ホクト株式会社 (1379) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 水産・農林業
健康食品機能性化学環境技術ESG食料安全保障
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 2/11位
C
安定性
業種 5/11位
C
成長性
業種 5/11位
C
効率性
業種 8/11位
A
CF健全性
業種 2/11位
売上高
859億円
粗利率
29.0%
営業利益率
8.2%
純利益率
8.2%
ROE
10.8%
ROIC
5.2%
自己資本比率
57.1%
D/Eレシオ
0.47
有利子負債
302億円
ネットキャッシュ
-113億円
NC/時価総額
-18.7%
運転資本余剰*
-46億円
運転資本余剰/時価総額*
-7.6%
フリーCF
79億円
FCFマージン
9.2%
キャッシュ化率
1.54倍
PBR
0.93倍
EV/EBITDA
5.9倍
PER
8.5倍
想定株価
1902.6円
想定時価総額
605億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 859億円 249億円 52億円 70億円 122億円 82億円 70億円
2025年3月期 831億円 238億円 56億円 66億円 122億円 70億円 44億円
2024年3月期 794億円 198億円 62億円 32億円 94億円 47億円 35億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1137億円 405億円 235億円 253億円 649億円
2025年3月期 1076億円 386億円 248億円 260億円 568億円
2024年3月期 1035億円 312億円 303億円 184億円 548億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 189億円 77億円 67億円 302億円 110億円 - -46億円
2025年3月期 151億円 76億円 68億円 331億円 84億円 - -98億円
2024年3月期 136億円 77億円 75億円 323億円 80億円 - -167億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 108億円 -29億円 -44億円 79億円
2025年3月期 122億円 -90億円 -17億円 32億円
2024年3月期 84億円 10億円 -88億円 94億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 223.8円 2071.2円 55.0円 24.6% -356.6円 8.5倍 1902.6円 605億円 33,359,000株 1,541,400株
2025年3月期 140.6円 1817.4円 50.0円 35.5% -565.7円 13.3倍 1866.2円 594億円 33,359,000株 1,545,100株
2024年3月期 111.2円 1728.2円 50.0円 45.0% -586.3円 16.8倍 1865.8円 593億円 33,359,000株 1,551,700株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 10.8% 6.2% 5.2% 29.0% 8.2% 14.2% 8.2% 9.2% 57.1% 0.47
2025年3月期 7.8% 4.1% 5.2% 28.6% 8.0% 14.7% 5.3% 3.9% 52.8% 0.58
2024年3月期 6.4% 3.4% 2.6% 24.9% 4.0% 11.8% 4.4% 11.9% 53.0% 0.59

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 3.4% 6.1% 57.8% 5.6% 3.1% - -
2025年3月期 4.6% 108.4% 26.0% 5.4% 3.1% 48.7% 代表取締役社長 水野雅義
2024年3月期 8.8% 7.9% 73.0% 2.4% 2.5% -19.1% 代表取締役社長 水野雅義

業種比較(水産・農林業、10社中央値)

指標ホクト株式会社業種中央値
ROE10.8%7.0%
ROA6.2%3.1%
営業利益率8.2%3.0%
純利益率8.2%2.0%
自己資本比率57.1%45.4%
売上成長率3.4%3.5%
PER8.5倍14.7倍
PBR0.93倍1.14倍
EV/EBITDA5.9倍10.0倍
NC/時価総額-18.7%-29.9%
運転資本余剰/時価総額-7.6%-35.2%
同業他社: Umios株式会社(1333)株式会社ニッスイ(1332)株式会社 極洋(1301)株式会社 サカタのタネ(1377)カネコ種苗株式会社(1376)全11社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

水産・農林業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社 極洋 (1301) 592億円 3346億円
ユキグニファクトリー株式会社 (1375) 429億円 378億円
株式会社アクシーズ (1381) 163億円 264億円
カネコ種苗株式会社 (1376) 156億円 645億円
ベルグアース株式会社 (1383) 48億円 73億円
株式会社秋川牧園 (1380) 43億円 83億円
株式会社ホーブ (1382) 15億円 24億円
株式会社 サカタのタネ (1377) 1496億円 929億円
水産・農林業の企業一覧(全11社)→

AI分析(2026年3月期)

健康食品機能性化学
国内きのこ事業の品質向上とコスト削減海外きのこ事業の収益性改善加工品・化成品事業の拡大健康成分訴求とSNS活用DX・省人化による効率改善

見通し: 今期は増収増益を達成。来期は連結売上高営業利益率8.2%、純利益52.5億円目標。国内きのこ事業の品質向上・コスト削減、海外事業の収益性改善、加工品・化成品事業の拡大で成長を目指す。

強み: 全国に広がる生産・販売網と「きのこで健康を届ける」という明確な経営ビジョン。研究開発力も強み。

懸念: 天候不順による野菜価格変動がきのこ価格に影響するリスク。海外事業の収益性低迷。為替変動による原材料価格高騰。

リスク: 自然災害や事故による生産停止リスク。社会・経済情勢、気候変動、パンデミック等による需要変動リスク。競合他社との競争激化や海外企業との価格競争リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

