株式会社 商船三井 (9104) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 海運業
LNG物流再生可能エネルギー自動車部品
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 5/11位
D
安定性
業種 6/11位
D
成長性
業種 5/11位
D
効率性
業種 8/11位
E
CF健全性
業種 10/11位
売上高
1.8兆円
粗利率
17.9%
営業利益率
7.0%
純利益率
11.7%
ROE
7.4%
ROIC
1.7%
自己資本比率
48.2%
D/Eレシオ
0.86
有利子負債
2.5兆円
ネットキャッシュ
-2.3兆円
NC/時価総額
-102.1%
運転資本余剰*
-4547億円
運転資本余剰/時価総額*
-20.4%
フリーCF
-2706億円
FCFマージン
-14.8%
キャッシュ化率
2.11倍
PBR
0.78倍
EV/EBITDA
15.3倍
PER
10.5倍
想定株価
6495.3円
想定時価総額
2.2兆円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1.8兆円 3276億円 1682億円 1270億円 2952億円 1758億円 2133億円
2025年3月期 1.8兆円 3177億円 1276億円 1509億円 2784億円 4197億円 4255億円
2024年3月期 1.6兆円 2489億円 1025億円 1031億円 2056億円 2590億円 2617億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 6.0兆円 6699億円 6562億円 2.4兆円 2.9兆円
2025年3月期 5.0兆円 5700億円 5233億円 1.7兆円 2.7兆円
2024年3月期 4.1兆円 4658億円 6473億円 1.1兆円 2.4兆円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 2015億円 630億円 1414億円 2.5兆円 1.9兆円 1339億円 -4547億円
2025年3月期 1560億円 564億円 1353億円 1.8兆円 1.8兆円 338億円 -3674億円
2024年3月期 1131億円 561億円 1378億円 1.3兆円 1.7兆円 363億円 -5342億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 4510億円 -7216億円 3129億円 -2706億円
2025年3月期 3605億円 -4508億円 1171億円 -903億円
2024年3月期 3142億円 -3552億円 497億円 -410億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 619.8円 8365.1円 200.0円 32.3% -6632.3円 10.5倍 6495.3円 2.2兆円 363,001,827株 19,426,600株
2025年3月期 1186.6円 7687.5円 360.0円 30.3% -4748.9円 4.4倍 5185.4円 1.8兆円 362,841,027株 13,403,300株
2024年3月期 722.9円 6496.2円 220.0円 30.4% -3250.2円 6.4倍 4611.8円 1.7兆円 362,386,058株 62,700株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 7.4% 3.6% 1.7% 17.9% 7.0% 16.2% 11.7% -14.8% 48.2% 0.86
2025年3月期 15.8% 8.5% 2.4% 17.9% 8.5% 15.7% 24.0% -5.1% 53.9% 0.68
2024年3月期 11.1% 6.3% 2.0% 15.3% 6.3% 12.6% 16.1% -2.5% 57.1% 0.55

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 2.8% -15.8% -49.9% 4.2% 13.0% 5.3% -
2025年3月期 9.1% 46.3% 62.6% 11.8% 9.0% 40.0% 代表取締役社長執行役員 橋本 剛
2024年3月期 1.0% -5.1% -67.1% 18.0% 5.7% - 代表取締役社長執行役員 橋本 剛

業種比較(海運業、10社中央値)

指標株式会社 商船三井業種中央値
ROE7.4%7.7%
ROA3.6%4.3%
営業利益率7.0%7.2%
純利益率11.7%7.9%
自己資本比率48.2%46.6%
売上成長率2.8%-3.9%
PER10.5倍11.7倍
PBR0.78倍0.91倍
EV/EBITDA15.3倍8.0倍
NC/時価総額-102.1%-39.3%
運転資本余剰/時価総額-20.4%-11.4%
同業他社: 日本郵船株式会社(9101)川崎汽船株式会社(9107)NSユナイテッド海運株式会社(9110)飯野海運株式会社(9119)明海グループ株式会社(9115)全11社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

海運業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
日本郵船株式会社 (9101) 2.3兆円 2.4兆円
川崎汽船株式会社 (9107) 1.7兆円 1.0兆円
飯野海運株式会社 (9119) 1853億円 1273億円
NSユナイテッド海運株式会社 (9110) 1711億円 2298億円
明海グループ株式会社 (9115) 484億円 613億円
乾汽船株式会社 (9308) 367億円 336億円
栗林商船株式会社 (9171) 223億円 538億円
共栄タンカー株式会社 (9130) 159億円 155億円
海運業の企業一覧(全11社)→

異常検知フラグ

2021年3月期: 売上3年連続減少

AI分析(2026年3月期)

LNG物流再生可能エネルギー
BLUE ACTION 2035ポートフォリオ戦略地域戦略(環インド洋)環境戦略(ネットゼロ・エミッション)デジタル化・AI活用

見通し: 2026年3月期は、コンテナ船事業の運賃市況下落等により減益予想。しかし、エネルギー事業や自動車輸送事業は増収。長期経営計画「BLUE ACTION 2035」Phase 2では、稼ぐ力強化、資本配分最適化、経営基盤強化を掲げ、持続的成長を目指す。

