乾汽船株式会社 (9308) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 海運業
物流インバウンド
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 11/11位
D
安定性
業種 7/11位
D
成長性
業種 6/11位
E
効率性
業種 9/11位
D
CF健全性
業種 8/11位
売上高
336億円
粗利率
11.1%
営業利益率
6.4%
純利益率
2.5%
ROE
2.2%
ROIC
2.2%
自己資本比率
47.5%
D/Eレシオ
0.86
有利子負債
320億円
ネットキャッシュ
-133億円
NC/時価総額
-36.2%
運転資本余剰*
42億円
運転資本余剰/時価総額*
11.4%
フリーCF
-100万円
FCFマージン
0.0%
キャッシュ化率
5.34倍
PBR
0.98倍
EV/EBITDA
8.1倍
PER
44.0倍
想定株価
1456.8円
想定時価総額
367億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 336億円 37億円 40億円 22億円 62億円 20億円 8億円
2025年3月期 318億円 51億円 33億円 37億円 69億円 38億円 50億円
2024年3月期 295億円 32億円 31億円 17億円 48億円 19億円 12億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 787億円 270億円 145億円 267億円 374億円
2025年3月期 749億円 245億円 123億円 257億円 369億円
2024年3月期 665億円 206億円 133億円 216億円 316億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 187億円 - 5億円 320億円 70億円 - 42億円
2025年3月期 187億円 - 3億円 301億円 52億円 - 63億円
2024年3月期 140億円 - 1億円 287億円 43億円 - 7億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 44億円 -44億円 -6億円 -100万円
2025年3月期 80億円 -44億円 12億円 36億円
2024年3月期 5億円 -44億円 -36億円 -39億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 33.1円 1485.8円 9.9円 30.0% -526.9円 44.0倍 1456.8円 367億円 26,072,960株 891,400株
2025年3月期 199.9円 1467.2円 76.0円 38.0% -457.4円 6.7倍 1339.2円 337億円 26,072,960株 940,500株
2024年3月期 47.6円 1259.8円 180.2円 378.2% -585.4円 21.8倍 1038.5円 261億円 26,072,960株 974,400株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 2.2% 1.1% 2.2% 11.1% 6.4% 18.3% 2.5% 0.0% 47.5% 0.86
2025年3月期 13.6% 6.7% 3.8% 16.2% 11.5% 21.8% 15.8% 11.3% 49.2% 0.82
2024年3月期 3.8% 1.8% 1.9% 10.9% 5.7% 16.3% 4.0% -13.3% 47.5% 0.91

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 5.9% -41.0% -83.4% -8.8% 12.2% -45.1% -
2025年3月期 7.7% 117.9% 320.5% -5.5% 7.8% -35.1% 代表取締役社長 乾康之
2024年3月期 -33.4% -87.2% -87.9% 16.0% 5.1% - 代表取締役社長 乾康之

業種比較(海運業、10社中央値)

指標乾汽船株式会社業種中央値
ROE2.2%7.8%
ROA1.1%4.3%
営業利益率6.4%7.5%
純利益率2.5%9.6%
自己資本比率47.5%46.9%
売上成長率5.9%-3.9%
PER44.0倍11.0倍
PBR0.98倍0.84倍
EV/EBITDA8.1倍8.3倍
NC/時価総額-36.2%-56.0%
運転資本余剰/時価総額11.4%-17.9%
同業他社: 日本郵船株式会社(9101)株式会社 商船三井(9104)川崎汽船株式会社(9107)NSユナイテッド海運株式会社(9110)飯野海運株式会社(9119)全11社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

海運業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
明海グループ株式会社 (9115) 484億円 613億円
栗林商船株式会社 (9171) 223億円 538億円
共栄タンカー株式会社 (9130) 159億円 155億円
東海汽船株式会社 (9173) 71億円 143億円
玉井商船株式会社 (9127) 45億円 51億円
NSユナイテッド海運株式会社 (9110) 1711億円 2298億円
飯野海運株式会社 (9119) 1853億円 1273億円
川崎汽船株式会社 (9107) 1.7兆円 1.0兆円
海運業の企業一覧(全11社)→

異常検知フラグ

2024年3月期: dividend_corrected:14.3->180.17
2022年3月期: dividend_corrected:224.0->8.79

AI分析(2026年3月期)

物流インバウンド
ハンディ船隊の整備・長寿命化勝どき・月島エリアの不動産リノベーション倉庫・運送事業のデジタルツール活用「あしたも元気」新中期経営計画サステナビリティ経営

見通し: 外航海運事業は、ハンディ船の供給制約と需要増加により中長期的には明るいが、短期的には世界経済の不透明感が続く。倉庫・運送事業は堅調、不動産事業は再開発からリノベーションへの転換。配当は最低12円に引き上げ。全体として安定成長を目指す。

