カネコ種苗株式会社 (1376) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 水産・農林業
食料安全保障再生可能エネルギー
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 8/11位
C
安定性
業種 6/11位
C
成長性
業種 8/11位
C
効率性
業種 7/11位
D
CF健全性
業種 9/11位
売上高
645億円
粗利率
14.8%
営業利益率
2.3%
純利益率
1.9%
ROE
4.8%
ROIC
4.2%
自己資本比率
50.7%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
16億円
NC/時価総額
10.3%
運転資本余剰*
-214億円
運転資本余剰/時価総額*
-137.2%
フリーCF
-10億円
FCFマージン
-1.6%
キャッシュ化率
0.18倍
PBR
0.62倍
EV/EBITDA
6.8倍
PER
12.9倍
想定株価
1384.7円
想定時価総額
156億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年5月期 645億円 95億円 5億円 15億円 21億円 17億円 12億円
2024年5月期 616億円 95億円 5億円 15億円 20億円 16億円 12億円
2023年5月期 622億円 95億円 5億円 18億円 22億円 19億円 14億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年5月期 493億円 383億円 230億円 13億円 250億円
2024年5月期 487億円 384億円 231億円 11億円 244億円
2023年5月期 467億円 362億円 216億円 16億円 235億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年5月期 16億円 107億円 197億円 - 23億円 - -214億円
2024年5月期 33億円 104億円 201億円 - 21億円 - -198億円
2023年5月期 21億円 102億円 211億円 - 24億円 - -195億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年5月期 2億円 -12億円 -6億円 -10億円
2024年5月期 22億円 -5億円 -6億円 17億円
2023年5月期 -16億円 -5億円 -6億円 -21億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年5月期 107.0円 2244.9円 38.0円 35.5% 142.9円 12.9倍 1384.7円 156億円 11,772,000株 523,000株
2024年5月期 103.3円 2163.0円 33.0円 31.9% 287.3円 13.7倍 1412.9円 161億円 11,772,000株 406,200株
2023年5月期 123.6円 2053.6円 31.0円 25.1% 183.6円 11.5倍 1419.3円 163億円 11,772,000株 256,200株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年5月期 4.8% 2.4% 4.2% 14.8% 2.3% 3.2% 1.9% -1.6% 50.7% -
2024年5月期 4.8% 2.4% 4.2% 15.3% 2.4% 3.2% 1.9% 2.8% 50.2% -
2023年5月期 6.1% 3.0% 5.3% 15.3% 2.9% 3.6% 2.3% -3.4% 50.3% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年5月期 4.7% 2.2% 1.9% 2.1% 2.1% -6.3% 代表取締役社長 金子昌彦
2024年5月期 -0.9% -17.2% -17.4% 0.4% 1.0% -3.8% 代表取締役社長 金子昌彦
2023年5月期 2.5% -2.7% 9.5% 2.2% 1.0% 6.3% 代表取締役社長 金子昌彦

業種比較(水産・農林業、10社中央値)

指標カネコ種苗株式会社業種中央値
ROE4.8%8.4%
ROA2.4%3.4%
営業利益率2.3%3.8%
純利益率1.9%2.5%
自己資本比率50.7%48.6%
売上成長率4.7%3.2%
PER12.9倍14.7倍
PBR0.62倍1.15倍
EV/EBITDA6.8倍10.0倍
NC/時価総額10.3%-29.9%
運転資本余剰/時価総額-137.2%-20.9%
同業他社: Umios株式会社(1333)株式会社ニッスイ(1332)株式会社 極洋(1301)株式会社 サカタのタネ(1377)ホクト株式会社(1379)全11社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

水産・農林業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社アクシーズ (1381) 163億円 264億円
ベルグアース株式会社 (1383) 48億円 73億円
株式会社秋川牧園 (1380) 43億円 83億円
株式会社ホーブ (1382) 15億円 24億円
ユキグニファクトリー株式会社 (1375) 429億円 378億円
株式会社 極洋 (1301) 592億円 3346億円
ホクト株式会社 (1379) 605億円 859億円
株式会社 サカタのタネ (1377) 1496億円 929億円
水産・農林業の企業一覧(全11社)→

AI分析(2025年5月期)

食料安全保障再生可能エネルギー
育種開発・品種改良グローバル展開スマート農業食料安全保障への貢献サーキュラーエコノミー

見通し: 2025年5月期は増収増益を達成。種苗、農材、施設材事業が堅調に推移。今後は「ハイテクと国際化」を基本方針に、研究開発とグローバル展開を強化し、イノベーションによる新価値創造で農業課題解決を目指す。

強み: 種子開発から農資材、施設まで一貫して提供する「農業関連総合企業」としての強み。国内・海外での多様な品種開発力と販売網。

懸念: 種子育成に10年以上を要する育種開発リスク、生物由来の種子品質・作柄が天候に左右されるリスク、国内農業の構造的課題。

リスク: ①種子品質・作柄リスク:生物由来の種子品質劣化や天候不順による作柄不良は、販売不振につながる可能性がある。②育種開発リスク:長期にわたる開発期間と不確実性から、期待した成果が得られないリスクがある。③国内農業の衰退リスク:人口減少・高齢化による食料消費低迷は、事業の根幹に影響を与える。

AI詳細分析(2025年5月期)

