株式会社 サカタのタネ (1377) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 水産・農林業
食料安全保障
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 3/11位
A
安定性
業種 2/11位
C
成長性
業種 9/11位
D
効率性
業種 11/11位
A
CF健全性
業種 1/11位
売上高
929億円
粗利率
62.9%
営業利益率
13.2%
純利益率
10.4%
ROE
6.0%
ROIC
5.2%
自己資本比率
84.5%
D/Eレシオ
0.02
有利子負債
29億円
ネットキャッシュ
196億円
NC/時価総額
13.1%
運転資本余剰*
24億円
運転資本余剰/時価総額*
1.6%
フリーCF
92億円
FCFマージン
9.9%
キャッシュ化率
0.53倍
PBR
0.93倍
EV/EBITDA
7.7倍
PER
15.5倍
想定株価
3454.4円
想定時価総額
1496億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年5月期 929億円 585億円 46億円 123億円 169億円 123億円 97億円
2024年5月期 887億円 540億円 45億円 105億円 150億円 111億円 162億円
2023年5月期 773億円 475億円 38億円 109億円 147億円 123億円 95億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年5月期 1910億円 1138億円 200億円 92億円 1613億円
2024年5月期 1927億円 1168億円 229億円 93億円 1601億円
2023年5月期 1607億円 961億円 154億円 72億円 1377億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年5月期 224億円 531億円 221億円 29億円 185億円 6億円 24億円
2024年5月期 203億円 504億円 218億円 36億円 197億円 8億円 -26億円
2023年5月期 203億円 419億円 184億円 15億円 163億円 3億円 49億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年5月期 51億円 41億円 -67億円 92億円
2024年5月期 70億円 -42億円 -42億円 27億円
2023年5月期 84億円 -81億円 -28億円 2億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年5月期 222.6円 3729.7円 75.0円 33.7% 452.1円 15.5倍 3454.4円 1496億円 46,410,750株 3,107,700株
2024年5月期 365.2円 3650.7円 65.0円 17.8% 378.7円 9.2倍 3374.6円 1482億円 47,410,750株 3,506,900株
2023年5月期 214.0円 3104.4円 55.0円 25.7% 424.9円 18.2倍 3900.9円 1732億円 47,410,750株 3,006,500株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年5月期 6.0% 5.1% 5.2% 62.9% 13.2% 18.1% 10.4% 9.9% 84.5% 0.02
2024年5月期 10.1% 8.4% 4.5% 60.9% 11.8% 16.9% 18.2% 3.1% 83.1% 0.02
2023年5月期 6.9% 5.9% 5.5% 61.5% 14.1% 19.1% 12.3% 0.3% 85.7% 0.01

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年5月期 4.8% 16.8% -39.9% 8.3% 8.6% 3.1% 代表取締役社長 坂田宏
2024年5月期 14.8% -3.9% 70.3% 8.6% 7.2% 2.6% 代表取締役社長 坂田宏
2023年5月期 5.8% -2.4% -22.6% 7.8% 4.4% 13.4% 代表取締役社長 坂田宏

業種比較(水産・農林業、10社中央値)

指標株式会社 サカタのタネ業種中央値
ROE6.0%8.4%
ROA5.1%3.1%
営業利益率13.2%3.0%
純利益率10.4%2.0%
自己資本比率84.5%45.4%
売上成長率4.8%3.2%
PER15.5倍13.7倍
PBR0.93倍1.15倍
EV/EBITDA7.7倍10.0倍
NC/時価総額13.1%-29.9%
運転資本余剰/時価総額1.6%-35.2%
同業他社: Umios株式会社(1333)株式会社ニッスイ(1332)株式会社 極洋(1301)ホクト株式会社(1379)カネコ種苗株式会社(1376)全11社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

水産・農林業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
Umios株式会社 (1333) 2209億円 1.1兆円
ホクト株式会社 (1379) 605億円 859億円
株式会社 極洋 (1301) 592億円 3346億円
ユキグニファクトリー株式会社 (1375) 429億円 378億円
株式会社アクシーズ (1381) 163億円 264億円
カネコ種苗株式会社 (1376) 156億円 645億円
ベルグアース株式会社 (1383) 48億円 73億円
株式会社秋川牧園 (1380) 43億円 83億円
水産・農林業の企業一覧(全11社)→

AI分析(2025年5月期)

食料安全保障
高品質・オリジナル性のある種苗開発アジアを中心とした新興国市場の成長機会取り込みグローバルサプライチェーンマネジメントの最適化IT基盤整備による経営効率化サステナビリティへの取り組み(三層共生)

見通し: 今期は前期最高売上を更新し、野菜・花種子の国内外での販売好調が続く見込み。アジア新興国市場の取り込みや戦略品目への資源集中により、更なる高収益化を目指す。

