NSユナイテッド海運株式会社 (9110) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 海運業
再生可能エネルギーEVLNG
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 2/11位
C
安定性
業種 3/11位
C
成長性
業種 2/11位
C
効率性
業種 1/11位
A
CF健全性
業種 3/11位
売上高
2298億円
粗利率
-
営業利益率
8.9%
純利益率
10.5%
ROE
12.9%
ROIC
5.7%
自己資本比率
63.2%
D/Eレシオ
0.34
有利子負債
636億円
ネットキャッシュ
20億円
NC/時価総額
1.2%
運転資本余剰*
165億円
運転資本余剰/時価総額*
9.7%
フリーCF
374億円
FCFマージン
16.3%
キャッシュ化率
1.47倍
PBR
0.91倍
EV/EBITDA
4.6倍
PER
7.1倍
想定株価
7259.5円
想定時価総額
1711億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 2298億円 290億円 162億円 205億円 367億円 210億円 241億円
2025年3月期 2474億円 280億円 181億円 202億円 383億円 190億円 186億円
2024年3月期 2331億円 290億円 181億円 216億円 397億円 222億円 180億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 2964億円 1341億円 491億円 601億円 1872億円
2025年3月期 2879億円 1162億円 448億円 804億円 1627億円
2024年3月期 2863億円 1069億円 524億円 843億円 1496億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 656億円 174億円 321億円 636億円 65億円 - 165億円
2025年3月期 558億円 138億円 352億円 853億円 55億円 - 110億円
2024年3月期 471億円 139億円 356億円 971億円 56億円 - -54億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 354億円 20億円 -282億円 374億円
2025年3月期 349億円 -82億円 -178億円 266億円
2024年3月期 310億円 -131億円 -121億円 180億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 1022.5円 7943.8円 310.0円 30.3% 85.8円 7.1倍 7259.5円 1711億円 23,971,000株 405,100株
2025年3月期 790.2円 6905.8円 240.0円 30.4% -1253.2円 5.1倍 4029.9円 950億円 23,971,000株 405,000株
2024年3月期 763.2円 6347.5円 230.0円 30.1% -2122.8円 6.0倍 4579.2円 1079億円 23,971,000株 404,900株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 12.9% 8.1% 5.7% - 8.9% 16.0% 10.5% 16.3% 63.2% 0.34
2025年3月期 11.4% 6.5% 5.7% - 8.2% 15.5% 7.5% 10.8% 56.5% 0.52
2024年3月期 12.0% 6.3% 6.1% - 9.3% 17.0% 7.7% 7.7% 52.2% 0.65

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -7.1% 1.5% 29.4% -2.9% 10.7% -14.2% -
2025年3月期 6.1% -6.4% 3.5% 8.1% 10.8% -8.9% 代表取締役社長 山中一馬
2024年3月期 -7.1% -33.5% -34.8% 19.0% 9.1% 47.5% 代表取締役社長 山中一馬

業種比較(海運業、10社中央値)

指標NSユナイテッド海運株式会社業種中央値
ROE12.9%7.4%
ROA8.1%3.8%
営業利益率8.9%6.7%
純利益率10.5%7.9%
自己資本比率63.2%46.6%
売上成長率-7.1%-2.5%
PER7.1倍11.7倍
PBR0.91倍0.84倍
EV/EBITDA4.6倍8.4倍
NC/時価総額1.2%-56.0%
運転資本余剰/時価総額9.7%-17.9%
同業他社: 日本郵船株式会社(9101)株式会社 商船三井(9104)川崎汽船株式会社(9107)飯野海運株式会社(9119)明海グループ株式会社(9115)全11社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

海運業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
飯野海運株式会社 (9119) 1853億円 1273億円
明海グループ株式会社 (9115) 484億円 613億円
乾汽船株式会社 (9308) 367億円 336億円
栗林商船株式会社 (9171) 223億円 538億円
共栄タンカー株式会社 (9130) 159億円 155億円
東海汽船株式会社 (9173) 71億円 143億円
玉井商船株式会社 (9127) 45億円 51億円
川崎汽船株式会社 (9107) 1.7兆円 1.0兆円
海運業の企業一覧(全11社)→

AI分析(2026年3月期)

再生可能エネルギーEV
メタノール二元燃料船導入GHG排出削減目標達成長期契約による安定収益DX戦略による運航効率化内航海運事業の強化

見通し: 2025年度は売上高7.1%減と減収だが、営業利益は1.5%増と微増。円安と長期契約による安定収益が下支え。2030年目標達成に向け、メタノール二元燃料船導入等、環境投資を加速し、持続的成長を目指す。

