帝人株式会社 (3401) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 繊維製品
アパレル機能性化学炭素繊維自動車部品ヘルスケアITDXESG環境技術株主還元
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
E
収益性
業種 50/51位
D
安定性
業種 39/51位
E
成長性
業種 48/49位
D
効率性
業種 32/51位
B
CF健全性
業種 15/51位
売上高
8732億円
粗利率
18.6%
営業利益率
-8.1%
純利益率
-10.1%
ROE
-24.1%
ROIC
-7.1%
自己資本比率
39.6%
D/Eレシオ
0.92
有利子負債
3364億円
ネットキャッシュ
-2319億円
NC/時価総額
-
運転資本余剰*
-1974億円
運転資本余剰/時価総額*
-
フリーCF
597億円
FCFマージン
6.8%
キャッシュ化率
-
PBR
-
EV/EBITDA
-
PER
-
想定株価
-
想定時価総額
-

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 8732億円 1620億円 603億円 -707億円 -104億円 -741億円 -880億円
2025年3月期 1.0兆円 1915億円 706億円 -718億円 -12億円 124億円 283億円
2024年3月期 1.0兆円 2758億円 - 135億円 - 156億円 106億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 9201億円 5281億円 3019億円 2496億円 3645億円
2025年3月期 1.1兆円 5879億円 3190億円 3038億円 4534億円
2024年3月期 1.3兆円 6235億円 4247億円 3444億円 4541億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 1045億円 2088億円 1674億円 3364億円 非該当 79億円 -1974億円
2025年3月期 1075億円 2270億円 1667億円 3871億円 非該当 83億円 -2114億円
2024年3月期 1236億円 2312億円 1833億円 4957億円 682億円 131億円 -3011億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2026年3月期 122億円 291億円
2025年3月期 85億円 265億円
2024年3月期 - -

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 987億円 -390億円 -733億円 597億円
2025年3月期 608億円 525億円 -1254億円 1133億円
2024年3月期 695億円 -461億円 -432億円 234億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 -456.3円 1889.2円 50.0円 - -1202.3円 - - - 197,953,707株 5,037,800株
2025年3月期 147.2円 2238.4円 50.0円 34.0% -1450.8円 8.9倍 1309.6円 2524億円 197,953,707株 5,236,800株
2024年3月期 55.1円 2358.4円 30.0円 54.5% -1932.8円 25.6倍 1409.8円 2715億円 197,953,707株 5,400,900株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 -24.1% -9.6% -7.1% 18.6% -8.1% -1.2% -10.1% 6.8% 39.6% 0.92
2025年3月期 6.3% 2.7% -6.0% 19.0% -7.1% -0.1% 2.8% 11.3% 42.7% 0.85
2024年3月期 2.3% 0.9% 1.0% 26.7% 1.3% - 1.0% 2.3% 36.3% 1.09

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -13.2% -198.4% -410.4% -5.0% 0.9% - -
2025年3月期 -2.6% -630.4% 167.5% 2.8% 3.3% - 代表取締役社長執行役員 内川 哲茂
2024年3月期 1.4% 5.3% -40.1% 7.3% 3.0% -37.3% 代表取締役社長執行役員 内川 哲茂

業種比較(繊維製品、50社中央値)

指標帝人株式会社業種中央値
ROE-24.1%5.0%
ROA-9.6%2.5%
営業利益率-8.1%4.6%
純利益率-10.1%4.2%
自己資本比率39.6%61.0%
売上成長率-13.2%0.7%
PER-14.6倍
PBR-0.77倍
EV/EBITDA-9.0倍
NC/時価総額-7.7%
運転資本余剰/時価総額--5.9%
同業他社: 東レ株式会社(3402)株式会社オンワードホールディングス(8016)セーレン株式会社(3569)株式会社ワコールホールディングス(3591)株式会社TSIホールディングス(3608)全51社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

繊維製品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社オンワードホールディングス (8016) 1111億円 2368億円
セーレン株式会社 (3569) 1814億円 1718億円
株式会社ワコールホールディングス (3591) 1956億円 1715億円
株式会社TSIホールディングス (3608) 679億円 1671億円
倉敷紡績株式会社 (3106) 1359億円 1438億円
株式会社ゴールドウイン (8111) 3038億円 1375億円
グンゼ株式会社 (3002) 1160億円 1309億円
日本毛織株式会社 (3201) 1212億円 1194億円
繊維製品の企業一覧(全51社)→

AI分析(2026年3月期)

アパレル機能性化学炭素繊維
顧客起点型ビジネスへの変革アパレル&インダストリーズ水平統合ヘルスケア在宅医療強化アラミド・炭素繊維事業構造改革組織再編・セグメント変更

見通し: 今期はマテリアル事業の不振等により大幅な損失となったが、新中期経営計画では顧客起点型ビジネスへの転換と構造改革による収益基盤確立を目指す。2026年度事業利益300億円、2028年度600億円、ROE8%以上を目標とする。

強み: ヘルスケア事業(在宅医療)とアパレル・インダストリーズ(繊維・製品)を成長の柱とし、顧客起点型ビジネスへの変革を推進。多様な素材・技術基盤を持つ。

懸念: アラミド・炭素繊維事業の構造改革が遅々として進まず、収益改善の進捗が芳しくない。欧州経済や地政学リスクの影響を受けやすい。

リスク: アラミド・炭素繊維事業の構造改革遅延による収益低迷。競合激化や原材料費高騰によるマテリアル事業の採算悪化。地政学リスクや為替変動による国際事業への影響。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