強み: 勝どき・月島エリアの優良不動産資産が財務基盤を支え、海運事業への投資余力を生む。

懸念: 外航海運事業は、世界経済や地政学リスク、為替変動の影響を受けやすい。不動産事業は特定エリアへの依存度が高い。

リスク: 海難事故や環境汚染による事業中断・損害リスク。世界経済・地政学リスクによる事業環境変動。特定エリア(勝どき・月島)に集中する不動産資産への自然災害・人災リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

E04288(以下、同社)は、外航海運事業、倉庫・運送事業、不動産事業を三本柱とする総合物流企業です。外航海運事業では、主にハンディサイズ船を中心に、世界各国でバラ物の輸送を担っています。この事業は、世界経済の動向や地政学リスク、国際的な環境規制などの影響を受けやすい特性を持っています。倉庫・運送事業では、一般倉庫、文書倉庫、引越事業を展開し、物流コスト抑制や事業再編といった顧客企業の動向や、ペーパーレス化、働き方改革といった社会的な変化への対応が求められています。不動産事業では、首都圏、特に勝どき・月島エリアを中心に物件を保有・賃貸しており、地域の再開発動向や賃貸市場の需給バランスが業績に影響を与えます。これらの事業を複合的に展開することで、景気変動や各市場の変動リスクを分散し、安定的な収益基盤の構築を目指しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算では、売上高は前期比5.9%増の336億円と増加しましたが、営業利益は同41.0%減の22億円、経常利益は同49.0%減の20億円、当期純利益は同83.4%減の8億円と、利益面で大幅な減益となりました。特に、親会社株主に帰属する当期純利益の減少率は83.4%に達し、EPSも33.11円と大きく落ち込みました。これは、前連結会計年度に計上された船舶売却益の剥落や、不動産事業におけるプラザ勝どきの再開発計画からリノベーション計画への変更に伴う建設仮勘定の減損損失(4.25億円)などが特別損失として響いたことが主因です。外航海運事業では、市況の変動や為替の影響を受けつつも、新造船の稼働開始や新規用船による稼働日数増加、単価の高い運賃収入の増加により売上高は増加しましたが、減価償却費の増加などがセグメント利益を圧迫しました。倉庫・運送事業は増収増益と堅調に推移しましたが、不動産事業はプラザ勝どきの閉館により減収減益となりました。

強みと競争優位性

同社の強みの一つは、長年にわたり培ってきた外航海運事業における専門性と、ハンディ船市場での一定のプレゼンスです。世界経済の変動に左右されやすい海運市況において、既存保有船の長寿命化とフレキシブルな調達を組み合わせることで、長期的に安定した船隊規模の維持を目指す戦略は、市場の供給制約という追い風も予想されます。また、不動産事業においては、勝どき・月島エリアという都心へのアクセスに優れた立地に優良な資産を保有しており、これが安定収益と財務基盤の支えとなっています。この資産力は、海運市況の変動に左右されずに船舶投資を行うための源泉となっています。さらに、海運業と倉庫・運送業という異なる事業セグメントを持つことで、リスク分散を図っている点も特徴です。これらの事業基盤を活かし、「資産の力を事業の力に」という経営方針のもと、事業の進化と財務基盤の強化を両立させていく姿勢がうかがえます。

リスク要因

同社が直面するリスクは多岐にわたります。まず、外航海運事業においては、国際的な経済動向、政治・社会情勢、地政学リスク、そしてSOLAS条約やISPSコードなどの国際条約遵守に関連する安全運航・環境問題、海難事故による物理的・人的・環境的損害のリスクが挙げられます。特に、ハンディサイズ船においては、今後の環境規制への技術的・経済的な対応の困難さが船腹供給に影響を与える可能性があります。倉庫・運送事業では、景気変動による物流コスト抑制や、ペーパーレス化、働き方改革による需要変動リスクがあります。不動産事業では、首都圏の賃貸市場の需給バランスや市況動向、また勝どき・月島エリアに資産が集中していることによる大規模災害リスクも無視できません。さらに、資産価格の変動、各種規制変更、金利・為替レートの変動、船舶燃料価格の変動、借入金の財務制限条項抵触リスクなど、事業運営に影響を及ぼす可能性のある様々な外部要因が存在します。

投資テーマとの関連

同社は、直接的にAI、半導体、EVといった先端技術分野とは関連が薄いですが、グローバルな物流インフラの一翼を担う企業として、世界経済の動向と間接的に関連しています。特に、国際的なサプライチェーンの維持・強化は、これらの先端産業の成長にとっても不可欠な要素です。外航海運事業におけるバルク材輸送は、世界人口増加や資源の遍在といった長期的なトレンドに支えられており、資源価格の変動や地政学リスクへの対応力が問われます。また、不動産事業においては、東京の都市開発やインフラ整備といったテーマとの関連性が見られます。同社は、これらの外部環境の変化に対応しつつ、自社の強みである「よくはこぶ」という実業を通じて、社会基盤を支える役割を担っていると言えます。中長期的には、環境規制強化に対応した船舶整備や、デジタルツールを活用した物流効率化などが、持続可能性やDXといったテーマとの接点となり得ます。

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