株式会社戸上電機製作所 (6643) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 電気機器
電力自動車部品
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 52/248位
A
安定性
業種 63/249位
B
成長性
業種 84/247位
B
効率性
業種 27/249位
C
CF健全性
業種 112/249位
売上高
307億円
粗利率
25.4%
営業利益率
12.2%
純利益率
8.7%
ROE
11.1%
ROIC
10.6%
自己資本比率
72.2%
D/Eレシオ
0.03
有利子負債
7億円
ネットキャッシュ
63億円
NC/時価総額
24.6%
運転資本余剰*
10億円
運転資本余剰/時価総額*
3.8%
フリーCF
12億円
FCFマージン
3.9%
キャッシュ化率
0.91倍
PBR
1.06倍
EV/EBITDA
4.2倍
PER
9.8倍
想定株価
5523.4円
想定時価総額
256億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 307億円 78億円 9億円 37億円 46億円 40億円 27億円
2025年3月期 276億円 72億円 7億円 34億円 41億円 36億円 24億円
2024年3月期 267億円 62億円 7億円 27億円 34億円 30億円 21億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 334億円 210億円 60億円 30億円 241億円
2025年3月期 324億円 208億円 65億円 32億円 224億円
2024年3月期 314億円 208億円 74億円 29億円 209億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 69億円 64億円 57億円 7億円 29億円 - 10億円
2025年3月期 74億円 59億円 51億円 8億円 19億円 - 9億円
2024年3月期 69億円 59億円 53億円 3億円 22億円 - -5億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 24億円 -12億円 -17億円 12億円
2025年3月期 28億円 -16億円 -7億円 12億円
2024年3月期 21億円 -15億円 -4億円 6億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 563.6円 5208.1円 140.0円 24.8% 1356.6円 9.8倍 5523.4円 256億円 4,795,000株 158,800株
2025年3月期 491.3円 4646.6円 150.0円 30.5% 1380.2円 6.8倍 3340.6円 161億円 4,896,000株 75,000株
2024年3月期 421.9円 4214.3円 110.0円 26.1% 1322.8円 7.1倍 2995.3円 148億円 5,028,000株 74,560株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 11.1% 8.0% 10.6% 25.4% 12.2% 15.0% 8.7% 3.9% 72.2% 0.03
2025年3月期 10.7% 7.4% 10.2% 25.9% 12.2% 14.9% 8.7% 4.3% 69.1% 0.03
2024年3月期 10.0% 6.7% 8.9% 23.2% 10.1% 12.8% 7.8% 2.3% 66.5% 0.02

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 11.2% 11.2% 11.8% 7.4% 6.4% 28.6% -
2025年3月期 3.4% 25.1% 14.5% 5.5% 4.2% 31.6% 代表取締役社長 戸上信一
2024年3月期 7.8% 52.9% 45.8% 5.8% 3.6% 20.3% 代表取締役社長 戸上信一

業種比較(電気機器、248社中央値)

指標株式会社戸上電機製作所業種中央値
ROE11.1%6.9%
ROA8.0%4.2%
営業利益率12.2%6.8%
純利益率8.7%5.8%
自己資本比率72.2%61.0%
売上成長率11.2%3.9%
PER9.8倍15.0倍
PBR1.06倍1.04倍
EV/EBITDA4.2倍6.6倍
NC/時価総額24.6%8.5%
運転資本余剰/時価総額3.8%-3.4%
同業他社: ソニーグループ株式会社(6758)株式会社日立製作所(6501)パナソニックホールディングス株式会社(6752)三菱電機株式会社(6503)キヤノン株式会社(7751)全249社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

電気機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社鈴木 (6785) 253億円 333億円
帝国通信工業株式会社 (6763) 252億円 173億円
アライドテレシスホールディングス株式会社 (6835) 260億円 500億円
アオイ電子株式会社 (6832) 251億円 383億円
電気興業株式会社 (6706) 263億円 354億円
双葉電子工業株式会社 (6986) 265億円 430億円
日本電波工業株式会社 (6779) 272億円 546億円
株式会社チノー (6850) 239億円 316億円
電気機器の企業一覧(全249社)→

AI分析(2026年3月期)

電力自動車部品
産業用配電機器事業海外展開加速(米国市場)DX推進・AI導入人的資本強化プラスチック成形加工事業

見通し: 今期は産業用配電機器事業の堅調な需要と自動車業界向けプラスチック成形加工品の好調が業績を牽引。来期も海外展開加速と新規事業創出により、持続的な成長を目指す。売上高11.2%増、営業利益11.2%増と堅調な成長を継続。

