中越パルプ工業株式会社 (3877) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: パルプ・紙
再生可能エネルギー機能性化学環境技術サーキュラーエコノミー
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 20/25位
D
安定性
業種 16/25位
D
成長性
業種 14/25位
D
効率性
業種 11/25位
D
CF健全性
業種 16/25位
売上高
1104億円
粗利率
13.5%
営業利益率
2.5%
純利益率
2.2%
ROE
4.1%
ROIC
2.1%
自己資本比率
50.3%
D/Eレシオ
0.56
有利子負債
334億円
ネットキャッシュ
-285億円
NC/時価総額
-122.7%
運転資本余剰*
-378億円
運転資本余剰/時価総額*
-162.9%
フリーCF
7億円
FCFマージン
0.6%
キャッシュ化率
1.91倍
PBR
0.39倍
EV/EBITDA
5.8倍
PER
9.5倍
想定株価
1846.2円
想定時価総額
232億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1104億円 150億円 61億円 27億円 89億円 34億円 24億円
2025年3月期 1110億円 171億円 62億円 48億円 110億円 51億円 18億円
2024年3月期 1078億円 176億円 59億円 62億円 121億円 68億円 37億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1191億円 516億円 427億円 165億円 600億円
2025年3月期 1219億円 546億円 521億円 138億円 569億円
2024年3月期 1289億円 579億円 504億円 229億円 556億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 49億円 175億円 273億円 334億円 153億円 - -378億円
2025年3月期 90億円 172億円 261億円 372億円 117億円 - -431億円
2024年3月期 107億円 166億円 285億円 417億円 108億円 - -397億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 47億円 -40億円 -48億円 7億円
2025年3月期 104億円 -60億円 -60億円 43億円
2024年3月期 136億円 -79億円 -31億円 57億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 194.3円 4771.2円 90.0円 46.3% -2265.9円 9.5倍 1846.2円 232億円 13,354,000株 789,300株
2025年3月期 136.7円 4533.1円 70.0円 51.2% -2246.4円 10.4倍 1421.3円 178億円 13,354,000株 805,600株
2024年3月期 285.9円 4293.7円 60.0円 21.0% -2395.6円 6.7倍 1915.2円 248億円 13,354,000株 405,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 4.1% 2.1% 2.1% 13.5% 2.5% 8.1% 2.2% 0.6% 50.3% 0.56
2025年3月期 3.1% 1.4% 3.6% 15.4% 4.4% 9.9% 1.6% 3.9% 46.7% 0.65
2024年3月期 6.7% 2.9% 4.4% 16.3% 5.7% 11.2% 3.4% 5.3% 43.1% 0.75

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -0.6% -43.4% 38.6% 1.5% 6.1% 1.8% -
2025年3月期 2.9% -21.5% -52.4% 7.2% 3.1% 27.2% 代表取締役社長 福本亮治
2024年3月期 2.0% 137.9% 21.3% 9.6% 2.2% - 代表取締役社長 福本亮治

業種比較(パルプ・紙、24社中央値)

指標中越パルプ工業株式会社業種中央値
ROE4.1%5.1%
ROA2.1%2.8%
営業利益率2.5%3.7%
純利益率2.2%3.4%
自己資本比率50.3%55.6%
売上成長率-0.6%1.0%
PER9.5倍11.4倍
PBR0.39倍0.56倍
EV/EBITDA5.8倍5.8倍
NC/時価総額-122.7%-27.2%
運転資本余剰/時価総額-162.9%-44.7%
同業他社: 王子ホールディングス株式会社(3861)日本製紙株式会社(3863)レンゴー株式会社(3941)大王製紙株式会社(3880)北越コーポレーション株式会社(3865)全25社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

パルプ・紙で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
ダイナパック株式会社 (3947) 225億円 671億円
朝日印刷株式会社 (3951) 181億円 446億円
昭和パックス株式会社 (3954) 131億円 236億円
大石産業株式会社 (3943) 112億円 235億円
ニッポン高度紙工業株式会社 (3891) 362億円 186億円
株式会社イムラ (3955) 97億円 218億円
三菱製紙株式会社 (3864) 368億円 1575億円
株式会社巴川コーポレーション (3878) 75億円 356億円
パルプ・紙の企業一覧(全25社)→

AI分析(2026年3月期)

再生可能エネルギー
中期経営計画2030紙パルプ事業基盤強化新規事業GX推進脱プラスチック

見通し: 国内紙需要の構造的変化とコスト上昇が懸念される中、中期経営計画2030では「紙パルプ事業基盤強化」「新規事業」「GX推進」を柱に、2030年度営業利益80億円・ROE8%達成を目指す。脱プラスチック関連事業やセルロースナノファイバー事業の早期化が鍵。

強み: 紙・パルプ事業を主軸としつつ、発電事業やセルロースナノファイバー等、多角化を進めている。環境投資にも積極的。

懸念: 国内紙需要の減少傾向が続く中、海外市況の悪化、原燃料・物流費高騰が収益を圧迫。MAPKA事業中断は構造転換の難しさを示唆。

リスク: 国内需要の低下と市況変動リスク:紙・パルプ事業が売上高の8割を占めるため、国内景気や市況低迷は業績に直結する。原材料価格高騰リスク:チップ、重油、古紙等の価格変動は収益性を悪化させる可能性がある。環境規制強化リスク:気候変動対策や持続可能な調達規制強化はコスト増につながる。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

