストソリューション事業における半導体メモリ向けテストシステムやプローブカードの製造・販売は、AIの普及に不可欠な高性能半導体の需要増加と直結しています。特に、AIチップの性能向上には高度なテスト技術が求められるため、同社の技術力は今後ますます重要になると考えられます。半導体設計関連事業においても、EDAソフトウェアやLSI設計受託サービスは、先端半導体の設計・開発プロセスを支える基盤技術であり、AI、IoT、自動運転など、あらゆる先端技術分野の発展に貢献します。システム・サービス事業で手掛ける組込み製品やエッジコンピューティング関連技術も、AIやIoTデバイスの進化に不可欠な要素です。また、同社は中期経営計画で「業績の安定性向上」を掲げ、特定業界・特定顧客への依存度低減を目指しており、これは、景気変動や業界特有のリスクに左右されにくい、より持続的な成長を目指す姿勢を示しています。これらの要因から、E02724は長期的な視点での成長が期待できる企業と言えます。

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