兼房株式会社 (5984) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 金属製品
自動車部品半導体EV
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 51/94位
A
安定性
業種 20/94位
C
成長性
業種 23/94位
D
効率性
業種 77/94位
D
CF健全性
業種 54/94位
売上高
209億円
粗利率
29.9%
営業利益率
5.2%
純利益率
4.9%
ROE
3.3%
ROIC
2.2%
自己資本比率
81.6%
D/Eレシオ
0.10
有利子負債
31億円
ネットキャッシュ
48億円
NC/時価総額
45.1%
運転資本余剰*
49億円
運転資本余剰/時価総額*
46.9%
フリーCF
2億円
FCFマージン
0.8%
キャッシュ化率
1.06倍
PBR
0.34倍
EV/EBITDA
2.0倍
PER
10.2倍
想定株価
757.3円
想定時価総額
105億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 209億円 63億円 18億円 11億円 28億円 13億円 10億円
2025年3月期 202億円 60億円 18億円 7億円 26億円 7億円 10億円
2024年3月期 201億円 60億円 17億円 11億円 28億円 14億円 9億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 384億円 206億円 30億円 41億円 313億円
2025年3月期 385億円 202億円 38億円 41億円 306億円
2024年3月期 348億円 183億円 44億円 20億円 284億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 79億円 82億円 32億円 31億円 7億円 - 49億円
2025年3月期 81億円 78億円 29億円 33億円 7億円 - 42億円
2024年3月期 55億円 77億円 30億円 15億円 6億円 - 12億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 11億円 -9億円 -6億円 2億円
2025年3月期 26億円 -18億円 14億円 9億円
2024年3月期 14億円 -25億円 -5億円 -10億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 74.2円 2254.6円 26.0円 35.0% 341.9円 10.2倍 757.3円 105億円 14,310,000株 410,000株
2025年3月期 70.8円 2198.3円 25.0円 35.3% 344.9円 9.6倍 679.9円 95億円 14,310,000株 409,900株
2024年3月期 63.8円 2045.5円 22.5円 35.3% 291.1円 11.5倍 733.4円 102億円 14,310,000株 409,900株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 3.3% 2.7% 2.2% 29.9% 5.2% 13.6% 4.9% 0.8% 81.6% 0.10
2025年3月期 3.2% 2.6% 1.6% 29.4% 3.7% 12.7% 4.9% 4.4% 79.4% 0.11
2024年3月期 3.1% 2.5% 2.5% 29.9% 5.3% 13.8% 4.4% -5.1% 81.8% 0.05

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 3.5% 45.9% 4.8% -0.3% 5.5% -8.9% -
2025年3月期 0.8% -29.1% 11.1% 0.9% 1.3% -24.9% 代表取締役 社長執行役員磯谷岳摩
2024年3月期 -4.9% -26.8% -30.6% 7.8% -0.1% 31.3% 代表取締役 社長執行役員磯谷岳摩

業種比較(金属製品、93社中央値)

指標兼房株式会社業種中央値
ROE3.3%5.3%
ROA2.7%3.4%
営業利益率5.2%5.3%
純利益率4.9%4.0%
自己資本比率81.6%59.9%
売上成長率3.5%1.6%
PER10.2倍11.5倍
PBR0.34倍0.62倍
EV/EBITDA2.0倍5.5倍
NC/時価総額45.1%5.4%
運転資本余剰/時価総額46.9%-15.9%
同業他社: 株式会社LIXIL(5938)東洋製罐グループホールディングス株式会社(5901)日本発條株式会社(5991)三和ホールディングス株式会社(5929)リンナイ株式会社(5947)全94社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

金属製品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
サンコーテクノ株式会社 (3435) 104億円 218億円
不二サッシ株式会社 (5940) 109億円 1015億円
株式会社ケー・エフ・シー (3420) 115億円 255億円
AeroEdge株式会社 (7409) 116億円 36億円
TONE株式会社 (5967) 117億円 76億円
エムケー精工株式会社 (5906) 119億円 298億円
株式会社アルファ (3434) 119億円 727億円
三洋工業株式会社 (5958) 125億円 290億円
金属製品の企業一覧(全94社)→

AI分析(2026年3月期)

自動車部品半導体EV
グローバル戦略製品(自動車・住宅関連、合板・紙工関連)新市場攻略製品(EV・半導体関連高精度刃具)DX実装人財力強化サプライヤー多様化・レアメタル安定確保

見通し: 今期は売上高3.5%増、営業利益45.9%増と大幅な増益を達成。来期以降は新中期経営計画を策定し、市場価値を高める事業展開、ものづくり革新とDX実装、人財力強化を通じて持続的成長を目指す。収益性指標として売上高営業利益率5.0%以上を掲げる。

