アライドテレシスホールディングス株式会社 (6835) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 電気機器
クラウドSaaSサイバーセキュリティ
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 77/248位
C
安定性
業種 186/249位
C
成長性
業種 127/247位
B
効率性
業種 36/249位
A
CF健全性
業種 38/249位
売上高
500億円
粗利率
58.6%
営業利益率
8.5%
純利益率
5.9%
ROE
13.7%
ROIC
10.7%
自己資本比率
43.8%
D/Eレシオ
0.30
有利子負債
63億円
ネットキャッシュ
107億円
NC/時価総額
41.1%
運転資本余剰*
-55億円
運転資本余剰/時価総額*
-21.1%
フリーCF
62億円
FCFマージン
12.4%
キャッシュ化率
2.31倍
PBR
1.22倍
EV/EBITDA
2.9倍
PER
9.0倍
想定株価
247.9円
想定時価総額
260億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 500億円 293億円 11億円 42億円 53億円 38億円 29億円
2024年12月期 485億円 279億円 12億円 34億円 46億円 37億円 36億円
2023年12月期 444億円 250億円 11億円 22億円 33億円 19億円 11億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 487億円 372億円 225億円 49億円 213億円
2024年12月期 465億円 354億円 207億円 63億円 195億円
2023年12月期 455億円 328億円 199億円 82億円 174億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 170億円 95億円 81億円 63億円 189万円 - -55億円
2024年12月期 143億円 90億円 96億円 77億円 189万円 - -65億円
2023年12月期 107億円 101億円 81億円 97億円 327万円 - -92億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 67億円 -5億円 -33億円 62億円
2024年12月期 57億円 29億円 -54億円 86億円
2023年12月期 -7437万円 -10億円 26億円 -10億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 27.6円 203.1円 8.0円 29.0% 101.8円 9.0倍 247.9円 260億円 105,012,176株 -
2024年12月期 33.0円 180.6円 6.0円 18.2% 61.2円 3.0倍 98.9円 107億円 109,731,545株 2,015,800株
2023年12月期 9.9円 158.8円 1.0円 10.1% 9.2円 10.0倍 99.3円 109億円 109,731,545株 400株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 13.7% 6.0% 10.7% 58.6% 8.5% 10.7% 5.9% 12.4% 43.8% 0.30
2024年12月期 18.5% 7.8% 8.8% 57.6% 7.1% 9.5% 7.4% 17.8% 41.8% 0.39
2023年12月期 6.3% 2.4% 5.7% 56.4% 5.0% 7.5% 2.5% -2.4% 38.3% 0.56

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 3.1% 23.5% -18.9% 6.4% 11.2% 30.9% -
2024年12月期 9.2% 55.1% 230.4% 13.4% 10.7% 34.6% 代表取締役会長兼社長 サチエオオシマ
2023年12月期 7.0% 17.1% -87.3% 14.7% 9.2% 52.3% 代表取締役会長兼社長 サチエオオシマ

業種比較(電気機器、248社中央値)

指標アライドテレシスホールディングス株式会社業種中央値
ROE13.7%6.9%
ROA6.0%4.2%
営業利益率8.5%6.8%
純利益率5.9%5.8%
自己資本比率43.8%61.2%
売上成長率3.1%4.0%
PER9.0倍15.0倍
PBR1.22倍1.04倍
EV/EBITDA2.9倍6.6倍
NC/時価総額41.1%8.5%
運転資本余剰/時価総額-21.1%-3.2%
同業他社: ソニーグループ株式会社(6758)株式会社日立製作所(6501)パナソニックホールディングス株式会社(6752)三菱電機株式会社(6503)キヤノン株式会社(7751)全249社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

電気機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
電気興業株式会社 (6706) 263億円 354億円
株式会社戸上電機製作所 (6643) 256億円 307億円
双葉電子工業株式会社 (6986) 265億円 430億円
株式会社鈴木 (6785) 253億円 333億円
帝国通信工業株式会社 (6763) 252億円 173億円
アオイ電子株式会社 (6832) 251億円 383億円
日本電波工業株式会社 (6779) 272億円 546億円
株式会社チノー (6850) 239億円 316億円
電気機器の企業一覧(全249社)→

AI分析(2025年12月期)

クラウドSaaSサイバーセキュリティ
生成AI関連データセンター需要NEXT GIGA(教育ICT)サイバーセキュリティ強化ネットワーク機器ソリューション型ビジネスへの進化

見通し: 今期は日本市場での堅調な売上とコスト効率化により増益を見込む。生成AI関連のデータセンター需要や教育ICT更新、サイバーセキュリティ強化が成長ドライバー。中計では2028年に向け、持続的成長、人的資本投資、株主還元を柱に企業価値向上を目指す。

強み: ネットワーク機器専業メーカーとしての技術力・ブランド力。ソリューション型ビジネスへの進化。AI本格導入による生産性向上。

懸念: 米州(特に米国連邦政府向け)の売上減少。EMEA、APAC地域での事業再編による一時的な減収。グローバルでのエンジニア人材獲得競争の激化。

リスク: 政治・経済情勢の変化(19か国展開)、精密電子部品の調達リスク(世界需給バランス)、為替変動(海外売上比率30-50%)、サイバー攻撃による情報漏洩、優秀なエンジニア人材の採用・確保難。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