強み: 産業用配電機器分野における長年の歴史と高い技術力、特定顧客への強固な関係性が競争優位性。自社製品コア技術の活用も強み。

懸念: 特定セグメント(産業用配電機器)への依存度が高く、主要顧客の設備投資抑制が業績に与える影響が大きい。また、原材料調達リスクも懸念される。

リスク: 1. 特定セグメント依存:主力である産業用配電機器事業の売上・利益比率が高く、主要顧客の設備投資抑制が業績に与える影響が大きい。2. 原材料調達リスク:地政学的リスク等による価格高騰や納期遅延が業績に影響する可能性がある。3. 価格競争:激化する価格競争が適正な利益確保を困難にするリスクがある。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

株式会社戸上電機製作所は、配電・制御機器の総合メーカーとして、産業用配電機器事業を中核に、プラスチック成形加工事業、金属加工事業などを展開しています。産業用配電機器事業では、電子制御器、配電用自動開閉器、配電盤及びシステム機器などを主力製品としており、電力インフラの安定供給や産業設備の制御に不可欠な製品を提供しています。子会社との連携により、製造から販売まで一貫した体制を構築し、国内のみならず海外市場へも事業を拡大しています。プラスチック成形加工事業では、主に自動車業界向けに、金属加工事業では産業用機械向けに、それぞれ部品を製造・販売しています。これら多岐にわたる事業を通じて、社会のインフラや産業活動を支えています。2026年3月期においては、売上高は307億円、営業利益は37億円となり、前期比でそれぞれ11.2%の増収増益を達成しました。

直近決算ハイライト

2026年3月期決算において、戸上電機製作所は堅調な業績を記録しました。売上高は307億円と、前期比11.2%の増加となりました。これは、主力の産業用配電機器事業における電子制御器、配電用自動開閉器、配電盤及びシステム機器の需要が好調に推移したこと、またプラスチック成形加工事業における自動車業界からの需要増加が寄与した結果です。利益面においても、売上高の増加に加え、一部製品での材料コスト上昇に伴う価格改定が奏功し、営業利益は37億円(前期比11.2%増)、経常利益は40億円(前期比11.1%増)と、売上高と同率の成長を遂げました。親会社株主に帰属する当期純利益も27億円(前期比11.8%増)と、増収増益基調が維持されています。セグメント別では、産業用配電機器事業が売上高の大部分を占め、特に電子制御器、配電用自動開閉器、配電盤及びシステム機器の各分野で売上増が見られました。

強みと競争優位性

戸上電機製作所は、配電用自動開閉器及び配電システムの専門メーカーとしての長い歴史と高い技術力を強みとしています。これにより、産業用配電機器事業において、売上高、利益ともに高い比率を占める基盤を築いています。長年にわたり培ってきた信頼と実績は、主要顧客との強固な関係性を維持する上で不可欠な要素となっています。また、TPW(Togamigroup Production Way)と呼ばれる独自の生産方式を推進し、品質および生産効率の向上に継続的に取り組んでいる点も競争優位性につながっています。さらに、AI導入やDX推進による業務効率化、設計ツールの徹底活用によるスピーディーな開発体制の構築など、先進技術への積極的な取り組みは、変化の速い市場環境への適応力を高めています。これらの要素が複合的に作用し、同社独自の競争優位性を形成しています。

リスク要因

同社の事業運営におけるリスクとしては、まず特定セグメント、すなわち産業用配電機器事業への依存度が高いことが挙げられます。主要顧客の設備投資抑制などがあれば、業績に直接的な影響が及ぶ可能性があります。また、原材料価格の急激な変動や調達の遅延、さらには世界情勢の緊迫化による地政学的リスクも、コスト増加や納期遅延を通じて業績を圧迫する要因となり得ます。製品の品質管理体制は敷かれているものの、万が一、大規模なクレームや製造物責任賠償につながるような製品の欠陥が発生した場合、多額のコスト発生や企業評価への影響が懸念されます。加えて、海外拠点の治安悪化、自然災害、感染症の流行、情報セキュリティインシデント、そして中長期的な担い手不足による技能伝承の課題なども、業績に影響を与えうる潜在的リスクとして認識されています。

投資テーマとの関連

戸上電機製作所は、社会インフラの維持・更新に不可欠な配電機器を製造・販売しており、電力インフラの安定化という観点から、長期的なインフラ投資の恩恵を受ける可能性があります。また、同社が注力するDX推進やAI導入は、産業界全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)の流れと合致しており、業務効率化や競争力強化に繋がる可能性があります。海外展開の加速、特に米国市場への参入は、グローバルな事業展開という投資テーマとも関連します。さらに、同社が掲げる「暮らしの安心」や「環境への配慮」といった企業理念は、持続可能な社会の実現を目指すESG投資の潮流とも親和性があります。ただし、最先端のAI技術や半導体、EVといったテーマに直接的に関わる事業というよりは、それらインフラを支える基盤技術への貢献という側面が強いと言えます。

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