本稿で分析する企業は、紙・パルプ製造事業を中核とし、発電事業やセルロース・ナノファイバー関連製品の製造・販売、紙加工品の製造・販売など、多岐にわたる事業を展開しています。紙・パルプ製造事業では、新聞用紙、印刷用紙、包装用紙、特殊紙、板紙及び加工品、パルプなどを主力製品としており、国内需要の動向が業績に大きく影響する内需型産業としての側面を持ちます。近年のデジタル化の進展や人口減少に伴うグラフィック用紙需要の構造的な変化に対応するため、製品ポートフォリオの転換やパルプ生産体制の強化、衛生用紙分野への参入、環境配慮型包装資材の提案強化などを進めています。また、MAPKA®事業については、共同出資先の破産により事業継続が困難となったため、解散した関連会社を清算し、社内に新設した部門で脱プラスチック関連事業の可能性を模索していく方針です。発電事業では、燃料価格の上昇が利益を圧迫する場面も見られますが、その他事業においては建設関連事業の受注増加などが見られます。

直近決算ハイライト

2026年3月期の業績は、売上高が1,104億円と前期比で0.6%の微減となりました。これは、紙・パルプ製造事業における海外市況のパルプ輸出価格下落や紙需要の減退による販売数量減少、輸出価格下落などが主な要因です。一方、国内においては、新設した家庭紙マシンのフル稼働や既存マシンの安定操業、効率生産による原価低減に努めました。収益面では、販売要因に加え、原燃料価格の上昇や固定費の増加が響き、営業利益は27億円と前期比で43.4%の大幅な減益となりました。経常利益も34億円と34.0%の減益となりましたが、当期純利益は24億円と、前期比で38.6%の増加を達成しました。これは、税金等調整前当期純利益が33億円であったことや、減価償却費が61億円計上されたことなどが影響しています。自己資本比率は50.3%と、前期から3.6ポイント上昇しており、財務基盤の安定性は維持されています。

強みと競争優位性

当社の強みは、長年にわたり培ってきた紙・パルプ製造における専門性と、多角的な事業展開によるリスク分散能力にあります。紙・パルプ事業においては、新聞用紙、印刷用紙、包装用紙、特殊紙、板紙及び加工品、パルプといった幅広い製品ラインナップを有しており、各セグメントで一定の市場シェアを確保しています。特に、包装用紙分野では環境配慮型資材としての提案を強化し、ファストフード需要や通信販売からの代替需要を取り込むことで、堅調な推移を見せています。また、発電事業や建設関連事業といった他事業も展開しており、紙・パルプ事業への収益依存度を低減させることで、市況変動に対する耐性を高めています。さらに、中期経営計画においてGX(グリーントランスフォーメーション)推進を掲げ、CO2排出量削減目標の設定や再生可能エネルギーへの転換、植林推進などを進めており、環境意識の高まりを事業機会と捉え、持続可能な社会への貢献と企業価値向上を目指す姿勢は、長期的な競争優位性につながる可能性があります。

リスク要因

経営成績に影響を与える主要なリスクとして、まず国内需要及び市況の変動リスクが挙げられます。紙・パルプ製造事業の売上高の大部分を占める国内需要は、景気動向やデジタル化の進展による紙媒体の需要減少の影響を強く受けます。次に、原材料(チップ、重油、古紙、薬品等)の購入価格変動リスクも、収益性を圧迫する要因となり得ます。国際市況や為替レートの変動、金利変動も、輸出入取引や資金調達コストに影響を与える可能性があります。地球環境に対するリスクとしては、気候変動対策に伴う規制強化や、持続可能ではない木材調達規制などが事業継続に影響を与える可能性があります。また、地域環境汚染に関する風評リスクや、自然災害、感染症の流行、訴訟リスクなども、経営成績に重要な影響を与える可能性があります。これらのリスクに対して、BCP(事業継続計画)の策定や感染症対策の実施などの対応を進めていますが、依然として予断を許さない状況です。

投資テーマとの関連

当社の事業は、直接的にAIや半導体といった最先端技術分野に属するものではありませんが、GX(グリーントランスフォーメーション)推進という観点からは、環境・サステナビリティ関連の投資テーマとの関連性が高まっています。具体的には、製造工程における化石燃料由来CO2排出量の削減目標を設定し、省エネルギー化や燃料転換、植林推進などに積極的に取り組んでいます。これは、脱炭素社会の実現を目指す世界的な潮流に沿ったものであり、ESG投資の観点からも注目される可能性があります。また、脱プラスチック需要の取り込みを目指した製品開発や、セルロース・ナノファイバーといったバイオマス由来の新素材開発への取り組みも、循環型経済やカーボンニュートラルといったテーマとの親和性を持っています。これらの環境関連分野への注力は、将来的な企業価値向上に寄与する可能性を秘めており、長期的な視点での投資テーマとの関連性が考えられます。

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