強み: 世界170カ国以上に及ぶ販売網と、異常気象にも耐えうる品種開発力。強固なグローバルサプライチェーンを構築。

懸念: 異常気象による種苗の生産・販売への影響。育種開発の長期化と、それに伴う開発投資負担やニーズ変化リスク。

リスク: 天候・自然災害リスク:異常気象による種苗の品質・数量確保の困難化、売上低迷の可能性。育種開発・知的財産権リスク:長期開発による投資負担、ニーズ変化、模倣品リスク。カントリーリスク:海外事業展開国での法規制変更、政治・経済混乱、紛争等による事業継続への影響。

AI詳細分析(2025年5月期)

事業概要

サカタのタネは、野菜種子、花種子、球根、苗木、農園芸資材の販売を主軸とする、グローバルに事業を展開する種苗会社です。国内および海外の種苗会社、生産者への卸売事業を中核とし、国内では一般園芸愛好家向けにホームセンターや通信販売での小売りも手掛けています。また、造園工事の施工・管理、人材派遣、研究開発受託といった「その他」の事業も展開しており、多角的な事業ポートフォリオを構築しています。売上高の大部分を海外卸売事業が占めており、グローバルな販売網と生産拠点を活かした事業展開が特徴です。特に、野菜種子と花種子の分野で高品質かつオリジナリティの高い品種を継続的に開発・提供することで、生産者および消費者のニーズに応え、持続的な成長を目指しています。

直近決算ハイライト

2025年5月期におけるサカタのタネの業績は、売上高が前期比4.8%増の929億20百万円と堅調に推移しました。営業利益は同16.8%増の122億57百万円、経常利益は同10.7%増の123億11百万円といずれも大幅な増益を達成し、売上高と営業利益、経常利益は過去最高を更新しました。これは、海外における野菜種子と花種子の販売好調、国内での野菜種子と資材の販売伸長が主な要因です。一方で、親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に計上された遊休資産売却による固定資産売却益の剥落により、同39.9%減の97億11百万円となりました。セグメント別では、海外卸売事業が売上高、営業利益ともに伸長し、事業全体の成長を牽引しました。国内卸売事業も野菜種子や資材が好調で増収となりました。小売事業は、一部店舗の閉店や天候不順の影響を受け減収となりましたが、通信販売は野菜種子の伸長により堅調でした。

強みと競争優位性

サカタのタネの強みは、長年にわたり培ってきた育種開発能力と、それを支えるグローバルな研究開発・生産・販売ネットワークにあります。同社は、10年以上の歳月を要する育種開発において、高品質でオリジナリティの高い品種を継続的に創出しており、これが競争優位性の源泉となっています。特に、野菜種子や花種子において、耐暑性や病害抵抗性、収量性などに優れた品種は、世界中の生産者から高い評価を得ています。また、異常気象や自然災害のリスク分散のため、世界19か国に生産拠点を分散させ、複数生産者への委託や安全在庫の保有といったリスク管理体制も構築しています。さらに、グローバルに事業を展開することで、地域ごとの市場ニーズに合わせた商品開発や、成長市場への早期参入を可能にしています。これらの強みが、同社の持続的な成長と、種苗業界におけるリーダーシップを支えています。

リスク要因

サカタのタネの事業運営においては、いくつかのリスク要因が存在します。まず、主要商材である種苗の生育が天候に大きく左右されるため、異常気象や自然災害による生産・販売への影響は避けられません。世界的に異常気象が増加傾向にある中で、このリスクは高まっています。次に、育種開発には長期間と多額の投資が必要であり、開発が成功しないリスクや、市場ニーズの変化、他社との開発競争といったリスクも存在します。また、知的財産権の侵害や、遺伝資源の流出による模倣品のリスクも懸念されます。さらに、グローバルに事業展開していることから、カントリーリスク(法規制の変更、政治・経済の混乱、紛争など)、為替変動リスク、取引先の信用リスクなども業績に影響を与える可能性があります。これらのリスクに対して、同社はリスク分散策や管理体制の強化に努めていますが、予期せぬ事象の発生は業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

投資テーマとの関連

サカタのタネは、持続可能な農業の実現や食料安全保障といった、現代社会が直面する重要な課題解決に貢献する企業として、投資テーマとの関連性が高いと言えます。特に、気候変動への適応や、食料供給の安定化に不可欠な、改良された品種の開発・供給は、SDGs(持続可能な開発目標)とも合致しています。また、世界的な人口増加に伴う食料需要の増加は、種苗市場の拡大を後押しする要因となり得ます。同社が開発する高収益・高付加価値な品種は、生産者の所得向上に繋がり、ひいては世界の人々の豊かな暮らしに貢献するものです。グローバルなサプライチェーンと研究開発体制は、こうしたテーマへの貢献度をさらに高める要素となります。持続可能な社会の実現を目指す投資家にとって、同社の事業活動は魅力的な投資対象となり得るでしょう。

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