株式会社松屋フーズホールディングス (9887) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 小売業
外食
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 209/360位
D
安定性
業種 237/359位
A
成長性
業種 6/355位
C
効率性
業種 208/360位
E
CF健全性
業種 328/360位
売上高
1845億円
粗利率
63.1%
営業利益率
4.1%
純利益率
2.1%
ROE
6.5%
ROIC
4.7%
自己資本比率
41.0%
D/Eレシオ
0.95
有利子負債
550億円
ネットキャッシュ
-267億円
NC/時価総額
-22.8%
運転資本余剰*
-52億円
運転資本余剰/時価総額*
-4.5%
フリーCF
-112億円
FCFマージン
-6.0%
キャッシュ化率
4.07倍
PBR
2.04倍
EV/EBITDA
-
PER
29.0倍
想定株価
5699.6円
想定時価総額
1174億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1845億円 1165億円 - 76億円 - 83億円 38億円
2025年3月期 1542億円 986億円 - 44億円 - 51億円 22億円
2024年3月期 1276億円 840億円 - 53億円 - 60億円 29億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1408億円 503億円 335億円 497億円 577億円
2025年3月期 1042億円 340億円 260億円 325億円 456億円
2024年3月期 911億円 322億円 220億円 253億円 439億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 282億円 100億円 68億円 550億円 1億円 74億円 -52億円
2025年3月期 138億円 95億円 52億円 354億円 1億円 - -122億円
2024年3月期 160億円 62億円 45億円 266億円 9130万円 - -60億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 153億円 -265億円 256億円 -112億円
2025年3月期 83億円 -177億円 71億円 -94億円
2024年3月期 132億円 -119億円 27億円 13億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 196.7円 2800.1円 24.0円 12.2% -1298.8円 29.0倍 5699.6円 1174億円 20,595,000株 700株
2025年3月期 114.7円 2392.8円 24.0円 20.9% -1133.3円 51.7倍 5929.6円 1130億円 19,063,000株 600株
2024年3月期 152.9円 2301.5円 24.0円 15.7% -554.5円 37.1倍 5680.2円 1083億円 19,063,000株 400株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 6.5% 2.7% 4.7% 63.1% 4.1% - 2.1% -6.0% 41.0% 0.95
2025年3月期 4.8% 2.1% 3.8% 63.9% 2.9% - 1.4% -6.1% 43.8% 0.78
2024年3月期 6.7% 3.2% 5.3% 65.8% 4.2% - 2.3% 1.1% 48.1% 0.61

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 19.6% 72.3% 72.6% 20.1% 14.3% 72.9% -
2025年3月期 20.8% -17.2% -25.0% 17.8% 7.7% - 代表取締役社長 瓦葺一利
2024年3月期 19.7% 262.5% 132.3% 10.6% 5.4% - 代表取締役社長 瓦葺一利

業種比較(小売業、359社中央値)

指標株式会社松屋フーズホールディングス業種中央値
ROE6.5%7.9%
ROA2.7%3.6%
営業利益率4.1%3.6%
純利益率2.1%2.4%
自己資本比率41.0%45.8%
売上成長率19.6%4.4%
PER29.0倍17.5倍
PBR2.04倍1.58倍
EV/EBITDA-7.9倍
NC/時価総額-22.8%-3.6%
運転資本余剰/時価総額-4.5%-16.4%
同業他社: イオン株式会社(8267)株式会社セブン&アイ・ホールディングス(3382)株式会社ファーストリテイリング(9983)株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)株式会社ヤマダホールディングス(9831)全360社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

小売業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
マックスバリュ東海株式会社 (8198) 1199億円 3770億円
株式会社ハイデイ日高 (7611) 1134億円 623億円
Genky DrugStores株式会社 (9267) 1131億円 2008億円
アークランズ株式会社 (9842) 1229億円 3411億円
アクシアル リテイリング株式会社 (8255) 1100億円 2955億円
コーナン商事株式会社 (7516) 1258億円 5021億円
株式会社ドトール・日レスホールディングス (3087) 1263億円 1591億円
イオン北海道株式会社 (7512) 1267億円 3801億円
小売業の企業一覧(全360社)→

AI分析(2026年3月期)

外食
牛めし事業多業態展開海外事業拡大M&A店舗網拡大

見通し: 今期は既存店売上高110.5%増、新規出店104店舗、子会社化による121店舗増が寄与し、売上高19.6%増、過去最高益を達成。来期は、さらなる多店舗展開、海外事業拡大、M&Aによるシナジー創出で成長継続を目指す。

