川崎重工業株式会社 (7012) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 輸送用機器
インフラ老朽化宇宙防衛ロボティクスMaaS
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 21/89位
E
安定性
業種 80/89位
C
成長性
業種 34/89位
D
効率性
業種 67/89位
D
CF健全性
業種 65/89位
売上高
2.3兆円
粗利率
19.7%
営業利益率
6.3%
純利益率
4.7%
ROE
12.3%
ROIC
5.8%
自己資本比率
26.4%
D/Eレシオ
0.98
有利子負債
8612億円
ネットキャッシュ
-7458億円
NC/時価総額
-153.3%
運転資本余剰*
-1.8兆円
運転資本余剰/時価総額*
-377.8%
フリーCF
120億円
FCFマージン
0.5%
キャッシュ化率
1.30倍
PBR
0.55倍
EV/EBITDA
5.0倍
PER
22.4倍
想定株価
2898.8円
想定時価総額
4866億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 2.3兆円 4549億円 1038億円 1451億円 2489億円 1455億円 1082億円
2025年3月期 2.1兆円 4315億円 934億円 1431億円 2366億円 1075億円 880億円
2024年3月期 1.8兆円 3122億円 810億円 462億円 1272億円 320億円 254億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 3.3兆円 2.3兆円 2.0兆円 4221億円 8781億円
2025年3月期 3.0兆円 2.0兆円 1.8兆円 4446億円 7029億円
2024年3月期 2.7兆円 1.7兆円 1.5兆円 4841億円 6341億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 1154億円 8222億円 8804億円 8612億円 非該当 - -1.8兆円
2025年3月期 1328億円 7754億円 7644億円 8895億円 非該当 - -1.7兆円
2024年3月期 842億円 7102億円 6810億円 8452億円 非該当 - -1.5兆円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2026年3月期 170億円 790億円
2025年3月期 118億円 718億円
2024年3月期 110億円 808億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 1401億円 -1280億円 -332億円 120億円
2025年3月期 1489億円 -1112億円 96億円 377億円
2024年3月期 317億円 -898億円 129億円 -582億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 129.4円 1050.6円 171.0円 132.1% -4442.5円 22.4倍 2898.8円 4866億円 167,921,000株 48,700株
2025年3月期 525.4円 4205.6円 150.0円 28.5% -4507.7円 17.0倍 8932.5円 1.5兆円 167,921,000株 46,300株
2024年3月期 151.5円 3785.6円 50.0円 33.0% -4533.6円 33.6倍 5090.7円 8546億円 167,921,000株 43,800株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 12.3% 3.3% 5.8% 19.7% 6.3% 10.8% 4.7% 0.5% 26.4% 0.98
2025年3月期 12.5% 2.9% 6.3% 20.3% 6.7% 11.1% 4.1% 1.8% 23.3% 1.27
2024年3月期 4.0% 0.9% 2.2% 16.9% 2.5% 6.9% 1.4% -3.1% 23.7% 1.33

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 8.5% 1.4% 22.9% 10.2% 9.2% 20.8% -
2025年3月期 15.1% 209.8% 246.8% 12.4% 5.3% 46.2% 代表取締役社長執行役員 橋本 康彦
2024年3月期 7.2% -43.9% -52.1% 7.5% 3.0% - 代表取締役社長執行役員 橋本 康彦

業種比較(輸送用機器、89社中央値)

指標川崎重工業株式会社業種中央値
ROE12.3%5.7%
ROA3.3%3.1%
営業利益率6.3%5.1%
純利益率4.7%3.4%
自己資本比率26.4%51.2%
売上成長率8.5%2.3%
PER22.4倍10.4倍
PBR0.55倍0.66倍
EV/EBITDA5.0倍4.4倍
NC/時価総額-153.3%9.6%
運転資本余剰/時価総額-377.8%-31.0%
同業他社: トヨタ自動車株式会社(7203)本田技研工業株式会社(7267)日産自動車株式会社(7201)株式会社デンソー(6902)スズキ株式会社(7269)全90社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

輸送用機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
豊田合成株式会社 (7282) 4689億円 1.1兆円
NOK株式会社 (7240) 4497億円 7384億円
トヨタ紡織株式会社 (3116) 4307億円 2.0兆円
三菱自動車工業株式会社 (7211) 4116億円 2.9兆円
マツダ株式会社 (7261) 6563億円 4.9兆円
株式会社名村造船所 (7014) 2894億円 1590億円
株式会社東海理化電機製作所 (6995) 2515億円 6447億円
三菱ロジスネクスト株式会社 (7105) 2269億円 6656億円
輸送用機器の企業一覧(全90社)→

AI分析(2026年3月期)

インフラ老朽化宇宙防衛
水素事業コンプライアンス・ガバナンス改革航空宇宙システム車両事業ロボット事業

見通し: 今期は売上高・営業利益ともに前期比で増加し、過去最高を更新。全事業黒字化を達成。2027年度目標の事業利益率8%達成の蓋然性が高まり、新事業の早期事業化と事業利益率10%超を目指す。

