パシフィックシステム株式会社 (3847) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
AIIoTSaaS
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 355/649位
B
安定性
業種 245/657位
C
成長性
業種 378/637位
B
効率性
業種 220/657位
C
CF健全性
業種 349/656位
売上高
114億円
粗利率
26.4%
営業利益率
7.6%
純利益率
5.8%
ROE
9.8%
ROIC
8.5%
自己資本比率
68.5%
D/Eレシオ
0.06
有利子負債
4億円
ネットキャッシュ
24億円
NC/時価総額
36.4%
運転資本余剰*
2億円
運転資本余剰/時価総額*
3.2%
フリーCF
4億円
FCFマージン
3.6%
キャッシュ化率
1.01倍
PBR
0.97倍
EV/EBITDA
3.1倍
PER
9.9倍
想定株価
4380.6円
想定時価総額
65億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年3月期 114億円 30億円 5億円 9億円 13億円 9億円 7億円
2024年3月期 109億円 29億円 5億円 9億円 13億円 9億円 6億円
2023年3月期 96億円 25億円 5億円 6億円 11億円 6億円 3億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年3月期 98億円 67億円 26億円 5億円 67億円
2024年3月期 92億円 65億円 28億円 3億円 62億円
2023年3月期 82億円 54億円 22億円 4億円 57億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年3月期 28億円 4億円 28億円 4億円 3億円 - 2億円
2024年3月期 27億円 4億円 28億円 2億円 3億円 - -3604万円
2023年3月期 20億円 3億円 24億円 3億円 2億円 - -2億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年3月期 7億円 -3億円 -4億円 4億円
2024年3月期 13億円 -2億円 -4億円 11億円
2023年3月期 5億円 -3億円 -4億円 2億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年3月期 442.5円 4517.4円 140.0円 31.6% 1597.0円 9.9倍 4380.6円 65億円 1,480,000株 400株
2024年3月期 392.0円 4180.2円 134.0円 34.2% 1709.6円 9.9倍 3881.2円 57億円 1,480,000株 300株
2023年3月期 227.2円 3833.8円 132.0円 58.1% 1105.0円 13.6倍 3089.8円 46億円 1,480,000株 300株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年3月期 9.8% 6.7% 8.5% 26.4% 7.6% 11.7% 5.8% 3.6% 68.5% 0.06
2024年3月期 9.4% 6.3% 9.3% 26.3% 7.8% 12.3% 5.3% 10.5% 66.9% 0.03
2023年3月期 5.9% 4.1% 6.7% 25.7% 6.0% 11.2% 3.5% 1.7% 68.9% 0.06

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年3月期 3.9% 1.8% 12.9% 2.2% 1.0% 4.3% 代表取締役社長 渡邊泰博
2024年3月期 13.7% 48.6% 72.6% 1.1% 0.9% 5.7% 代表取締役社長 渡邊泰博
2023年3月期 -9.8% -24.9% -35.5% -3.9% -0.0% -11.1% 代表取締役社長 渡邊泰博

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標パシフィックシステム株式会社業種中央値
ROE9.8%11.2%
ROA6.7%6.6%
営業利益率7.6%8.6%
純利益率5.8%6.5%
自己資本比率68.5%62.0%
売上成長率3.9%9.2%
PER9.9倍17.2倍
PBR0.97倍2.29倍
EV/EBITDA3.1倍7.8倍
NC/時価総額36.4%20.4%
運転資本余剰/時価総額3.2%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社ブロードエンタープライズ (4415) 65億円 74億円
株式会社ZenmuTech (338A) 65億円 9億円
株式会社パワーソリューションズ (4450) 65億円 81億円
株式会社フーバーブレイン (3927) 64億円 56億円
株式会社アクシス (4012) 64億円 81億円
テックファームホールディングス株式会社 (3625) 66億円 67億円
株式会社データホライゾン (3628) 63億円 51億円
PostPrime株式会社 (198A) 63億円 9億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

AI分析(2025年3月期)

AIIoTSaaS
AIスランプ予測システム『PreSLump AI®』IoT関連(スマートファクトリ等)セキュリティビジネスERPシステム導入・開発PACIFIC SYSTEMS VISION 2032

見通し: 2025年度は、機器等販売の反動減を見込むものの、ソフトウェア開発、システム販売、システム運用・管理等で増収を見込み、売上高113.6億円、営業利益8.8億円(前期比1.8%増)を目指す。長期ビジョンでは2032年度に売上高160-200億円、営業利益率10%を目標とする。

強み: 親会社である太平洋セメントグループとの強固な取引基盤。AI、IoT、セキュリティ分野における新製品・サービス開発力。データセンター事業。

懸念: 売上高の36.4%を依存する特定顧客(太平洋セメントグループ)の動向。大規模プロジェクト完了後の反動。優秀な技術者の確保・育成難。

リスク: 売上構成比の高い親会社グループや特定顧客との取引減少リスク。首都圏での自然災害や感染症拡大による事業継続リスク。情報漏洩、システムトラブル、プロジェクト管理の遅延・コスト増リスク。

