株式会社エスケーエレクトロニクス (6677) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 電気機器
半導体自動車部品医療機器
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 68/248位
A
安定性
業種 30/249位
B
成長性
業種 53/247位
C
効率性
業種 86/249位
D
CF健全性
業種 203/249位
売上高
292億円
粗利率
23.7%
営業利益率
13.2%
純利益率
9.4%
ROE
7.9%
ROIC
7.8%
自己資本比率
81.3%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
97億円
NC/時価総額
32.1%
運転資本余剰*
25億円
運転資本余剰/時価総額*
8.2%
フリーCF
-10億円
FCFマージン
-3.5%
キャッシュ化率
1.88倍
PBR
0.87倍
EV/EBITDA
2.9倍
PER
10.9倍
想定株価
2866.7円
想定時価総額
302億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年9月期 292億円 69億円 33億円 39億円 72億円 38億円 27億円
2024年9月期 257億円 59億円 28億円 31億円 59億円 31億円 23億円
2023年9月期 281億円 75億円 31億円 48億円 78億円 50億円 34億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年9月期 425億円 246億円 72億円 7億円 346億円
2024年9月期 397億円 249億円 71億円 4億円 322億円
2023年9月期 418億円 287億円 90億円 12億円 316億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年9月期 97億円 43億円 86億円 - 15億円 2億円 25億円
2024年9月期 125億円 44億円 66億円 8億円 9億円 - 54億円
2023年9月期 153億円 47億円 74億円 16億円 6億円 - 63億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年9月期 51億円 -61億円 -20億円 -10億円
2024年9月期 39億円 -41億円 -25億円 -3億円
2023年9月期 53億円 -25億円 -15億円 28億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年9月期 263.0円 3331.1円 130.0円 49.4% 919.7円 10.9倍 2866.7円 302億円 11,368,400株 837,700株
2024年9月期 220.7円 3097.8円 109.0円 49.4% 1109.4円 10.5倍 2316.9円 244億円 11,368,400株 837,700株
2023年9月期 326.0円 3045.0円 162.0円 49.7% 1305.8円 9.2倍 2998.8円 314億円 11,368,400株 888,100株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年9月期 7.9% 6.4% 7.8% 23.7% 13.2% 24.5% 9.4% -3.5% 81.3% -
2024年9月期 7.1% 5.8% 6.5% 23.1% 11.9% 22.9% 8.9% -1.0% 81.1% 0.02
2023年9月期 10.7% 8.1% 10.1% 26.7% 17.0% 27.9% 12.0% 10.1% 75.6% 0.05

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年9月期 13.5% 26.0% 19.2% 5.5% 8.8% 0.3% 代表取締役社長 石田昌德
2024年9月期 -8.5% -36.0% -32.3% 8.0% -0.0% 22.5% 代表取締役社長 石田昌德
2023年9月期 13.0% 25.2% 1.9% 13.7% 4.3% - 代表取締役社長 石田昌德

業種比較(電気機器、248社中央値)

指標株式会社エスケーエレクトロニクス業種中央値
ROE7.9%6.9%
ROA6.4%4.2%
営業利益率13.2%6.8%
純利益率9.4%5.8%
自己資本比率81.3%61.0%
売上成長率13.5%3.9%
PER10.9倍15.0倍
PBR0.87倍1.04倍
EV/EBITDA2.9倍6.6倍
NC/時価総額32.1%8.5%
運転資本余剰/時価総額8.2%-3.4%
同業他社: ソニーグループ株式会社(6758)株式会社日立製作所(6501)パナソニックホールディングス株式会社(6752)三菱電機株式会社(6503)キヤノン株式会社(7751)全249社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

電気機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
新電元工業株式会社 (6844) 302億円 1138億円
千代田インテグレ株式会社 (6915) 296億円 380億円
イノテック株式会社 (9880) 294億円 467億円
株式会社かわでん (6648) 311億円 265億円
株式会社正興電機製作所 (6653) 318億円 314億円
株式会社バッファロー (6676) 281億円 1173億円
日本電波工業株式会社 (6779) 272億円 546億円
リオン株式会社 (6823) 335億円 285億円
電気機器の企業一覧(全249社)→

AI分析(2025年9月期)

半導体自動車部品医療機器
有機ELパネル用フォトマスク車載・VR向け液晶パネル用フォトマスクRFID事業(エクストリームタグ)ヘルスケア事業(デジタルコルポスコープ、電気刺激装置)スクリーンマスク・メタルマスク事業

見通し: 大型フォトマスク事業は、有機ELパネル(特にスマホ向け)および車載・VR向け液晶パネル需要の堅調さから、売上・利益ともに伸長。新規事業(RFID、ヘルスケア)の早期黒字化と、M&Aによる事業ポートフォリオ拡充で持続的成長を目指す。営業利益率20%以上、ROE15%以上が中長期目標。

強み: フラットパネルディスプレイ向け大型フォトマスクの分野で、技術力と生産能力を強みとする。新規事業への挑戦も行う、技術開発型企業。

懸念: 主要顧客への販売依存度が高く、顧客の設備投資動向や経営環境の変化が業績に影響するリスク。また、海外売上比率が高く、地政学的リスクも懸念される。

リスク: 主要顧客への依存度が高く、顧客の設備投資動向や経営環境の変化が業績に影響するリスク。海外売上比率が高く、中国・韓国・台湾等での政治経済リスクや為替変動リスク。新規事業の進展遅延や投資回収不能のリスク。