帝人グループは、「Pioneering solutions together for a healthy planet」というパーパスのもと、社会課題の解決に資するソリューションを提供する企業グループです。中期経営計画「2026-2028」では、「顧客起点型ビジネス」への変革を軸に、①顧客起点型ビジネスでの確かな利益成長、②構造改革による質の高い収益基盤の確立、③顧客起点型ビジネスを支える経営基盤の強化、を対処すべき課題として掲げています。事業ポートフォリオは、2026年4月より「アパレル&インダストリーズ」、「ヘルスケア&ライフソリューションズ」、「エレクトロニクス&エナジー」、「スペシャリティマテリアルズ」の4つのセグメントに変更されました。アパレル&インダストリーズ(繊維・製品事業)とヘルスケア&ライフソリューションズ(在宅医療ビジネス)を成長の柱と位置づけ、マテリアル事業を中心に、新興国での素材のコモディティ化や複雑化する社会課題に対応するため、自社素材に囚われず、顧客の課題解決に資するモノ・コトを幅広く提供する「スリアワセ」と、社外の素材・加工・サービスも活用する「クミアワセ」を推進しています。スペシャリティマテリアルズ(アラミド、炭素繊維事業等)においては、抜本的なコスト構造改革と顧客・用途起点組織への変革を進めています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の帝人グループは、売上収益が前期比13.2%減の8,732億円となりました。営業損失は707億円(前期は718億円の営業損失)となり、親会社の所有者に帰属する当期損失は880億円(前期は283億円の当期利益)と大幅な赤字に転落しました。事業利益は前期比6.6%減の258億円でした。セグメント別では、マテリアル事業領域が前期比26.3%減の3,386億円の減収、同98.0%減の1億円の事業利益と大幅に悪化しました。これは、アラミド事業における大型定修や競争激化による販売価格低下、炭素繊維事業での販売量減少などが要因です。繊維・製品事業は同0.5%減の3,501億円の売上収益、同4.2%減の171億円の事業利益と微減に留まりました。ヘルスケア事業は、在宅医療機器のレンタル台数増加やライセンス対価収入に支えられ、同1.2%増の1,386億円の売上収益、同136.0%増の134億円の事業利益と伸長しました。ROEは△22.1%、ROICは2.6%となり、収益性の低下が顕著です。

強みと競争優位性

帝人グループは、長年にわたり培ってきた素材開発力と、それらを基盤とした多様な事業領域への展開力が強みです。特に、アラミド繊維や炭素繊維といった高機能素材分野では、高い技術力と品質でグローバル市場において一定の地位を確立しています。また、ヘルスケア事業においては、在宅医療機器のレンタル事業を軸に、患者や医療従事者との継続的な関係性を構築しており、顧客起点型ビジネスへの変革において重要な基盤となっています。アパレル&インダストリーズ事業では、帝人フロンティアと旭化成アドバンスの経営統合により、事業基盤の強化と顧客への提案力拡充が期待されます。これらの事業は、それぞれが持つ顧客基盤や技術ノウハウを連携させることで、新たなソリューション創出の可能性を秘めています。さらに、サステナビリティへの取り組みを経営の中核に据え、環境配慮型素材やソリューションの開発を通じて、持続可能な社会への貢献を目指す姿勢も、長期的な企業価値向上に繋がる競争優位性となり得ます。

リスク要因

帝人グループは、グローバル経済の不確実性や地政学的リスクに晒されています。特に、中東情勢の不安定化によるエネルギー価格や原材料調達への影響、国際物流網の混乱、主要国間における地政学的緊張の継続・拡大は、サプライチェーンの分断やコスト上昇を通じて事業運営に重大な影響を与える可能性があります。また、AIをはじめとするデジタル技術の急速な進展による業界構造の変化や、それらに対応するための投資・人材育成の遅れもリスク要因です。事業面では、アラミド事業や炭素繊維事業における競争環境の激化、価格下落圧力、需要の変動が収益を圧迫する可能性があります。品質不正・偽装や重大なコンプライアンス問題の発生は、レピュテーションの低下や事業停止につながるリスクを内包しています。さらに、自然災害やサイバー攻撃といった業務運営リスクへの対応も、事業継続性の観点から重要です。為替の急激な変動も、海外拠点での収益や輸出入コストに影響を及ぼす可能性があります。

投資テーマとの関連

帝人グループは、複数の投資テーマとの関連性を有しています。まず、「ヘルスケア」分野においては、高齢化社会の進展や在宅医療の需要増加を背景に、同社のヘルスケア&ライフソリューションズ事業は、長期的な成長が見込まれます。特に、希少疾患・難病領域への注力や、患者サポート・医療者サポートの強化は、このテーマとの親和性が高いと言えます。次に、「サステナビリティ」や「GX(グリーントランスフォーメーション)」といったテーマにおいては、パーパスに「healthy planet」を掲げ、循環型社会を支える素材やソリューションの提供を目指しており、環境規制強化やESG投資の流れを受ける形で、その取り組みが注目される可能性があります。また、高機能素材である炭素繊維は、航空宇宙分野や風力発電ブレードなど、脱炭素化に貢献する次世代技術への応用が期待されるため、「次世代モビリティ」や「再生可能エネルギー」といったテーマとの関連も考えられます。AI関連では、DX推進やAI活用体制の整備を進めており、将来的な事業効率化や新たなサービス創出への貢献が期待されます。

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