株式会社JMC (5704) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 非鉄金属
医療機器自動車部品3DプリンターDX
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
E
収益性
業種 35/36位
C
安定性
業種 15/36位
D
成長性
業種 30/36位
D
効率性
業種 31/36位
A
CF健全性
業種 4/36位
売上高
32億円
粗利率
32.2%
営業利益率
3.2%
純利益率
-39.2%
ROE
-76.7%
ROIC
3.0%
自己資本比率
57.5%
D/Eレシオ
0.45
有利子負債
7億円
ネットキャッシュ
-3億円
NC/時価総額
-
運転資本余剰*
-4億円
運転資本余剰/時価総額*
-
フリーCF
5億円
FCFマージン
15.5%
キャッシュ化率
-
PBR
-
EV/EBITDA
-
PER
-
想定株価
-
想定時価総額
-

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 32億円 10億円 4億円 1億円 5億円 1億円 -13億円
2024年12月期 31億円 10億円 4億円 8809万円 5億円 1億円 5067万円
2023年12月期 36億円 15億円 3億円 5億円 8億円 5億円 4億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 29億円 13億円 8億円 4億円 16億円
2024年12月期 47億円 15億円 10億円 8億円 29億円
2023年12月期 50億円 16億円 11億円 10億円 29億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 4億円 2億円 5億円 7億円 - - -4億円
2024年12月期 4億円 2億円 5億円 13億円 - - -6億円
2023年12月期 3億円 2億円 7億円 14億円 - - -8億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 7億円 -2億円 -5億円 5億円
2024年12月期 5億円 -2億円 -2億円 3億円
2023年12月期 4億円 -7億円 3億円 -3億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 -227.8円 296.6円 - - -58.4円 - - - 5,598,500株 44,800株
2024年12月期 9.1円 524.3円 - - -150.8円 48.6倍 441.3円 24億円 5,597,700株 63,200株
2023年12月期 67.9円 519.9円 - - -207.1円 17.5倍 1187.7円 65億円 5,503,600株 300株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 -76.7% -44.1% 3.0% 32.2% 3.2% 15.0% -39.2% 15.5% 57.5% 0.45
2024年12月期 1.8% 1.1% 1.5% 33.4% 2.9% 14.9% 1.7% 10.3% 61.7% 0.43
2023年12月期 12.7% 7.3% 8.7% 41.4% 14.7% 22.8% 10.0% -9.0% 57.5% 0.50

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 4.9% 17.6% -2593.8% 2.9% 5.6% -33.4% 代表取締役社長兼CEO 渡邊 大知
2024年12月期 -15.6% -83.6% -86.1% 8.3% 1.8% -4.8% 代表取締役社長兼CEO 渡邊 大知
2023年12月期 23.2% 52.8% 46.9% 14.0% 7.1% - 代表取締役社長兼CEO 渡邊 大知

業種比較(非鉄金属、35社中央値)

指標株式会社JMC業種中央値
ROE-76.7%6.7%
ROA-44.1%3.7%
営業利益率3.2%5.9%
純利益率-39.2%4.2%
自己資本比率57.5%53.3%
売上成長率4.9%9.2%
PER-13.4倍
PBR-1.15倍
EV/EBITDA-9.5倍
NC/時価総額--22.8%
運転資本余剰/時価総額--19.3%
同業他社: 住友電気工業株式会社(5802)三菱マテリアル株式会社(5711)住友金属鉱山株式会社(5713)古河電気工業株式会社(5801)株式会社フジクラ(5803)全36社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

非鉄金属で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
エスクリプトエナジー株式会社 (5721) - 14億円
JMACS株式会社 (5817) 99億円 60億円
エヌアイシ・オートテック株式会社 (5742) 42億円 63億円
株式会社STG (5858) 35億円 68億円
株式会社アサカ理研 (5724) 64億円 87億円
株式会社エルアイイーエイチ (5856) 49億円 103億円
株式会社三ッ星 (5820) 31億円 117億円
カナレ電気株式会社 (5819) 128億円 131億円
非鉄金属の企業一覧(全36社)→

AI分析(2025年12月期)

医療機器自動車部品3Dプリンター
HEARTROloid(心臓カテーテルシミュレーター)大型鋳造品EV関連部品3Dプリンター事業鋳造事業の収益性改善

見通し: 2025年度は、3Dプリンター事業の「HEARTROID」分野が国内外の医療機器メーカーからの受注増により伸長、鋳造事業もEV関連大型鋳造品や量産部品の受注拡大により、売上高は前期比4.9%増、営業利益は17.6%増と回復基調。しかし、鋳造事業でのコスト増により連結純損失は継続。今後の業績回復には鋳造事業の収益性改善が鍵。

強み: 3Dプリンター、鋳造、CT事業の複合技術。特に医療分野向けシミュレーター「HEARTROloid」と大型鋳造品の試作・量産体制。

懸念: 鋳造事業における技術的難易度の高い部品でのコスト増と収益性回復の遅れ。継続する当期純損失。

リスク: 1. 鋳造事業の収益悪化による固定資産の減損損失計上と継続企業の前提に関する疑義。2. 自動車業界のCASE化やEVシフトによる需要構造変化への対応遅れ。3. 3Dプリンター事業における顧客内製化や競合増加による競争激化。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

