株式会社QPS研究所 (5595) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
宇宙防衛
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
E
収益性
業種 563/649位
C
安定性
業種 397/657位
D
成長性
業種 452/637位
E
効率性
業種 652/657位
E
CF健全性
業種 651/656位
売上高
27億円
粗利率
34.3%
営業利益率
3.2%
純利益率
-68.9%
ROE
-12.4%
ROIC
0.3%
自己資本比率
62.4%
D/Eレシオ
0.35
有利子負債
53億円
ネットキャッシュ
65億円
NC/時価総額
-
運転資本余剰*
81億円
運転資本余剰/時価総額*
-
フリーCF
-56億円
FCFマージン
-
キャッシュ化率
-
PBR
-
EV/EBITDA
-
PER
-
想定株価
-
想定時価総額
-

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年5月期 27億円 9億円 5億円 8500万円 6億円 -2億円 -18億円
2024年5月期 17億円 10億円 2億円 3億円 5億円 2億円 -4億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年5月期 239億円 132億円 37億円 53億円 149億円
2024年5月期 128億円 78億円 23億円 21億円 84億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年5月期 118億円 - 500万円 53億円 - - 81億円
2024年5月期 59億円 - 17億円 21億円 - - 36億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年5月期 15億円 -70億円 115億円 -56億円
2024年5月期 7億円 -38億円 54億円 -30億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年5月期 -47.5円 312.8円 - - 137.4円 - - - 47,561,000株 -
2024年5月期 -15.1円 232.2円 - - 103.7円 - - - 36,337,800株 -

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年5月期 -12.4% -7.7% 0.3% 34.3% 3.2% 22.6% -68.9% - 62.4% 0.35
2024年5月期 -5.1% -3.3% 2.3% 57.5% 20.6% 33.2% -25.8% - 65.8% 0.25

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年5月期 62.1% -75.1% -532.8% - - - 代表取締役執行役員社長 CEO大西俊輔
2024年5月期 - - - - - - 代表取締役社長CEO 大西俊輔

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社QPS研究所業種中央値
ROE-12.4%11.2%
ROA-7.7%6.6%
営業利益率3.2%8.6%
純利益率-68.9%6.5%
自己資本比率62.4%62.0%
売上成長率62.1%9.1%
PER-17.2倍
PBR-2.29倍
EV/EBITDA-7.8倍
NC/時価総額-20.4%
運転資本余剰/時価総額-6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社ファインズ (5125) 23億円 27億円
株式会社ASJ (2351) 29億円 27億円
AIストーム株式会社 (3719) 68億円 27億円
株式会社ピー・ビーシステムズ (4447) 33億円 26億円
株式会社デリバリーコンサルティング (9240) 26億円 27億円
日本ファルコム株式会社 (3723) 156億円 26億円
SCAT株式会社 (3974) 17億円 26億円
株式会社ハッチ・ワーク (148A) 41億円 28億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

AI分析(2025年5月期)

宇宙防衛
小型SAR衛星コンステレーション構築準リアルタイム観測官公庁向け画像販売民間用途開拓製造体制強化

見通し: 36機体制の小型SAR衛星コンステレーション構築が進行中。2025年度は売上高62.1%増を達成したが、先行投資や減損損失で最終損失。2028年度までに24機体制を目指し、売上成長を最重要視。

強み: 小型SAR衛星の製造・運用技術に強み。展開型パラボラアンテナによる小型化と高分解能の両立は参入障壁が高い。

懸念: 売上の大部分を官公庁に依存。民間市場の拡大が想定通りに進まないリスク。衛星打上げ失敗や運用中の機能不全リスク。

リスク: 1. 官公庁依存の高まり:売上の大部分を占める官公庁からの受注が減少した場合、業績に大きな影響を与える。2. 衛星事業の先行投資:コンステレーション構築や製造体制強化のための多額の投資が、短期的な収益性を圧迫する可能性がある。3. 技術・市場変化への対応:SAR衛星市場は急速な技術革新や新規参入の可能性があり、競争優位性の維持が課題。

AI詳細分析(2025年5月期)

事業概要

当社は、小型SAR(合成開口レーダー)衛星コンステレーションの構築・運用を通じて、地球観測衛星データを提供する事業を展開しています。パーパスとして「宇宙の可能性を広げ、人類の発展に貢献する」を掲げ、低軌道に多数のSAR衛星を配置することで、準リアルタイムでの高頻度観測を目指しています。具体的には、36機を目標とするSAR衛星「QPS-SAR」のコンステレーションを構築し、平均10分間隔での観測を可能にすることで、これまで把握できなかった地球上の変化や動きを捉えることを目指しています。この技術は、天候や昼夜に左右されない観測能力を持ち、光学衛星とは異なる情報を提供できる点が特徴です。ビジネスモデルとしては、政府機関や官公庁への販売が中心であり、安全保障、防災、インフラ管理などの分野で需要があります。将来的には、民間企業や海外市場への展開も強化し、事業拡大を図っていく方針です。

