能美防災株式会社 (6744) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 電気機器
インフラ老朽化
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 50/248位
A
安定性
業種 56/249位
C
成長性
業種 91/247位
C
効率性
業種 59/249位
D
CF健全性
業種 184/249位
売上高
1397億円
粗利率
37.5%
営業利益率
13.1%
純利益率
9.8%
ROE
9.8%
ROIC
9.3%
自己資本比率
76.2%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
346億円
NC/時価総額
14.3%
運転資本余剰*
-4億円
運転資本余剰/時価総額*
-0.2%
フリーCF
-13億円
FCFマージン
-0.9%
キャッシュ化率
1.07倍
PBR
1.75倍
EV/EBITDA
10.0倍
PER
17.7倍
想定株価
4104.3円
想定時価総額
2420億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1397億円 523億円 24億円 183億円 208億円 194億円 136億円
2025年3月期 1337億円 465億円 25億円 157億円 182億円 162億円 111億円
2024年3月期 1185億円 395億円 25億円 117億円 141億円 122億円 86億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1818億円 1172億円 350億円 78億円 1386億円
2025年3月期 1669億円 1172億円 300億円 68億円 1288億円
2024年3月期 1575億円 1113億円 248億円 75億円 1236億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 346億円 145億円 624億円 - 136億円 38億円 -4億円
2025年3月期 426億円 138億円 553億円 2億円 98億円 8億円 126億円
2024年3月期 456億円 152億円 491億円 - 101億円 5800万円 207億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 146億円 -159億円 -68億円 -13億円
2025年3月期 115億円 -71億円 -75億円 45億円
2024年3月期 33億円 -27億円 -28億円 6億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 231.9円 2353.8円 116.0円 50.0% 586.6円 17.7倍 4104.3円 2420億円 60,832,771株 1,868,100株
2025年3月期 187.9円 2189.1円 76.0円 40.5% 720.7円 17.0倍 3193.6円 1883億円 60,832,771株 1,876,800株
2024年3月期 142.1円 2049.1円 53.0円 37.3% 753.6円 16.2倍 2302.0円 1391億円 60,832,771株 392,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 9.8% 7.5% 9.3% 37.5% 13.1% 14.9% 9.8% -0.9% 76.2% -
2025年3月期 8.6% 6.7% 8.5% 34.8% 11.7% 13.6% 8.3% 3.3% 77.2% 0.00
2024年3月期 6.9% 5.4% 6.6% 33.3% 9.8% 11.9% 7.2% 0.5% 78.5% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 4.5% 17.0% 23.0% 9.8% 5.3% 27.4% -
2025年3月期 12.8% 34.4% 29.4% 5.8% 2.6% 7.5% 代表取締役社長 岡村武士
2024年3月期 12.3% 31.3% 22.1% 3.2% 2.1% 1.8% 代表取締役社長 岡村武士

業種比較(電気機器、248社中央値)

指標能美防災株式会社業種中央値
ROE9.8%6.9%
ROA7.5%4.2%
営業利益率13.1%6.8%
純利益率9.8%5.8%
自己資本比率76.2%61.0%
売上成長率4.5%3.9%
PER17.7倍15.0倍
PBR1.75倍1.04倍
EV/EBITDA10.0倍6.5倍
NC/時価総額14.3%8.5%
運転資本余剰/時価総額-0.2%-3.4%
同業他社: ソニーグループ株式会社(6758)株式会社日立製作所(6501)パナソニックホールディングス株式会社(6752)三菱電機株式会社(6503)キヤノン株式会社(7751)全249社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

電気機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
日本光電工業株式会社 (6849) 2341億円 2351億円
古野電気株式会社 (6814) 2511億円 1406億円
コニカミノルタ株式会社 (4902) 2556億円 1.1兆円
ウシオ電機株式会社 (6925) 2259億円 1792億円
芝浦メカトロニクス株式会社 (6590) 2597億円 880億円
株式会社 アルバック (6728) 2618億円 2512億円
フクダ電子株式会社 (6960) 2638億円 1397億円
株式会社ダイヘン (6622) 2651億円 2377億円
電気機器の企業一覧(全249社)→

AI分析(2026年3月期)

インフラ老朽化
中長期ビジョン2028DX推進サプライチェーン強靭化M&Aによる事業拡大資格不正取得再発防止

見通し: 今期は売上高4.5%増、営業利益17.0%増と好調。中長期ビジョン「2028」達成に向け、既存事業の収益拡大、周辺領域へのM&A、新規事業創出を推進。2029年3月期には売上高1700億円超、営業利益率12%超を目指す。

強み: 社会の安全に貢献する防災システムの提供。研究開発からメンテナンスまでの一貫体制。親会社セコムとの連携。120字以内

懸念: 建設業界や公共事業動向の影響、法的規制の変化、製品・サービスの不具合発生リスク、原材料価格変動・供給不足リスク、自然災害リスク、コンプライアンス問題発生リスク、感染症拡大リスク、資格不正取得問題による信頼失墜リスク。

