川崎汽船株式会社 (9107) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 海運業
再生可能エネルギーLNGEVインフラ老朽化
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 4/11位
B
安定性
業種 1/11位
D
成長性
業種 9/11位
D
効率性
業種 4/11位
A
CF健全性
業種 1/11位
売上高
1.0兆円
粗利率
-
営業利益率
8.3%
純利益率
13.1%
ROE
7.4%
ROIC
2.8%
自己資本比率
76.9%
D/Eレシオ
0.16
有利子負債
2960億円
ネットキャッシュ
237億円
NC/時価総額
1.4%
運転資本余剰*
846億円
運転資本余剰/時価総額*
5.0%
フリーCF
2297億円
FCFマージン
22.6%
キャッシュ化率
1.99倍
PBR
0.93倍
EV/EBITDA
12.1倍
PER
12.5倍
想定株価
2638.7円
想定時価総額
1.7兆円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1.0兆円 1689億円 524億円 842億円 1365億円 1091億円 1330億円
2025年3月期 1.0兆円 1823億円 491億円 1029億円 1520億円 3081億円 3054億円
2024年3月期 9623億円 1612億円 454億円 848億円 1301億円 1358億円 1048億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 2.3兆円 5464億円 2352億円 2668億円 1.8兆円
2025年3月期 2.2兆円 4034億円 2055億円 3271億円 1.6兆円
2024年3月期 2.1兆円 4883億円 2099億円 2749億円 1.6兆円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 3197億円 445億円 非該当 2960億円 1.2兆円 - 846億円
2025年3月期 2016億円 383億円 非該当 3449億円 1.2兆円 - -39億円
2024年3月期 2695億円 425億円 非該当 2878億円 1.1兆円 - 596億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 2648億円 -351億円 -1248億円 2297億円
2025年3月期 2732億円 -1261億円 -2116億円 1470億円
2024年3月期 2031億円 -669億円 -2237億円 1362億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 210.4円 2851.9円 120.0円 57.0% 37.1円 12.5倍 2638.7円 1.7兆円 639,172,000株 1,714,600株
2025年3月期 460.1円 2609.7円 100.0円 21.7% -224.8円 4.4倍 2024.5円 1.3兆円 639,172,000株 1,712,700株
2024年3月期 145.2円 2251.8円 183.3円 126.2% -25.7円 13.9倍 2023.2円 1.4兆円 714,726,000株 1,711,500株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 7.4% 5.7% 2.8% - 8.3% 13.4% 13.1% 22.6% 76.9% 0.16
2025年3月期 18.5% 13.8% 3.6% - 9.8% 14.5% 29.1% 14.0% 74.6% 0.21
2024年3月期 6.6% 5.0% 3.2% - 8.8% 13.5% 10.9% 14.1% 75.5% 0.18

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -2.8% -18.2% -56.5% 2.6% 10.2% 2.2% -
2025年3月期 8.9% 21.3% 191.5% 11.5% 7.3% 79.9% 取締役 代表執行役社長五十嵐武宣
2024年3月期 2.1% 7.5% -84.9% 15.4% 2.8% - 代表取締役社長 社長執行役員明珍幸一

業種比較(海運業、10社中央値)

指標川崎汽船株式会社業種中央値
ROE7.4%7.8%
ROA5.7%3.8%
営業利益率8.3%6.7%
純利益率13.1%7.9%
自己資本比率76.9%46.6%
売上成長率-2.8%-3.6%
PER12.5倍11.0倍
PBR0.93倍0.84倍
EV/EBITDA12.1倍8.0倍
NC/時価総額1.4%-56.0%
運転資本余剰/時価総額5.0%-17.9%
同業他社: 日本郵船株式会社(9101)株式会社 商船三井(9104)NSユナイテッド海運株式会社(9110)飯野海運株式会社(9119)明海グループ株式会社(9115)全11社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

海運業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社 商船三井 (9104) 2.2兆円 1.8兆円
日本郵船株式会社 (9101) 2.3兆円 2.4兆円
飯野海運株式会社 (9119) 1853億円 1273億円
NSユナイテッド海運株式会社 (9110) 1711億円 2298億円
明海グループ株式会社 (9115) 484億円 613億円
乾汽船株式会社 (9308) 367億円 336億円
栗林商船株式会社 (9171) 223億円 538億円
共栄タンカー株式会社 (9130) 159億円 155億円
海運業の企業一覧(全11社)→

異常検知フラグ

2021年3月期: 売上3年連続減少
2019年3月期: 高レバレッジ (D/E>5)

AI分析(2026年3月期)

再生可能エネルギーLNGEV
低炭素・脱炭素化コンテナ船事業エネルギー資源輸送自動車船輸送株主還元

見通し: 今期は売上2.8%減、営業利益18.2%減と減収減益。しかし、中期計画では2026年度経常利益1,600億円を目指し、成長牽引事業と環境対応に経営資源を集中。今後は収益成長と低炭素・脱炭素化の両立で企業価値向上を図る。

