株式会社ワコールホールディングス (3591) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 繊維製品
ECDXM&AESG
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 13/51位
B
安定性
業種 17/51位
B
成長性
業種 3/49位
D
効率性
業種 24/51位
A
CF健全性
業種 3/51位
売上高
1715億円
粗利率
57.3%
営業利益率
11.6%
純利益率
7.6%
ROE
6.3%
ROIC
5.9%
自己資本比率
71.7%
D/Eレシオ
0.12
有利子負債
243億円
ネットキャッシュ
199億円
NC/時価総額
10.2%
運転資本余剰*
-10億円
運転資本余剰/時価総額*
-0.5%
フリーCF
446億円
FCFマージン
26.0%
キャッシュ化率
0.65倍
PBR
0.93倍
EV/EBITDA
5.9倍
PER
15.1倍
想定株価
3956.2円
想定時価総額
1956億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1715億円 61億円 98億円 199億円 297億円 197億円 131億円
2025年3月期 1739億円 118億円 102億円 33億円 135億円 57億円 70億円
2024年3月期 1872億円 53億円 103億円 -95億円 8億円 -83億円 -86億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 2923億円 1196億円 452億円 347億円 2096億円
2025年3月期 2722億円 1000億円 500億円 272億円 1918億円
2024年3月期 2940億円 1121億円 491億円 297億円 2118億円

※一部項目はデータ取得不可のため合計が一致しない場合があります

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年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 442億円 511億円 174億円 243億円 非該当 155億円 -10億円
2025年3月期 234億円 502億円 168億円 268億円 非該当 152億円 -266億円
2024年3月期 335億円 500億円 221億円 206億円 非該当 118億円 -156億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2026年3月期 21億円 473億円
2025年3月期 20億円 420億円
2024年3月期 20億円 545億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 85億円 361億円 -263億円 446億円
2025年3月期 49億円 94億円 -229億円 143億円
2024年3月期 113億円 140億円 -202億円 253億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 261.6円 4239.7円 100.0円 38.2% 401.7円 15.1倍 3956.2円 1956億円 52,500,000株 3,062,900株
2025年3月期 129.7円 3713.2円 100.0円 77.1% -66.2円 39.3倍 5092.6円 2631億円 55,500,000株 3,840,900株
2024年3月期 -151.6円 3846.7円 100.0円 - 234.3円 - - - 61,000,000株 5,931,600株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 6.3% 4.5% 5.9% 57.3% 11.6% 17.3% 7.6% 26.0% 71.7% 0.12
2025年3月期 3.6% 2.6% 1.1% 56.0% 1.9% 7.8% 4.0% 8.2% 70.5% 0.14
2024年3月期 -4.1% -2.9% -2.9% 55.6% -5.1% 0.4% -4.6% 13.5% 72.0% 0.10

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -1.4% 497.3% 87.8% -3.1% 2.4% - -
2025年3月期 -7.1% -65.0% -19.0% 0.2% -1.4% -12.8% 代表取締役 社長執行役員矢島昌明
2024年3月期 -0.7% -372.3% -586.0% 7.1% -0.7% - 代表取締役 社長執行役員矢島昌明

業種比較(繊維製品、50社中央値)

指標株式会社ワコールホールディングス業種中央値
ROE6.3%4.8%
ROA4.5%2.4%
営業利益率11.6%4.2%
純利益率7.6%4.0%
自己資本比率71.7%57.9%
売上成長率-1.4%0.7%
PER15.1倍14.2倍
PBR0.93倍0.76倍
EV/EBITDA5.9倍9.1倍
NC/時価総額10.2%7.4%
運転資本余剰/時価総額-0.5%-6.2%
同業他社: 東レ株式会社(3402)帝人株式会社(3401)株式会社オンワードホールディングス(8016)セーレン株式会社(3569)株式会社TSIホールディングス(3608)全51社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

繊維製品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
セーレン株式会社 (3569) 1814億円 1718億円
倉敷紡績株式会社 (3106) 1359億円 1438億円
日本毛織株式会社 (3201) 1212億円 1194億円
グンゼ株式会社 (3002) 1160億円 1309億円
株式会社オンワードホールディングス (8016) 1111億円 2368億円
株式会社ホギメディカル (3593) 1035億円 391億円
片倉工業株式会社 (3001) 920億円 407億円
株式会社ゴールドウイン (8111) 3038億円 1375億円
繊維製品の企業一覧(全51社)→

異常検知フラグ

2026年3月期: 売上3年連続減少
2021年3月期: 売上3年連続減少
2020年3月期: 売上3年連続減少
2019年3月期: extreme_payout_ratio

AI分析(2026年3月期)

EC
EC事業拡大・OMO型店舗展開顧客体験向上(デジタル活用、パーソナライズ)サプライチェーン最適化・コスト削減ブランドリブランディング・市場強化(シニア、高補正)人的資本投資(人材確保・育成)

見通し: 2025年度は前期比で売上減となるも、営業利益は大幅増益を見込む。中期経営計画では、2029年度にかけて収益性改善と資本効率向上を目指し、事業再構築と新価値創造を推進。

