レンゴー株式会社 (3941) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: パルプ・紙
DXESGM&A
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 17/25位
D
安定性
業種 22/25位
D
成長性
業種 18/25位
D
効率性
業種 16/25位
D
CF健全性
業種 14/25位
売上高
1.0兆円
粗利率
18.6%
営業利益率
3.7%
純利益率
2.1%
ROE
4.3%
ROIC
2.7%
自己資本比率
37.3%
D/Eレシオ
0.99
有利子負債
4840億円
ネットキャッシュ
-3946億円
NC/時価総額
-126.3%
運転資本余剰*
-3492億円
運転資本余剰/時価総額*
-111.8%
フリーCF
74億円
FCFマージン
0.7%
キャッシュ化率
3.72倍
PBR
0.64倍
EV/EBITDA
7.4倍
PER
14.8倍
想定株価
1253.6円
想定時価総額
3125億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1.0兆円 1880億円 590億円 371億円 961億円 374億円 210億円
2025年3月期 9933億円 1818億円 560億円 374億円 934億円 392億円 290億円
2024年3月期 9008億円 1754億円 488億円 489億円 976億円 480億円 330億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1.3兆円 5001億円 4386億円 3459億円 4893億円
2025年3月期 1.2兆円 4695億円 4115億円 3314億円 4640億円
2024年3月期 1.2兆円 4842億円 3923億円 3413億円 4253億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 894億円 1099億円 2825億円 4840億円 1672億円 178億円 -3492億円
2025年3月期 706億円 1047億円 2704億円 4485億円 1570億円 268億円 -3409億円
2024年3月期 1038億円 851億円 2714億円 4377億円 1511億円 271億円 -2885億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 782億円 -707億円 88億円 74億円
2025年3月期 770億円 -973億円 -145億円 -203億円
2024年3月期 896億円 -760億円 173億円 136億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 84.7円 1972.6円 40.0円 47.2% -1582.9円 14.8倍 1253.6円 3125億円 271,056,000株 21,779,800株
2025年3月期 116.9円 1872.2円 30.0円 25.7% -1514.8円 6.8倍 795.2円 1984億円 271,056,000株 21,528,100株
2024年3月期 133.3円 1717.0円 30.0円 22.5% -1338.1円 8.8倍 1173.3円 2928億円 271,056,000株 21,526,100株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 4.3% 1.6% 2.7% 18.6% 3.7% 9.5% 2.1% 0.7% 37.3% 0.99
2025年3月期 6.3% 2.3% 2.9% 18.3% 3.8% 9.4% 2.9% -2.0% 37.3% 0.97
2024年3月期 7.8% 2.8% 4.0% 19.5% 5.4% 10.8% 3.7% 1.5% 36.3% 1.03

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 1.5% -0.9% -27.5% 6.0% 8.2% 12.6% -
2025年3月期 10.3% -23.4% -12.3% 10.0% 7.8% 4.0% 代表取締役社長兼COO 川本 洋祐
2024年3月期 6.5% 88.2% 61.7% 9.8% 6.6% 7.0% 代表取締役社長兼COO 川本 洋祐

業種比較(パルプ・紙、24社中央値)

指標レンゴー株式会社業種中央値
ROE4.3%5.1%
ROA1.6%2.8%
営業利益率3.7%3.6%
純利益率2.1%3.4%
自己資本比率37.3%55.6%
売上成長率1.5%0.8%
PER14.8倍10.7倍
PBR0.64倍0.54倍
EV/EBITDA7.4倍5.7倍
NC/時価総額-126.3%-27.2%
運転資本余剰/時価総額-111.8%-44.7%
同業他社: 王子ホールディングス株式会社(3861)日本製紙株式会社(3863)大王製紙株式会社(3880)北越コーポレーション株式会社(3865)株式会社トーモク(3946)全25社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

パルプ・紙で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
大王製紙株式会社 (3880) 1586億円 6668億円
北越コーポレーション株式会社 (3865) 1458億円 2877億円
ザ・パック株式会社 (3950) 721億円 1031億円
特種東海製紙株式会社 (3708) 563億円 954億円
株式会社トーモク (3946) 554億円 2241億円
三菱製紙株式会社 (3864) 368億円 1575億円
ニッポン高度紙工業株式会社 (3891) 362億円 186億円
中越パルプ工業株式会社 (3877) 232億円 1104億円
パルプ・紙の企業一覧(全25社)→

AI分析(2026年3月期)

Vision120GPIレンゴー製品価格改定DX推進海外事業強化

見通し: 今期は、製品価格改定やM&Aによる買収効果で増収が続く見込み。しかし、海外事業の採算悪化や円安による原料高が利益を圧迫する可能性があり、注視が必要。中長期的には「Vision120」達成に向け、事業再編やDX推進で収益力強化を目指す。

強み: 板紙から軟包装まで多角的な包装ソリューションを提供。国内トップメーカーとしての安定した需要基盤と、グローバルな事業展開が強み。

懸念: 海外事業(特に欧州)の採算悪化が懸念材料。また、原料価格や物流費の高騰が利益を圧迫するリスクがある。

リスク: ① 原燃料価格の高騰: 調達安定性や価格変動がコスト増に直結し、収益を圧迫するリスク。② 海外事業の不振: 欧州での自動車産業低迷など、地域経済の変動が業績に影響を与えるリスク。③ 自然災害・疫病: 製造拠点への被害や事業中断のリスクが潜在。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