直近決算ハイライト

当事業年度の業績は、売上高が2,681百万円と前年同期比で162.1%増加と大きく成長しました。これは、新たに打ち上げに成功した商用SAR衛星「ツクヨミ-Ⅱ」、「アマテル-Ⅳ」、「スサノオ-Ⅰ」、「ワダツミ-Ⅰ」からの画像提供が開始されたことによるものです。しかし、営業利益は85百万円と前年同期比で75.0%減少しました。また、経常損失は210百万円、当期純損失は1,848百万円となり、赤字決算となりました。これは、小型SAR衛星「QPS-SAR」5号機「ツクヨミ-Ⅰ」の通信系不具合による1,636百万円の減損損失が大きく影響したためです。資産面では、新規研究開発拠点への設備投資や衛星製造の進捗により、固定資産が5,748百万円増加し、資産合計は23,920百万円となりました。負債面では、長期借入金が3,200百万円増加し、負債合計は9,040百万円となりました。純資産は、新株予約権の発行・行使等により6,441百万円増加し、14,879百万円となりました。キャッシュ・フローの状況としては、営業活動によるキャッシュ・フローは1,473百万円の増加、投資活動によるキャッシュ・フローは7,040百万円の減少、財務活動によるキャッシュ・フローは11,534百万円の増加となりました。

強みと競争優位性

当社の最大の強みは、小型SAR衛星の開発・製造・運用における独自の技術力と、それらを多数連携させたコンステレーション構築能力にあります。特に、小型化と高分解能を両立させる展開型パラボラアンテナ技術は、他社が容易に模倣できない高い参入障壁となっています。従来のSAR衛星は大型化しがちでしたが、当社は小型衛星を多数配置することで、高頻度観測という新たな価値を提供しています。また、年間6機から10機体制への製造能力拡大を目指す開発戦略は、コンステレーション構築を加速させる原動力となります。さらに、政府機関、特に防衛省における安全保障分野での需要増加は、当社の事業にとって追い風となっており、将来的な予算増加見込みも強みとなります。国内外の市場データもSAR衛星市場の急成長を示唆しており、先行して小型SAR衛星市場に参入していることは、今後予測される市場拡大の恩恵を享受する上で有利なポジションを築いています。

リスク要因

当社の事業運営には、SAR衛星市場の成長性にもかかわらず、いくつかのリスク要因が存在します。まず、SAR衛星市場は急速な成長が見込まれる一方で、光学衛星に比べ認知度がまだ十分ではなく、民間部門への市場拡大のペースが想定を下回る可能性があります。また、市場が成熟していないため、将来的な大手企業や新興企業の参入による競争激化や市場シェアの変化も懸念されます。技術革新への対応遅れや、研究開発費の想定以上の増加も業績に影響を与える可能性があります。法規制に関しては、無線局免許や衛星利用許可など、事業継続に不可欠な許認可の取得・維持が前提となります。外資規制においては、株主構成の変化により免許を維持できなくなるリスクが指摘されていますが、持株会社化への移行で対応を進める方針です。衛星打ち上げ失敗のリスクも存在し、保険でカバーされるものの、機会損失が発生する可能性があります。さらに、官公庁への売上依存度が高いことは、取引条件の変動や需要の変化による影響を受けやすい構造と言えます。重要情報の流出やサイバーセキュリティリスクも、事業継続性において重要な課題です。

投資テーマとの関連

当社は、宇宙開発、AI・ビッグデータ、安全保障といった複数の投資テーマと深い関連を持っています。特に、小型SAR衛星コンステレーションの構築は、地球観測データを準リアルタイムで提供し、AIによる高度なデータ解析と組み合わせることで、これまで見えなかった変化を捉え、様々な分野での応用を可能にします。例えば、インフラ管理、災害監視、自動運転用の高精度3Dマップ作成、さらには経済動向の予測など、AIやビッグデータ活用を加速させる基盤技術となり得ます。また、防衛省向けのサービス提供は、安全保障分野における衛星技術の重要性の高まりと連動しており、地政学的なリスクが高まる中で、防衛関連銘柄としての側面も持ち合わせています。宇宙産業全体の市場拡大という大きな潮流に乗っており、政府の宇宙予算増加も後押しとなることから、長期的な成長が期待できるテーマと言えます。

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