オリコン株式会社 (4800) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
AI
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 180/649位
A
安定性
業種 104/657位
C
成長性
業種 319/637位
B
効率性
業種 261/657位
A
CF健全性
業種 93/656位
売上高
63億円
粗利率
58.7%
営業利益率
24.4%
純利益率
9.9%
ROE
10.8%
ROIC
18.1%
自己資本比率
81.8%
D/Eレシオ
0.03
有利子負債
2億円
ネットキャッシュ
37億円
NC/時価総額
34.8%
運転資本余剰*
27億円
運転資本余剰/時価総額*
25.3%
フリーCF
10億円
FCFマージン
15.9%
キャッシュ化率
1.80倍
PBR
1.84倍
EV/EBITDA
4.2倍
PER
16.8倍
想定株価
819.1円
想定時価総額
107億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 63億円 37億円 9313万円 15億円 16億円 16億円 6億円
2025年3月期 49億円 34億円 1億円 14億円 15億円 14億円 10億円
2024年3月期 48億円 33億円 9451万円 16億円 17億円 16億円 11億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 71億円 57億円 12億円 1億円 58億円
2025年3月期 69億円 50億円 12億円 9874万円 57億円
2024年3月期 60億円 46億円 8億円 2385万円 52億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 39億円 938万円 7億円 2億円 8億円 - 27億円
2025年3月期 34億円 1217万円 6億円 2億円 7億円 5億円 23億円
2024年3月期 31億円 493万円 6億円 1億円 6億円 864万円 23億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 11億円 -1億円 -6億円 10億円
2025年3月期 12億円 -2億円 -6億円 10億円
2024年3月期 13億円 -2億円 -6億円 11億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 48.7円 452.1円 36.0円 73.9% 285.3円 16.8倍 819.1円 107億円 15,123,200株 2,109,100株
2025年3月期 76.4円 438.4円 36.0円 47.1% 248.5円 10.6倍 810.0円 106億円 15,123,200株 2,042,300株
2024年3月期 80.0円 399.2円 29.0円 36.3% 225.7円 10.6倍 846.3円 111億円 15,123,200株 1,949,600株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 10.8% 8.8% 18.1% 58.7% 24.4% 25.9% 9.9% 15.9% 81.8% 0.03
2025年3月期 17.5% 14.3% 16.8% 68.2% 28.5% 30.9% 20.2% 20.3% 81.8% 0.03
2024年3月期 20.3% 17.5% 20.6% 68.6% 32.4% 34.4% 22.0% 23.9% 86.1% 0.02

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 28.6% 10.1% -37.0% 9.0% 9.4% -4.4% -
2025年3月期 2.4% -9.9% -6.0% 3.0% 3.3% -2.7% 代表取締役社長 小池恒
2024年3月期 -1.5% -11.8% -4.7% 6.0% 4.3% 13.7% 代表取締役社長 小池恒

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標オリコン株式会社業種中央値
ROE10.8%11.2%
ROA8.8%6.6%
営業利益率24.4%8.6%
純利益率9.9%6.5%
自己資本比率81.8%62.0%
売上成長率28.6%9.1%
PER16.8倍17.2倍
PBR1.84倍2.29倍
EV/EBITDA4.2倍7.8倍
NC/時価総額34.8%20.4%
運転資本余剰/時価総額25.3%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社ファブリカホールディングス (4193) 107億円 106億円
株式会社ベネフィットジャパン (3934) 107億円 184億円
株式会社ヤプリ (4168) 107億円 61億円
応用技術株式会社 (4356) 106億円 75億円
株式会社ビジネスブレイン太田昭和 (9658) 108億円 421億円
株式会社ジェノバ (5570) 108億円 14億円
株式会社ヘッドウォータース (4011) 108億円 39億円
株式会社Aiming (3911) 105億円 158億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

AI分析(2026年3月期)

AI
顧客満足度(CS)調査事業オリコンニュースAI活用ハイブリッド型広告ソリューション新旭社 M&A

見通し: インターネット広告市場の拡大とAI関連技術の活用により、コミュニケーション事業を中心に売上高は2.8%増、営業利益は6.2%増と堅調な成長を見込む。特に、CS調査事業、ニュース配信・PV事業の継続的な成長と、新旭社の広告事業の貢献が期待される。2027年3月期は売上高65億円、営業利益16.4億円を目指す。

強み: 「オリコン」ブランドによる高い信頼性と、CS調査事業で培ったデータ分析ノウハウ。AI技術の積極活用やオフライン広告との融合によるソリューション強化も強み。

懸念: 生成AI普及による「ゼロクリック検索」増加や広告ブロックアプリ利用拡大による広告表示機会の減少、個人情報漏洩リスク、主要経営陣への依存。

リスク: インターネット広告市場の構造変化(ゼロクリック検索、広告ブロックアプリ拡大)による広告需要の鈍化。システムトラブルやサイバー攻撃による事業停止・信頼性低下。個人情報漏洩による賠償請求や信用低下。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

