東レ株式会社 (3402) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 繊維製品
EV半導体機能性化学水処理再生可能エネルギー
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 33/51位
D
安定性
業種 32/51位
D
成長性
業種 29/49位
D
効率性
業種 27/51位
B
CF健全性
業種 20/51位
売上高
2.6兆円
粗利率
20.1%
営業利益率
3.8%
純利益率
3.1%
ROE
4.4%
ROIC
2.5%
自己資本比率
51.8%
D/Eレシオ
0.50
有利子負債
9056億円
ネットキャッシュ
-6403億円
NC/時価総額
-39.9%
運転資本余剰*
-5927億円
運転資本余剰/時価総額*
-36.9%
フリーCF
1448億円
FCFマージン
5.6%
キャッシュ化率
2.66倍
PBR
0.89倍
EV/EBITDA
9.8倍
PER
20.8倍
想定株価
1101.6円
想定時価総額
1.6兆円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 2.6兆円 5200億円 1316億円 972億円 2288億円 1076億円 795億円
2025年3月期 2.6兆円 5059億円 1291億円 1275億円 2565億円 1143億円 779億円
2024年3月期 2.5兆円 4435億円 1292億円 577億円 1868億円 596億円 219億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 3.5兆円 1.5兆円 8580億円 6912億円 1.8兆円
2025年3月期 3.3兆円 1.5兆円 8575億円 6145億円 1.7兆円
2024年3月期 3.5兆円 1.5兆円 8657億円 7544億円 1.7兆円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 2653億円 5386億円 6427億円 9056億円 非該当 1008億円 -5927億円
2025年3月期 2373億円 5205億円 6060億円 8427億円 非該当 946億円 -6202億円
2024年3月期 2359億円 5320億円 6596億円 9497億円 非該当 960億円 -6298億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2026年3月期 108億円 1691億円
2025年3月期 172億円 1547億円
2024年3月期 130億円 2783億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 2118億円 -669億円 -1290億円 1448億円
2025年3月期 2550億円 -632億円 -1885億円 1918億円
2024年3月期 1857億円 -1210億円 -704億円 647億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 53.0円 1236.5円 20.0円 37.8% -439.4円 20.8倍 1101.6円 1.6兆円 1,504,481,000株 47,522,800株
2025年3月期 48.9円 1092.9円 18.0円 36.8% -386.9円 20.8倍 1017.7円 1.6兆円 1,631,481,000株 66,947,100株
2024年3月期 13.7円 1083.9円 18.0円 131.7% -445.4円 54.1倍 739.5円 1.2兆円 1,631,481,000株 29,017,400株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 4.4% 2.3% 2.5% 20.1% 3.8% 8.8% 3.1% 5.6% 51.8% 0.50
2025年3月期 4.6% 2.4% 3.5% 19.7% 5.0% 10.0% 3.0% 7.5% 51.9% 0.49
2024年3月期 1.3% 0.6% 1.5% 18.0% 2.3% 7.6% 0.9% 2.6% 50.1% 0.55

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 0.9% -23.7% 2.1% 1.3% 6.5% -3.7% -
2025年3月期 4.0% 121.1% 255.8% 4.8% 3.0% 8.2% 代表取締役社長 大矢光雄
2024年3月期 -1.0% -47.1% -69.9% 9.4% 0.6% 1.1% 代表取締役社長 大矢光雄

業種比較(繊維製品、50社中央値)

指標東レ株式会社業種中央値
ROE4.4%5.0%
ROA2.3%2.5%
営業利益率3.8%4.6%
純利益率3.1%4.2%
自己資本比率51.8%61.0%
売上成長率0.9%0.4%
PER20.8倍14.2倍
PBR0.89倍0.76倍
EV/EBITDA9.8倍9.0倍
NC/時価総額-39.9%8.1%
運転資本余剰/時価総額-36.9%-5.6%
同業他社: 帝人株式会社(3401)株式会社オンワードホールディングス(8016)セーレン株式会社(3569)株式会社ワコールホールディングス(3591)株式会社TSIホールディングス(3608)全51社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

繊維製品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社ゴールドウイン (8111) 3038億円 1375億円
株式会社ワコールホールディングス (3591) 1956億円 1715億円
セーレン株式会社 (3569) 1814億円 1718億円
倉敷紡績株式会社 (3106) 1359億円 1438億円
日本毛織株式会社 (3201) 1212億円 1194億円
グンゼ株式会社 (3002) 1160億円 1309億円
株式会社オンワードホールディングス (8016) 1111億円 2368億円
株式会社ホギメディカル (3593) 1035億円 391億円
繊維製品の企業一覧(全51社)→

AI分析(2026年3月期)

EV半導体機能性化学水処理
IGNITION 2028TORAY VISION 2050次世代半導体材料xEV向け樹脂水処理膜事業

見通し: 今期は売上微増、営業利益は23.7%減と大幅減益見込み。来期以降は「IGNITION 2028」達成に向け、成長戦略と構造改革を推進し、経済的・社会的価値向上を目指す。2028年度売上3兆円、事業利益率8%目標。

