株式会社 極洋 (1301) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 水産・農林業
物流養殖M&A
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 6/11位
E
安定性
業種 8/11位
C
成長性
業種 6/11位
B
効率性
業種 4/11位
D
CF健全性
業種 10/11位
売上高
3346億円
粗利率
12.4%
営業利益率
3.2%
純利益率
2.0%
ROE
8.8%
ROIC
4.4%
自己資本比率
36.1%
D/Eレシオ
1.19
有利子負債
921億円
ネットキャッシュ
-811億円
NC/時価総額
-136.9%
運転資本余剰*
-878億円
運転資本余剰/時価総額*
-148.2%
フリーCF
-60億円
FCFマージン
-1.8%
キャッシュ化率
-0.11倍
PBR
0.77倍
EV/EBITDA
10.2倍
PER
8.6倍
想定株価
4953.8円
想定時価総額
592億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 3346億円 413億円 30億円 107億円 138億円 100億円 68億円
2025年3月期 3027億円 388億円 26億円 111億円 137億円 109億円 67億円
2024年3月期 2616億円 334億円 24億円 88億円 112億円 89億円 59億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 2141億円 1567億円 988億円 364億円 773億円
2025年3月期 1821億円 1343億円 750億円 388億円 665億円
2024年3月期 1607億円 1243億円 707億円 312億円 590億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 110億円 894億円 392億円 921億円 213億円 10億円 -878億円
2025年3月期 75億円 754億円 369億円 799億円 141億円 11億円 -675億円
2024年3月期 85億円 703億円 347億円 746億円 117億円 - -622億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 -7億円 -52億円 91億円 -60億円
2025年3月期 58億円 -90億円 21億円 -32億円
2024年3月期 -17億円 -57億円 85億円 -74億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 576.0円 6511.3円 150.0円 26.0% -6780.7円 8.6倍 4953.8円 592億円 12,078,000株 124,400株
2025年3月期 567.5円 5600.1円 130.0円 22.9% -6056.9円 7.3倍 4142.6円 495億円 12,078,000株 124,300株
2024年3月期 548.6円 4965.4円 100.0円 18.2% -5553.2円 6.8倍 3730.6円 445億円 12,078,000株 162,100株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 8.8% 3.2% 4.4% 12.4% 3.2% 4.1% 2.0% -1.8% 36.1% 1.19
2025年3月期 10.1% 3.7% 5.3% 12.8% 3.7% 4.5% 2.2% -1.1% 36.5% 1.20
2024年3月期 10.1% 3.7% 4.6% 12.8% 3.4% 4.3% 2.3% -2.8% 36.7% 1.27

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 10.5% -3.1% 1.5% 7.1% 6.1% 9.8% -
2025年3月期 15.7% 25.8% 13.5% 6.1% 2.9% 20.1% 代表取締役社長 井上誠
2024年3月期 -3.9% 8.6% 2.7% 1.6% 0.4% 23.7% 代表取締役社長 井上誠

業種比較(水産・農林業、10社中央値)

指標株式会社 極洋業種中央値
ROE8.8%7.0%
ROA3.2%3.3%
営業利益率3.2%3.6%
純利益率2.0%2.5%
自己資本比率36.1%53.9%
売上成長率10.5%3.2%
PER8.6倍14.7倍
PBR0.77倍1.15倍
EV/EBITDA10.2倍9.7倍
NC/時価総額-136.9%-23.1%
運転資本余剰/時価総額-148.2%-20.9%
同業他社: Umios株式会社(1333)株式会社ニッスイ(1332)株式会社 サカタのタネ(1377)ホクト株式会社(1379)カネコ種苗株式会社(1376)全11社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

水産・農林業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
ホクト株式会社 (1379) 605億円 859億円
ユキグニファクトリー株式会社 (1375) 429億円 378億円
株式会社アクシーズ (1381) 163億円 264億円
カネコ種苗株式会社 (1376) 156億円 645億円
ベルグアース株式会社 (1383) 48億円 73億円
株式会社秋川牧園 (1380) 43億円 83億円
株式会社ホーブ (1382) 15億円 24億円
株式会社 サカタのタネ (1377) 1496億円 929億円
水産・農林業の企業一覧(全11社)→

AI分析(2026年3月期)

物流
水産事業の調達力強化海外での「つくり・うり」推進水産加工事業の新設と拡大食品事業(業務用・市販用)の販売強化物流サービス事業の効率化

見通し: 水産物価格の高騰や円安によるコスト増は続くものの、海外事業の拡大や高付加価値商品の販売強化により、売上高は堅調な伸びを維持する見込み。利益面では、コスト増の吸収と事業効率化が課題。中期経営計画『Gear Up Kyokuyo 2027』達成に向け、各事業の強化と財務基盤の拡充を進める。

