アイティメディア株式会社 (2148) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: サービス業
AISaaSコンテンツ
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 82/610位
A
安定性
業種 57/614位
D
成長性
業種 450/599位
B
効率性
業種 234/614位
A
CF健全性
業種 45/613位
売上高
83億円
粗利率
61.4%
営業利益率
21.2%
純利益率
14.3%
ROE
13.8%
ROIC
14.0%
自己資本比率
82.2%
D/Eレシオ
0.02
有利子負債
2億円
ネットキャッシュ
57億円
NC/時価総額
18.3%
運転資本余剰*
42億円
運転資本余剰/時価総額*
13.4%
フリーCF
14億円
FCFマージン
17.1%
キャッシュ化率
1.15倍
PBR
3.63倍
EV/EBITDA
12.8倍
PER
26.1倍
想定株価
1601.0円
想定時価総額
315億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 83億円 51億円 2億円 18億円 20億円 18億円 12億円
2025年3月期 81億円 50億円 2億円 20億円 22億円 21億円 15億円
2024年3月期 80億円 50億円 2億円 22億円 24億円 22億円 15億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 105億円 81億円 17億円 1億円 87億円
2025年3月期 110億円 91億円 15億円 9488万円 94億円
2024年3月期 114億円 101億円 15億円 8024万円 98億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 59億円 1402万円 16億円 2億円 非該当 5億円 42億円
2025年3月期 66億円 1117万円 14億円 4415万円 非該当 4億円 50億円
2024年3月期 79億円 852万円 15億円 1億円 - 4億円 64億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2026年3月期 5億円 8億円
2025年3月期 10億円 6億円
2024年3月期 5億円 9792万円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 14億円 5429万円 -20億円 14億円
2025年3月期 18億円 -12億円 -20億円 7億円
2024年3月期 14億円 -2億円 -12億円 12億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 61.3円 444.9円 100.0円 163.0% 292.4円 26.1倍 1601.0円 315億円 21,122,900株 1,460,000株
2025年3月期 77.2円 483.2円 100.0円 129.6% 332.5円 19.3倍 1489.6円 292億円 21,061,000株 1,460,000株
2024年3月期 77.0円 505.9円 115.0円 149.4% 399.1円 23.8倍 1832.1円 359億円 21,030,300株 1,459,900株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 13.8% 11.3% 14.0% 61.4% 21.2% 24.2% 14.3% 17.1% 82.2% 0.02
2025年3月期 16.0% 13.6% 15.1% 62.2% 25.0% 27.6% 18.5% 8.2% 85.3% 0.00
2024年3月期 15.3% 13.2% 15.7% 62.8% 27.9% 30.6% 18.8% 15.1% 86.2% 0.01

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 2.6% -13.0% -20.4% -1.7% 3.8% -15.5% -
2025年3月期 1.2% -8.9% -0.4% 0.0% 8.9% -8.9% 代表取締役社長 兼CEO小林教至
2024年3月期 -8.6% -24.0% -23.9% 5.1% 10.1% 3.3% 代表取締役社長兼CEO 大槻利樹

業種比較(サービス業、613社中央値)

指標アイティメディア株式会社業種中央値
ROE13.8%10.3%
ROA11.3%5.1%
営業利益率21.2%7.4%
純利益率14.3%4.9%
自己資本比率82.2%53.6%
売上成長率2.6%7.3%
PER26.1倍15.2倍
PBR3.63倍1.69倍
EV/EBITDA12.8倍7.0倍
NC/時価総額18.3%13.8%
運転資本余剰/時価総額13.4%2.5%
同業他社: 日本郵政株式会社(6178)株式会社リクルートホールディングス(6098)楽天グループ株式会社(4755)パーソルホールディングス株式会社(2181)株式会社電通グループ(4324)全614社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

サービス業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社FRONTEO (2158) 314億円 76億円
山田コンサルティンググループ株式会社 (4792) 314億円 267億円
株式会社エフアンドエム (4771) 318億円 208億円
株式会社クリーク・アンド・リバー社 (4763) 323億円 614億円
株式会社コプロ・ホールディングス (7059) 323億円 367億円
株式会社 東 祥 (8920) 299億円 276億円
株式会社ユカリア (286A) 332億円 247億円
株式会社IBJ (6071) 297億円 202億円
サービス業の企業一覧(全614社)→

異常検知フラグ

2023年3月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)

AI分析(2026年3月期)

AI
AI活用によるメディア運営効率化・コンテンツ強化M&AによるBtoB事業領域の拡張(ピイ.ピイ.コミュニケーションズ、マジセミ)BtoCメディア「ねとらぼ」「Fav-Log」の運用型広告収益拡大リードジェンモデル及びデジタルイベント事業の強化CMS刷新とデータ基盤強化による事業効率向上

見通し: 2025年度は売上高+2.6%の83億円を見込むが、システム投資やM&A関連費用増で営業利益は-13.0%の17.6億円に減少。BtoC事業の成長がBtoB事業の減収をカバー。今後はM&Aや新サービスで持続的成長を目指す。

