株式会社サンユウ (5697) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 鉄鋼
自動車部品
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 25/43位
C
安定性
業種 24/43位
B
成長性
業種 3/43位
C
効率性
業種 7/43位
A
CF健全性
業種 7/43位
売上高
256億円
粗利率
13.9%
営業利益率
3.5%
純利益率
2.4%
ROE
5.9%
ROIC
5.4%
自己資本比率
48.4%
D/Eレシオ
0.11
有利子負債
11億円
ネットキャッシュ
36億円
NC/時価総額
85.9%
運転資本余剰*
-52億円
運転資本余剰/時価総額*
-124.1%
フリーCF
25億円
FCFマージン
9.8%
キャッシュ化率
5.09倍
PBR
0.40倍
EV/EBITDA
0.5倍
PER
6.8倍
想定株価
688.3円
想定時価総額
42億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 256億円 35億円 4億円 9億円 13億円 10億円 6億円
2025年3月期 244億円 32億円 4億円 7億円 11億円 7億円 5億円
2024年3月期 240億円 31億円 5億円 6億円 11億円 7億円 4億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 214億円 156億円 99億円 4億円 103億円
2025年3月期 193億円 138億円 82億円 6億円 99億円
2024年3月期 195億円 142億円 87億円 7億円 94億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 47億円 56億円 29億円 11億円 5億円 - -52億円
2025年3月期 31億円 51億円 29億円 19億円 5億円 - -50億円
2024年3月期 29億円 52億円 28億円 24億円 6億円 - -58億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 31億円 -6億円 -9億円 25億円
2025年3月期 14億円 -5億円 -7億円 9億円
2024年3月期 10億円 -3億円 -4億円 7億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 101.2円 1710.3円 30.0円 29.6% 591.0円 6.8倍 688.3円 42億円 6,091,000株 46,500株
2025年3月期 74.6円 1630.5円 22.0円 29.5% 202.6円 6.7倍 499.8円 30億円 6,091,000株 46,500株
2024年3月期 64.0円 1559.0円 19.0円 29.7% 84.8円 8.9倍 569.6円 34億円 6,091,000株 46,500株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 5.9% 2.9% 5.4% 13.9% 3.5% 5.1% 2.4% 9.8% 48.4% 0.11
2025年3月期 4.6% 2.3% 4.0% 13.3% 2.7% 4.6% 1.8% 3.7% 51.1% 0.19
2024年3月期 4.1% 2.0% 3.5% 12.7% 2.5% 4.4% 1.6% 2.9% 48.3% 0.26

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 4.6% 32.6% 35.7% 2.2% 8.3% -2.8% -
2025年3月期 1.8% 12.3% 16.6% 5.1% 3.6% -14.6% 代表取締役社長 喜多章
2024年3月期 0.3% -38.4% -40.1% 11.9% 4.2% 59.3% 代表取締役社長 喜多章

業種比較(鉄鋼、42社中央値)

指標株式会社サンユウ業種中央値
ROE5.9%4.5%
ROA2.9%2.7%
営業利益率3.5%4.5%
純利益率2.4%3.7%
自己資本比率48.4%60.0%
売上成長率4.6%-3.4%
PER6.8倍12.3倍
PBR0.40倍0.59倍
EV/EBITDA0.5倍6.0倍
NC/時価総額85.9%4.8%
運転資本余剰/時価総額-124.1%-29.3%
同業他社: 日本製鉄株式会社(5401)JFEホールディングス株式会社(5411)株式会社 神戸製鋼所(5406)大同特殊鋼株式会社(5471)山陽特殊製鋼株式会社(5481)全43社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

鉄鋼で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
日本鋳造株式会社 (5609) 40億円 123億円
新報国マテリアル株式会社 (5542) 48億円 55億円
日本鋳鉄管株式会社 (5612) 52億円 159億円
高砂鐵工株式会社 (5458) 30億円 121億円
パウダーテック株式会社 (5695) 71億円 91億円
神鋼鋼線工業株式会社 (5660) 85億円 331億円
中央可鍛工業株式会社 (5607) 98億円 387億円
新家工業株式会社 (7305) 118億円 404億円
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AI分析(2026年3月期)

自動車部品
みがき棒鋼・冷間圧造用鋼線の製造・販売自動車・建産機業界向け品質第一の追求継続的な設備投資海外日系自動車部品メーカーへの対応

見通し: 売上高は4.6%増、営業利益は32.6%増と増収増益。自動車・建産機業界の回復基調が追い風。加工賃改定や鋼材値上げによる販売価格改定も寄与。来期はROS3.8%目標達成へ、さらなる収益性向上と設備投資による生産性・品質向上を目指す。

