藤井産業株式会社 (9906) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 卸売業
再生可能エネルギーインフラ老朽化
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 63/327位
B
安定性
業種 65/329位
B
成長性
業種 79/326位
B
効率性
業種 30/329位
B
CF健全性
業種 80/329位
売上高
1059億円
粗利率
16.5%
営業利益率
5.9%
純利益率
4.6%
ROE
11.7%
ROIC
10.2%
自己資本比率
59.6%
D/Eレシオ
0.02
有利子負債
9億円
ネットキャッシュ
212億円
NC/時価総額
65.0%
運転資本余剰*
-7億円
運転資本余剰/時価総額*
-2.1%
フリーCF
50億円
FCFマージン
4.8%
キャッシュ化率
0.83倍
PBR
0.78倍
EV/EBITDA
1.6倍
PER
6.7倍
想定株価
3857.7円
想定時価総額
327億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1059億円 174億円 7億円 62億円 69億円 68億円 49億円
2025年3月期 961億円 157億円 7億円 54億円 61億円 60億円 41億円
2024年3月期 911億円 150億円 7億円 50億円 57億円 56億円 37億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 699億円 542億円 228億円 28億円 417億円
2025年3月期 667億円 504億円 239億円 28億円 377億円
2024年3月期 646億円 504億円 252億円 27億円 344億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 221億円 47億円 257億円 9億円 44億円 - -7億円
2025年3月期 192億円 44億円 254億円 16億円 41億円 3616万円 -47億円
2024年3月期 181億円 46億円 254億円 11億円 36億円 8437万円 -70億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 40億円 10億円 -21億円 50億円
2025年3月期 52億円 -28億円 -14億円 25億円
2024年3月期 19億円 266万円 -8億円 19億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 574.1円 4926.6円 160.0円 27.9% 2507.5円 6.7倍 3857.7円 327億円 10,010,000株 1,542,500株
2025年3月期 487.6円 4452.8円 130.0円 26.7% 2079.3円 5.0倍 2457.8円 208億円 10,010,000株 1,542,500株
2024年3月期 432.3円 4071.4円 100.0円 23.1% 2016.8円 6.2倍 2693.5円 228億円 10,010,000株 1,542,400株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 11.7% 6.9% 10.2% 16.5% 5.9% 6.6% 4.6% 4.8% 59.6% 0.02
2025年3月期 10.9% 6.2% 9.6% 16.4% 5.6% 6.3% 4.3% 2.6% 56.5% 0.04
2024年3月期 10.6% 5.7% 9.8% 16.5% 5.5% 6.2% 4.0% 2.1% 53.3% 0.03

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 10.2% 15.7% 17.7% 8.6% 6.5% 19.0% -
2025年3月期 5.5% 7.9% 12.7% 8.6% 4.0% 19.6% 代表取締役社長 藤井昌一
2024年3月期 10.1% 35.2% 33.4% 5.5% 4.5% 13.5% 代表取締役社長 藤井昌一

業種比較(卸売業、328社中央値)

指標藤井産業株式会社業種中央値
ROE11.7%7.8%
ROA6.9%3.6%
営業利益率5.9%3.2%
純利益率4.6%2.5%
自己資本比率59.6%49.7%
売上成長率10.2%4.8%
PER6.7倍11.6倍
PBR0.78倍0.90倍
EV/EBITDA1.6倍6.5倍
NC/時価総額65.0%13.0%
運転資本余剰/時価総額-2.1%-40.4%
同業他社: 三菱商事株式会社(8058)伊藤忠商事株式会社(8001)三井物産株式会社(8031)豊田通商株式会社(8015)丸紅株式会社(8002)全329社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

卸売業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社シモジマ (7482) 328億円 648億円
三共生興株式会社 (8018) 325億円 240億円
萩原電気ホールディングス株式会社 (7467) 329億円 2587億円
株式会社ヤギ (7460) 330億円 859億円
株式会社ヤガミ (7488) 330億円 115億円
株式会社東陽テクニカ (8151) 318億円 326億円
三信電気株式会社 (8150) 335億円 1724億円
クリヤマホールディングス株式会社 (3355) 336億円 887億円
卸売業の企業一覧(全329社)→

AI分析(2026年3月期)

再生可能エネルギーインフラ老朽化
社会インフラ更新需要省エネ・脱炭素対応デジタル社会基盤整備AI・デジタル技術活用持株会社体制移行

見通し: 社会インフラの更新需要を背景に、省エネ・脱炭素対応、デジタル基盤整備、エネルギー関連事業を強化。AI・デジタル技術活用で業務効率化と人材シフトを図り、持続的な成長と企業価値向上を目指す。連結経常利益率5%超を目標。