AI詳細分析(2025年9月期)

事業概要

同社グループは、フラットパネルディスプレイ(FPD)製造に不可欠な大型フォトマスクの設計、製造、販売を主力事業として展開しています。スマートフォン、PC、薄型テレビなどに用いられる液晶パネルや有機ELパネルの量産、新製品開発、製造ライン新設に際して必要とされる原版であるフォトマスクは、同社グループのコア技術によって高品質・高精度に提供されています。この主力事業に加え、RFID分野およびヘルスケア分野での製品設計・製造・販売を行うソリューション事業、そして新たに連結子会社となったアサヒテック株式会社が手掛けるスクリーンマスク・メタルマスク事業を営んでいます。スクリーンマスクは車載ガラスや電子部品の印刷工程に、メタルマスクは半導体パッケージ製造におけるはんだペースト印刷工程などに使用される高精度な製造用原版です。海外売上高比率が89.6%と非常に高く、特に中国、韓国、台湾などのアジア市場が事業展開の中心となっています。

直近決算ハイライト

当連結会計年度における同社グループの業績は、売上高291億87百万円(前期比13.4%増)と堅調な成長を達成しました。これは、主にスマートフォン向け有機ELパネル用フォトマスクの需要増加、テレビや車載パネル向け液晶パネル用フォトマスクの需要、そして日本市場におけるVRデバイス向け液晶パネル用フォトマスク需要の増加が牽引した結果です。利益面では、営業利益38億54百万円(前期比26.0%増)、経常利益38億46百万円(前期比25.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益27億31百万円(前期比19.2%増)と、増収効果が利益を大きく上回る収益性の向上が見られました。セグメント別では、大型フォトマスク事業が売上高287億76百万円(前期比12.2%増)と引き続き牽引役となり、営業利益も41億98百万円(前期比26.0%増)と大幅に伸長しました。一方で、ソリューション事業は売上高84百万円(前期比2.9%減)と微減でしたが、営業損失は2億80百万円と拡大しました。新たに加わったスクリーンマスク・メタルマスク事業は、売上高3億26百万円、営業利益18百万円と、グループ収益基盤の拡充に貢献しました。自己資本比率は81.4%と高い水準を維持しており、財務基盤の安定性も示唆されます。

強みと競争優位性

同社グループの最大の強みは、フラットパネルディスプレイ(FPD)製造に不可欠な大型フォトマスク分野における長年の経験と高度な技術力です。特に、スマートフォンやIT製品向け有機ELパネル用の高精細フォトマスクに対する需要増に対応できる技術力と生産能力は、競争優位性の源泉となっています。主要顧客であるパネルメーカーとの強固な関係性も、安定した受注基盤を支えています。海外売上高比率が約9割に達するグローバルな販売網、特に中国、韓国、台湾の主要パネルメーカーとの取引実績は、地域市場におけるプレゼンスの高さを示しています。また、2025年5月に連結子会社化したアサヒテック株式会社の統合により、スクリーンマスク・メタルマスク事業という新たな領域に進出し、事業ポートフォリオを拡充したことは、今後の収益基盤拡大に向けた布石と言えます。研究開発への継続的な投資と、ファインテクノロジーを基盤とした技術開発型企業としての姿勢は、変化の激しいエレクトロニクス産業において、将来にわたる競争力の維持・強化に寄与すると考えられます。

リスク要因

同社グループの事業は、主力の大型フォトマスク市場における需要動向に大きく左右されます。顧客であるパネルメーカーの設備投資動向や生産・開発動向、さらには国内外の経済情勢や市況の変動が業績に影響を与える可能性があります。また、大型フォトマスク市場は競争が厳しく、技術競争やコストダウン圧力により、想定以上に競争環境が厳化した場合には、収益性に低下圧力となるリスクがあります。大型投資を伴う事業であるため、将来の需要予測が外れた場合の設備投資の過剰リスクや、固定資産の減損損失計上リスクも潜在しています。海外売上高比率が高いため、中国、韓国、台湾といった主要市場における政治的・経済的リスク、為替変動リスク、および国際税務の変更リスクも無視できません。さらに、主要顧客や仕入先への依存度が高いことも、取引関係の悪化や受注・供給の変動を通じて業績に影響を及ぼす可能性があります。新規事業の立ち上げや、自然災害、事故、情報セキュリティインシデントなども、業績に影響を与える潜在的リスクとして挙げられます。

投資テーマとの関連

同社グループは、エレクトロニクス産業の根幹を支える技術を提供しており、特にディスプレイ技術の進化と密接に関連しています。スマートフォンやIT製品における有機ELパネルの需要拡大は、同社グループの主力である大型フォトマスク事業にとって直接的な追い風となります。有機ELパネルは、高精細化や次世代ディスプレイ技術として注目されており、その製造に不可欠なフォトマスクの需要は今後も堅調に推移すると予想されます。また、車載パネルやVRデバイス向けの高精細パネル開発も、同社グループの技術力が活かされる分野であり、これらの成長市場への貢献を通じて、将来的な企業価値向上に繋がる可能性があります。さらに、半導体パッケージ製造に用いられるメタルマスクの製造・販売は、半導体関連の投資テーマとも間接的に関連しており、事業ポートフォリオの多角化という観点からも注目されます。AIや5Gといった先端技術の普及は、高性能ディスプレイへの需要をさらに高める可能性があり、同社グループはこれらの技術革新の恩恵を受ける立場にあると言えます。

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