株式会社ブリヂストン (5108) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: ゴム製品
自動車部品EV脱炭素サーキュラーエコノミーESG
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 8/19位
B
安定性
業種 8/19位
D
成長性
業種 14/19位
C
効率性
業種 7/19位
A
CF健全性
業種 5/19位
売上高
4.4兆円
粗利率
38.5%
営業利益率
8.6%
純利益率
7.4%
ROE
8.9%
ROIC
5.9%
自己資本比率
63.7%
D/Eレシオ
0.23
有利子負債
8270億円
ネットキャッシュ
-1132億円
NC/時価総額
-2.5%
運転資本余剰*
-4088億円
運転資本余剰/時価総額*
-9.1%
フリーCF
4355億円
FCFマージン
9.8%
キャッシュ化率
2.02倍
PBR
1.23倍
EV/EBITDA
9.0倍
PER
14.3倍
想定株価
3517.8円
想定時価総額
4.5兆円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 4.4兆円 1.7兆円 1278億円 3812億円 5090億円 3547億円 3273億円
2024年12月期 4.4兆円 1.7兆円 1274億円 4433億円 5707億円 4214億円 2850億円
2023年12月期 4.3兆円 1.7兆円 1128億円 4818億円 5946億円 4442億円 3313億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 5.7兆円 2.9兆円 1.1兆円 9052億円 3.7兆円
2024年12月期 5.7兆円 2.9兆円 1.2兆円 7608億円 3.7兆円
2023年12月期 5.4兆円 2.7兆円 1.3兆円 7576億円 3.4兆円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 7138億円 8855億円 1.1兆円 8270億円 非該当 1665億円 -4088億円
2024年12月期 7067億円 9453億円 1.0兆円 7277億円 非該当 1590億円 -4695億円
2023年12月期 7246億円 8686億円 9523億円 8302億円 非該当 1500億円 -5402億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2025年12月期 135億円 1077億円
2024年12月期 114億円 1120億円
2023年12月期 108億円 1312億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 6604億円 -2250億円 -4299億円 4355億円
2024年12月期 5488億円 -2551億円 -3433億円 2938億円
2023年12月期 6614億円 -2977億円 -1837億円 3637億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 246.0円 2868.5円 172.5円 70.1% -88.7円 14.3倍 3517.8円 4.5兆円 1,427,396,000株 150,852,600株
2024年12月期 208.1円 2724.5円 105.0円 50.5% -15.3円 12.8倍 2663.6円 3.6兆円 1,427,396,000株 57,757,200株
2023年12月期 242.0円 2449.1円 100.0円 41.3% -77.1円 12.1倍 2928.1円 4.0兆円 1,427,396,000株 58,108,200株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 8.9% 5.7% 5.9% 38.5% 8.6% 11.5% 7.4% 9.8% 63.7% 0.23
2024年12月期 7.6% 5.0% 7.0% 39.0% 10.0% 12.9% 6.4% 6.6% 65.2% 0.20
2023年12月期 9.9% 6.1% 8.1% 38.3% 11.2% 13.8% 7.7% 8.4% 61.8% 0.25

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 -0.0% -14.0% 14.8% 2.5% 8.1% -4.8% 代表執行役 Global CEO 森田泰博
2024年12月期 2.7% -8.0% -14.0% 10.9% 4.7% 5.6% 取締役 代表執行役GlobalCEO石橋秀一
2023年12月期 5.0% 9.2% 10.3% 12.9% 3.4% 95.9% 取締役 代表執行役GlobalCEO石橋秀一

業種比較(ゴム製品、18社中央値)

指標株式会社ブリヂストン業種中央値
ROE8.9%7.2%
ROA5.7%4.4%
営業利益率8.6%6.7%
純利益率7.4%4.7%
自己資本比率63.7%55.6%
売上成長率-0.0%1.9%
PER14.3倍12.0倍
PBR1.23倍0.84倍
EV/EBITDA9.0倍6.3倍
NC/時価総額-2.5%-9.9%
運転資本余剰/時価総額-9.1%-26.2%
同業他社: 横浜ゴム株式会社(5101)住友ゴム工業株式会社(5110)住友理工株式会社(5191)TOYO TIRE株式会社(5105)西川ゴム工業株式会社(5161)全19社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

ゴム製品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
横浜ゴム株式会社 (5101) 9489億円 1.2兆円
TOYO TIRE株式会社 (5105) 6673億円 5949億円
住友ゴム工業株式会社 (5110) 6346億円 1.2兆円
西川ゴム工業株式会社 (5161) 1278億円 1221億円
ニッタ株式会社 (5186) 1207億円 918億円
三ツ星ベルト株式会社 (5192) 1097億円 923億円
オカモト株式会社 (5122) 1015億円 1080億円
バンドー化学株式会社 (5195) 827億円 1193億円
ゴム製品の企業一覧(全19社)→

AI分析(2025年12月期)

自動車部品EV
タイヤ事業ソリューション事業リサイクル事業カーボンニュートラルサーキュラーエコノミー

見通し: 2026年通期売上収益4.5兆円、調整後営業利益5150億円、同利益率11.4%を見込む。サステナビリティ対応、デジタル化、モビリティ業界の変化に対応し、収益性・生産性向上と変化への対応で持続的成長を目指す。

強み: グローバルな生産・販売ネットワークと、タイヤ事業を中核に据えた商品力・コスト競争力。リサイクル事業やソリューション事業への展開も強み。

懸念: 米州、特に米国での関税影響や景気減速、南米事業環境の悪化が業績に影響。また、グローバル事業展開に伴う為替変動リスクも存在する。

リスク: 1. 地政学リスク:米国関税、中東情勢などの動向により、サプライチェーンや事業活動に影響が生じる可能性。2. サイバーリスク:サイバー攻撃等による情報システム障害は、事業継続やブランドイメージ低下に繋がる。3. 原材料調達リスク:天然ゴム等の安定供給への支障や価格高騰は、生産や収益性に直接影響する。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

