日本コンクリート工業株式会社 (5269) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: ガラス・土石製品
再生可能エネルギー省エネインフラ老朽化
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
E
収益性
業種 52/57位
C
安定性
業種 37/57位
D
成長性
業種 35/57位
E
効率性
業種 55/57位
C
CF健全性
業種 32/57位
売上高
492億円
粗利率
16.6%
営業利益率
0.7%
純利益率
1.4%
ROE
1.5%
ROIC
0.4%
自己資本比率
52.1%
D/Eレシオ
0.27
有利子負債
125億円
ネットキャッシュ
-56億円
NC/時価総額
-32.7%
運転資本余剰*
-146億円
運転資本余剰/時価総額*
-85.8%
フリーCF
10億円
FCFマージン
2.0%
キャッシュ化率
3.93倍
PBR
0.37倍
EV/EBITDA
11.2倍
PER
24.9倍
想定株価
313.7円
想定時価総額
170億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 492億円 82億円 17億円 3億円 20億円 13億円 7億円
2025年3月期 527億円 87億円 18億円 10億円 28億円 15億円 -2億円
2024年3月期 537億円 89億円 19億円 18億円 37億円 22億円 6億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 877億円 280億円 215億円 177億円 457億円
2025年3月期 773億円 305億円 224億円 149億円 370億円
2024年3月期 820億円 364億円 269億円 147億円 375億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 69億円 94億円 68億円 125億円 240億円 - -146億円
2025年3月期 70億円 90億円 80億円 128億円 152億円 - -154億円
2024年3月期 111億円 100億円 73億円 130億円 145億円 - -158億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 27億円 -17億円 -11億円 10億円
2025年3月期 -3億円 -27億円 -11億円 -30億円
2024年3月期 58億円 -14億円 -5億円 45億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 12.6円 841.8円 8.0円 63.5% -102.6円 24.9倍 313.7円 170億円 57,777,000株 3,434,100株
2025年3月期 -3.9円 681.1円 13.0円 - -106.5円 - - - 57,777,000株 3,434,000株
2024年3月期 11.3円 690.7円 13.0円 114.9% -34.9円 35.8倍 404.8円 220億円 57,777,000株 3,433,900株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 1.5% 0.8% 0.4% 16.6% 0.7% 4.1% 1.4% 2.0% 52.1% 0.27
2025年3月期 -0.6% -0.3% 1.4% 16.4% 1.9% 5.3% -0.4% -5.6% 47.9% 0.35
2024年3月期 1.6% 0.8% 2.5% 16.6% 3.4% 6.9% 1.1% 8.4% 45.7% 0.35

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -6.5% -67.4% 226.1% -2.4% 0.1% - -
2025年3月期 -1.9% -45.2% -134.1% 3.6% 2.8% -6.9% 代表取締役社長 塚本博
2024年3月期 1.3% 690.5% 39.9% 3.1% 1.4% -13.0% 代表取締役社長 塚本博

業種比較(ガラス・土石製品、56社中央値)

指標日本コンクリート工業株式会社業種中央値
ROE1.5%6.9%
ROA0.8%4.7%
営業利益率0.7%7.8%
純利益率1.4%6.4%
自己資本比率52.1%65.9%
売上成長率-6.5%4.2%
PER24.9倍10.9倍
PBR0.37倍0.87倍
EV/EBITDA11.2倍5.5倍
NC/時価総額-32.7%7.0%
運転資本余剰/時価総額-85.8%-3.8%
同業他社: AGC株式会社(5201)太平洋セメント株式会社(5233)日本板硝子株式会社(5202)TOTO株式会社(5332)日本特殊陶業株式会社(5334)全57社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

ガラス・土石製品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
ダントーホールディングス株式会社 (5337) 162億円 49億円
クニミネ工業株式会社 (5388) 158億円 171億円
株式会社ヤマックス (5285) 156億円 261億円
株式会社ノザワ (5237) 146億円 223億円
石塚硝子株式会社 (5204) 141億円 595億円
ジオスター株式会社 (5282) 130億円 289億円
ヤマウホールディングス株式会社 (5284) 129億円 212億円
美濃窯業株式会社 (5356) 126億円 162億円
ガラス・土石製品の企業一覧(全57社)→

AI分析(2026年3月期)

再生可能エネルギー省エネインフラ老朽化
中期経営計画実行生産体制再整備IT・AI活用CO2固定化・利活用技術国土強靭化・インフラ更新

見通し: 今期は減収減益予想だが、中期経営計画の再整備やIT・AI活用による生産性向上、新商品開発で業績回復を目指す。国土強靭化やインフラ更新需要は追い風。政策保有株式売却益で当期純利益は黒字化。

