特種東海製紙株式会社 (3708) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: パルプ・紙
リサイクル機能性化学
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 13/25位
C
安定性
業種 11/25位
C
成長性
業種 11/25位
D
効率性
業種 15/25位
C
CF健全性
業種 10/25位
売上高
954億円
粗利率
14.3%
営業利益率
4.5%
純利益率
4.6%
ROE
5.2%
ROIC
2.7%
自己資本比率
59.0%
D/Eレシオ
0.32
有利子負債
265億円
ネットキャッシュ
-194億円
NC/時価総額
-34.5%
運転資本余剰*
-263億円
運転資本余剰/時価総額*
-46.8%
フリーCF
20億円
FCFマージン
2.1%
キャッシュ化率
2.27倍
PBR
0.68倍
EV/EBITDA
6.9倍
PER
12.8倍
想定株価
1601.4円
想定時価総額
563億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 954億円 137億円 66億円 43億円 109億円 57億円 44億円
2025年3月期 948億円 127億円 62億円 39億円 102億円 62億円 36億円
2024年3月期 865億円 104億円 62億円 23億円 85億円 62億円 46億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1413億円 510億円 334億円 178億円 833億円
2025年3月期 1394億円 544億円 348億円 188億円 785億円
2024年3月期 1330億円 542億円 336億円 155億円 769億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 71億円 165億円 245億円 265億円 175億円 29億円 -263億円
2025年3月期 106億円 149億円 255億円 292億円 140億円 34億円 -242億円
2024年3月期 127億円 130億円 238億円 269億円 144億円 26億円 -209億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 99億円 -79億円 -55億円 20億円
2025年3月期 88億円 -94億円 -15億円 -6億円
2024年3月期 114億円 -61億円 -26億円 53億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 125.0円 2390.3円 53.7円 42.9% -552.2円 12.8倍 1601.4円 563億円 39,000,000株 3,863,800株
2025年3月期 102.5円 2253.9円 40.0円 39.0% -532.9円 11.4倍 1168.6円 407億円 39,000,000株 4,150,800株
2024年3月期 129.3円 2172.3円 40.0円 30.9% -402.1円 10.3倍 1337.1円 473億円 39,900,000株 4,514,700株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 5.2% 3.1% 2.7% 14.3% 4.5% 11.4% 4.6% 2.1% 59.0% 0.32
2025年3月期 4.6% 2.6% 2.5% 13.4% 4.1% 10.7% 3.8% -0.6% 56.3% 0.37
2024年3月期 6.0% 3.5% 1.6% 12.0% 2.6% 9.8% 5.3% 6.1% 57.8% 0.35

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 0.7% 9.4% 21.1% 4.3% 4.5% 37.9% -
2025年3月期 9.6% 71.1% -21.4% 5.5% 3.3% -2.5% 代表取締役社長 社長執行役員松田裕司
2024年3月期 2.8% 40.0% 11.1% 4.2% 1.1% -10.7% 代表取締役社長 社長執行役員松田裕司

業種比較(パルプ・紙、24社中央値)

指標特種東海製紙株式会社業種中央値
ROE5.2%4.9%
ROA3.1%2.6%
営業利益率4.5%3.6%
純利益率4.6%3.2%
自己資本比率59.0%53.4%
売上成長率0.7%1.0%
PER12.8倍10.7倍
PBR0.68倍0.54倍
EV/EBITDA6.9倍5.7倍
NC/時価総額-34.5%-27.2%
運転資本余剰/時価総額-46.8%-51.8%
同業他社: 王子ホールディングス株式会社(3861)日本製紙株式会社(3863)レンゴー株式会社(3941)大王製紙株式会社(3880)北越コーポレーション株式会社(3865)全25社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

パルプ・紙で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社トーモク (3946) 554億円 2241億円
ザ・パック株式会社 (3950) 721億円 1031億円
三菱製紙株式会社 (3864) 368億円 1575億円
ニッポン高度紙工業株式会社 (3891) 362億円 186億円
中越パルプ工業株式会社 (3877) 232億円 1104億円
ダイナパック株式会社 (3947) 225億円 671億円
朝日印刷株式会社 (3951) 181億円 446億円
昭和パックス株式会社 (3954) 131億円 236億円
パルプ・紙の企業一覧(全25社)→

AI分析(2026年3月期)

リサイクル機能性化学
環境関連事業の拡大特殊素材事業の高付加価値化第7次中期経営計画再資源化ビジネス持分法適用会社(日本東海インダストリアルペーパーサプライ)

見通し: 今期は原料価格高騰や出版用紙需要減の影響を受けるものの、価格改定や特殊機能紙・環境関連事業の成長で増収増益を維持。来期以降は成長市場へのアプローチと新規事業参入で更なる成長を目指す。