強み: 70年超の歴史で培われた体型研究・知見、製造技術、顧客データベース、組織力。これらをデジタル技術と融合させる強み。

懸念: 百貨店・量販店の減少、EC・フリマアプリの台頭による小売市場構造の変化への対応遅れ。消費者の価値観変化への適応不足。

リスク: 大規模小売店の減少やECシフトによる売上減、原材料・人件費・輸送コスト上昇による利益圧迫、国内外競合激化によるシェア低下、情報システム障害やサイバー攻撃による事業継続リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

ワコールホールディングスは、インナーウェアを中心としたビューティケア事業をグローバルに展開する企業グループです。日本、米国、欧州、中国、東南アジアなどを中心に事業活動を展開しており、そのビジネスモデルは、長年にわたり培ってきた「人々の美しさに貢献することで、広く社会に寄与すること」という経営理念に基づいています。近年では、ミッションとして「ひとりひとりが 自分らしく美しく いられるように 世の中が 自信と思いやりに あふれるように」を掲げ、多様化する社会課題への取り組みを成長機会と捉え、「サステナビリティ経営」を推進しています。主要な事業セグメントとしては、インナーウェア事業が中心であり、その他にもコンディショニングウエアや、ライフスタイル関連商品なども展開しています。売上構成比については、国内事業が依然として大きな割合を占めていると考えられますが、海外事業の拡大も積極的に進めています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算は、売上高が1,715億円で前期比-1.4%と微減となりました。しかし、営業利益は199億円と前期比+497.3%と大幅な増加を達成し、経常利益も197億円(前期比+245.2%)、当期純利益も131億円(前期比+87.8%)と、利益面で力強い回復を見せました。この大幅な利益改善は、コスト構造改革の進展や、収益性の低い事業の見直し、より効率的な事業運営へのシフトなどが寄与したと考えられます。総資産は2,923億円(前期比+7.4%)に増加し、純資産も2,096億円(前期比+9.3%)と堅調に推移しました。特に、現金及び預金が442億円(前期比+88.6%)と大幅に増加しており、財務基盤の安定化を示唆しています。営業キャッシュ・フローも85億円(前期比+71.9%)と増加しており、本業からのキャッシュ創出力が高まっていることが伺えます。EPSは261.65円(前期比+101.8%)と大きく伸長しており、株主価値の向上にも繋がっています。

強みと競争優位性

ワコールグループの強みは、70年以上にわたり培ってきた「ワコールブランド」への信頼と、顧客の身体に関する深い知見、そして高度なものづくり技術にあります。特に、身体の構造や機能に関する研究開発力は、同業他社と比較しても一日の長があり、これが高品質で快適な製品開発に繋がっています。また、長年にわたる顧客との関係性の中で蓄積されたデータベースや、パーソナライズされたサービス提供能力も、強力な競争優位性となっています。近年では、デジタル技術の活用にも注力しており、EC事業の拡大や、店舗とオンラインを連携させるOMO(Online Merges with Offline)戦略を推進することで、変化する消費者ニーズへの対応力を高めています。さらに、グローバルに展開する事業基盤は、多様な市場での機会を捉えることを可能にし、特定の地域市場への依存度を低減しています。これらの要素が複合的に作用し、ワコールグループ独自の競争優位性を築いています。

リスク要因

ワコールグループが直面するリスクとして、まず百貨店・量販店への依存度が高い小売市場の構造変化が挙げられます。大規模小売店の減少や売場面積の縮小は、直接的な業績への影響が懸念されます。これに対し、EC事業の拡大やOMO戦略の推進で対応を進めていますが、市場の変化スピードが速いため、継続的な戦略の見直しが不可欠です。また、原材料価格の高騰や人件費の上昇、為替変動による調達コストの上昇も、利益率を圧迫する要因となり得ます。これに対しては、調達・生産拠点の多様化や、資材・カラーの集約、生産効率化などを進めていますが、グローバルなサプライチェーンの変動リスクは依然として存在します。さらに、国内外での競争激化や、消費者の価値観の変化への対応遅れは、ブランドイメージの低下や市場シェアの喪失に繋がる可能性があります。人材の確保・育成も、特にものづくり、IT・デジタル分野において重要な課題となっています。

投資テーマとの関連

ワコールグループは、直接的にAIや半導体、EVといった最先端技術テーマに直接関わる事業は行っていませんが、その事業活動は「ウェルネス」「健康」「快適性」といった、現代社会における重要な投資テーマと関連が深いです。特に、人々の「自分らしさ」や「心の豊かさ」をサポートする製品・サービスは、高付加価値消費やQOL(Quality of Life)向上といったテーマとも親和性があります。また、サステナビリティ経営を推進し、環境や人権への配慮を事業活動に取り込んでいる点は、ESG投資の観点からも注目される可能性があります。デジタル技術を活用した顧客体験の向上や、EC事業の強化は、DX(デジタルトランスフォーメーション)の流れとも合致しており、これらのテーマとの間接的な関連性が見られます。今後は、これらのテーマと自社事業とのシナジーをさらに追求していくことが期待されます。

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