強み: 約900隻の多様な船舶・洋上設備を運航。海運業に加え、エネルギー、物流、不動産等への多角化も進む。

懸念: コンテナ船事業の運賃市況下落による収益悪化。また、世界情勢の変動によるカントリーリスクや制裁リスク。

リスク: 海運市況変動リスク:中長期契約に依存しない事業では運賃・貸船料が変動。ポートフォリオ分散やFFA活用で対応。サイバーセキュリティリスク:情報システム依存度が高く、インシデント発生で事業継続に影響。対策本部設置等で対応。地政学的リスク:ロシア関連事業等、国際情勢変動による事業継続困難リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

商船三井は、海運事業を中核としながら、物流、不動産、エネルギー、フェリー、クルーズなど、多岐にわたる事業を展開する総合商社です。1942年の設立以来、グローバルなネットワークを活かし、社会インフラを支える多様なサービスを提供しています。主要な事業セグメントは、ドライバルク事業、エネルギー事業、製品輸送事業、ウェルビーイングライフ事業、関連事業、その他事業の6つに分かれています。特に、コンテナ船、タンカー、LNG船、自動車運搬船などの船舶運航は、同社の収益の根幹をなしており、世界経済の動向や国際貿易の活発さに大きく影響されます。近年では、脱炭素化への対応として、環境戦略を重視し、低・脱炭素事業の拡大にも注力しています。2026年3月期においては、売上高18,251億円を記録し、安定した事業基盤を維持しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算は、売上高が前期比2.8%増の18,251億円と堅調に推移しました。しかし、営業利益は同15.8%減の1,270億円、経常利益は同58.1%減の1,758億円、当期純利益は同49.9%減の2,133億円と、利益面では大幅な減益となりました。この減益の主な要因としては、コンテナ船事業における運賃市況の下落が挙げられます。特に、コンテナ船事業の経常損益は前期比で87.7%減と大きく落ち込みました。エネルギー事業においても、ケミカル船市況の軟化やオフショア事業における一時的な投資利益の剥落などにより減益となりました。一方、ドライバルク事業は市況の変動を受けつつも、一部事業の収益性改善により影響を抑制しました。ウェルビーイングライフ事業では、不動産事業の堅調さやフェリー事業の増益が全体の減益幅を緩和しました。

強みと競争優位性

商船三井の強みは、長年にわたり培ってきたグローバルな海運ネットワークと、多様な事業ポートフォリオにあります。約900隻に及ぶ多様な船舶群を運航する能力は、同業他社と比較しても群を抜いています。また、海運事業で得た知見や資金を基盤に、物流、不動産、エネルギーといった非海運分野へ事業を多角化することで、特定の事業や市況の変動に対するリスク分散を図っています。特に、コンテナ船事業における「OCEAN NETWORK EXPRESS PTE. LTD.」や、不動産事業における「ダイビル株式会社」などのグループ会社は、それぞれ専門性の高いサービスを提供し、収益基盤の安定化に貢献しています。さらに、最新技術の導入や環境戦略への積極的な取り組みは、将来的な競争優位性を確保するための重要な要素となっています。

リスク要因

商船三井が直面する主なリスクは、海運市況の変動です。特に、コンテナ船運賃の急落は、直近決算でも大幅な利益減少の要因となりました。また、国際情勢の不安定化は、原油輸送やエネルギー事業にも影響を与える可能性があります。地政学リスク、特にロシア関連事業における制裁強化は、一部の砕氷LNG船などの資産価値減少リスクにつながる恐れがあります。さらに、サイバーセキュリティリスクは、事業運営の基盤となる情報システムへの依存度が高まるにつれて、その重要性を増しています。大規模災害や感染症の発生は、事業継続計画(BCP)の実行能力が問われます。加えて、世界的な環境規制の強化や技術革新への対応は、新たな設備投資負担となる可能性も否定できません。これらのリスクに対し、同社は保険付保、リスク管理体制の高度化、ポートフォリオ戦略による分散、BCP策定などの対策を講じています。

投資テーマとの関連

商船三井は、海運業界における脱炭素化の動きと密接に関連しています。2050年ネットゼロ・エミッション達成に向けた目標設定や、代替燃料の導入、燃費効率改善への取り組みは、環境・サステナビリティ投資テーマとの関連性が高いと言えます。また、低・脱炭素事業の拡大は、将来的な成長ドライバーとなる可能性を秘めています。デジタル化・AI活用による事業変革も、DX(デジタルトランスフォーメーション)関連の投資テーマとして注目されます。さらに、近年重要度が増している地政学リスクへの対応や、サプライチェーンの安定化に貢献する物流事業は、国際情勢の変化や経済安全保障といったテーマとも無関係ではありません。これらのテーマとの関連性は、同社の長期的な企業価値向上に寄与するものと考えられます。

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