強み: IT・ビジネス分野に特化した専門性の高いメディア運営力と、広告モデルに加えリードジェンモデルによる収益の多元化が強み。

懸念: AI検索の普及による自然流入の減少、大手IT企業プラットフォームへの依存、情報価値の低下リスク、人材確保・育成が課題。

リスク: 情報セキュリティリスク:システム障害や不正アクセスによる情報漏洩は、事業継続や信用の失墜に繋がる。競合リスク:新規参入やサービス改善による競争力低下は、収益悪化を招く。収益構造リスク:景気後退による広告需要の縮小や、マーケティング手法の陳腐化は業績に直結する。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

E05686は、IT(情報技術)を中心に専門性の高い情報を提供するインターネット専業メディア企業です。IT&ビジネス分野、産業テクノロジー分野、コンシューマー分野など、特定分野に精通した専門編集記者による高品質かつ豊富な情報、速報性を強みとしています。主要な収益源は、企業向けのマーケティングソリューション提供であり、創業以来の広告モデルに加え、米国で発展したリードジェネレーション(リードジェン)モデルを確立・強化し、現在では収益の過半を占めるまでに成長しました。リードジェンモデルは、オンラインセミナーや展示会といったデジタルイベント事業にも拡張されています。事業は、顧客・サービス別の「BtoBメディア事業」と「BtoCメディア事業」の2つの報告セグメントで構成されています。BtoBメディア事業では、「TechTargetジャパン」「キーマンズネット」「ITmedia」シリーズなどが、IT関連製品・サービスの導入や購買を支援する情報を提供し、企業の情報システム担当者やマーケティング担当者を主なユーザーとしています。BtoCメディア事業では、「ねとらぼ」「Fav-Log」などを展開し、一般消費者向けのニュースや製品情報を提供しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算では、売上高は前期比2.6%増の83億円となりました。これは、BtoCメディア事業の増収が、BtoBメディア事業の減収を上回ったことによるものです。しかし、営業利益は前期比13.0%減の18億円、経常利益は前期比13.7%減の18億円、当期純利益は前期比20.4%減の12億円と、利益面では減収となりました。この利益の減少は、メディア基盤となるCMSやデータ基盤強化のための投資、成長子会社における広告宣伝費の投入、M&A実行に伴うアドバイザリー費用などの増加による総コスト増が主な要因です。特に、前期に持分法による投資利益や税制活用による法人税軽減効果が大きかった反動もあり、当期純利益の減少率は営業利益の減少率を上回る結果となりました。BtoBメディア事業は前期比0.2%減の66億円、BtoCメディア事業は前期比15.1%増の17億円でした。

強みと競争優位性

同社の強みは、特定分野に特化した専門性の高いコンテンツ制作能力と、それによって培われたメディアとしての信頼性およびブランド力にあります。IT分野を中心に、専門編集記者による高品質な記事と速報性は、多くのユーザーを引きつける要因となっています。月間約6,000万UB/月のユニークブラウザ数と約3億5,000万PV/月のページビュー数は、その人気を裏付けています。さらに、創業以来の広告モデルに加え、リードジェンモデルを確立・強化した収益モデルの多元化は、他社との明確な差別化要因となっています。リードジェンモデルは、デジタルイベント事業へと拡張され、安定的な収益基盤を構築しています。また、M&Aを通じて事業領域を拡大し、BtoBメディア事業においては、AI領域の専門メディア「ITmedia AI+」や、テクノロジー系リサーチ会社、BtoBマーケティング支援企業をグループに迎え入れることで、競争環境の変化に対応し、新たな成長機会を捉えようとしています。

リスク要因

同社が直面するリスクとして、まず情報セキュリティに関わるものが挙げられます。自然災害、システム障害、不正アクセスなどにより、ユーザーへの情報提供や顧客企業へのサービス提供が滞る可能性があり、事業継続や信用に影響を与えるリスクがあります。また、個人情報の漏洩や、個人情報保護に関する法規制の変更もリスク要因です。さらに、競争力の低下リスクも存在します。大手IT企業が運営するプラットフォームへの依存度が高い集客構造や、AIの発展などを背景とした情報価値の相対的な低下、そしてオンラインメディア市場における競合の増加や大手企業の参入は、集客効果の低下やサービス競争力の失墜につながる可能性があります。収益構造の面では、景気変動による顧客企業のマーケティング活動の縮小や、提供するマーケティング手法の付加価値低下も事業及び業績に影響を与える可能性があります。人材の確保・育成や、新規事業・M&Aにおける成果不確実性もリスクとして認識されています。

投資テーマとの関連

同社は、AI(人工知能)やDX(デジタルトランスフォーメーション)といった、現代の主要な投資テーマと深く関連しています。経営環境認識として、生成AIをはじめとするAI技術の普及がインターネットのあり方やビジネスプロセスを根底から変革するメガトレンドであると捉えています。この変化に対応するため、AI領域の専門メディア「ITmedia AI+」を強化し、AI検索サービスとの提携も進めています。また、企業のDX加速に伴う情報ニーズの高まりに対応するため、テクノロジー領域への事業拡張や、M&Aによる隣接領域への進出を積極的に行っています。特に、2025年10月に株式会社ピイ.ピイ.コミュニケーションズ、2026年4月にマジセミ株式会社をグループに加えたことは、テクノロジー市場の成長性やDX推進の流れを捉える戦略の一環と言えます。これらの取り組みは、AIやDXといった成長分野への投資テーマとの関連性の深さを示唆しており、今後の成長ポテンシャルを秘めていると考えられます。

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