強み: 「松屋」ブランドの認知度と、牛めし事業を核とした安定的な収益基盤。多角的な業態展開によるリスク分散も進む。

懸念: 牛めし事業への売上依存度(78.2%)の高さ。原材料価格や人件費の高騰、円安によるコスト増が収益を圧迫するリスク。

リスク: ①牛めし事業への高い依存度から、牛肉価格高騰や消費者嗜好の変化による業績への影響。②食材調達リスク:異常気象や疫病、為替変動による調達困難や価格上昇。③人材確保・人件費リスク:人口減による人手不足と賃金上昇が店舗運営や出店計画に影響。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社グループは、和風ファーストフード店「松屋」の運営を中核事業として、牛めし、カレー、各種定食などを提供する飲食事業を展開しています。国内の直営店販売に加え、フランチャイズ店やその他の取引先への食材・消耗品販売といった外部販売形態も有しています。主力ブランドである「松屋」に加え、「松のや」(とんかつ)、「六厘舎」をはじめとするラーメン業態、「マイカリー食堂」(カレー)といった多様な業態の店舗展開を進めています。さらに、近年では「すし松」「ステーキ屋松」などの新業態開発にも注力し、事業ポートフォリオの多角化を図っています。国内のみならず、中国、台湾、香港、ベトナムといった海外への事業展開も積極的に行い、グローバルな外食企業としての成長を目指しています。2026年3月期においては、直営店売上高の約78.2%を牛めし定食事業が占める一方、とんかつ事業や鮨事業などの拡大を通じて事業ポートフォリオの多様化も進めています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、当社グループは売上高1,845億円(前期比+19.6%)を達成し、好調な業績を収めました。特に、既存店売上高が前期比110.5%と前年を上回ったこと、ならびに積極的な新規出店と子会社化による店舗数増加が売上増に大きく寄与しました。利益面では、営業利益76億円(前期比+72.3%)、経常利益83億円(前期比+62.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益38億円(前期比+72.6%)といずれも過去最高益を更新しました。これは、売上高の増加に伴う固定費比率の低下や、原材料・エネルギー価格の高止まりへの対応、そして効率的な店舗運営による販売費及び一般管理費の売上高比率の改善(59.1%)が奏功した結果です。一方で、売上原価率はエネルギー費や調達価格の上昇により、前期の36.1%から36.8%へと上昇しましたが、FLコスト(売上原価と人件費の合計)の売上高比率は66.4%と改善が見られました。キャッシュフローにおいては、営業活動によるキャッシュフローは153億円(前期比+84.4%)と大幅に増加し、投資活動では新規出店や設備投資への積極的な投資が行われました。

強みと競争優位性

当社グループの強みは、長年にわたり培ってきた「松屋」ブランドの確立された認知度と、牛めしという多くの消費者に支持される主力商品にあります。多様な価格帯とメニュー展開により、幅広い顧客層を獲得しており、特に牛めし事業においては78.2%という高い売上構成比を誇ります。また、セントラルキッチン方式による効率的な生産体制と、6工場体制による安定供給能力、そしてリスク分散が強みです。近年は、「松のや」や「六厘舎」などの多様な業態展開や、直営店・FC店・海外店舗といった多角的な販売チャネルの確保により、事業ポートフォリオの強化とリスク分散を図っています。さらに、M&A戦略も積極的に活用しており、2026年1月には株式会社松富士を子会社化するなど、事業拡大とシナジー創出を追求する姿勢は、競争優位性を高める要因となっています。顧客利便性向上のための券売機システム改良や、原価率適正化に向けた仕入先・仕入地域の多様化・分散化、工場稼働率向上といった経営努力も、持続的な成長を支える基盤となっています。

リスク要因

当社の事業運営におけるリスクとして、まず食材調達に関するものが挙げられます。異常気象や疫病、為替変動による価格上昇や調達困難のリスクは、業績に影響を与える可能性があります。また、外食産業全体に共通するリスクとして、衛生管理の徹底は不可欠であり、食中毒等の事故発生時には法的規制による営業停止や許可取り消しのリスクが伴います。海外事業展開においては、各国の法律・規制変更、政治・経済情勢の変動、人材確保の難しさなどがリスクとなります。国内においては、人口減少に伴う人手不足とそれに伴う人件費の上昇は、店舗運営や採用計画に影響を及ぼす可能性があります。さらに、牛めし事業への依存度が高い(国内直営店売上高の78.2%)ことは、消費者志向の変化や牛肉の調達状況・価格変動が業績に与える影響を大きくする要因です。また、店舗資産やのれん等に係る減損損失の計上、M&Aにおけるシナジー効果の未達、情報システム障害、個人情報漏洩、コンプライアンス違反、SNS等を通じた風評被害なども、経営成績や財務状態に影響を与える潜在的なリスクとして認識されています。

投資テーマとの関連

当社グループは、飲食業界において多角的な事業展開を行う企業として、いくつかの投資テーマとの関連性が考えられます。まず、インバウンド需要の回復は、海外店舗(特に台湾や香港)の成長や、国内店舗における外国人観光客の取り込みに寄与する可能性があります。また、M&A戦略は、事業規模の拡大や新たな技術・ノウハウの獲得を目指す企業にとって、成長ドライバーとなり得ます。特に、近年積極的に行われているM&Aは、異業種や他社ブランドの取り込みによる事業ポートフォリオの多様化を推進し、持続的な成長を目指す姿勢を示しています。さらに、SDGsへの取り組みとして、食品残渣リサイクルや養豚事業、脱炭素米の提供といった環境負荷低減への貢献は、ESG投資の観点から注目される可能性があります。人的資本への投資や健康経営の推進も、長期的な企業価値向上に繋がる要素であり、持続可能な社会の実現に貢献する企業としての側面も持ち合わせています。

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