日本製紙株式会社 (3863) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: パルプ・紙
再生可能エネルギーリサイクルバイオテクノロジーサーキュラーエコノミー物流
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
E
収益性
業種 24/25位
E
安定性
業種 23/25位
B
成長性
業種 3/25位
D
効率性
業種 25/25位
C
CF健全性
業種 6/25位
売上高
1.2兆円
粗利率
16.7%
営業利益率
2.1%
純利益率
1.0%
ROE
2.3%
ROIC
1.3%
自己資本比率
29.3%
D/Eレシオ
1.72
有利子負債
8769億円
ネットキャッシュ
-6694億円
NC/時価総額
-
運転資本余剰*
-2551億円
運転資本余剰/時価総額*
-
フリーCF
314億円
FCFマージン
2.6%
キャッシュ化率
6.39倍
PBR
-
EV/EBITDA
-
PER
-
想定株価
-
想定時価総額
-

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1.2兆円 1990億円 632億円 252億円 884億円 231億円 117億円
2025年3月期 1.2兆円 1911億円 666億円 197億円 863億円 155億円 45億円
2024年3月期 1.2兆円 1814億円 642億円 173億円 815億円 146億円 227億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1.7兆円 6651億円 4625億円 7354億円 5085億円
2025年3月期 1.7兆円 6383億円 4792億円 7137億円 4820億円
2024年3月期 1.7兆円 6386億円 4948億円 7408億円 4688億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 2074億円 2373億円 1812億円 8769億円 1796億円 - -2551億円
2025年3月期 1859億円 2301億円 1803億円 8749億円 1730億円 - -2933億円
2024年3月期 1649億円 2248億円 2050億円 8829億円 1747億円 78億円 -3299億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 750億円 -436億円 -79億円 314億円
2025年3月期 728億円 -334億円 -183億円 394億円
2024年3月期 903億円 -220億円 -466億円 683億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 101.7円 4409.6円 15.0円 14.8% -5790.1円 - - - 116,254,892株 635,400株
2025年3月期 39.3円 4175.8円 10.0円 25.4% -5958.8円 - - - 116,254,892株 629,700株
2024年3月期 197.1円 4062.2円 10.0円 5.1% -6211.6円 - - - 116,254,892株 656,900株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 2.3% 0.7% 1.3% 16.7% 2.1% 7.4% 1.0% 2.6% 29.3% 1.72
2025年3月期 0.9% 0.3% 1.0% 16.2% 1.7% 7.3% 0.4% 3.3% 28.3% 1.82
2024年3月期 4.9% 1.3% 0.9% 15.5% 1.5% 7.0% 1.9% 5.9% 27.1% 1.88

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 0.9% 27.9% 158.7% 1.1% 3.4% - -
2025年3月期 1.3% 14.1% -80.0% 4.2% 2.5% 17.7% 代表取締役社長 野沢徹
2024年3月期 1.3% -35.7% -54.9% 5.0% 1.8% -3.5% 代表取締役社長 野沢徹

業種比較(パルプ・紙、24社中央値)

指標日本製紙株式会社業種中央値
ROE2.3%5.1%
ROA0.7%2.8%
営業利益率2.1%3.7%
純利益率1.0%3.4%
自己資本比率29.3%55.6%
売上成長率0.9%0.9%
PER-11.2倍
PBR-0.54倍
EV/EBITDA-5.8倍
NC/時価総額--31.7%
運転資本余剰/時価総額--46.8%
同業他社: 王子ホールディングス株式会社(3861)レンゴー株式会社(3941)大王製紙株式会社(3880)北越コーポレーション株式会社(3865)株式会社トーモク(3946)全25社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

パルプ・紙で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
レンゴー株式会社 (3941) 3125億円 1.0兆円
大王製紙株式会社 (3880) 1586億円 6668億円
王子ホールディングス株式会社 (3861) 7439億円 1.9兆円
北越コーポレーション株式会社 (3865) 1458億円 2877億円
株式会社トーモク (3946) 554億円 2241億円
三菱製紙株式会社 (3864) 368億円 1575億円
中越パルプ工業株式会社 (3877) 232億円 1104億円
ザ・パック株式会社 (3950) 721億円 1031億円
パルプ・紙の企業一覧(全25社)→

AI分析(2026年3月期)

再生可能エネルギーリサイクルバイオテクノロジーサーキュラーエコノミー
中期経営計画2030事業構造転換Opal社収益改善グラフィック用紙事業最適化新規バイオマス素材事業

見通し: 増収増益基調だが、グラフィック用紙事業の構造改革と海外子会社Opal社の収益改善が引き続き課題。中計2030では、B/S最適化、構造改革断行、収益性向上を基本戦略とし、ROIC4%以上、ROE8%以上を目指す。