当社グループは、日本、米州、EMEA、APACの4地域で情報通信およびネットワーク関連製品の研究開発、製造、販売を主たる事業として展開しています。27社の子会社を擁するグローバル企業であり、ネットワーク機器の専業メーカーとしての技術力とブランド力を基盤に、製品・運用・サービスの高度化を通じてITインフラ全体の価値向上を支援するソリューション型ビジネスへの進化を目指しています。中期経営計画では、「持続的成長」「人的資本投資」「株主還元」を三本の柱とし、AI本格導入による業務効率化、付加価値の高い製品・サービスの提供、そして多様な人材が活躍できる環境整備と報酬制度の整備を推進しています。また、株主還元としては配当を基本とし、財務健全性や事業投資とのバランスを考慮した安定的かつ継続的な実施を目指しています。情報通信機器業界におけるデジタル化、AI進化、セキュリティ強化、運用効率化といった市場ニーズを捉え、原材料調達やサプライチェーンの安定化、人材確保、ガバナンス強化を経営課題として認識し、組織改革や非コア事業の見直しを通じて経営基盤の強化を図り、変化の大きい事業環境下での持続的成長を目指しています。

直近決算ハイライト

直近連結会計年度において、当社グループは売上高499億50百万円(前連結会計年度比3.1%増)を達成し、増収となりました。特に、日本市場での高付加価値提案や大型案件獲得が寄与し、自治体・教育分野の需要拡大とスイッチ・無線LAN製品の販売伸長により、日本国内売上は332億22百万円(前連結会計年度比10.1%増)と好調でした。利益面では、売上総利益が292億75百万円(前期比13億75百万円増)と伸長し、売上総利益率も改善しました。営業利益は42億28百万円(前期比23.5%増)と大幅に増加しましたが、これは開発費の減少や組織再編による効率化に加え、売上拡大によるものです。一方で、米州及びEMEA地域での営業体制強化に伴う人件費増加により販売費及び一般管理費は増加しました。経常利益は37億99百万円(前期比1.9%増)となりました。しかし、前期に計上した固定資産売却益16億61百万円の反動やAPAC地域での事業再編損73百万円の影響により、親会社株主に帰属する当期純利益は29億19百万円(前期比18.9%減)と減少しました。資産合計は487億28百万円(前期比22億42百万円増)、負債合計は273億95百万円(前期比3億60百万円増)、純資産合計は213億33百万円(前期比18億82百万円増)となり、自己資本比率は43.8%(前期末比2.0ポイント上昇)と改善しました。

強みと競争優位性

当社グループの強みは、ネットワーク機器専業メーカーとして長年培ってきた高度な技術力と、グローバルに展開する強固な事業基盤にあります。特に、AI技術の進化やデータトラフィック増加といった市場トレンドを捉え、データセンター向けネットワーク機器や、セキュリティと一体となった統合的な製品・サービスへの需要増に対応できる製品開発力は競争優位性となります。日本市場においては、自治体・教育分野でのICT環境更新需要(NEXT GIGA)への対応や、顧客ニーズに合わせた高付加価値提案力が高く評価され、安定した成長を牽引しています。また、グローバルに19か国に事業拠点を持ち、生産・販売拠点を分散することで、特定の地域への依存を回避し、地政学的リスクや調達リスクへの耐性を高めています。AIを本格導入し、社員一人ひとりが付加価値の高い業務に注力できる環境を構築することで、コスト構造の改善と生産性向上を図る戦略は、今後の競争激化において重要な差別化要因となる可能性があります。人的資本への継続的な投資を通じて、専門性・能力向上や多様な人材の活躍を促進する組織体制は、持続的なイノベーションを生み出す源泉となり得ます。

リスク要因

当社グループの事業運営におけるリスク要因は多岐にわたります。まず、グローバルに事業展開しているため、各国の政治・経済情勢の変動や、為替レートの急激な変動は、生産、販売、研究開発費に影響を及ぼす可能性があります。特に、海外売上比率が30~50%、米ドル建てでの仕入れ決済といった特性から、為替リスクは無視できません。また、製品に多数使用される精密電子部品の調達においては、世界的な需給バランスの影響、災害による供給減、特定の地域での人件費高騰などが部品価格上昇や安定調達への支障となるリスクがあります。さらに、各国・地域の法規制(安全基準、環境基準、輸出関連規制)の予期せぬ改正や、サイバー攻撃による情報セキュリティインシデント発生のリスクも存在し、これらは製品製造・販売への支障や、損害賠償責任、社会的信用の失墜につながる可能性があります。品質問題が発生した場合の損害賠償責任や信頼性低下のリスクも考慮すべきです。加えて、IT・デジタル分野でのエンジニア人材獲得競争の激化は、優秀な人材の採用・確保を困難にする人的資本に係るリスクとして認識されています。

投資テーマとの関連

当社グループは、情報通信機器業界において、生成AIの普及拡大に伴うデータトラフィック増加を背景としたデータセンター向けネットワーク機器の需要拡大という、AI分野と密接に関連する市場で事業を展開しています。AI技術の進化は、当社グループが提供するネットワークインフラの高度化・大容量化へのニーズを直接的に高めるため、AI関連投資テーマとの関連性は非常に深いと言えます。また、サイバー攻撃の高度化を受け、ネットワークとセキュリティを一体で捉えた統合的な製品・サービスへの需要が高まっており、これはサイバーセキュリティ分野への投資テーマとも合致しています。さらに、教育分野におけるICT環境の更新需要(NEXT GIGA、NEXT NEXT GIGA)への対応は、EdTech(教育×テクノロジー)分野への投資テーマとも関連性があります。中期経営計画でAIを本格導入し、社員の付加価値業務への注力やコスト構造改善を図る方針は、AI活用による生産性向上という投資テーマに沿った取り組みと言えます。このように、AI、サイバーセキュリティ、EdTechといった成長分野への貢献が期待できる企業として、投資テーマとの関連性は高いと考えられます。

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