アズワン株式会社 (7476) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 卸売業
SaaS物流EC
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 19/327位
B
安定性
業種 46/329位
C
成長性
業種 129/326位
B
効率性
業種 53/329位
C
CF健全性
業種 111/329位
売上高
1107億円
粗利率
30.2%
営業利益率
11.6%
純利益率
8.3%
ROE
12.9%
ROIC
11.8%
自己資本比率
69.4%
D/Eレシオ
0.07
有利子負債
48億円
ネットキャッシュ
102億円
NC/時価総額
6.5%
運転資本余剰*
-108億円
運転資本余剰/時価総額*
-6.8%
フリーCF
40億円
FCFマージン
3.6%
キャッシュ化率
0.70倍
PBR
2.22倍
EV/EBITDA
10.1倍
PER
17.2倍
想定株価
2203.8円
想定時価総額
1576億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1107億円 335億円 18億円 128億円 147億円 132億円 92億円
2025年3月期 1038億円 313億円 18億円 116億円 134億円 121億円 82億円
2024年3月期 955億円 292億円 18億円 104億円 123億円 108億円 75億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1024億円 730億円 258億円 55億円 711億円
2025年3月期 1001億円 700億円 265億円 69億円 666億円
2024年3月期 958億円 612億円 261億円 51億円 645億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 150億円 121億円 229億円 48億円 117億円 - -108億円
2025年3月期 190億円 117億円 198億円 72億円 146億円 - -75億円
2024年3月期 94億円 108億円 200億円 36億円 197億円 - -167億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 65億円 -25億円 -81億円 40億円
2025年3月期 93億円 9億円 -7億円 102億円
2024年3月期 65億円 -19億円 -90億円 46億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 128.3円 998.8円 65.0円 50.6% 143.1円 17.2倍 2203.8円 1576億円 75,012,540株 3,483,100株
2025年3月期 114.9円 931.1円 62.0円 54.0% 164.9円 20.2倍 2317.3円 1664億円 79,752,540株 7,950,400株
2024年3月期 103.7円 903.0円 112.0円 108.1% 80.9円 25.6倍 2655.5円 1906億円 79,752,540株 7,964,400株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 12.9% 9.0% 11.8% 30.2% 11.6% 13.3% 8.3% 3.6% 69.4% 0.07
2025年3月期 12.4% 8.2% 11.0% 30.2% 11.2% 12.9% 7.9% 9.8% 66.5% 0.11
2024年3月期 11.6% 7.8% 10.7% 30.6% 10.9% 12.8% 7.8% 4.8% 67.3% 0.06

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 6.7% 10.7% 11.5% 6.6% 6.3% 4.0% -
2025年3月期 8.6% 11.1% 9.7% 6.1% 8.1% 7.5% 代表取締役社長CEO 井 内 卓 嗣
2024年3月期 4.5% -8.4% -7.5% 5.4% 7.4% 1.8% 代表取締役社長 井内卓嗣

業種比較(卸売業、328社中央値)

指標アズワン株式会社業種中央値
ROE12.9%7.8%
ROA9.0%3.6%
営業利益率11.6%3.2%
純利益率8.3%2.5%
自己資本比率69.4%49.7%
売上成長率6.7%4.8%
PER17.2倍11.6倍
PBR2.22倍0.90倍
EV/EBITDA10.1倍6.5倍
NC/時価総額6.5%13.1%
運転資本余剰/時価総額-6.8%-40.4%
同業他社: 三菱商事株式会社(8058)伊藤忠商事株式会社(8001)三井物産株式会社(8031)豊田通商株式会社(8015)丸紅株式会社(8002)全329社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

卸売業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
トラスコ中山株式会社 (9830) 1588億円 3200億円
松田産業株式会社 (7456) 1611億円 6878億円
株式会社IDOM (7599) 1537億円 5628億円
株式会社TOKAIホールディングス (3167) 1507億円 2448億円
株式会社BuySell Technologies (7685) 1497億円 1006億円
東テク株式会社 (9960) 1497億円 1700億円
三愛オブリ株式会社 (8097) 1491億円 6116億円
株式会社第一興商 (7458) 1744億円 1630億円
卸売業の企業一覧(全329社)→

AI分析(2026年3月期)

SaaS物流
ECプラットフォーム進化サプライチェーン最適化AI搭載検索エンジン機器レンタル・校正サービスオリジナル商品開発加速

見通し: 2026年3月期は売上高1,300億円、営業利益148億円(営業利益率11.4%)を目指す。EC進化、サプライチェーン価値最大化、事業領域拡大を重点施策とし、M&Aやアライアンスも活用し非連続な成長も志向。

強み: 1,400万点超の取扱商品数と、サプライヤー・販売店・エンドユーザーをつなぐプラットフォーム機能。AI検索エンジン導入等によるEC機能強化が強み。

懸念: 輸入品の円安による仕入価格上昇リスク。円安1円で売上総利益約4千万円押し下げ。価格転嫁や為替予約で対応する方針。

リスク: 1.人口動態の変化:少子高齢化による若年労働者減少はラボラトリー・インダストリー分野の売上減リスク。2.市況の変化:円安は輸入品仕入価格上昇、金利上昇は金融・在庫機能価値向上機会。3.情報セキュリティ:システム障害や顧客情報漏洩は事業停止・競争力低下リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