ホクト株式会社は、きのこを中心とした食品事業と、包装資材などの化成品事業を展開する企業グループです。主力である国内きのこ事業では、昭和47年より生産・販売を開始し、現在全国20カ所に33の生産センターを稼働させています。鮮度を重視し、「今日収穫したきのこを翌日にはスーパーの店頭に」というコンセプトのもと、全国規模での安定供給体制を構築しています。「良質」「安定収穫」を掲げ、徹底した衛生管理と生産効率の向上に努めています。海外きのこ事業では、米国、台湾、マレーシアに拠点を持ち、グローバルな展開を進めています。加工品事業では、きのこを活用したカレーや健康食品などの開発・販売、レトルトパウチ食品製造を手掛ける子会社アーデンとの連携によるシナジー創出を図っています。化成品事業では、きのこ生産に不可欠な資材の製造・販売に加え、食品包装資材や飲料用ボトルなどの製造・販売も行い、多角的な事業ポートフォリオを構築しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、ホクト株式会社は堅調な業績を達成しました。売上高は前期比3.4%増の859億円となり、堅調な成長を示しました。営業利益は同6.1%増の70億円、経常利益は同17.7%増の82億円と、利益面で特に顕著な伸びを見せています。特に当期純利益は同57.8%増の70億円と、大幅な増加を記録しました。これは、前期に発生した火災による保険金受取などの特別利益が計上されたことも寄与していますが、円安による為替差益の発生なども経常利益の押し上げ要因となりました。自己資本比率も57.1%と、前年度から4.3ポイント上昇し、財務基盤の安定性が向上しています。国内きのこ事業は微増ながらも利益を伸ばし、加工品事業は市販品や外食・デリカ・中食向けの商材が好調で利益を大幅に増加させました。化成品事業も堅調に推移し、売上・利益ともに増加しました。一方で、海外きのこ事業は一部地域での需要減退や野菜相場の低迷などにより、期初計画未達となったものの、円安効果で売上高は増加しました。

強みと競争優位性

ホクト株式会社の最大の強みは、長年にわたり培ってきた国内きのこ事業における広範な生産・販売ネットワークと、それに基づく安定供給能力です。全国20カ所に配置された生産センターは、鮮度管理と安定生産を実現し、量販店や生協など多様なチャネルへの供給を可能にしています。また、「きのこで菌活」といった健康志向への訴求や、霜降りひらたけのような独自品種のプロモーション、SNS活用などを通じたブランド力強化も進めており、付加価値の高い商品展開で競合との差別化を図っています。2025年11月に発売された食感と見た目をリニューアルしたエリンギも、品質向上への継続的な取り組みを示しています。さらに、加工品事業における子会社アーデンとの連携や、化成品事業における資材製造・販売ノウハウは、グループ全体のシナジー創出と事業の多角化に貢献しています。インドネシアでの培地原料生産開始は、原材料調達の安定化に向けた先進的な取り組みと言えます。

リスク要因

同社を取り巻くリスクとしては、まず自然災害や事故による生産設備への影響が挙げられます。また、国内経済の動向や消費者の嗜好の変化は、きのこの需要に直接影響を与える可能性があります。特に、露地栽培野菜の作柄に左右されるきのこ価格の変動や、気候変動による暖冬などの影響も懸念されます。業績の季節変動も特徴的で、秋から冬にかけて需要が拡大する一方、春から夏にかけては需要が低調になる傾向があります。競合他社との価格競争や、海外事業における現地企業の台頭もリスク要因です。さらに、食の安全・安心に対する消費者の意識の高まりは、生産・製造工程における衛生管理の重要性を一層高めており、問題発生時にはブランドイメージへの影響も避けられません。原材料価格、特に輸入原材料やエネルギー価格の変動、為替レートの変動も収益を圧迫する可能性があります。

投資テーマとの関連

ホクト株式会社は、直接的なAIや半導体、EVといった最先端技術テーマとの関連性は薄いものの、「食」「健康」「サステナビリティ」といった広範な投資テーマにおいて、その事業活動が関連しています。きのこは低カロリーで栄養価が高く、健康増進に貢献する食品として、健康志向の高まりを背景に需要が期待されます。「きのこで菌活」といった健康成分の訴求は、このテーマに合致しています。また、環境問題への意識の高まりから、循環型社会実現に向けた活動や脱炭素への取り組みを推進しており、サステナビリティという観点からも注目される可能性があります。包装資材事業におけるリサイクル製品やバイオマス製品の取り扱いは、環境配慮型素材へのシフトというテーマとも関連します。さらに、海外事業展開やDX/省人化による効率改善といった経営戦略は、グローバル化や生産性向上といったテーマに沿った取り組みと言えます。

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