加藤産業株式会社 (9869) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 卸売業
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 232/327位
C
安定性
業種 163/329位
C
成長性
業種 202/326位
B
効率性
業種 114/329位
D
CF健全性
業種 262/329位
売上高
1.2兆円
粗利率
7.0%
営業利益率
1.5%
純利益率
1.1%
ROE
7.8%
ROIC
7.0%
自己資本比率
36.3%
D/Eレシオ
0.08
有利子負債
134億円
ネットキャッシュ
575億円
NC/時価総額
32.0%
運転資本余剰*
-1902億円
運転資本余剰/時価総額*
-105.9%
フリーCF
-108億円
FCFマージン
-0.9%
キャッシュ化率
0.31倍
PBR
1.06倍
EV/EBITDA
5.1倍
PER
13.7倍
想定株価
5832.2円
想定時価総額
1796億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年9月期 1.2兆円 827億円 58億円 182億円 240億円 201億円 132億円
2024年9月期 1.1兆円 785億円 55億円 169億円 223億円 187億円 145億円
2023年9月期 1.1兆円 732億円 46億円 167億円 213億円 185億円 120億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年9月期 4663億円 2978億円 2611億円 282億円 1690億円
2024年9月期 4547億円 3055億円 2659億円 259億円 1557億円
2023年9月期 4529億円 3114億円 2723億円 249億円 1497億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年9月期 709億円 403億円 1757億円 134億円 668億円 11億円 -1902億円
2024年9月期 903億円 373億円 1672億円 146億円 581億円 16億円 -1757億円
2023年9月期 835億円 336億円 1833億円 153億円 565億円 15億円 -1888億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年9月期 41億円 -149億円 -84億円 -108億円
2024年9月期 259億円 -37億円 -157億円 222億円
2023年9月期 147億円 -90億円 -45億円 57億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年9月期 425.7円 5487.5円 140.0円 32.9% 1867.7円 13.7倍 5832.2円 1796億円 35,000,000株 4,199,000株
2024年9月期 453.1円 4997.9円 120.0円 26.5% 2428.0円 9.4倍 4258.7円 1327億円 35,000,000株 3,844,800株
2023年9月期 356.9円 4452.6円 97.0円 27.2% 2027.4円 11.1倍 3962.0円 1332億円 35,000,000株 1,375,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年9月期 7.8% 2.8% 7.0% 7.0% 1.5% 2.0% 1.1% -0.9% 36.3% 0.08
2024年9月期 9.3% 3.2% 6.9% 6.9% 1.5% 2.0% 1.3% 1.9% 34.3% 0.09
2023年9月期 8.0% 2.6% 7.1% 6.9% 1.6% 2.0% 1.1% 0.5% 33.1% 0.10

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年9月期 3.8% 7.8% -8.5% 5.5% 1.3% 10.7% 代表取締役社長執行役員 加 藤 和 弥
2024年9月期 6.5% 0.8% 20.5% -0.0% 1.3% 13.2% 代表取締役社長執行役員 加 藤 和 弥
2023年9月期 6.3% 24.7% 6.4% -1.2% 1.1% 13.1% 代表取締役社長執行役員 加 藤 和 弥

業種比較(卸売業、328社中央値)

指標加藤産業株式会社業種中央値
ROE7.8%7.8%
ROA2.8%3.6%
営業利益率1.5%3.2%
純利益率1.1%2.5%
自己資本比率36.3%49.8%
売上成長率3.8%4.8%
PER13.7倍11.6倍
PBR1.06倍0.90倍
EV/EBITDA5.1倍6.5倍
NC/時価総額32.0%13.0%
運転資本余剰/時価総額-105.9%-39.9%
同業他社: 三菱商事株式会社(8058)伊藤忠商事株式会社(8001)三井物産株式会社(8031)豊田通商株式会社(8015)丸紅株式会社(8002)全329社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

卸売業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社サンゲツ (8130) 1816億円 2064億円
加賀電子株式会社 (8154) 1758億円 6589億円
株式会社第一興商 (7458) 1744億円 1630億円
岡谷鋼機株式会社 (7485) 1888億円 1.2兆円
三谷商事株式会社 (8066) 1972億円 3390億円
松田産業株式会社 (7456) 1611億円 6878億円
トラスコ中山株式会社 (9830) 1588億円 3200億円
アズワン株式会社 (7476) 1576億円 1107億円
卸売業の企業一覧(全329社)→

AI分析(2025年9月期)

食品卸売事業の効率化海外事業の拡大自社ブランド商品の開発・販促物流コスト抑制・生産性向上サステナビリティへの取り組み(脱炭素、フードロス)

見通し: 国内人口減少による市場縮小が予想される中、海外事業の強化、自社ブランド商品の拡販、物流効率化によるコスト抑制で収益力向上を目指す。2025年9月期は営業収益1兆2,142億円、営業利益181億円、経常利益201億円、純利益132億円。