リスク: ①資格不正取得問題による信頼回復は最重要課題。再発防止策の着実な実行と社内統制強化が不可欠。②建設業界の景気動向や公共事業の増減は受注に直結。③原材料価格や労務費の上昇は収益性を圧迫する可能性があり、価格転嫁と効率化が鍵。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

E01803は、セコム株式会社を親会社とする総合防災グループとして、火災報知設備や消火設備の機器製造、販売、取付工事、保守業務を中核事業として展開しています。事業は主に「火災報知設備」「消火設備」「保守点検等」「その他」の4部門で構成されており、社会の安全確保に不可欠な製品とサービスを提供しています。火災報知設備部門では、自社製造に加え、上海能美消防設備有限公司や台湾能美防災股份有限公司といった海外子会社・関連会社とも連携し、国内はもとよりグローバルに事業を展開しています。消火設備部門でも同様に、自社製造品を国内外の関係会社に供給しています。保守点検等部門では、火災報知設備や消火設備の定期的なメンテナンスや緊急時の補修工事を手掛け、設備のライフサイクル全体をサポートしています。その他部門では、駐車場車路管制システムや、明星電気株式会社が手掛ける気象防災・宇宙防衛機器といった、多角的な事業を展開しています。親会社であるセコム株式会社へOEM供給を行うなど、グループ内でのシナジーも活用しながら、安全・安心な社会の実現に貢献しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、E01803は売上高1,397億円(前期比+4.5%)を達成し、堅調な成長を示しました。営業利益は183億円(前期比+17.0%)と、利益面でも大幅な伸びを見せ、収益性の改善が顕著です。経常利益も194億円(前期比+19.4%)、当期純利益は136億円(前期比+23.0%)といずれも増収増益となり、企業全体の収益力を高めました。特に、営業利益率は13.1%と、中長期ビジョンで掲げる12%以上を達成しています。純資産は1,316億円(前期比+6.4%)と増加し、財務基盤も安定しています。一方で、現金及び預金は346億円(前期比-18.9%)と減少しましたが、これは積極的な投資活動によるものと考えられます。営業キャッシュ・フローは146億円(前期比+26.0%)と順調に増加しており、本業でしっかりと現金を創出できていることを示しています。1株当たりの配当金も116円(前期比+52.6%)と大幅に増配されており、株主還元への意欲も伺えます。

強みと競争優位性

E01803の強みは、長年にわたり培ってきた「防災事業のパイオニア」としてのブランド力と、研究開発からメンテナンスまで一貫したサービス提供体制にあります。消防法などの法規制に強く結びついた事業であり、参入障壁の高さも同社の競争優位性を支えています。特に、火災報知設備においては、長年の実績と技術力に基づいた信頼性の高い製品を提供し、市場での確固たる地位を築いています。また、親会社であるセコム株式会社との連携や、国内各地に展開する販売・施工子会社網、さらには海外拠点も活用したグローバルな事業展開は、多様な顧客ニーズに対応できる柔軟性と、災害発生時にも事業継続を可能とする強固なネットワークを形成しています。コスト上昇圧力がある中でも、計画的な価格改定や業務効率化を推進し、売上総利益率を2.8ポイント改善させ、37.5%を達成したことは、同社のコスト管理能力と収益改善への取り組みの有効性を示しています。

リスク要因

E01803の事業運営におけるリスクとして、まず建設業界や公共事業の動向に左右される景気変動が挙げられます。景気後退は民間設備投資や公共投資の減少を招き、受注環境の悪化につながる可能性があります。また、売上の主要部分が消防法などの法的規制に関連しているため、これらの規制が急激に変化した場合には、競争環境に影響を及ぼすリスクがあります。製品・サービスの不具合発生は、社会的な信用低下を招き、業績に悪影響を与える可能性があります。原材料価格の変動や供給不足も、コスト上昇を通じて収益を圧迫する要因となり得ます。さらに、地震などの大規模自然災害による生産・販売拠点への被害、重大なコンプライアンス問題の発生、感染症の拡大による工事遅延や投資抑制なども、業績に影響を与える潜在的なリスクとして認識されています。業績の季節変動も、第4四半期に売上が集中する傾向があるため、注意が必要です。

投資テーマとの関連

E01803は、直接的にAI、半導体、EVといった先端技術分野に属する企業ではありませんが、「安全・安心」という社会的なニーズに根差した防災事業を展開しており、インフラ維持・更新や、国土強靭化といった長期的な投資テーマと関連があります。特に、近年頻発する自然災害への対応として、防災・減災への関心は高まっており、老朽化した設備の更新や、より高度な防災システムの導入需要は今後も継続すると予想されます。また、同社が手掛ける明星電気株式会社の気象防災・宇宙防衛機器は、宇宙開発や気象観測といったテーマとの関連性も指摘できます。政府による防災・減災、国土強靭化に向けた投資や、企業の事業継続計画(BCP)強化の動きは、同社の安定的な需要基盤を支える要因となり得ます。中長期ビジョンにおいて、デジタルトランスフォーメーションや新規事業創出にも力を入れており、将来的な成長可能性も秘めています。

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