オリコン株式会社は、情報格差の解消と社会全体の満足度向上を経営理念に掲げ、客観的・公平な立場から事実を情報化し提供する事業を展開しています。主に「コミュニケーション事業」「データサービス事業」「広告事業」の3つのセグメントを柱としています。コミュニケーション事業では、WEBサイトの制作・運営・広告販売を手掛け、「オリコンニュース」のような総合トレンドメディアや、信頼性の高い「オリコン顧客満足度ランキング」サイトを運営しています。また、ニュース配信サービスも展開し、エンターテインメントからライフスタイルまで幅広いジャンルの情報発信を行っています。データサービス事業では、「ORICON BiZ online」を中心に、音楽・映像・書籍といったエンタテインメント関連のデータ分析やデータベース提供を法人・個人向けに行っています。広告事業においては、2024年10月に連結子会社となった株式会社新旭を中心に、広告企画制作および広告イベントの企画運営を展開し、デジタルとオフラインを融合した広告ソリューションを提供することで、企業価値の向上と持続的な成長を目指しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、オリコン株式会社は売上高63億円(前期比+28.6%)と大幅な増収を達成しました。これは、コミュニケーション事業における顧客満足度調査事業およびニュース配信・PV事業の好調、ならびに広告事業への株式会社新旭の連結による貢献が大きかったことが要因です。営業利益は15億円(前期比+10.1%)と増益となったものの、売上原価の増加が利益率を圧迫しました。経常利益は16億円(前期比+14.4%)と増益傾向を示しましたが、当期純利益は6億円(前期比-37.0%)と大幅な減益となりました。これは、株式会社新旭の連結子会社化に伴うのれんの減損損失計上が主な要因です。純資産は57億円(前期比+1.9%)と微増、総資産は71億円(前期比+2.6%)と増加しました。現金及び預金は39億円(前期比+13.0%)と順調に積み上がっています。営業キャッシュフローは11億円(前期比-6.7%)と前期を下回りました。

強みと競争優位性

オリコン株式会社の最大の強みは、「オリコン」という長年にわたり培われてきた高いブランド力と、それによって裏付けられる情報の信頼性です。特に顧客満足度調査事業においては、企業側にも消費者側にも属さない公平中立な第三者としての立場を確立しており、商品やサービスの品質・信頼性を「情報化」することで、社会全体の暮らしの満足度向上に貢献しています。この「オリコン顧客満足度ランキング」は、消費者にとって意思決定に役立つ指標となり、企業にとってはマーケティング活動の強化や顧客満足度向上へのインセンティブとなっています。また、自社メディア「オリコンニュース」は、専門性と信頼性の高い情報を幅広いジャンルで発信し、エンターテインメントに加えライフスタイル分野への展開も進めており、YouTubeチャンネル登録者数246万人超という実績は、その影響力の広がりを示しています。さらに、コミュニケーション事業、データサービス事業、広告事業といった多角的な事業ポートフォリオと、デジタルとオフラインを融合したハイブリッド型の広告ソリューション開発力は、多様化する顧客ニーズに対応できる競争優位性となっています。

リスク要因

オリコン株式会社が抱えるリスク要因として、まずインターネット広告市場の動向が挙げられます。デジタル化の進展による市場拡大が見込まれる一方で、生成AIの普及による検索行動の変化、広告ブロックアプリの利用拡大、そして景気後退による広告宣伝費の削減は、広告収益に依存する同社の業績に影響を与える可能性があります。また、インターネット向けコンテンツのユーザー嗜好の変化や、音楽業界、モバイル端末市場の動向も、コンテンツ提供やサービス展開に影響を及ぼす可能性があります。システムトラブルやサイバー攻撃による情報漏洩、個人情報の不正入手といったリスクも、信頼性低下や損害賠償請求につながりかねません。さらに、主要経営陣への依存、人材の確保・育成、保有する投資有価証券の評価損発生、そして技術革新への対応遅れなども、業績に影響を与える潜在的なリスクとして認識されています。

投資テーマとの関連

オリコン株式会社は、「コミュニケーション事業」や「広告事業」において、デジタルメディアの運営や広告ソリューション提供を通じて、インターネット広告市場の動向と密接に関連しています。社会のデジタル化が進む中で、同社は「オリコンニュース」をはじめとする自社メディアの強化や、デジタルとオフラインを融合した広告ソリューションの開発を推進しており、これはメディア・広告業界のデジタルシフトという投資テーマと合致しています。特に、AI技術の活用については、経営戦略として掲げ、顧客満足度調査事業におけるデータ分析能力の向上や、提供情報の科学的信頼性向上に繋げていく方針であり、AI関連技術の進化が事業成長のドライバーとなる可能性を秘めています。また、信頼性の高い情報提供という経営理念は、フェイクニュースが問題視される現代社会において、情報リテラシー向上や正確な情報伝達が求められる文脈で、社会的な意義を持つものと言えます。

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