強み: 航空宇宙、車両、ロボット、エネルギーなど多角的な事業ポートフォリオ。水素事業を核としたエネルギー・環境ソリューションへの注力。

懸念: 度重なるコンプライアンス違反事案の発生と、それによる信頼回復の必要性。国内外の地政学リスクやインフレによる調達・物流コストの上昇。

リスク: 1. コンプライアンス違反:過去の不正事案を踏まえ、再発防止策を徹底し、組織風土・ガバナンス体制の抜本的改革を進めているが、信頼回復には時間を要する。2. 地政学リスク:中東情勢、米中関係、輸出規制等により、調達・物流の停滞やコスト上昇のリスクがある。3. インフレ・為替変動:人件費、原材料、物流費の高騰は利益を圧迫する可能性があり、為替変動も業績に影響を与えうる。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

E02127は、多岐にわたる事業を展開する総合重工業メーカーです。主要な事業セグメントは、航空宇宙システム、車両、エネルギーソリューション&マリン、精密機械・ロボット、パワースポーツ&エンジンに分かれています。航空宇宙システム事業では、航空機やヘリコプターの製造・整備、宇宙関連機器などを手掛けています。車両事業では、鉄道車両や建設機械などを提供しています。エネルギーソリューション&マリン事業では、船舶、プラント、海洋構造物、そして水素関連インフラなどを展開し、特にエネルギー転換への貢献が期待される分野です。精密機械・ロボット事業では、油圧機器、産業用ロボット、医療用ロボットなどを製造・販売しています。パワースポーツ&エンジン事業は、オートバイや汎用エンジンなどをグローバルに展開しています。これらの事業を通じて、社会インフラ、モビリティ、エネルギー、そして高度なものづくり技術を提供し、幅広い産業と人々の生活に貢献しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の業績は、売上高が前期比8.5%増の23,113億円と堅調な伸びを示しました。営業利益は同1.4%増の1,451億円、経常利益は同35.4%増の1,455億円、当期純利益は同22.9%増の1,082億円といずれも増益を達成しました。特に経常利益と当期純利益の伸びが顕著であり、収益性の改善が見られます。純資産は同24.9%増の8,781億円と大きく増加し、財務基盤が強化されました。総資産は同10.2%増の33,246億円となりました。現金及び預金は同13.1%減の1,154億円でしたが、営業キャッシュフローは1,401億円を確保しており、事業活動からの資金創出力は維持されています。一株当たり当期純利益(EPS)は129.41円と前期比75.4%減と大きく減少しましたが、これは前期に一時的な要因があった可能性が考えられます。一方、一株当たり配当金は171.00円と前期比14.0%増配されており、株主還元への積極的な姿勢がうかがえます。

強みと競争優位性

E02127の強みは、長年にわたり培ってきた高度な技術力と、多岐にわたる事業ポートフォリオによるリスク分散能力にあります。特に、航空宇宙、エネルギー、ロボティクスといった先端技術分野における開発力は、他社との差別化要因となっています。例えば、エネルギーソリューション&マリン事業における水素関連技術や、精密機械・ロボット事業における産業用・医療用ロボットなどは、将来的な成長が見込まれる分野であり、同社の技術的優位性を示しています。また、グローバルに展開する販売・生産ネットワークは、各地域市場のニーズにきめ細かく対応することを可能にし、強固な顧客基盤の構築に寄与しています。さらに、長大なプロジェクトを遂行する能力や、複雑なサプライチェーンを管理するノウハウは、重厚長大型産業において不可欠な競争優位性です。これらの要素が組み合わさることで、参入障壁の高い分野においても安定した事業基盤を築いています。

リスク要因

同社が抱えるリスク要因としては、まず地政学リスクや経済安全保障政策の動向が挙げられます。中東情勢の不安定化、国際的な貿易摩擦、各国における規制強化などは、調達・物流の停滞やコスト上昇、さらには事業継続性そのものに影響を与える可能性があります。また、コンプライアンス違反や品質管理体制の不備は、訴訟リスクや信用失墜につながり、経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。特に、過去の不正事案を踏まえ、再発防止策の徹底と組織風土の改革が喫緊の課題です。さらに、インフレによる原材料価格やエネルギー価格の高騰は、コスト上昇圧力となり収益を圧迫する可能性があります。為替変動リスクも、グローバルに事業展開する同社にとっては無視できない要因です。開発投資においては、市場変化や技術動向の見誤りが競争力低下につながるリスクも存在します。これらのリスクに対し、同社はモニタリング体制の強化や調達先の分散、価格転嫁、リスクヘッジなど多角的な対応策を講じていますが、予期せぬ事態への備えは常に重要となります。

投資テーマとの関連

E02127は、複数の重要な投資テーマとの関連性が高い企業と言えます。「エネルギー・環境ソリューション」分野では、脱炭素社会の実現に向けた水素関連技術(液化水素サプライチェーン、水素エンジンの開発など)やCO2回収技術(CCUS)に注力しており、クリーンエネルギーへの移行というメガトレンドに合致しています。また、「安全安心リモート社会」の実現に向けたAI・遠隔操作・ロボティクス技術の活用は、防災、防衛、医療・ヘルスケア分野での活用が期待され、これらのテーマへの貢献度が高いと考えられます。特に、医療用ロボット「hinotori™」の展開や、防衛事業への注力は、これらの成長分野における同社の存在感を示唆しています。「近未来モビリティ」分野でも、新しい輸送システムの提案を通じて、社会インフラ強化や安全保障への貢献を目指しており、持続的な成長テーマとの連動性が期待できます。これらの分野への積極的な投資と技術開発は、将来的な企業価値向上に寄与する可能性を秘めています。

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