強み: 自動車・建産機業界向け鋼材で長年の実績と顧客基盤。品質第一の経営方針と即納体制の構築。

懸念: 主たる需要家である自動車業界の生産動向や海外生産移管、海外調達増加による需要縮小リスク。

リスク: ①自動車業界の動向に業績が左右される。②鋼材価格やエネルギーコスト、労務費の変動が利益率を圧迫する可能性。③関西以西に集中した販売拠点での競合激化。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当期決算期(2026年3月期)において、同社グループは「みがき棒鋼」と「冷間圧造用鋼線」の製造・販売を主軸として事業を展開しています。みがき棒鋼部門では、親会社である当社および子会社の大阪ミガキ株式会社が、日本製鉄株式会社をはじめとする鉄鋼メーカーから材料を調達し、みがき棒鋼の製造・販売を行っています。その一部は、当社の加工部にてセンタレス研削や旋盤加工といった精密機械加工を施し、販売しています。また、子会社の大同磨鋼材工業株式会社は、みがき棒鋼の切断加工とその販売を担っています。冷間圧造用鋼線部門においては、当社が同様に日本製鉄株式会社などから材料を調達し、製造・販売を行っています。これらの事業は、自動車産業および建設機械産業を主要な需要分野としており、これらの業界の動向が業績に大きく影響するビジネスモデルとなっています。子会社の大同磨鋼材工業株式会社は、当社から購入したみがき棒鋼の加工・販売に加え、当社から建物の賃貸も受けています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算では、売上高は256億円と前期比4.6%の増加を達成しました。営業利益は9億円(前期比32.6%増)、経常利益は10億円(前期比33.2%増)、当期純利益は6億円(前期比35.7%増)といずれも大幅な増益となりました。これは、自動車業界および建設機械業界の回復基調に加え、同社が実施した加工賃の是正、鋼材値上げに伴う製品販売価格改定の浸透、そして製品歩留まりの改善やエネルギー原単位の削減といったコスト削減努力が奏功した結果です。特に、営業キャッシュ・フローは31億円と前期比で119.8%の大幅な増加を示しており、これは税金等調整前当期純利益の計上や、仕入債務の増加、減価償却費の計上などが主な要因です。現金及び預金も47億円と前期比50.2%増加しており、財務的な健全性が高まっていることがうかがえます。一方で、自己資本比率は48.4%となり、目標の52.6%には届きませんでしたが、これは仕入債務の大幅な増加によるものです。

強みと競争優位性

同社グループの強みは、長年にわたる「みがき棒鋼」および「冷間圧造用鋼線」の製造・販売で培ってきた技術力と、顧客ニーズに対応できる生産・販売体制の構築にあります。特に、自動車関連業界という要求水準の高い顧客基盤を持つことで、品質管理体制(ISO9001認証取得など)の維持・向上に努めており、これが製品品質への信頼につながっています。また、関西以西を主な販売拠点としていることから、地域密着型のきめ細やかな営業活動を展開できる点も競争優位性の一つと考えられます。さらに、同社は継続的な設備投資(当期6.56億円、次期14億円予定)を通じて生産性および品質の向上を図っており、将来的な需要変動への対応力強化を図っています。経営戦略として、製品の三次加工分野への展開や、必要に応じた同業他社との技術提携・協力といった、事業拡大に向けた柔軟な姿勢も強みと言えるでしょう。海外展開においては、主要顧客である自動車メーカーの海外生産シフトに対応するため、中国およびタイの合弁会社への参画を通じて現地ニーズへの対応力を高めている点も、グローバルな競争環境下での優位性を維持するための重要な戦略です。

リスク要因

同社グループの事業運営における主要なリスク要因として、まず自動車生産動向への依存が挙げられます。米国関税政策や海外生産移管の強化など、自動車関連業界の変動が業績に直接的な影響を与える可能性があります。また、鉄鋼原料価格およびエネルギーコスト(電力料金等)の大幅な変動は、売上原価や製造コストに影響を与え、販売価格への転嫁が十分でない場合、利益率の低下を招くリスクがあります。さらに、関西以西における17社もの競合他社との競争激化も、景気後退局面では業績を下押しする要因となり得ます。製品品質に起因する損害発生のリスクや、関西以西を震源地とする大規模地震などの自然災害による生産設備停止のリスクも存在します。これらのリスクに対して、同社は販売力強化、顧客との関係強化、コスト削減策の実施、品質管理体制の強化、災害対策などを講じていますが、これらの対策が常に有効であるとは限らない点は留意が必要です。

投資テーマとの関連

同社グループの事業は、直接的にAI、半導体、EVといった先端技術分野とは結びついていません。しかし、同社の主要顧客である自動車産業は、EVシフトや自動運転技術の進展といった大きな変革期を迎えています。みがき棒鋼や冷間圧造用鋼線は、自動車のボディ、エンジン部品、シャシー部品など、多岐にわたる基幹部品の製造に不可欠な素材です。したがって、自動車産業全体のEV化や高性能化の進展は、同社製品に対する需要構造や品質要求に変化をもたらす可能性があります。例えば、EV向け部品の軽量化や高強度化に対応した新素材・加工技術へのニーズが高まることが考えられます。また、サプライチェーンの強靭化という観点から、国内での重要部品素材の安定供給は、防衛産業やインフラ関連分野においても間接的な重要性を持つ可能性があります。今後、自動車産業の動向を注視しつつ、EV化への対応や新規用途開発の動向が、同社の将来的な成長性を占う上で重要な要素となるでしょう。

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