JMCは、3Dプリンター、鋳造、CT(コンピュータ断層撮影)事業を核としたものづくり企業である。主要な事業内容は、工業製品の新製品開発における試作品、少量量産品、および量産用部品の製造である。3Dプリンター事業では、ハイエンド樹脂3Dプリンターを導入し、医療分野向けの心臓カテーテルシミュレーター「HEARTROID」の拡販や、工業分野でのAM(Additive Manufacturing)サービス提供による量産品受注体制の確立を目指している。鋳造事業では、砂型鋳造を得意とし、試作・少量量産から、EV関連部品や産業用ロボット向け大型鋳造品、量産用鋳造部品の製造まで対応範囲を広げている。特に、大型鋳造品の試作・開発需要への対応と生産キャパシティの向上に注力している。CT事業では、産業用CTを活用した検査・測定サービスを提供し、物体の内部形状測定、非接触検査、スキャンサービスなどを行っている。次世代蓄電池分野や映像メディア、出版、学術研究分野など、幅広い分野での需要喚起と技術普及を目指している。これらの事業を融合させることで、従来の製造業の枠にとらわれない、付加価値の高い製品やサービスを提供する「最強のサプライヤー」を目指している。

直近決算ハイライト

2025年12月期通期決算では、売上高は3,223百万円(前期比4.9%増)と増加した。営業利益は103百万円(前期比17.6%増)となったものの、経常利益は101百万円(前期比17.7%減)と減益となった。当期純損失は1,263百万円(前期は当期純利益50百万円)を計上し、これは鋳造事業セグメントにおける1,319百万円の固定資産減損損失計上が主因である。セグメント別では、3Dプリンター事業が好調で、売上高764百万円(前期比21.3%増)、セグメント利益241百万円(前期比60.3%増)と大幅な増収増益を達成した。特に「HEARTROID」の販売促進活動が奏功し、国内外のデバイスメーカーや病院から受注を獲得したことが寄与した。鋳造事業は売上高2,083百万円(前期比6.9%増)、セグメント利益87百万円(前期比104.2%増)と増収増益となったが、一部鋳造部品における想定外の製造コスト発生や技術獲得に時間を要したことが業績回復の遅れにつながった。CT事業は売上高374百万円(前期比23.9%減)、セグメント利益247百万円(前期比32.5%減)と減収減益となった。これは、国内メーカーへのCT装置販売が計画を下回ったことや、ボリュームの大きいスキャン案件が少なかったためである。

強みと競争優位性

JMCの強みは、3Dプリンター、鋳造、CTという異なる製造技術を組み合わせた独自のソリューション提供能力にある。これにより、顧客の多様なニーズに対し、試作から量産、さらには品質検査まで一貫して対応することが可能となる。特に、3Dプリンター事業における「HEARTROID」は、医療分野でのトレーニングツールとして高い需要が見込まれ、ニッチながらも将来的な成長が期待される製品である。また、鋳造事業における大型鋳造品の試作・開発能力や、EV開発競争の加速に伴う需要増への対応力は、競合他社との差別化要因となり得る。「100年に一度の変革期」とされる自動車業界においては、CASE対応やカーボンニュートラルに向けた部品開発において、同社の持つ多様な製造技術が貢献する可能性を秘めている。さらに、単なる部品製造に留まらず、CT事業による検査・測定サービスを通じて、製品の品質向上やリバースエンジニアリングといった高付加価値サービスを提供できる点も競争優位性と言える。これらの技術融合とサービス展開により、従来のものづくり企業とは一線を画す、「サービス業のサービスレベル」を持った企業として独自のポジションを築こうとしている。

リスク要因

JMCが直面するリスクは多岐にわたる。まず、事業環境に関するリスクとして、自動車メーカーなどの開発サイクルの変動や開発予算の圧縮、試作品レス手法の主流化、3Dプリンター市場の成長鈍化、特定分野(自動車・FA)への依存などが挙げられる。特に、自動車業界の構造変化は、鋳造事業に大きな影響を与える可能性がある。また、材料価格の変動や調達リスク、競合企業による試作品の内製化の動きも懸念材料である。運営体制に関するリスクとしては、代表取締役への依存、人材の確保・育成の難しさ、多額の設備投資に伴う収益圧迫リスク、機密保持や製品品質に関するリスクが挙げられる。直近決算で認識された継続企業の前提に関する重要事象としては、鋳造事業の収益悪化による固定資産の減損損失計上とそれに伴う当期純損失が挙げられる。これは財務体質に直接的な影響を与える可能性があり、今後の収益性改善が急務である。さらに、自然災害や事故災害、知的財産権に関するリスクも潜在的な脅威として存在する。

投資テーマとの関連

JMCは、その事業内容において複数の投資テーマとの関連性を持つ。まず、3Dプリンター事業は、製造業のDX(デジタルトランスフォーメーション)や、AM(Additive Manufacturing)技術の進化というテーマと強く結びついている。特に、試作品製造の効率化や、少量多品種生産、複雑形状部品の製造といった、従来の製造手法では困難だった領域での貢献が期待される。また、医療分野向けの「HEARTROID」は、ヘルスケア・メディカルテックといったテーマにも関連する。鋳造事業においては、自動車業界のCASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)への対応、特にEV(電気自動車)開発における軽量化部品の需要増との関連が深い。マグネシウム合金などの非鉄金属を用いた部品製造は、EVの航続距離延長に貢献する可能性があり、注目される。CT事業による検査・測定サービスは、高度な非破壊検査技術として、品質管理やリバースエンジニアリングといった分野で、先端技術への投資テーマと関連する。これらのテーマとの関連性は、同社の将来的な成長ポテンシャルを示すものと言える。

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