強み: 卸売と施工・保守を組み合わせた「商社×エンジニアリング」モデル。設計・施工・保守まで一貫対応できる総合力が強み。

懸念: パナソニックへの仕入依存(約10%)と、電設資材分野での厳しい価格競争。太陽光発電の買取価格制度変更リスクも。

リスク: パナソニックとの代理店契約更新に問題が生じた場合、他メーカーへの切り替えがスムーズにできないと業績に影響する可能性がある。売掛債権の劣化リスク、電設資材分野での価格競争激化、再生可能エネルギーの買取価格制度変更リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社グループは、「商社×エンジニアリング」のビジネスモデルを基盤とし、社会インフラを支える広範な事業を展開しています。主要な事業セグメントは、電設資材、制御機器、情報機器、建設資材、土木建設機械等の卸売事業と、総合建築施工、設備、プラント、情報インフラ施工、再生可能エネルギー発電等の施工・保守事業を組み合わせたものです。具体的には、マテリアルイノベーションズカンパニーでは、照明器具や電線、EV充電設備などの電設資材、通信機器やソフトウェア開発などの情報ソリューション、ALCや屋根材などの建設資材、コンクリート圧送工事を手掛けています。インフラソリューションズカンパニーでは、産業用制御機器や半導体関連機器の販売、総合建築、環境エネルギー関連、設備プラント事業を展開しています。さらに、コマツ栃木では土木建設機械の販売・整備・賃貸を行い、その他セグメントでは再生可能エネルギー発電事業や路面切削工事などを行っています。これらの事業を通じて、設計協力から施工、保守・維持管理まで一貫したサービスを提供し、顧客の多様な課題解決に貢献しています。2026年3月期における連結売上高は1,059億円に達し、事業の多角化と広範なネットワークを活かしたビジネス展開が特徴です。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結業績は、売上高1,059億円(前期比10.2%増)、営業利益62億円(前期比15.7%増)、経常利益68億円(前期比13.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益49億円(前期比17.7%増)と、増収増益を達成しました。特に、マテリアルイノベーションズカンパニーの電設資材事業は、LED照明への切り替えや高圧受電設備の改修、ケーブル価格の高騰が追い風となり、売上高を伸ばしました。インフラソリューションズカンパニーも、産業システム、総合建築、環境エネルギー事業が堅調に推移し、増収に貢献しました。一方で、コマツ栃木の土木建設機械事業や「その他」セグメントの再生可能エネルギー発電事業、路面切削工事などは、前期比で減収となりました。営業キャッシュ・フローは40億円(前期比-23.4%)と、前年より減少しましたが、これは主に税金等調整前当期純利益の増加等によるもので、事業活動による資金創出力は維持されています。株主還元としては、1株配当160円(前期比23.1%増)と増配を実施しており、株主への利益還元にも積極的な姿勢が見られます。

強みと競争優位性

当社の強みは、「商社×エンジニアリング」という独自のビジネスモデルにあります。単なる資材の卸売にとどまらず、設計協力、施工、保守・維持管理まで一貫して提供できる総合的な対応力が、顧客からの信頼と競争優位性の源泉となっています。社会インフラの老朽化に伴う更新需要や、省エネルギー・脱炭素化、BCP(事業継続計画)対策といった時代の要請に応えるソリューション提供能力は、今後ますます重要性を増すでしょう。特に、卸売機能と施工・保守機能を複合的に提案できる点は、顧客の多様なニーズにきめ細かく対応できる強みです。また、AIやデジタル技術の活用による業務効率化・高度化への取り組みは、慢性的な人材不足が続く建設業界において、生産性向上と競争力維持のための重要な戦略となっています。さらに、2026年10月1日からの持株会社体制への移行は、グループ全体の戦略的機動性を高め、成長分野への迅速な投資を可能にする体制を構築するものであり、将来的な企業価値向上に向けた経営基盤の強化に繋がります。

リスク要因

当社グループの事業運営には、いくつかのリスク要因が存在します。まず、商品の仕入においてパナソニック株式会社への依存度が約10%と、代理店契約の更新に問題が生じた場合、代替メーカーへの切り替えがスムーズに行えなければ経営成績に影響を与える可能性があります。また、債権管理については、取引先の倒産や財政状態の悪化による売掛債権の劣化リスクが挙げられます。想定外の倒産が頻発した場合、貸倒引当金の増加等により業績に影響が出る可能性があります。さらに、電設資材をはじめとする全ての事業分野で厳しい価格競争に直面しており、民間設備投資や住宅着工の減少等により価格競争が激化した場合、収益性が圧迫されるリスクがあります。再生可能エネルギー発電事業においては、国の買取価格や期間が法改正等により変更される可能性があり、これが収益に影響を与える可能性があります。加えて、自然災害や感染症のまん延、物流網の障害といった不測の事態が発生した場合、商品・サービスの安定供給が困難となり、経営成績に影響を与えるリスクも存在します。

投資テーマとの関連

当社グループの事業は、現代社会の持続可能性や効率化に貢献する様々な投資テーマと関連しています。まず、社会インフラの維持・更新需要を中長期的な成長機会と捉え、省エネルギー・脱炭素対応、設備の強靭化・BCP対応といったテーマに積極的に取り組んでいます。これは、環境(E)やガバナン(G)といったESG投資の観点からも注目される分野です。また、データセンターや情報インフラ整備といったデジタル社会基盤の構築需要、電力供給やエネルギー貯蔵といったエネルギー関連事業への参画は、デジタルトランスフォーメーション(DX)やエネルギー転換といったメガトレンドとの親和性が高いと言えます。AI・デジタル技術の活用による業務プロセスの効率化・高度化は、生産性向上やコスト削減に繋がり、企業の競争力強化に資するテーマです。さらに、再生可能エネルギー発電事業への関与は、カーボンニュートラル社会の実現に向けた動きと連動しており、長期的な成長ポテンシャルを秘めています。これらのテーマへの取り組みは、同社の持続的な成長を支える基盤となるでしょう。

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