強み: 「刃物の先」を見つめ、高付加価値製品と技術開発に注力。グローバル展開と多角的な産業分野への貢献。2026年度からの新中期経営計画で変化対応力強化。

懸念: 原材料価格(特にタングステン)の高騰と調達リスク。米国の関税政策や地政学的リスクによる世界経済の不確実性。国内生産拠点の自然災害リスク。

リスク: 1. 原材料価格高騰・調達難:タングステン等、主要原材料の価格高騰や供給制限は製造原価・収益に直接影響。サプライヤー多様化や価格転嫁を進めるもリスクは残る。2. 世界経済・地政学リスク:米中貿易摩擦、中東紛争等による世界経済の悪化、物流網混乱、コスト上昇は海外売上比率53.7%の同社に影響。3. 国内生産拠点リスク:東海・東南海地震等の大規模自然災害発生時、国内唯一の生産拠点(愛知県)が甚大な被害を受ける可能性。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社グループは、兼房株式会社及び連結子会社10社で構成され、工業用機械刃物とその関連製品の製造・販売を主たる事業としています。主力製品は、木材加工、金属加工、製紙・紙工といった幅広い産業分野で使用される各種刃物です。特に、木材加工分野における住宅関連業界や、金属加工分野における自動車関連業界への販売比率が高いことが特徴です。事業は日本国内のみならず、インドネシア、米国、欧州、中国、インド、ブラジル、メキシコ、ベトナムといったグローバルに展開しており、海外売上高比率が5割を超えています。これにより、多様な市場の需要に対応しつつ、各地域の経済成長を取り込むビジネスモデルを構築しています。2026年3月期の決算では、売上高は209億4千7百万円となり、前期比3.5%増加しました。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算は、売上高が前期比3.5%増の209億4千7百万円となりました。営業利益は同45.9%増の11億円、経常利益は同90.1%増の13億4千4百万円と大幅な増益を達成しました。これは、前期の中国子会社における事業構造改革の効果や、為替差益2億円の計上などが寄与した結果です。一方、税金等調整前当期純利益は、前期に計上された固定資産売却益の影響により、同11.3%減の14億6千5百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は同4.8%増の10億3千1百万円となり、増収増益基調を維持しました。セグメント別では、日本国内の非住宅関連刃物の販売拡大や、海外(特に欧州)での木工関連刃物の増加が売上を牽引しました。営業利益率も5.2%と、前期の3.7%から改善しています。

強みと競争優位性

当社の強みは、長年にわたり培ってきた工業用機械刃物に関する高度な技術力と、幅広い産業分野に対応できる製品ラインナップにあります。特に、顧客の仕様に合わせた受注生産を得意としており、多様なニーズに応えるカスタマイズ能力が競争優位性となっています。また、グローバルに展開する販売・生産ネットワークは、地域ごとの市場機会を捉え、リスク分散を図る上で有効です。近年のAI関連投資の拡大や、EV・半導体関連分野といった成長市場への高精度刃具、新素材切断刃といった製品開発への注力は、将来的な成長ドライバーとなり得ます。さらに、ISO14001認証取得など環境配慮型の事業活動や、従業員の安全衛生管理体制の強化は、持続可能な企業経営に向けた取り組みとして評価できます。

リスク要因

当社グループは、グローバルに事業を展開しているため、各国の経済状況や政治情勢の変動による影響を受けやすいリスクを抱えています。具体的には、米国の関税政策や中東地域の地政学的緊張による世界経済の悪化、各国の労働法制や租税制度の予期せぬ変更、為替相場の変動などが挙げられます。また、原材料価格、特に鋼材やタングステンの価格変動も収益を圧迫する要因となり得ます。国内の生産拠点が一箇所に集中しているため、自然災害発生時のリスクも無視できません。さらに、サイバー攻撃による情報漏洩リスクや、製品の品質問題、製造物責任(PL)に関する訴訟リスクも、事業継続に影響を与える可能性があります。高度人材の獲得競争激化も、グローバル事業展開における人材確保の課題として認識されています。

投資テーマとの関連

当社の事業は、AIや半導体といった先端技術分野との関連性が徐々に高まっています。特に、EV・半導体関連向けの精密刃具や新素材切断刃の開発・販売は、これらの成長テーマへの直接的な貢献が期待されます。また、グローバルなサプライチェーンを構築していることから、地政学リスクや国際情勢の変化は、事業運営に直接的な影響を与える可能性があります。AI関連投資の拡大が世界経済を下支えする一方で、原材料価格の高騰や為替変動は、収益性に影響を及ぼすため、これらのマクロ経済動向との連動性も考慮が必要です。中長期的には、持続的成長を実現するための企業体質改善や新たなビジネスモデル創造を目指しており、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進なども含め、テクノロジーの進化を取り込むことで、様々な投資テーマとの接点を広げていく可能性があります。

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