セーレン株式会社 (3569) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 繊維製品
自動車部品AI宇宙
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 5/51位
B
安定性
業種 15/51位
C
成長性
業種 12/49位
C
効率性
業種 9/51位
D
CF健全性
業種 37/51位
売上高
1718億円
粗利率
27.4%
営業利益率
12.1%
純利益率
9.1%
ROE
9.7%
ROIC
8.6%
自己資本比率
71.8%
D/Eレシオ
0.06
有利子負債
92億円
ネットキャッシュ
250億円
NC/時価総額
13.8%
運転資本余剰*
-29億円
運転資本余剰/時価総額*
-1.6%
フリーCF
-17億円
FCFマージン
-1.0%
キャッシュ化率
1.14倍
PBR
1.13倍
EV/EBITDA
5.8倍
PER
11.6倍
想定株価
3084.9円
想定時価総額
1814億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1718億円 471億円 63億円 208億円 271億円 220億円 156億円
2025年3月期 1597億円 440億円 60億円 179億円 239億円 193億円 139億円
2024年3月期 1419億円 383億円 55億円 141億円 195億円 162億円 122億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 2239億円 1297億円 371億円 250億円 1608億円
2025年3月期 1992億円 1271億円 405億円 148億円 1429億円
2024年3月期 1875億円 1171億円 367億円 261億円 1236億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 342億円 360億円 467億円 92億円 185億円 2億円 -29億円
2025年3月期 403億円 294億円 422億円 104億円 104億円 3億円 -2億円
2024年3月期 375億円 266億円 393億円 189億円 96億円 5億円 9億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 178億円 -195億円 -57億円 -17億円
2025年3月期 205億円 -118億円 -78億円 87億円
2024年3月期 135億円 -53億円 -70億円 82億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 265.5円 2734.6円 76.0円 28.6% 424.8円 11.6倍 3084.9円 1814億円 64,633,646株 5,825,800株
2025年3月期 242.3円 2437.4円 68.0円 28.1% 509.9円 10.1倍 2449.6円 1436億円 64,633,646株 6,002,900株
2024年3月期 226.5円 2234.9円 53.0円 23.4% 337.0円 12.2倍 2759.1円 1526億円 64,633,646株 9,309,900株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 9.7% 7.0% 8.6% 27.4% 12.1% 15.8% 9.1% -1.0% 71.8% 0.06
2025年3月期 9.7% 7.0% 8.2% 27.6% 11.2% 15.0% 8.7% 5.5% 71.7% 0.07
2024年3月期 9.8% 6.5% 6.9% 27.0% 9.9% 13.8% 8.6% 5.8% 66.0% 0.15

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 7.6% 16.6% 12.3% 9.1% 11.7% 17.5% -
2025年3月期 12.5% 27.0% 14.2% 13.3% 5.8% 17.9% 代表取締役 会長川田達男
2024年3月期 7.2% 9.6% 10.3% 12.9% 2.9% 17.9% 代表取締役 会長川田達男

業種比較(繊維製品、50社中央値)

指標セーレン株式会社業種中央値
ROE9.7%4.8%
ROA7.0%2.4%
営業利益率12.1%4.2%
純利益率9.1%4.0%
自己資本比率71.8%57.9%
売上成長率7.6%0.4%
PER11.6倍15.0倍
PBR1.13倍0.76倍
EV/EBITDA5.8倍9.1倍
NC/時価総額13.8%7.4%
運転資本余剰/時価総額-1.6%-6.2%
同業他社: 東レ株式会社(3402)帝人株式会社(3401)株式会社オンワードホールディングス(8016)株式会社ワコールホールディングス(3591)株式会社TSIホールディングス(3608)全51社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

繊維製品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社ワコールホールディングス (3591) 1956億円 1715億円
倉敷紡績株式会社 (3106) 1359億円 1438億円
日本毛織株式会社 (3201) 1212億円 1194億円
グンゼ株式会社 (3002) 1160億円 1309億円
株式会社オンワードホールディングス (8016) 1111億円 2368億円
株式会社ホギメディカル (3593) 1035億円 391億円
片倉工業株式会社 (3001) 920億円 407億円
帝国繊維株式会社 (3302) 863億円 336億円
繊維製品の企業一覧(全51社)→

AI分析(2026年3月期)

自動車部品AI宇宙
IT化・ビジネスモデル転換非衣料・非繊維化グローバル化車輌資材事業エレクトロニクス事業

見通し: 2025年度は増収増益で過去最高を更新。NBセーレンの連結効果に加え、車輌資材、エレクトロニクス、環境・生活資材事業の成長が牽引。今後もIT化、非衣料・非繊維化、グローバル化を推進し、高収益モデルへの転換を目指す。

強み: 「Viscotecs®」等の独自技術と、素材から製品化までの一貫生産体制。多角的な事業展開によるリスク分散。

懸念: NBセーレン連結で為替変動、原材料・エネルギー価格高騰、地政学リスクの影響がより大きくなる可能性。AI技術の急速な進展による既存ビジネスモデルへの影響。

リスク: グローバル展開に伴うカントリーリスク・為替変動リスク。エネルギー・原材料価格の変動。急速な技術革新への対応遅れ。サイバー攻撃による情報漏洩。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