同社グループは、「最高の品質で社会に貢献」を使命とし、グローバルに事業を展開するタイヤ・ゴム製品メーカーです。中核事業であるタイヤ事業においては、乗用車用、小型トラック用、トラック・バス用タイヤに加え、鉱山車両用、航空機用など高い技術力が求められる特殊タイヤも手掛けています。これらのタイヤは、自動車産業のみならず、鉱山・建設業界、航空業界といった幅広い産業に供給されており、グローバルな生産・販売ネットワークを構築しています。また、タイヤ事業で培った技術やインフラを活かし、化工品・多角化事業や、近年注力しているソリューション事業、タイヤリサイクル事業も展開しています。ソリューション事業では、顧客のオペレーション効率化やサステナビリティ貢献を目指し、タイヤ使用本数の削減やCO2排出量削減に繋がるサービスを提供しています。リサイクル事業では、タイヤのケミカルリサイクル技術の社会実装と事業化を推進し、循環型経済への貢献を目指しています。地域別では、米州が売上収益の51%を占め、欧州・中近東・アフリカが20%、アジア・大洋州・インド・中国が15%、日本が14%と、グローバルに分散した事業基盤を有しています。

直近決算ハイライト

直近連結会計年度の業績は、売上収益が4兆4,295億円(前年比0.01%減)と微減でしたが、調整後営業利益は4,937億円(同2%増)と増益を達成しました。これは、米国の追加関税の影響や景気減速といった逆風がある中、市販用プレミアムタイヤや鉱山用超大型タイヤの販売が堅調に推移したこと、そして事業再編・再構築やグローバルビジネスコストダウン活動によるビジネス体質強化が奏功した結果です。特に、米州地域では、インフレや関税、南米事業環境の悪化による減益影響があったものの、売値・MIXの改善や事業再編の効果で増収増益に転じました。一方で、営業利益は事業再編・再構築関連費用の計上や前期の固定資産売却益の反動により14%減となりました。親会社の所有者に帰属する当期利益は、過年度の税務処理に係る法人所得税費用の戻入れなどにより、15%増と大幅な増益を記録しました。セグメント別では、日本、アジア・大洋州・インド・中国、欧州・中近東・アフリカの各地域で増収増益または減収ながら増益を達成しており、グローバルでの収益力維持・向上が見られました。

強みと競争優位性

同社グループの強みは、長年培ってきたタイヤ製造における高い技術力と品質、そしてグローバルに展開された生産・販売ネットワークにあります。特に、鉱山車両用や航空機用といった高度な技術力が要求される特殊タイヤ分野においては、参入障壁が高く、同社の優位性が際立ちます。また、直近決算においても、米州地域における市販用トラック・バス用タイヤの販売が堅調に推移するなど、安定した需要基盤を有しています。さらに、「最高の品質で社会に貢献」という企業理念のもと、サステナビリティへの積極的な取り組みを経営戦略に織り込んでいる点も、現代の企業に求められる価値観との合致という点で競争優位性となり得ます。CO2排出量削減目標の早期達成見込みや、再生資源・再生可能資源比率の目標達成見込み、小規模天然ゴム農家への支援拡大などは、 ESG投資の観点からも評価される可能性があります。これらの取り組みは、ブランドイメージの向上や、環境意識の高い顧客からの支持獲得に繋がることが期待されます。

リスク要因

同社グループを取り巻くリスクは多岐にわたります。まず、グローバルに事業を展開していることから、各国の経済環境の変動、金利・為替相場の変動、地政学リスク(米国の追加関税、中東情勢など)が業績に影響を与える可能性があります。特に、売上収益の51%を占める米州地域の経済動向は重要です。また、自動車産業との関連性が深いため、同産業の景況悪化はタイヤ需要の減少に直結します。さらに、タイヤ性能に関する規制強化や化学物質規制などの法規制の変更、訴訟リスクも潜在的なリスクとして存在します。事業活動中断リスクとしては、大規模災害、戦争、テロ、感染症の拡大、サイバー攻撃などが挙げられ、これらはサプライチェーンの寸断や操業停止に繋がる可能性があります。製品の欠陥や大規模リコールが発生した場合、製造物責任訴訟リスクが高い米国市場では、業績に重大な悪影響を及ぼす可能性があります。原材料価格の高騰や調達難も、収益性を圧迫する要因となり得ます。

投資テーマとの関連

同社グループの事業は、複数の重要な投資テーマと関連があります。まず、「サステナビリティ」は、同社の経営戦略の中核に据えられており、カーボンニュートラル化、サーキュラーエコノミー、ネイチャーポジティブといった目標達成に向けた具体的な取り組みを推進しています。CO2排出量削減目標や再生可能エネルギー利用率の向上、再生資源利用率の目標達成見込みなどは、ESG投資の観点から注目されます。また、同社は「ソリューション事業」の拡大にも注力しており、これはデジタルトランスフォーメーション(DX)やIoTといったテーマとも関連が深いです。顧客のオペレーション効率化やサステナビリティ貢献を目指すサービス提供は、新たな収益源となる可能性を秘めています。さらに、タイヤリサイクル事業の推進は、資源循環型社会の実現というテーマに合致しており、将来的な成長ドライバーとなり得ます。一方で、自動車業界全体がEV(電気自動車)シフトという大きな変革期にあるため、EV向けタイヤの開発・供給能力や、EV化によるタイヤの摩耗特性の変化への対応なども、将来の競争力に影響を与える可能性があります。

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