強み: 全国に広がる営業・物流網と、多様な食品カテゴリーを扱う総合力。海外市場での事業基盤も拡大中。

懸念: 国内外の景気変動、物価高騰による消費マインドの冷え込み、人件費・物流費の上昇が利益を圧迫する可能性。

リスク: 事業環境変化(人口減、競争激化、物価高)、食品安全・品質問題、法的規制強化・違反、大規模災害・感染症、システムダウン、海外事業リスク、債権回収リスク、固定資産の減損リスク。

AI詳細分析(2025年9月期)

事業概要

当社グループは、加藤産業株式会社を中核とし、国内外の連結子会社46社、関連会社1社から成る食品卸売事業を主軸とした企業グループである。国内における食品卸売に加え、物流、加工、更には海外での食品卸売事業も展開している。事業セグメントは、常温流通事業、低温流通事業、酒類流通事業、海外事業、その他に分類される。常温流通事業では、加工食品や菓子の卸売が中心であり、一部グループ会社による製造加工も行われている。低温流通事業は、ケイ低温フーズ株式会社が担当し、低温食品の卸売を展開。酒類流通事業は、三陽物産株式会社やヤタニ酒販株式会社が酒類卸売を手掛ける。海外事業では、マレーシア、シンガポール、ベトナム、中国に拠点を持ち、各地域で食品卸売事業を推進している。その他事業では、物流業務受託や保険代理店業務、飲食業フランチャイズ運営なども含まれる。この多岐にわたる事業展開により、国内の食生活を支えるインフラとしての役割を担っている。

直近決算ハイライト

当連結会計年度における業績は、営業収益が前期比3.8%増の1兆2,142億65百万円となり、増収を達成した。営業利益は同7.9%増の181億80百万円、経常利益は同7.5%増の201億円と、増益基調で推移している。しかしながら、親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に政策保有株式売却益等の特別利益を計上した反動もあり、同8.5%減の132億28百万円となった。セグメント別に見ると、常温流通事業は既存得意先取引の増加と採算管理の徹底により、売上高3.4%増、営業利益10.2%増と堅調な推移を示した。低温流通事業も売上高3.1%増、営業利益3.3%増と微増ながらも増益を確保している。一方、酒類流通事業は、売上高3.9%増となったものの、諸経費の上昇やシステム関連費用の増加により、営業利益は17.4%減と大幅な減益となった。海外事業は、M&A効果や為替変動の影響もあり、売上高7.2%増、営業利益は前期の損失から黒字転換を果たした。

強みと競争優位性

当社の強みは、長年にわたり築き上げてきた広範な販売網と、多様な食品カテゴリーを網羅する総合的な卸売機能にある。常温、低温、酒類といった異なる温度帯や品目の食品を効率的に流通させる能力は、小売業の多様なニーズに応える基盤となっている。また、国内のみならず、アジア地域における海外事業展開も進めており、グローバルな視点での成長戦略を描いている。自社ブランド商品の開発・販売も収益確保の一助となっており、付加価値創造への取り組みが見られる。さらに、物流業務の受託やシステム管理など、卸売業に付随する周辺事業も展開することで、事業ポートフォリオの多角化を図っている。これらの事業基盤と、デジタル技術の活用や業務効率化への継続的な取り組みが、激化する業界内競争における優位性を支えていると考えられる。

リスク要因

当社の事業展開において、いくつかのリスク要因が認識されている。まず、国内における人口減少や消費低迷、新型感染症等の影響による消費動向の変化は、市場全体の縮小リスクとして挙げられる。また、食品卸売業として、食品の安全性や品質に関する問題が発生した場合、業績に重大な影響を及ぼす可能性がある。法的規制の強化・改正や、大規模自然災害、システム障害なども事業継続に対するリスクとなり得る。特に、全国に事業拠点を有していることから、広域災害発生時の事業中断リスクは無視できない。海外事業展開においては、各国の政治経済情勢の変化、為替変動、現地の法規制や商習慣の違いなどが、事業計画通りに進まない要因となる可能性がある。加えて、販売先への信用供与に伴う債権回収リスクや、固定資産が期待通りのキャッシュフローを生み出さないリスクも存在しており、これらのリスクに対する継続的な管理が重要となる。

投資テーマとの関連

当社は、食品流通という社会インフラを担う企業であり、人々の生活に不可欠な食料の安定供給に貢献している。近年、消費者の健康志向の高まりや、食の安全・安心に対する関心の増大は、高品質な食品の流通や、トレーサビリティの確保といった観点から、当社の事業との関連性が深まっている。また、食品ロス削減や持続可能な調達といったサステナビリティへの関心も高まっており、当社が掲げる「フードロス&ウェイスト」「資源循環」といったマテリアリティへの取り組みは、ESG投資の観点からも注目される可能性がある。気候変動への対応としてTCFDの枠組みを活用し、CO₂排出削減を進めている点も、環境問題への意識が高い投資家にとって評価される要素となり得る。現時点では、AI、半導体、EVといった先端技術テーマとの直接的な関連性は低いが、食品流通の効率化におけるデジタル技術の活用は、DX推進という広義のテーマと捉えることができる。

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