強み: 木質資源の総合活用、国内外のサプライチェーン、育種・増殖技術。生活関連事業へのシフトも進展。

懸念: グラフィック用紙事業の需要減少、海外子会社Opal社の収益改善遅延、気候変動リスクへの対応コスト増。

リスク: 1. 豪州Opal社の収益改善遅延:事業再編や固定費削減が計画通り進まない場合、業績への影響が大きい。2. グラフィック用紙事業の需要減少:生産体制最適化やコストダウンが想定を下回る場合、利益率低下リスク。3. 気候変動リスク:異常気象による操業停止、資材調達難、脱炭素投資増加による財務負担。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当期決算期である2026年3月期において、当グループは製紙事業を中核としつつ、生活関連事業、エネルギー事業、木材・建材・土木建設関連事業など多角的な事業を展開しています。主力である紙・板紙事業では、グラフィック用紙の需要減少という構造的な課題に直面しながらも、生産能力の最適化やコスト削減、価格改定を通じて採算性の維持に努めています。一方、成長分野として位置づけられている生活関連事業では、家庭紙・ヘルスケア事業や機能性フィルム、液体用紙容器事業などが堅調に推移し、売上高に占める比率を高めています。エネルギー事業では石炭価格下落の影響を受けたものの、木材・建材・土木建設関連事業ではバイオマス燃料需要の増加といった追い風もありました。グループ全体としては、事業構造の転換を加速させ、持続的な成長を目指す戦略を推進しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期決算では、売上高は前期比0.9%増の11,926億円となりました。これは、クレシア宮城工場の売上寄与や、日本ダイナウェーブパッケージング(NDP)社のメンテナンス休転影響解消などが主因です。営業利益は同27.9%増の252億円と大幅に増加しました。海外事業での操業効率改善やコストダウン、国内事業での原価改善・価格修正が奏功しました。経常利益は同49.0%増の231億円、当期純利益は同158.7%増の117億円と、利益面で顕著な回復を見せています。特に生活関連事業においては、クレシア宮城工場の寄与や、前期の営業損失から黒字転換を果たしました。紙・板紙事業の営業利益は前期比で大幅減となりましたが、これは洋紙輸出販売数量の減少などが影響しています。全体として、増収増益を達成し、収益性が改善した決算となりました。

強みと競争優位性

当グループの強みは、長年にわたり培ってきた紙・板紙事業における総合的な生産・販売基盤と、それを支える技術力にあります。特に、木材資源の調達から紙の製造、加工までの一貫体制を構築している点は、サプライチェーン全体での最適化やコスト競争力に貢献しています。また、自社で保有する広大な森林資源は、持続可能な原材料調達と環境配慮型製品開発の基盤となります。近年注力している生活関連事業においても、家庭紙やヘルスケア製品、機能性フィルムなどの分野で、社会構造の変化に対応した高付加価値製品の開発・拡販を進めており、新たな成長ドライバーとして期待されています。さらに、M&Aや協業を通じて事業領域を拡大する戦略も、競争優位性を高める要因となり得ます。

リスク要因

当グループは、複数の事業リスクに直面しています。まず、主力事業であるグラフィック用紙の需要減少は構造的な課題であり、生産体制の最適化や代替事業へのリソースシフトが急務です。また、豪州子会社Opal社の収益改善の遅延は、グループ全体の業績に影響を与える可能性があります。原材料価格や物流費の上昇、為替変動リスクも、収益性を圧迫する要因となり得ます。さらに、気候変動による異常気象の激甚化や、脱炭素化への対応遅れは、操業停止リスクや財務リスク、レピュテーションリスクにつながる可能性があります。情報セキュリティインシデントや自然災害、生産設備に関する事故なども、事業継続に影響を与える潜在的リスクとして挙げられます。

投資テーマとの関連

当グループは、持続可能な社会の実現に貢献する「総合バイオマス企業」としての側面を持っており、脱炭素や循環型経済といった投資テーマとの関連性が深まっています。特に、森林・木材関連事業や新規バイオマス素材事業への注力は、カーボンニュートラルやサステナビリティへの関心の高まりを背景に、新たな成長機会をもたらす可能性があります。GHG排出量削減目標の設定や、再生可能エネルギーへの転換、バイオマス燃料の活用などは、ESG投資の観点からも注目されます。また、紙パック事業や家庭紙・ヘルスケア事業は、日常生活に不可欠な製品を提供しており、景気変動の影響を受けにくいディフェンシブな側面も持ち合わせています。AIや半導体、EVといったテーマとは直接的な関連性は低いものの、環境・社会課題解決への貢献という文脈で、長期的な視点での投資妙味があると考えられます。

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