強み: 海運業を主軸に、専門機能(環境・技術、安全・品質管理、DX)を強みとする。多様な事業ポートフォリオとグローバルネットワークが競争優位性。

懸念: コンテナ船事業での供給過剰による運賃下落、地政学リスク、燃料油価格変動など、外部環境の影響を受けやすい。国際競争激化も懸念。

リスク: ①船舶運航リスク:重大事故や環境汚染は信用・業績に壊滅的影響。②経済活動変動リスク:円高、金利上昇、原油価格変動が利益を圧迫。③人材・人権リスク:グローバル展開での人権問題対応不足は信用低下に繋がる。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

E04237は、海運業を主軸とするグローバル物流企業です。企業理念に「グローバルに信頼される」を掲げ、ビジョンとして「全てのステークホルダーから信頼されるパートナーとして、グローバル社会のインフラを支えることで持続的成長と企業価値向上を目指す」ことを掲げています。主力事業は、ドライバルク船、エネルギー資源輸送船、自動車船、コンテナ船などを運航する海運事業ですが、港湾・物流事業や船舶管理業なども手掛けています。特に、コンテナ船事業においては、持分法適用関連会社であるONE社(Ocean Network Express)との連携を通じて、グローバルなネットワークを構築しています。同社は、持続可能な社会の実現に貢献するため、低炭素・脱炭素化を事業機会として捉え、環境対応への投資や新エネルギー輸送需要への対応を推進しています。中期経営計画においては、成長を牽引する事業への経営資源集中、事業基盤の強化、そして資本政策の明確化を通じて、企業価値の向上を目指しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算は、売上高が10,184億円と前期比2.8%の減収となりました。営業利益は842億円で前期比18.2%の減益、経常利益は1,091億円で前期比64.6%の大幅な減益となりました。当期純利益も1,330億円と、前期比56.5%の減少となりました。この経常利益の大きな落ち込みは、為替レートの変動が32億円のマイナス影響、燃料油価格の変動が1億円のマイナス影響となったことなどが背景にあります。セグメント別では、ドライバルク事業は減収減益、製品物流セグメント(自動車船事業、物流事業等)は増収ながら減益となりました。特にコンテナ船事業においては、ONE社の業績が新造船竣工による船費増加や運賃低下により前期比で減収減益となったことが影響しました。一方で、エネルギー資源セグメントは、前期の一過性要因の解消等により増益となりました。現金及び預金は3,197億円と前期比58.6%増加しました。株主還元については、1株配当を120円と前期比20.0%増配しています。

強みと競争優位性

E04237の強みは、海運業を核とした長年にわたる事業運営で培われた専門性と、グローバルな事業展開能力にあります。特に、国際的な海運市場におけるネットワークと、多様な貨物に対応できる船隊の運用ノウハウは、同社の競争優位性の源泉となっています。また、持分法適用関連会社であるONE社との強固な連携は、コンテナ船事業におけるグローバルなサービス提供能力を向上させています。さらに、同社は、低炭素・脱炭素化という社会的な要請を事業機会として捉え、環境対応技術への投資や、LNG、LPG、CO2輸送など、将来的な成長が見込まれる分野への取り組みを強化しています。これは、将来の規制強化や市場の変化に早期に対応し、持続的な成長を実現するための重要な戦略であり、競合他社との差別化要因となり得ます。リスクマネジメント体制も、経営リスク委員会や統合戦略会議体などを設置し、体系的かつ全社横断的な管理体制を構築しており、事業継続性と安定性に貢献しています。

リスク要因

同社の事業は、世界経済の動向や地政学リスク、海運市況の変動に大きく影響されます。特に、為替レートの変動(円高)、燃料油価格の変動、金利上昇は、収益を直接的に圧迫する要因となります。また、国際的な海運市場における競争激化は、運賃下落や市場シェアの減少につながる可能性があります。国際条約や各国・地域の規制、通商政策の変更も、事業運営にコスト増や制約をもたらすリスクとなります。さらに、船舶運航に伴う事故や油濁などの環境汚染事故、海賊被害、テロ行為、サイバー攻撃なども、事業活動や企業イメージに深刻な影響を及ぼす可能性があります。人材の確保・育成が不十分な場合、競争力の低下や事業継続に支障をきたすリスクも存在します。これらのリスクに対し、同社は為替予約、燃料油先物取引、保険付保、リスクマネジメント体制の強化など、多岐にわたる対策を講じていますが、依然として事業運営上の重要な留意点となります。

投資テーマとの関連

E04237は、海運業というインフラ事業を通じて、グローバル経済の根幹を支える企業です。特に、同社が注力する低炭素・脱炭素化への取り組みは、ESG投資やクリーンエネルギー関連の投資テーマと強く関連しています。LNG、LPG、将来的な液化CO2輸送といった分野への進出は、エネルギー転換の進展に伴う需要増加を取り込む可能性があり、再生可能エネルギー分野では洋上風力発電支援船事業への参画も進めています。これは、持続可能な社会の実現に貢献する企業としての評価を高め、長期的な投資対象としての魅力を高める要因となり得ます。また、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進は、業務効率化や新たなサービス創出に繋がり、テクノロジー活用という投資テーマとも関連が見られます。ただし、海運市況の変動や地政学リスクの影響を受けやすいため、これらのテーマとの関連性は、マクロ経済環境や国際情勢に左右される側面もあります。

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