強み: 建設市場の需要動向に左右されにくい分野の伸長、CO2固定化・活用技術や低炭素型コンクリートなど環境技術への関心の高まり。

懸念: 原材料・エネルギー価格の高止まり、資材調達の不安定化、建設工事の着工遅延・工期延長リスク。中東情勢の緊迫化も影響。

リスク: 主要原材料価格の上昇は製造・物流コストを押し上げ、価格転嫁が遅れると収益を圧迫。建設市場の需要低迷は売上・収益に直結。サイバー攻撃による信用毀損と経済的損失のリスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

日本コンクリート工業株式会社は、ポール、パイル、土木製品などのコンクリート二次製品の製造・販売を主力事業として展開しています。グループ全体で27の子会社と4つの関連会社を有し、広範な事業ネットワークを構築しています。事業は主に「基礎事業」「コンクリート二次製品事業」「不動産・太陽光発電事業」の3つに大別されます。基礎事業では、主にパイル製品の製造・販売とそれに関連する工事を手掛け、建築や土木分野の基盤を支えています。コンクリート二次製品事業では、電柱や通信基地局などに使用されるポール製品、そしてリニア中央新幹線向けのセグメントや建築材料といった土木製品を製造・販売しています。不動産・太陽光発電事業は、安定的な収益源として賃貸収入や売電収入を確保しています。これらの事業を通じて、社会インフラの整備や再生可能エネルギーの普及に貢献しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結決算は、売上高が前期比6.5%減の492億33百万円となりました。営業利益は同67.4%減の3億22百万円と大幅に減少し、厳しい経営環境であることが示唆されます。経常利益は同11.6%減の12億83百万円でした。一方で、親会社株主に帰属する当期純利益は、前期の2億9百万円の損失から6億84百万円の黒字へと大幅に回復しました。これは、政策保有株式の売却による特別利益の計上が大きく貢献した結果です。セグメント別に見ると、基礎事業は売上高が同9.1%減の220億13百万円となり、セグメント損失1億90百万円を計上しました。コンクリート二次製品事業は、ポール関連事業の売上が同3.4%増となったものの、土木製品事業の売上が同12.3%減となった影響で、事業全体では同4.3%減の269億6百万円となり、セグメント利益は22億20百万円でした。不動産・太陽光発電事業は、売上高が同2.0%増の3億13百万円、セグメント利益は同2.4%減の1億85百万円と、安定した収益を確保しています。

強みと競争優位性

同社の強みは、長年にわたり培ってきたコンクリート二次製品の製造・販売における専門性と、広範な事業ネットワークにあります。基礎事業で扱うパイル製品や、コンクリート二次製品事業で展開するポール製品、土木製品は、社会インフラの基盤を支える重要な役割を担っており、参入障壁は一定程度存在します。特に、国土強靭化政策や老朽インフラ更新といった長期的な需要が見込まれる分野で、同社独自の製品や工法が貢献できるポテンシャルを持っています。また、近年では、激甚化する自然災害への対応や、建設業界における生産性向上・省人化へのニーズに応える高品質なプレキャストコンクリート製品の開発にも注力しており、市場からの期待も高まっています。さらに、CO2固定化・活用技術(CCUS)や低炭素型コンクリートといった環境負荷低減に資する技術開発は、カーボンニュートラル社会への貢献という観点からも、将来的な競争優位性につながる可能性があります。

リスク要因

同社が抱えるリスク要因として、まず原材料価格の動向が挙げられます。鋼材やセメント、原油価格の上昇は、製造コストや物流コストを押し上げ、収益を圧迫する可能性があります。これに対し、コストダウンや価格改定を要請していますが、その遅れが業績に影響を及ぼすリスクがあります。また、主要製品の需要が国内建設市場の動向に大きく左右されるため、急激な景気後退による需要の落ち込みも懸念されます。さらに、グループ経営強化のための借入れによる有利子負債残高が133億円超に達しており、金利上昇は金融費用を増加させ、業績や財政状態に影響を与える可能性があります。加えて、シンジケートローン契約等に付された財務制限条項に抵触した場合、借入金の返済義務が発生するリスクも存在します。自然災害や感染症の蔓延、サイバー攻撃なども、事業継続やサプライチェーンに影響を与える潜在的なリスクとして認識されています。

投資テーマとの関連

同社は、社会インフラの強靭化や防災・減災、災害復旧に貢献する製品・工法を提供しており、これは「国土強靭化」という投資テーマと深く関連しています。頻発化・激甚化する自然災害への対応は、今後も社会的な重要性が増し、同社の事業機会拡大につながる可能性があります。また、建設業における人手不足や働き方改革の進展は、生産性向上や省人化に資する高品質なプレキャストコンクリート製品への需要を高めており、「建設DX」や「省人化」といったテーマとも結びつきます。さらに、同社が開発を進めるCO2固定化・活用技術(CCUS)や低炭素型コンクリートは、「カーボンニュートラル」や「GX(グリーントランスフォーメーション)」といった、長期的な成長が期待される投資テーマに合致しています。これらのテーマへの貢献を通じて、持続可能な社会の実現に貢献し、企業価値向上を目指す姿勢は、ESG投資の観点からも注目される要素と言えます。

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