強み: 高機能素材開発力とグローバルサプライチェーン。環境・社会課題解決に貢献する素材・技術開発。

懸念: 韓国子会社のバッテリーセパレータフィルム事業における減損損失計上。機能化成品事業の樹脂・ケミカル事業の市況悪化。

リスク: 製品供給途絶リスク:原材料調達難や地政学リスクによる供給途絶。サイバー攻撃リスク:製造設備停止や情報漏洩による事業活動停止。為替・金利変動リスク:外貨建て取引や資金調達コストへの影響。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

東レは、1926年の創業以来、繊維、機能化成品、炭素繊維複合材料、水処理・ヘルスケアといった多岐にわたる事業を展開する総合素材メーカーです。創業以来の「企業は社会の公器」という理念に基づき、革新的な技術と先端素材を通じて、地球規模の課題解決に貢献することを目指しています。特に、気候変動、資源循環、持続可能な社会の実現といったテーマに対し、素材の力でソリューションを提供することを長期ビジョン「TORAY VISION 2050」に掲げています。中期経営課題「IGNITION 2028」では、経済的価値と社会的価値の両立を図り、社会に貢献する高収益企業を目指し、イノベーション創出と構造改革を推進しています。主要事業セグメントは、長年培ってきた繊維事業に加え、自動車や電子機器分野で不可欠な樹脂・ケミカル、高機能な炭素繊維複合材料、そして水資源問題や健康寿命延伸に貢献する水処理・ヘルスケア事業です。これらの事業を通じて、幅広い産業と人々の暮らしを支えています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、東レは売上高2兆5,851億円(前期比+0.9%)を達成しました。しかし、営業利益は972億円(前期比-23.7%)と減益となりました。これは、韓国子会社のバッテリーセパレータフィルム事業における減損損失が影響したためです。経常利益は1,076億円(前期比-5.9%)となり、総じて収益環境の厳しさを示唆しています。一方で、当期純利益は795億円(前期比+2.1%)と微増を維持し、純資産は18,001億円(前期比+5.3%)と増加しました。現金及び預金も2,653億円(前期比+11.8%)と積み上がり、財務基盤の安定化がうかがえます。営業キャッシュフローは2,118億円(前期比-17.0%)と前期を下回りましたが、これは主に事業利益の変動や運転資金の増加によるものです。EPSは52.96円(前期比+8.2%)、BPSは1,236.45円(前期比+13.1%)と、株主資本の価値は向上しています。配当金も20.00円(前期比+11.1%)と増配されており、株主還元への意欲も示されています。

強みと競争優位性

東レの最大の強みは、長年にわたる研究開発で培われた高度な素材技術と、それを支える幅広い事業ポートフォリオにあります。繊維事業では、合成繊維からテキスタイル、縫製品まで一貫したサプライチェーンをグローバルに展開し、サステナブル素材の開発にも注力しています。機能化成品事業では、自動車の電動化やサステナブル社会の進展に対応した樹脂、ケミカル、フィルム製品を提供し、単なる素材供給に留まらないトータルソリューション提案力が特徴です。炭素繊維複合材料事業では、航空宇宙用途で培った世界最高水準の技術力と、コスト競争力のある製品供給体制を両立させており、新エネルギー分野など将来的な成長分野での優位性も確立しています。また、水処理事業では、RO膜やUF膜といった高度な分離膜技術を有し、世界的な水不足問題への貢献が期待されます。これらの基盤技術に加え、グローバルな事業展開力と、顧客との強固な信頼関係が、同社の競争優位性を支えています。

リスク要因

東レを取り巻く事業環境は、地政学リスクの高まり、気候変動による異常気象の増加など、不確実性が増しています。具体的には、製品供給途絶リスクとして、原材料調達の逼迫やサプライチェーンの混乱が挙げられます。また、サイバー攻撃による事業活動停止リスクも、製造業を標的とした攻撃の増加を受けて「優先対応リスク」に位置づけられています。さらに、グローバルな事業展開に伴う為替相場や金利の変動、各国・地域での政情不安や紛争リスクも存在します。環境課題への対応遅れや、製品需要・市況の変動、人口減少による国内需要の減退、競合他社の参入による相対的優位性の低下なども、業績に影響を与える可能性があります。これらのリスクに対し、同社はリスクマネジメント体制を構築し、専任組織による情報収集・分析、対応策の強化を進めていますが、リスクが顕在化した場合の影響は無視できません。

投資テーマとの関連

東レは、複数の重要な投資テーマとの関連性が高い企業と言えます。まず、サステナビリティへの貢献という観点では、環境負荷低減に資するバイオマス由来素材やリサイクル素材の開発、水処理事業における膜技術、そしてGHG削減目標の設定などが挙げられます。次に、DX・AIの活用も「IGNITION 2028」の重点施策の一つとして掲げられており、デジタル技術による価値創出や業務効率化を推進しています。さらに、半導体市場の成長に伴う電子情報材料事業の拡大や、EV化の進展に対応する機能化成品事業(樹脂、フィルム)の強化、そして炭素繊維複合材料の航空宇宙・防衛用途への展開は、それぞれ半導体、EV、防衛といったテーマとの関連が深いです。特に、次世代半導体材料や光通信材料、水素タンク用途の炭素繊維など、将来的な成長が見込まれる分野への取り組みは、先端技術への投資テーマとしても注目されます。

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