事業概要

同社グループは、種苗の生産・販売を中核とし、造園・法面工事、花き園芸用品、農薬・被覆肥料、農業資材の販売、さらには養液栽培プラント・温室の設計・施工まで手掛ける農業関連の総合企業です。事業は「種苗事業」「花き事業」「農材事業」「施設材事業」の4部門で構成されています。「種苗事業」では、自社開発品種を中心に、野菜、牧草、緑肥、緑化、芝草、ウイルスフリー苗、種イモなどの種子・苗を国内外に販売。委託生産体制も構築しています。また、群馬県内での造園・法面工事も手掛けています。「花き事業」では、家庭園芸向けに花苗や資材を、営利栽培農家向けには高品質な品種を提供。「農材事業」では、農薬や被覆肥料を全国に販売。「施設材事業」では、農業資材の販売に加え、長年培った栽培技術を活かした養液栽培プラントや温室の設計・施工、関連資材の販売を行っています。このように、種子・苗から農薬、資材、施設、さらには工事まで、農業のバリューチェーン全体をカバーするビジネスモデルが特徴です。

直近決算ハイライト

2025年5月期は、売上高645億8百万円(前年同期比4.7%増)と増収を達成しました。これは、農材事業での茎葉処理除草剤や殺虫剤の販売伸長、価格改定による販売額増加、施設材事業における農業用フィルムや温室部材の更新需要、遮光資材や温室完工売上高の増加が牽引した結果です。利益面では、営業利益15億11百万円(同2.2%増)、経常利益16億66百万円(同6.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益12億円(同1.9%増)と、増収効果と営業外収益の増加などが寄与し、増益で着地しました。セグメント別では、種苗事業は野菜種子や飼料作物種子の販売増で増収でしたが、コストアップにより利益は減益。花き事業は家庭園芸用品の需要低迷や買控えにより減収減益となりました。一方、農材事業と施設材事業は増収増益を達成し、全体を押し上げました。キャッシュ・フロー面では、営業活動によるキャッシュ・フローは16億57百万円の減少となりましたが、これは主に売上債権の増加や法人税等の支払いによるものです。

強みと競争優位性

同社の強みは、種子・苗の開発から農薬、農業資材、そして施設・プラントの設計・施工まで、農業分野における幅広い事業領域をカバーする「農業関連の総合企業」としての地位を確立している点にあります。特に、長年にわたる研究開発で培われた高品質な自社開発品種は、競争力のある優位性となっています。野菜種子においては、耐病虫性や収量性、食味に優れた品種を開発し、国内外で販売。花き事業でも、ジャパンフラワーセレクションで最高賞を受賞するなど高い評価を得ています。また、独自の栽培技術を活かした養液栽培プラントや温室の設計・施工は、付加価値の高いサービスとして差別化要因となっています。さらに、「ハイテクと国際化」を経営の基本方針に掲げ、研究開発を推進し、グローバル展開を強化することで、多様化する市場ニーズや環境変化への対応力を高めています。多様な事業ポートフォリオと技術力、グローバル展開は、同社ならではの競争優位性を築いています。

リスク要因

同社の事業は、生物を扱う種子等の品質管理や、天候などの自然条件に左右されやすい作柄、そして開発に長期間を要する育種開発リスクといった、農業特有の不確実性に晒されています。これらは、品質劣化や病害発生、品不足、開発成果の未達に繋がり、業績に悪影響を与える可能性があります。また、国内農業の市場縮小や農業従事者の高齢化も構造的な課題です。さらに、種苗法や農薬取締法などの法的規制の変更や遵守違反、海外取引における為替変動、政治・経済の不安定、紛争、物流コストの上昇などもリスク要因となり得ます。加えて、売掛金などの債権管理リスクや、保有資産の価額変動リスク、自然災害や感染症の発生による事業活動の停滞リスクも存在します。これらのリスクに対し、品質管理体制の強化、天候リスク分散のための採種地域分散、優秀な人材の確保・育成、コンプライアンス強化、リスク管理体制の整備などで対応していますが、顕在化する可能性は否定できません。

投資テーマとの関連

同社は、持続可能な農業の実現に向けた取り組みを積極的に進めており、現代の投資テーマとの関連性が高いと言えます。特に、「みどりの食料システム戦略」が目指す持続可能な生産体制構築に貢献する、土壌改良や肥料代替効果、炭素貯留効果が期待される緑肥作物やカバークロップの普及に注力しています。また、廃食油や廃プラスチックを農業用暖房機の燃料として利用する技術開発や、再生可能エネルギーの活用によるCO2排出削減、サーキュラーエコノミーの実現といった、環境・サステナビリティへの貢献は、ESG投資の観点からも注目されるでしょう。スマート農業の実装化や、環境負荷軽減と省力化を両立させる生分解性資材の供給など、テクノロジーを活用した次世代農業への貢献も期待されます。世界的な食料不足リスクの高まりの中で、良質な種苗の安定供給を通じて食料生産性向上や増産に貢献する事業内容は、食料安全保障というテーマにも繋がります。

本ページの情報はEDINET有価証券報告書から機械的に抽出・加工したものであり、正確性・完全性を保証するものではありません。 財務プロファイルは全収録企業中の相対的な位置を示すもので、特定の企業の評価や投資判断を推奨・助言するものではありません。 投資に関する最終決定はご自身の判断で行ってください。