レンゴーは、1909年創業の包装材メーカーであり、板紙、段ボール、紙器、軟包装、重包装、そして海外事業を核とした「ゼネラル・パッケージング・インダストリー(GPIレンゴー)」の実現を目指しています。主力事業である板紙・紙加工関連事業では、板紙の製造から段ボール、段ボール箱の製造・販売まで一貫した生産体制を構築しており、国内における包装材市場で確固たる地位を築いています。軟包装関連事業では、食品や日用品向けの包装材を中心に、朋和産業株式会社などを通じて事業を展開。重包装関連事業では、日本マタイ株式会社を中心に、農業資材や化学品向けの包装材を提供しています。さらに、海外事業では中国、東南アジア、インド、ヨーロッパ、北米など、成長市場での事業拡大を推進しており、2026年3月期における海外売上比率は21.1%に達しています。これらの多様な事業ポートフォリオを通じて、あらゆる産業の包装ニーズに対応するソリューションを提供し、顧客満足度の向上と持続的な成長を図っています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算では、売上高は前期比1.5%増の1,008,337百万円となりました。これは、板紙・紙加工関連事業および軟包装関連事業における製品価格改定が貢献した結果です。しかしながら、営業利益は同0.9%減の37,090百万円、経常利益は同4.5%減の37,419百万円と、増収ながらも減益となりました。利益面では、海外関連事業における重量物段ボールの採算悪化などが響きました。当期純利益は21,005百万円と、前期比27.5%の大幅な減少となりました。これは、海外子会社であるトライコー社に係る減損損失の計上などが影響したためです。セグメント別では、板紙・紙加工関連事業が製品価格改定により増収増益を達成した一方、海外関連事業は欧州自動車産業の低迷などにより減収減益となりました。現金及び預金は26.7%増加し89,388百万円となりました。営業キャッシュフローは78,164百万円で、前期比1.5%増加しました。一株当たり配当金は、33.3%増の40.00円となりました。

強みと競争優位性

レンゴーの強みは、まず包装材分野における広範な製品ラインナップと、板紙から段ボール、紙器、軟包装、重包装に至るまでの垂直統合されたサプライチェーンの構築にあります。これにより、顧客の多様なニーズにワンストップで対応できる総合力を有しています。また、「製紙」「段ボール」「紙器」「軟包装」「重包装」「海外」といった6つのコア事業を中心に、各社が連携し、顧客志向に基づいた高品質な製品とサービスを提供する体制は、顧客からの信頼獲得に繋がっています。提案型営業を推進し、付加価値の高いパッケージング・ソリューションを提供することで、単なる製品供給にとどまらない付加価値を創出しています。さらに、国内に多数の生産拠点を有し、自然災害時などにも供給責任を果たせる体制を構築していることも、事業継続性の観点から強みと言えます。近年はM&Aや戦略的資本参加を通じて、段ボール事業の強化や原料調達体制の強化、バイオエタノール事業への進出など、事業領域の拡大と競争力強化に積極的に取り組んでいます。

リスク要因

レンゴーの事業運営における主要なリスクとして、まず国内景気動向に左右される製品需要の変動が挙げられます。景気後退や競争激化による市況悪化は、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。これに対し、同社は幅広い業種との取引や高付加価値製品の提案でリスク分散を図っています。また、段ボール古紙やパルプ、プラスチック素材などの原燃料価格の変動や調達安定性もリスク要因です。国際商品市況やサプライチェーンの混乱は、コスト増加や供給不足を招く可能性があります。同社は生産性向上や燃料多様化で対応しています。自然災害や大規模感染症の流行による事業中断リスクも存在しますが、全国の製造拠点を活用した供給体制で対応しています。海外事業においては、為替変動リスクに加え、各国の経済・政治リスクが存在し、これらが経営成績に影響を与える可能性があります。さらに、有利子負債を抱えていることから、金利変動リスクも考慮すべき点です。

投資テーマとの関連

レンゴーは、包装材業界におけるリーディングカンパニーとして、持続可能性(サステナビリティ)への取り組みを強化しており、これは現代の投資テーマであるESG(環境・社会・ガバナンス)投資との関連性が高いと言えます。同社は「Less is more.」をキーワードに、環境負荷の低減、循環経済の拡大、自然資本の保全を優先課題として掲げ、温室効果ガス排出量削減目標を設定するなど、具体的な活動を推進しています。また、製品の軽量化やリサイクル可能な素材の使用は、環境意識の高まりを背景とした市場ニーズに応えるものであり、今後ますます重要性が増すと考えられます。DX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進にも力を入れており、製造・物流・営業・管理部門の効率化や新たな付加価値創造を目指す姿勢は、テクノロジーを活用した事業変革という投資テーマとも合致しています。海外事業の拡大は、グローバルな成長機会を捉えるという観点からも、投資家の関心を集める可能性があります。

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