強み: 多品種・小ロット・高付加価値製品に強み。環境関連事業の成長とM&Aによる事業拡大も推進。

懸念: 出版用紙の需要縮小、原料価格・為替変動リスク、国内紙パルプ業界の過剰生産能力による価格競争。

リスク: ①紙需要の減少:デジタル化やペーパーレス化による出版・情報用紙の需要減、および産業用包装材の需要変動リスク。②原燃料価格・為替変動:パルプ等の原料価格高騰や円安によるコスト増リスク。③競争激化:国内紙パルプ業界の過剰生産能力による価格競争と、環境関連事業における廃棄物燃料集荷競争の激化。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社グループは、特種東海製紙株式会社を中核とし、紙・パルプの製造・販売を主軸に、子会社・関連会社を通じて紙加工、土木・造園工事、廃棄物処理といった多岐にわたる事業を展開しています。事業は「産業素材事業」「特殊素材事業」「生活商品事業」「環境関連事業」の4つのセグメントで構成されています。産業素材事業では、段ボール原紙やクラフト紙を製造し、主な販売先は合弁事業である日本東海インダストリアルペーパーサプライ株式会社です。特殊素材事業では、ファンシーペーパーなどの高付加価値な特殊印刷用紙や特殊機能紙を製造・販売しており、当社の本体事業としての性格が強いセグメントです。生活商品事業では、子会社がペーパータオルやトイレットペーパーなどの衛生用紙、ラミネート紙などを製造・販売しています。環境関連事業は、近年成長分野として注力しており、社有林を活用した自然環境活用事業や、廃プラスチックなどを原料とする資源再活用事業を展開しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の業績は、売上高が954億円で前期比0.6%増と微増に留まりましたが、営業利益は43億円で同9.4%増と堅調に伸長しました。しかし、経常利益は57億円で同8.0%減と減益に転じており、これは持分法による投資利益の減少が主な要因です。一方、当期純利益は44億円で同21.1%増と大幅に増加しました。これは特別損失の減少によるものです。セグメント別では、産業素材事業の営業利益は7.4%増、生活商品事業は49.8%増、環境関連事業は42.7%増とそれぞれ増加しましたが、特殊素材事業は売上高・営業利益ともに減益となりました。これは、紙需要の減少や原材料コストの上昇が影響したためです。総資産は1,413億円で前期比1.3%増、純資産は778億円で同3.0%増となり、自己資本比率は58.9%と健全性を維持しています。

強みと競争優位性

当社グループの強みは、長年にわたり培ってきた製紙技術を基盤とした高品質な製品提供能力と、多角的な事業ポートフォリオにあります。特に、特殊素材事業における小ロット多品種・高付加価値製品の製造・販売能力は、汎用品市場との差別化を図る上で重要な競争優位性となっています。また、環境関連事業においては、持続可能な社会の実現という世界的な潮流を捉え、リサイクルビジネスや自然環境活用事業を積極的に展開しており、将来的な成長ドライバーとしてのポテンシャルを秘めています。産業素材事業における日本製紙株式会社との合弁事業は、規模の経済を活かし、安定した生産・供給体制を構築している点も強みと言えます。さらに、事業本部制を採用することで、各セグメントの技術や生産力を有機的に連携させ、シナジー効果を創出する体制を構築しています。

リスク要因

当社グループが抱えるリスクとして、まず「需要及び市況の変動」が挙げられます。産業素材事業では経済環境の悪化、特殊素材事業ではデジタル化の進展による紙需要の縮小、生活商品事業では供給過多や価格競争、環境関連事業では廃棄物集荷における競争激化といったリスクが存在します。また、「原燃料価格の変動」も大きなリスクであり、製紙事業ではパルプなどの主原料価格の変動や円安による輸入コスト上昇が収益を圧迫する可能性があります。古紙価格の変動も、特に生活商品事業において影響が大きいです。さらに、取引先の信用リスク、資金調達リスク、法的規制への対応、災害や感染症による操業中断リスク、そして保有資産の価値変動リスク(投資有価証券、固定資産、のれんの減損)なども経営成績に影響を与える可能性があります。

投資テーマとの関連

当社グループは、環境関連事業において、脱炭素化や資源循環といった投資テーマとの関連性が高い事業を展開しています。特に、廃プラスチックを原料とする固形燃料(RPF)の製造販売や、家電・小型家電リサイクル、再生プラスチックの再生原料化といったリサイクルビジネスは、サーキュラーエコノミーへの移行を推進する上で重要な役割を担っています。また、社有林を活用した自然環境活用事業は、カーボンニュートラルや生物多様性保全といったテーマとも結びついています。将来的には、これらの環境関連事業を成長エンジンと位置づけ、M&Aやアライアンスを通じて事業規模の拡大を目指しており、ESG投資の観点からも注目される可能性があります。製紙事業においても、製品構成のアップデートや生産効率化により、環境負荷低減に貢献する取り組みを進めています。

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