強み: 水産物の安定調達力と国内外に広がる販売網。カツオ・マグロの一貫体制や海外現地法人との連携が強み。

懸念: 原材料価格の高騰と円安によるコスト増が利益を圧迫。海外事業における稼働率低下や先行費用発生も懸念材料。

リスク: 食品安全性の問題発生による信用力低下と想定外費用。原材料価格や為替レートの変動による業績への影響。自然災害や地政学リスクによる事業継続への影響。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

株式会社極洋は、水産物を中心とした総合食品グループとして、水産事業、生鮮事業、食品事業、物流サービス事業を主軸に展開しています。水産事業では、国内外での水産物の買付、加工、販売を手掛け、特にサケ、エビ、ホタテ、サバなどの取り扱いがあります。生鮮事業では、寿司種や刺身などの生食商材の加工・販売に加え、カツオ・マグロの漁獲、養殖、買付、販売までを一貫して行っています。食品事業では、業務用・市販用の冷凍食品、缶詰、海産珍味の製造・販売を手掛け、「だんどり上手」シリーズなどが代表的です。物流サービス事業では、冷蔵倉庫事業などを展開し、グループ全体のサプライチェーンを支えています。2026年3月期においては、売上高3,346億円、営業利益107億円と、売上高は前期比10.5%増と伸長しましたが、営業利益は同3.1%減となりました。

直近決算ハイライト

2026年3月期決算では、売上高は3,346億円と前期比10.5%増加し、堅調な成長を示しました。しかし、営業利益は107億円で同3.1%減、経常利益は100億円で同7.6%減と、利益面では減益となりました。これは、原材料価格の高騰や円安を背景とした生産コストの上昇、また海外事業における原料供給不足や新規工場稼働に伴う先行費用発生などが影響したと考えられます。一方で、当期純利益は68億円で前期比1.5%増と微増に留まりました。純資産は632億円(前期比9.1%増)、総資産は2,141億円(前期比17.6%増)と、資産規模は拡大しています。現金及び預金は110億円と大幅に増加(前期比47.0%増)しましたが、営業活動によるキャッシュ・フローは7億円の支出(前期比112.8%減)となりました。株主還元としては、1株配当150円(前期比15.4%増)と増配を実施しています。

強みと競争優位性

極洋グループの強みは、水産物の調達から加工、販売、物流までを一貫して手掛ける総合力にあります。特に、国内外に広がる調達ネットワークと、長年培ってきた水産物に関する専門知識、そして多様な販売チャネルが競争優位性の源泉となっています。中期経営計画『Gear Up Kyokuyo 2027』では、水産事業におけるサプライヤーとの連携強化や出資による調達力・資源アクセス力の向上、生鮮事業におけるカツオ・マグロの一気通貫体制の活用、食品事業におけるローコストオペレーションの徹底と市販用・業務用商品の開発強化などを推進しており、各事業セグメントでの強みをさらに磨き上げていく戦略です。また、「海外でつくり海外で売る」方針のもと、グローバル展開を加速させることで、地域ごとのニーズに対応した商品開発と販売拡大を目指しており、これが将来的な収益基盤の強化に繋がると期待されます。

リスク要因

同社グループが認識している主要なリスク要因は多岐にわたります。まず、食品の安全性に関わる問題は、製品回収や信用力低下に直結するため、継続的な品質保証体制の維持が不可欠です。また、水産物を中心とした原材料価格の変動は、漁獲規制の強化や水揚げ数量の変動によって業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。海外事業においては、物流の混乱、法規制の変更、地政学リスクなどが事業運営を脅かす要因となり得ます。為替レートや金利の変動も、輸出入コストや調達コストに影響を与えるため、リスクヘッジ策を講じつつも、その影響は避けられません。さらに、固定資産の減損リスク、優秀な人材の流出・不足、原油価格や養殖事業における魚病・自然災害のリスク、自然災害への対応、情報システム障害や情報漏洩のリスクなど、事業環境の変化や予期せぬ事態への対応が継続的な課題となっています。

投資テーマとの関連

極洋グループは、食料の安定供給や持続可能な食文化の提供といった、SDGs(持続可能な開発目標)に貢献する事業を展開しており、サステナビリティへの意識が高まる現代において、その取り組みは投資テーマとの関連性が高いと言えます。特に、天然資源の減少が懸念される中で、漁獲規制が厳しくなる中での養殖事業への注力や、持続可能な水産資源の確保に向けたサプライヤーとの連携強化は、長期的な視点での食料安全保障や環境保全といったテーマに合致しています。また、海外での生産・販売体制の強化は、グローバルな食料需要の増加や、新興国市場の成長といったテーマとの連動性も示唆します。中期経営計画で掲げる海外売上高比率の向上や、ROIC・DOEといった財務指標の改善目標は、企業価値向上への意欲を示すものであり、これらの取り組みが着実に進展するかどうかが、投資判断における重要な要素となります。

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