同社は、研究・産業・医療分野における機器、備品、消耗品などの卸売事業を主軸として展開しています。サプライヤーと販売店、そして最終顧客である研究者や医療従事者を繋ぐハブとしての役割を担い、多様化するニーズに応えるべく、幅広い品揃え、カタログやインターネットを通じた情報提供、顧客規模に応じたeコマースツールの開発、そして迅速な配送ネットワークの構築に注力しています。具体的には、大規模企業向けの「ocean」、中規模事業者向けの「Wave」、小規模事業者向けの「AXEL」や「as kitchen」といったeコマースプラットフォームを提供し、顧客の購買体験の向上と業務効率化を図っています。また、単なる商品の販売に留まらず、機器のレンタルや校正サービスといった付加価値の高いサービス事業も育成しており、事業領域の拡大と顧客満足度の追求を両立させることで、研究開発活動や医療活動を支援する社会的使命を果たしています。1,400万点を超える取扱商品数を強みとし、eコマースの浸透やサプライチェーン全体の最適化を通じて、企業価値の拡大を目指しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、同社は堅調な業績を達成しました。売上高は1,107億円となり、前期比で6.7%の増加を見せました。営業利益は128億円、経常利益は132億円、当期純利益は92億円といずれも二桁近い増益を記録し、特に営業利益は前期比で10.7%の成長を遂げました。これは、eコマース事業の拡大やサービス事業の育成、そして取扱商品点数の拡充といった戦略が奏功した結果と考えられます。利益率も改善傾向にあり、収益性の向上がうかがえます。純資産は668億円となり、前期比5.6%増加しました。総資産は1,024億円で、前期比2.3%の増加です。一方で、現金及び預金は150億円となり、前期比で21.2%減少していますが、これは積極的な投資活動や事業拡大に伴う運転資金の増加によるものと推察されます。営業キャッシュ・フローは65億円でしたが、前期比では30.5%の減少となっており、今後のキャッシュ創出能力に注視が必要です。一株当たり純利益(EPS)は128.35円と前期比で11.7%増加し、株主還元としては一株当たり配当65.00円と、前期比4.8%の増配を実施しています。

強みと競争優位性

同社の最大の強みは、研究・産業・医療分野における1,400万点を超える圧倒的な取扱商品点数と、それを支える広範なサプライヤーネットワークにあります。これにより、顧客は多様なニーズに応える商品をワンストップで調達できる利便性を享受できます。また、長年にわたり培ってきたeコマースプラットフォームの進化、特にAI搭載型検索エンジン「AXEL2.0」の導入や、各種eコマースツールの開発・提供は、顧客の購買体験を向上させ、業務効率化に貢献しており、参入障壁となっています。さらに、サプライヤーと販売店、エンドユーザーを繋ぐハブとしてのポジションを活かし、サプライチェーン全体の情報を可視化し、在庫や配送の最適化を図る取り組みは、流通事業者としての独自の競争優位性を確立しています。機器レンタルや校正サービスといったサービス事業の育成も、単なる卸売業にとどまらない収益源の多角化と顧客ロイヤリティの向上に繋がっています。こうした強みを活かし、市場でのプレゼンスを高めています。

リスク要因

同社を取り巻くリスクは多岐にわたります。まず、人口動態の変化として、国内の少子高齢化による若年労働者や学生の減少は、研究開発活動や生産現場の担い手不足に繋がり、ラボラトリー分野やインダストリー分野の売上に影響を及ぼす可能性があります。また、国際情勢の変動、例えば武力紛争や貿易摩擦は、世界33か国から調達する商品の供給網に寸断リスクをもたらし、特に調達額の大きい中国や東南アジア地域からの輸入に支障が生じる可能性があります。為替レートの変動も、輸入品の仕入価格上昇を通じて収益性を圧迫する要因となり得ます。さらに、情報セキュリティインシデントやシステム障害、物流センターの操業停止などは、事業活動の停止や顧客からの信頼失墜に繋がるリスクがあります。業務のDX化への対応遅れは、競争優位性の低下を招く可能性も指摘されています。これらのリスクに対して、同社は調達先の分散や、システムセキュリティ対策、BCP(事業継続計画)の検討などを進めていますが、外部環境の変化への対応は継続的な課題です。

投資テーマとの関連

同社は、科学技術の進展や産業の高度化を支える研究開発・産業分野に不可欠な製品・サービスを提供しており、AIや半導体といった最先端技術分野の成長と間接的に連動する側面があります。特に、研究開発投資の活発化は同社のラボラトリー分野の売上増に直結し、新たな素材や部品の開発はインダストリー分野への需要を喚起します。また、政策面では、第7期「科学技術・イノベーション基本計画」における基礎研究への投資拡充や、研究開発投資に対する国の関与強化は、同社事業にとって追い風となります。さらに、国内の高齢者増加に伴う医療市場の拡大は、メディカル部門の成長を後押しする可能性があり、ヘルスケア関連の投資テーマとも関連します。eコマースプラットフォームの拡充やAI技術の活用は、DX(デジタルトランスフォーメーション)という投資テーマとも親和性が高いと言えます。これらの投資テーマとの関連性は、同社の将来的な成長ポテンシャルを測る上で重要な要素となります。

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