強み: 鉄鋼原料輸送中心の長期契約による安定収益基盤。環境対応への積極投資による将来性。グローバルネットワーク。

懸念: 内航海運事業での資材費高騰・人手不足による建築需要低下。パナマックス型撒積船の市況連動による収益不安定性。

リスク: 海運市況変動リスク:世界経済、船腹需給、地政学リスク等で運賃・用船料が変動し、損失につながる恐れ。為替変動リスク:外航取引の多くが外貨建てのため、為替レート変動で業績・財務に影響。燃料油価格変動リスク:原油価格変動で損益に影響を受けるが、一部価格固定化で抑制。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

NSユナイテッド海運グループは、誠実で良質な海上輸送サービスの提供を通じて社会の発展に貢献することを基本理念に掲げる総合海運企業です。祖業である鉄鋼原料輸送を中心に、資源、エネルギー、製品など多岐にわたる貨物の海上輸送を手掛けており、長年の伝統と合併後の経営基盤強化により、内外航にわたる専門性と総合力を兼ね備えています。2010年の合併以降、内外航海運事業を中核としつつ、事業領域の深化と新規成長事業領域の拡大を目指しています。特に、2024年度からスタートした中期経営計画「FORWARD 2030 II Challenge for innovation and further growth with U」では、2050年カーボンニュートラル実現に向けた環境ロードマップに沿ったGHG削減目標を設定し、メタノール二元燃料船やバイオ燃料、アンモニア燃料船の導入など、持続可能な海上輸送への転換を経営戦略の柱としています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算は、売上高が前期比7.1%減の2,298億円となりました。これは、外航海運事業における一部航路での市況用船コスト増加などの影響を受けたためですが、日本製鉄株式会社をはじめとする主要荷主との長期契約や、配船効率の改善、スポットマーケットでの好採算貨物の獲得により、外航海運事業全体としては期初計画を上回る収益を達成しました。一方、内航海運事業では、電力関連貨物の輸送量増加やLNG輸送量の増加が寄与し、増収増益となりました。営業利益は前期比1.5%増の205億円、経常利益は同10.7%増の210億円と堅調に推移しました。特に、親会社株主に帰属する当期純利益は241億円と、同29.4%の大幅な増加を達成しました。これは、外航海運事業の堅調な収益に加え、円安による収益押し上げ効果も寄与したと分析されます。

強みと競争優位性

NSユナイテッド海運グループの強みは、鉄鉱石や石炭などのドライバルク貨物輸送における長年の実績と、大手鉄鋼メーカーとの強固な長期契約に基づく安定した収益基盤にあります。これにより、市況変動の影響を受けやすい海運業界において、一定の収益安定性を確保しています。また、内外航海運事業を両輪で展開することで、多様な顧客ニーズに対応できる総合的な輸送サービスを提供できる点も強みです。近年の経営戦略では、環境規制強化に対応するための次世代燃料船への投資を積極的に進めており、メタノール二元燃料船やアンモニア燃料船の導入は、将来的な競争優位性の源泉となり得ます。さらに、DX戦略を推進し、船舶管理ソフトの刷新や運航データの活用による事故予防、輸送効率の向上を図ることで、オペレーションの最適化とコスト削減を目指しています。

リスク要因

同社が抱えるリスク要因として、まず海運市況の変動が挙げられます。世界経済の動向や船腹需給バランスによって運賃・用船料が大きく変動し、収益に影響を与える可能性があります。また、外航海運事業の取引の大部分が米ドル建てであるため、為替変動リスクも無視できません。さらに、国際的な環境規制の強化は、GHG排出削減目標達成のための設備投資や燃料コストの増加につながり、業績に影響を与える可能性があります。燃料油価格の変動や、金利変動リスクも、損益に直接的な影響を及ぼす要因です。加えて、人材確保、特に優秀な船員の確保と育成は、事業継続における重要な課題であり、将来的な船員需給環境の変化によるコスト増加リスクも懸念されます。コンプライアンス違反、人権リスク、情報セキュリティリスク、海難事故リスクなども、事業活動に重大な影響を及ぼしうる要因として挙げられます。

投資テーマとの関連

NSユナイテッド海運グループは、「カーボンニュートラル」という投資テーマとの関連性が非常に高い企業と言えます。中期経営計画において、2050年カーボンニュートラル実現に向けた具体的なGHG削減目標を設定し、メタノール二元燃料船、バイオ燃料、アンモニア燃料船といった次世代燃料船への大型投資を計画しています。これは、国際海事機関(IMO)の規制強化や、顧客企業の脱炭素化ニーズに応えるものであり、将来的な競争力維持・強化に不可欠な戦略です。また、DX戦略による輸送の最適化や環境性能向上への取り組みは、「デジタルトランスフォーメーション(DX)」というテーマにも関連しています。これらの取り組みにより、環境規制対応と事業成長の両立を目指す同社の戦略は、ESG投資の観点からも注目される可能性があります。

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