AI詳細分析(2025年3月期)

事業概要

パシフィックシステムは、情報通信技術(ICT)を活用したソリューションとサービスを提供する情報サービス企業です。主な事業は、パソコンやサーバーなどの機器販売、パッケージソフトウェアの販売、そして顧客のニーズに合わせたアプリケーションシステムの受託開発です。さらに、自社開発システムやインフラサービス、ユーザシステムの運用・管理、データセンター、保守サービスなども手掛けています。親会社である太平洋セメントグループの情報サービス事業を担う唯一の会社として、安定した取引基盤を有していることが特徴です。事業は「機器等販売」「ソフトウェア開発」「システム販売」「システム運用・管理等」の4つのセグメントに分かれており、それぞれの領域で顧客のビジネスを支援しています。特に、生コンクリート業界向けのシステムや、AIを活用した予測システム、IoT関連、セキュリティ関連サービスなど、時代のニーズに合わせたソリューション開発にも注力しています。

直近決算ハイライト

2025年3月期(連結)は、売上高が前期比3.9%増の113億5418万円となりました。これは、「機器等販売」「システム販売」「システム運用・管理等」の各セグメントで売上が増加したことによります。「機器等販売」はPCやライセンスの更新需要、文教市場向け教育機器の販売が好調だったことが寄与しました。「システム運用・管理等」は、受注単価や人員の増加、データセンター業務、保守サービスにおける作業増加が売上を押し上げました。一方で、「ソフトウェア開発」セグメントは、大規模プロジェクト完了の反動などにより前期比0.9%減となりました。利益面では、売上増加に加え、賃上げ促進税制などの適用による税負担軽減もあり、営業利益は同1.8%増の8億6707万円、経常利益は同2.8%増の8億9095万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同12.9%増の6億5471万円と、増収増益で着地しました。セグメント利益率では、「機器等販売」が2.4ポイント改善し10.9%、「ソフトウェア開発」が0.8ポイント改善し23.2%となった一方、「システム運用・管理等」は0.6ポイント低下し29.0%でした。

強みと競争優位性

パシフィックシステムの強みは、親会社である太平洋セメントグループとの強固な取引関係にあります。太平洋セメントグループは同社にとって最大の取引先であり、売上高の約36.4%(2025年3月期)を占める安定した収益基盤となっています。また、自社開発システムや、AIスランプ予測システム『PreSLump AI®』のような先進技術への取り組み、そして生コンクリート業界など特定の業界に特化したソリューション提供能力も競争優位性の一つです。これらの専門性の高いソリューションは、競合他社との差別化を図り、顧客との長期的な関係構築に繋がっています。さらに、4つの事業セグメントで多角的に事業を展開しており、個々のセグメントでの景気変動リスクを分散させつつ、グループ全体でのシナジー効果を追求できる体制も強みと言えます。長年にわたる情報サービス事業で培われた技術力と顧客基盤は、新規事業領域への挑戦や既存事業の再編を支える土台となっています。

リスク要因

同社の事業運営におけるリスクとして、まず、顧客の年度予算決定プロセスに起因する売上高の3月集中と、それに伴う納期管理の難しさが挙げられます。納期遅延は業績や資金繰りに影響を及ぼす可能性があります。また、売上高の約36.4%を依存する親会社グループとの取引は安定しているものの、予期せぬ環境変化による取引減少のリスクを内包しています。さらに、主要事業所が首都圏に集中しているため、首都圏での大規模な自然災害発生時には事業継続に影響が出る可能性があります。情報漏洩・改竄、システムトラブル、プロジェクト管理における見積り精度の問題、優秀な技術者の確保・育成の難しさ、外部委託に伴う品質・納期リスク、顧客の与信管理、保有する投資有価証券の株価下落、個人情報保護、法規制の改正なども、事業運営上の潜在的なリスクとして認識されています。

投資テーマとの関連

パシフィックシステムは、AIやIoTといった先端技術への投資を積極的に進めており、投資テーマとの関連が深まっています。具体的には、AIスランプ予測システム『PreSLump AI®』の開発・展開や、スマートファクトリ等のIoT関連、セキュリティ関連ビジネスに注力しています。これらの分野は、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進や、製造業における生産性向上、効率化といった現代の主要な投資テーマに合致しています。中期経営計画においても、AI、センシング、オリジナルパッケージ、新商品・新技術への研究開発投資を拡大する方針を掲げており、これらのテーマに沿った事業展開が期待されます。また、データセンター事業やERPシステム導入支援なども、企業のDX推進を支援するサービスとして、関連性の高い分野と言えます。長期ビジョン「One step Forward, One step Beyond.」のもと、既存事業の発展と新たな事業領域への挑戦を通じて、これらの成長テーマを捉え、企業価値向上を目指しています。

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