E00562は、自動車の内装材やエアバッグ、衣料用繊維製品、エレクトロニクス素材、環境・生活資材、医療用基材などを手掛ける多角的な事業を展開する企業グループです。主要事業セグメントは「車輌資材」「ハイファッション」「エレクトロニクス」「環境・生活資材」「メディカル」の5つで構成されています。車輌資材事業では、シート材やエアバッグを、ハイファッション事業では衣料用繊維製品を製造・販売しています。エレクトロニクス事業では、電磁波シールド材、人工衛星部品、シリコンウェーハ加工などを手掛け、環境・生活資材事業では建築・インテリア用資材や健康・介護商品を提供しています。メディカル事業では、化粧品や医療用基材などを扱っています。これらの事業を通じて、同社は素材から製品化、BtoBからBtoCまで幅広いバリューチェーンをカバーし、顧客ニーズに応じた製品・サービスを提供しています。グローバルに生産・販売拠点を展開し、各地域の市場特性に合わせた事業活動を行っているのが特徴です。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算では、売上高は前年同期比7.6%増の1,718億円となり、過去最高を記録しました。営業利益は同16.6%増の208億円、経常利益は同14.2%増の220億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同12.3%増の156億円と、いずれも過去最高益を更新しました。この好業績は、連結子会社となったNBセーレン株式会社の業績が寄与したこと、そして各事業セグメントにおける戦略の奏功によるものです。特に車輌資材事業は、国内自動車メーカーの生産回復や海外での新規車種立ち上げに伴う受注拡大により、5.0%増収、16.1%の営業増益となりました。エレクトロニクス事業も、ゲーム機・モバイル端末向け商材や人工衛星関連の売上増、半導体市場向け資材の好調により、21.9%増収、67.2%の営業増益と大きく伸長しました。一方、ハイファッション事業は0.1%減収、0.6%の営業減益と微減でしたが、環境・生活資材事業はNBセーレン㈱の産業資材向け繊維や不織布の貢献などで32.9%増収、4.9%増益となりました。純資産は9.4%増の1,341億円、総資産は12.4%増の2,239億円となりました。

強みと競争優位性

E00562の強みは、長年培ってきた繊維加工技術を核とした多角的な事業展開と、独自の「Viscotecs®」システムに代表されるIT活用によるビジネスモデルの進化にあります。特に、「素材から製品化、BtoBからBtoC」への戦略的シフトは、付加価値の高い流通ポジションでの販売拡大を可能にし、高収益モデルへの転換を推進しています。車輌資材事業におけるグローバルな生産・販売体制、高品質なシート材やエアバッグ素材の提供能力は、自動車メーカーとの強固な信頼関係を築いています。また、エレクトロニクス分野では、人工衛星部品や半導体関連素材など、先端技術分野への展開を進めており、将来的な成長ドライバーとなる可能性を秘めています。さらに、非衣料・非繊維分野への積極的な事業拡大として、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)や、シルクタンパク質「セリシン」を応用した化粧品・ヘルスケア商品、さらには金属や樹脂への加飾技術など、既存技術の応用範囲を広げている点も競争優位性と言えます。これらの技術力と事業ポートフォリオの多様性が、変化の激しい市場環境においても安定した収益基盤を支えています。

リスク要因

同社が直面するリスク要因は多岐にわたります。まず、グローバルに事業を展開しているため、海外の政治・経済状況の変化、地政学リスク、為替相場の変動は業績に直接的な影響を与える可能性があります。特に、原油価格や原材料価格の変動は、製造コストに影響を及ぼし、収益性を圧迫する要因となり得ます。また、エレクトロニクス分野など急速な技術革新が進む事業においては、常に最新技術への追随と研究開発投資が求められますが、成功が保証されているわけではなく、競争力の維持・向上には継続的な努力が必要です。さらに、サイバー攻撃による情報流出やシステム障害、製造物責任(PL)問題、大規模災害による生産・サプライチェーンの寸断なども、企業評価や財務状況に重大な悪影響を及ぼす潜在的リスクとして挙げられます。加えて、少子高齢化に伴う労働力人口の減少は、専門人材の確保・育成において課題となる可能性があります。これらのリスクに対し、同社はグローバル拠点の最適化、エネルギー転換、合理化投資、情報管理体制の強化、人材育成・確保策などを実施し、リスク低減に努めています。

投資テーマとの関連

E00562は、複数の投資テーマとの関連性が考えられます。まず、自動車業界のEV(電気自動車)シフトや自動運転技術の進化に伴い、車輌資材事業における軽量化素材や高機能内装材への需要増加が期待されます。また、同社が注力するエレクトロニクス事業は、AI(人工知能)、半導体、宇宙開発といった成長分野に深く関わっています。特に、AI技術の発展は、自社システムのDX推進やスマートファクトリー化に貢献するだけでなく、AI関連素材や部品への需要増にも繋がる可能性があります。さらに、環境意識の高まりから、サステナビリティに貢献する素材開発やリサイクル素材の活用、環境負荷低減への取り組みは、ESG投資の観点からも注目されるでしょう。「非衣料・非繊維化」戦略における炭素繊維強化プラスチック(CFRP)は、軽量かつ高強度な素材として航空宇宙や自動車分野での用途拡大が期待され、素材関連の投資テーマにも合致します。これらの先進技術分野やサステナビリティへの取り組みは、将来的な企業価値向上に繋がるポテンシャルを秘めており、中長期的な視点での投資テーマとの関連性が高いと言えます。

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